目次
兵庫県の地酒の歴史
兵庫県で歴史的に酒造が有名な地域といえば灘で、江戸時代に隆盛を極めていたことが特徴です。灘は現在の神戸市の東に位置する旧摂津国で、毎年冬に蔵開きをする場所としても注目されています。日本三大杜氏のひとつで江戸時代から高い技術力で日本中で引っ張りだこの丹波杜氏の発祥の地でもあり、酒造りに適している西宮の宮水や日本一の山田錦の産地で良い酒造りができる地域です。現在では戦後の大量生産期から業界全体の低迷期を経て「日本盛」「大関」「白鶴」などの大企業に成長した蔵や、大手との競争に負けず中小の蔵が多数存在しています。このため、江戸時代と同様に日本酒業界を牽引する酒処で、近年では阪神大震災で多くの蔵元が被害を受けましたが立ち直って灘の銘酒を造っています。
兵庫県の人気の地酒
兵庫県の有名な酒の銘柄は都美人酒造の都美人で、淡路島にあった10件の蔵元が合併してできました。天秤棒搾りやアイガモ農法で酒米を作り、化学肥料や農薬を使わないなど珍しい手法で人気です。浜福鶴酒造の浜福鶴は1808年に創業し、平均精米歩合が51%で特定名称酒のみを造っています。阪神大震災で旧仕込蔵が倒壊しても新しい蔵を建造して再開し、灘の地酒としても有名です。福寿は神戸酒心館の主要銘柄で1751年に創業し、戦争や阪神大震災で被害を受けても復活しています。料亭やギャラリー、イベントホールを併設し、総合文化施設として新たにはじめ様々な形で日本酒をはじめとする文化に触れることができて人気です。
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兵庫県の地酒の地域性
兵庫県の酒処は播磨、灘五郎、伊丹、丹波、但馬の5つの地域があり、それぞれの特色を知ると興味深いです。播磨は約1300年前に編纂された播磨国風土記の一節にはじめて麹を使って酒を造ったと言われ、現在の日本酒の製造方法の起源を見れます。灘五郎は生粋の純米酒の灘の生一本で知られ、江戸時代以降日本酒の一大産地として全国でも有名です。伊丹は1600年頃に清酒の醸造法を確立し、澄んだお酒として人気を博して発症の地になっています。丹波や但馬は杜氏集団のなかでも技術力が高く、日本四大杜氏のひとつです。兵庫県は地域によって酒の特徴が異なりますが、技術力が高く歴史がある蔵元があるため発展しています。
おいしい飲み方
兵庫県の地酒のおいしい飲み方は清酒はフルーティーな味が多く冷たくし、純米酒は料理との相性が良くて少しぬるめにすると効果的です。酒の飲みごたえは辛さやアルコール度数によって異なり、スッキリした味を堪能すると喉を潤せます。純米吟醸酒は米の旨味を味わえるため人気があり、冷酒でも熱燗でもおいしいです。清酒はアルコール度数が低いと初心者でも飲みやすく、好みに合わせて決めるとスッキリ味わえます。
福寿
神戸酒心館の純米吟醸酒「福寿」は贈答品にオススメです。
株式会社神戸酒心館の純米吟醸酒「福寿」はスウェーデンのストックホルムで行われたノーベル賞受賞の際の晩餐会にて振る舞われた日本酒として有名になりました。
業績としましてはインターナショナル・サケ・チャレンジ大吟醸酒部門の最高金賞受賞酒を受賞していて、品格の高さが伺えます。
また「福寿」の香りはとても華やかで、喉越しはやわらかく口当たりも良くてとてもフルーティーな味わいなのが特徴です。
「福寿」という名前には長寿と幸福という意味がありますので、この気品あふれる幸せなお酒を贈答品としてプレゼントしてみてはいかがでしょう。
ストックホルムでのノーベル賞受賞の晩餐会で振る舞われました。
インターナショナル・サケ・チャレンジ大吟醸酒部門最高金賞受賞
喉越しはやわらかく口当たりも良く、香りは華やかでフルーティー
- 酒造
- 株式会社神戸酒心館
- 酒蔵住所
- 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
- 電話番号
- 078-841-1121
- 価格帯
- 1,080円~10,800円
- ホームページ
- http://www.shushinkan.co.jp/
仙介
泉酒造株式会社の仙介について紹介します。
泉酒造株式会社が製造している仙介は、麹米に兵庫県産の山田錦、掛米として兵庫県産の特等と言われる兵庫県産の山田錦を100%使用していて造りや原料にこだわった純米大吟醸となっています。
仕込み水については地中から湧き出た六甲の伏流水を用いています。
蔵元の泉酒造株式会社は創業は宝暦年間となり、昭和20年の3月に設立しています。
気になる味についてですが、低温発酵で造られているためとてもフルーティーでまろやかな味わいです。
そして香りとのバランスも絶妙です。
食事との相性も抜群なので是非、お食事と共にご堪能下さい。
仙介は山田錦を100%使用しています。
造りや原料にこだわった純米大吟醸です。
気になる味はフルーティーでまろやかです。
- 酒造
- 泉酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 神戸市東灘区御影塚町1-9-6
- 電話番号
- 078-821-5353
- 価格帯
- 2,808円~11,016円
黒松剣菱(くろまつけんびし)
500年という受け継がれた伝統の味「黒松剣菱」
黒松剣菱(くろまつけんびし)はまずラベルがカッコイイので目を奪われてしまいます。
蔵元の剣菱酒造株式会社は1505年以前からの創業なので、酒蔵は昔ながら続いています。
お米には酒造好適米の兵庫山田錦と、幻の酒米と呼ばれる愛山を使用し、昔ながらの手作りでしっかりと熟成させて貯蔵しています。
そして味わいはやや甘口で直球で迫ってくる力強さと濃厚さが感じられ、熟成によるコクや風味をしっかりと堪能することが出来ます。
500年という受け継がれた伝統の味「黒松剣菱」に美味しい料理と共に舌鼓を打ってみてはいかがでしょう。
ラベルがカッコイイのでインパクトがあります。
お米には酒造好適米の兵庫山田錦と幻の酒米と呼ばれる愛山を使用
昔ながらの手作りでしっかりと熟成させて貯蔵しています。
- 酒造
- 剣菱酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 神戸市東灘区御影本町3-12-5
- 電話番号
- 078-811-0131
- 価格帯
- 1,111円~ 16,080円
- ホームページ
- http://www.kenbishi.co.jp/
小鼓(こつづみ)
純米吟醸酒「小鼓」は初めて飲む方にもオススメです。
小鼓はマンガの美味しんぼでも使用している井戸水が紹介されたことのある純米吟醸酒です。
小鼓の名前の由来ですが、西山酒造場の長男である弊蔵の三代目社長西山泊雲は俳句に没頭していてあの文人で有名な高浜虚子先生とも深い交流があったそうです。
それで高浜虚子先生が命名して誕生したのが、「小鼓」となります。
小鼓の味についてですが、口当たりがよくて口の中に果実の風味が広がりますが、あまり主張をしすぎる味ではないので、料理の味を引き立たせてくれます。
しかも冷酒で飲むのがオススメで飽きがこないので、初めて小鼓を飲むという方にも是非、飲んで頂きたいです、
小鼓の名前は文人の高浜虚子先生が名付けて下さいました。
小鼓の味はあまり主張をしないので料理の味が引き立ちます。
小鼓のおススメの飲み方は冷酒で飲むことです。
- 酒造
- 株式会社西山酒造場
- 酒蔵住所
- 兵庫県丹波市市島町中竹田1171
- 電話番号
- 0795-86-0331
- 価格帯
- 1,080円~ 63,504円
奥播磨
兵庫県の奥播磨を代表する定番の純米酒「奥播磨」です。
「奥播磨」は兵庫県の奥播磨を代表する定番の純米酒です。
味わいは奥播磨の数あるお酒の中でもおとなしめだと言われていますが、飲み口はスッキリしていて後口のキレも良く、酸味と旨みのバランスもしっかりととれています。
また「奥播磨」の原料米はすべて兵庫県産兵庫夢錦を使用していて精米歩合も55%というこだわりがあり、製造は1年熟成となっています。
割と個性の少ないお酒なので、主に濃い味の料理などと相性は良く感じられます。
美味しく味わって頂けるオススメの温度は約15度~35度となります。
ご贈答としても大変喜ばれるお酒です。
「奥播磨」は兵庫県の奥播磨を代表する定番の純米酒です。
味わいはおとなしめですが濃い味の料理などに合います。
原料米はすべて兵庫県産兵庫夢錦を使用しています。
- 酒造
- 下村酒造店
- 酒蔵住所
- 兵庫県姫路市安富町安志957
- 電話番号
- 0790-66-2004
- 価格帯
- 1,351円~ 9,505円
- ホームページ
- http://www.okuharima.jp/
播州一献
山陽盃酒造株式会社の播州一献がオススメ出来る理由について
山陽盃酒造株式会社(さんよううはいしゅぞうかぶしきかいしゃ)が製造している播州一献 (ばんしゅういっこん)は全国新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞しています。
播州一献の名前の由来は、兵庫県南西部の播州地域で豊かな自然にはぐくまれて作られたお米やお水を使用して手間暇かけて完成したお酒を是非、飲んで下さいという思いからきています。
播州一献のお酒によっても味や種類はさまざまですが、播州一献本醸造酒は原材料に米、米麹、醸造アルコールを使用しています。
またアルコール分は15~16度未満で精米歩合は70%となります。
味の方は昔ながらのキレがあり、やや辛口です。
全国新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞しています。
原材料に米、米麹、醸造アルコールを使用しています。
味は昔ながらのキレがあり、やや辛口です。
- 酒造
- 山陽盃酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県宍粟市山崎町山崎28
- 電話番号
- 0790-62-1010
- 価格帯
- 1,188円~8,640円
- ホームページ
- http://www.sanyouhai.com/
奥丹波
江戸享保元年からなる老舗の銘酒「奥丹波本醸造」
兵庫県の「奥丹波本醸造」の蔵元は丹波市市島町にある山名酒造株式會社になります。
山名酒造株式會社は江戸享保元年からなる老舗で、丹波の名杜氏として名高い青木卓夫氏が丁寧な仕込みを行っているため、「奥丹波本醸造」はとても綺麗で透明感があります。
アルコール度数は15度で原料には米、米麹、兵庫北錦、醸造用アルコールとなります。
また酒米には野条穂や雄町などの契約栽培米を使用しています。
そして精米の歩合は70%です。
「奥丹波本醸造」はお米から抽出したアルコールを使用しているのでキレが良くてコクもあり、爽やかなのが特徴になっています。
「奥丹波本醸造」は老舗山名酒造株式會社の銘酒です。
「奥丹波本醸造」はとても綺麗で透明感があるお酒です。
キレが良くてコクもあり、爽やかなのが特徴です。
- 酒造
- 山名酒造株式會社
- 酒蔵住所
- 兵庫県丹波市市島町上田211
- 電話番号
- 0795-85-0015
- 価格帯
- 1,112円~ 3,802円
竹泉(ちくせん)
竹泉の特徴とおススメの飲み方について
純米大吟醸の竹泉・幸の鳥は兵庫県朝来市の楽天ふるさと納税の返礼品としても取り扱われていて、お客様から大変喜ばれています。
竹泉・幸の鳥はどのように造られているのかといいますと、コウノトリを育む農法を用いて作られた兵庫県産米を使用して完成しています。
味はしっかりとした辛口の純米酒で、冷酒で飲めばキレの良さが感じられ、お燗で飲むとほどよい酸味やお米の旨みがお口いっぱいに優しく広がります。
また原材料はお米(兵庫県産山田錦)、米麹を使用しています。
他にも竹泉にはさまざまなタイプがあるので、それぞれを飲み比べて味や香りを楽しむのもいいでしょう。
兵庫県朝来の楽天ふるさと納税の返礼品として取り扱われています
コウノトリを育む農法を用いて作った兵庫県産米を使用しています
味はしっかりとした辛口の純米酒です。
- 酒造
- 田治米合名会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県朝来市山東町矢名瀬町545
- 電話番号
- 079-676-2033
- 価格帯
- 1,188円~ 20,000円
浜福鶴(はまふくづる)
灘の大手メーカーではありませんが、銘酒です
割合近所にあるので、散歩がてら蔵の見学をして知りました。阪神大震災の影響を感じられない蔵元でした。試飲できるコーナーも併設されており、まず感じたのは甘目の風味でした。
それでいて嫌味な後味が感じれなかったのです。口の中に広がる芳香は水菓子のようでフルーティでしたね。米の味を引き立たせる技術がなければこうはならないのですが。
あくまでも味見ということですので、酔いをこれ以上深めるということは断念しましたが。
家族への土産として手軽な値段である純米辛口を一瓶購入しましたが、家に着く頃に人肌になるようにコートの中で慎重に抱きながら帰りました。辛口でも風味は良かったですね。知られざる灘の銘酒だと思いました。
甘口の飲み口が快く、癖になりそうな味わいです。
日本酒にありがちな口に残るくどさはありません。
米本来が持っている、果実のような芳香が口の中で広がります。
- 酒造
- 株式会社小本山家酒造 灘浜福鶴蔵
- 酒蔵住所
- 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町4丁目4番6号
- 電話番号
- 078-411-8339
- 価格帯
- 10,550円~1,170円(税込)
龍力
最高級の山田錦を使用している「龍力」とは
龍力で使用しているお米は全部兵庫県特A地区産の最高級品である酒造好適米「山田錦」となります。
何故なら本田商店には、良いお米を使用することで良いお酒が完成するという考えがあるからです。
本田商店の酒蔵は山田錦のふるさとにあるため、ふるさとの最高級の山田錦を使用して最大限の酒造りを行っています。
龍力の特徴ですが、全体的にお米の旨みが感じられて苦みや渋みは感じられず、味はとてもまろやかです。
また適度な酸味があるため後味も引き締まり、さまざまな料理にも合うお酒なので、濃いめの味付けの料理やシーフードグラタンにもピッタリです。
全部兵庫県特A地区産最高級品「山田錦」を使用しています。
味は苦みや渋みは感じられずまろやかです。
濃いめの味付け料理やシーフードグラタンに合うお酒です。
- 酒造
- 株式会社 本田商店
- 酒蔵住所
- 兵庫県姫路市網干区高田361-1
- 電話番号
- 079-273-0151
- 価格帯
- 1,080円~32,400円
- ホームページ
- http://www.taturiki.com/
琥泉(こせん)
しぼりたて無濾過生原酒の純米吟醸、琥泉(こせん)
泉酒造株式会社の琥泉(こせん)は、お米に山田錦を使用していて、しぼりたて無濾過生原酒の純米吟醸となっています。
原料には米、米麹そして兵庫県産山田錦を使用し、アルコール度は17.5度です。
泉酒造の歴史については宝歴年間に初代の泉仙介が酒造業を設立し、その後代々引き継がれています。
仕込み水には六甲山系霊峰一王山の地下を潜り抜けて湧き出た酒造りに最適とされる自然界の水を取り入れています。
燗で飲んでも美味しいですし冷でもイケる昔ながらのいいお酒です。
ちなみに琥泉を飲むと、これまで飲んでいたものはいったい何だったんだろうと思わせる程、感激して手放せなくなります。
琥泉は無濾過生原酒の純米吟醸です。
燗で飲んでも美味しいですし冷でもイケます。
六甲山系霊峰一王山の地下を潜り抜けて湧き出た自然界の水を使用
- 酒造
- 泉酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 神戸市東灘区御影塚町1-9-6
- 電話番号
- 078-821-5353
- 価格帯
- 1,213円~ 3,110円
- 通販
都美人
昔ながらの淡路島の銘酒、都美人について
都美人酒造株式会社は昭和20年に淡路島南部の10つの蔵が合併してひとつになって出来た蔵元です。
その蔵元で辛口酒の都美人は完成しました。
都美人の「雲乃都美人」は酒造好適米を100%使用し、山廃仕込みで造られているので、味や香りに深みがあり、パワーが感じられます。
また都美人は米の持つ味と香り、滋味をどのように生かしていくかを考えて、創業以来、山廃仕込みにこだわって取り組んできています。
酒質はやや厚みがありスッキリしていて燗上がりをするため、昔ながらの酒の神髄とも呼ばれています。
この機会に淡路島の銘酒を是非、ご堪能下さい。
淡路島南部の10つの蔵が合併して出来た蔵元で造られました。
味や香りに深みがあり、パワーが感じられます。
酒質はやや厚みがありスッキリしています。
- 酒造
- 都美人酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県南あわじ市榎列西川247
- 電話番号
- 0799-42-0360
- 価格帯
- 1,260円~ 63,396円
- 通販
老松
伊丹老松酒造株式会社「老松」の特徴について
老松は創業元禄元年の伊丹老松酒造株式会社の格式ある特醸大吟醸です。
老松とは昔、格式が高いお酒だったとのことで、将軍様の御膳酒、また宮中奉納酒として取り扱われていました。
老松にこだわりについてですが、仕込み水として当時、酒造りが行われていた井戸水から現在もくみ上げて使用しています。
また味はとてもフルーティーでふっくらとして味わい深いものがあります。
原材料には高級酒造好適米の山田錦を高精白して使用していています。
そして精米度合は50%になります。
昔、蔵人たちが手間暇かけて個人的に手造りをしていた老松を是非、ご賞味下さい。
仕込み水として当時使用されていた井戸水を現在も使用しています
フルーティーでふっくらとして味わい深いものがあります。
原材料には高級酒造好適米の山田錦を使用しています。
- 酒造
- 伊丹老松酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県伊丹市中央3丁目1番8号
- 電話番号
- 072-782-2470
- 価格帯
- 1,080円~10,445円
- ホームページ
- http://www.oimatsu.biz/
- 通販
香住鶴(かすみつる)
但馬の地酒で生もと純米酒の香住鶴
香住鶴とは但馬の地酒で蔵元は兵庫県の香住鶴酒造株式会社となる生もと純米酒です。
酒造りの伝統技法である生もと造りにて、お米の旨味をしっかりと引き出しているのでお酒にコクが感じられ、毎日美味しく頂くことが出来ます。
原材料には米、米麹を使用し原料米は麹米、五百万石、掛米兵庫北錦を使用しています。
アルコール度数は16度でやや辛口です。
純米酒なので刺身や煮つけ、おでん、鍋物などなんでもオールマイティーに良く合います。
飲み方としましては冷やから熱燗まで順応しますが、お燗にすることにより味に一層、ふくらみが出てきます。
香住鶴但馬の地酒で生もと純米酒です。
お米の旨味をしっかりと感じつつ、コクがあります。
アルコール度数は16度でやや辛口です。
- 酒造
- 香住鶴株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県美方郡香美町香住区小原600-2
- 電話番号
- 0796-36-0029
- 価格帯
- 1,080円~ 10,800円
- ホームページ
- http://www.fukuchiya.co.jp/
- 通販
大坂屋長兵衛(おおさかやちょうべえ)
モンドセレクションで金賞受賞の<大坂屋長兵衛>
ワンカップ大関が全国的に有名な大関株式会社が製造元となる大坂屋長兵衛(おおさかやちょうべえ)は、2013~2016年のモンドセレクションで金賞を受賞しています。
また他にも2015、2016年のiTQi(国際味覚審査機構)では優秀味覚賞の「三ツ星」を受賞するほど、品質の素晴らしいお酒です。
味わいはやや端麗辛口で深い香りやコクが感じられ、その飲み口には飽きがきません。
また美味しい飲み方としましては、冷やで飲んでもいいですし、そのまま飲むのもオススメです。
お正月やお祝いごとの席などに大坂屋長兵衛という花を添えてみてはいかがでしょうか。
大坂屋長兵衛は、大関株式会社が製造元となります。
2013~2016年のモンドセレクションで金賞受賞しています
味わいはやや端麗辛口で深い香りやコクが感じられます。
- 酒造
- 大関株式会社
- 酒蔵住所
- 西宮市今津出在家町4番9号
- 電話番号
- 0798-32-2111
- 価格帯
- 1,458円~ 18,252円
- ホームページ
- https://www.ozeki.co.jp/
- 通販
雪彦山(せっぴこさん)
播州らしさが伝わる美味しさの雪彦山(せっぴこさん)
壺坂酒造株式会社の雪彦山(せっぴこさん)は味に定評があって、スッキリとした辛口の純米酒となっています。
お米には兵庫県産山田錦を100%使用していて、仕込み水は雪彦山の流水を用いています。
この兵庫県産山田錦は播州で造る酒米として、日本一とも言われています。
そして純米でありつつ、吟醸香も感じることが出来ます。
また味は酸味があって爽やかなので盃が一杯、二杯と進みます。
飲み方としましては冷酒でも美味しいし、燗酒でも神秘的な美味しさを味わえます。
そんな雪彦山には播州らしさが飲み手に伝わるようにという蔵元の願いが込められています。
スッキリとした辛口の純米酒です。
米は兵庫県産山田錦を100%使用、仕込み水は雪彦山の流水です
酸味があって爽やかな味わいです。
- 酒造
- 壺坂酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県姫路市夢前町前之庄1418-1
- 電話番号
- 079-336-0010
- 価格帯
- 1,069円~ 7,290円
- ホームページ
- http://www.seppiko.jp/
- 通販
櫻正宗(さくらまさむね)
お米と水にこだわって出来た櫻正宗(さくらまさむね)
櫻正宗の醸造元の蔵は、享保2年の創業という老舗の蔵です。
櫻正宗6代目当主の山邑太左衛門が、宮水という醸造に最も適している水を発見し、その水を利用して精白の良い酒を造りました。
中でも「櫻正宗 超特撰 金稀」の原料米には兵庫県吉川町産特A地区の山田錦を使用し、仕込み水には昔ながらの名水「宮水」を用いて伝統の技にこだわって最高のお酒を造りだしています。
味わいの特徴については優しい果実の香りが堪能出来、ドライフルーツを思わせるふくらみのある酸味と甘味が口の中にたち込めます。
櫻正宗のお酒のタイプは辛口となりますが、冷ややぬるめの燗で飲むと美味しさを感じることが出来ます。
原料米には兵庫県吉川町産特A地区の山田錦を使用しています。
6代目当主の山邑太左衛門が発見した「宮水」を用いています。
櫻正宗のお酒のタイプは辛口です。
- 酒造
- 櫻正宗株式会社
- 酒蔵住所
- 神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
- 電話番号
- 078-411-2101
- 価格帯
- 1,004円~ 20,572円
- 通販
忠臣蔵(ちゅうしんぐら)
忠臣蔵の本場で造られている忠臣蔵
播州赤穂地酒で純米吟醸の忠臣蔵は、使用原料米に山田錦を55%の歩合で精米し、昔ながらの手作業で受け継がれている純米吟醸酒です。
その名の通り、忠臣蔵の本場である赤穂の酒屋で造られているお酒ですが、名前に歴史を感じ、全国新酒鑑評会では金賞を受賞するほど世間で認められているお酒です。
また日本酒に最適と言われる播磨の酒米と千種川の清流水を使用していて、お酒に対してのこだわりが感じられます。
味の特徴は口当たりがやわらかくなめらかで、酸味も感じつつ、まったりとした日本酒本来の上品で深みのある味わいとなっています。
アルコール度数は17%となります。
忠臣蔵の本場である赤穂の酒屋で造られているお酒です。
全国新酒鑑評会では金賞を受賞しました。
播磨の酒米と千種川の清流水を使用しています。
- 酒造
- 奥藤商事株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県赤穂市坂越1419-1
- 電話番号
- 0791-48-8005
- 価格帯
- 1,235円~ 6,480円
- 通販
黒松白鹿(くろまつはくしか)
もち四段仕込みを取り入れている「黒松白鹿」について
辰馬本家酒造株式会社の黒松白鹿(くろまつはくしか)は、2011年度のモンドセレクションで金賞を受賞しています。
また黒松白鹿の発売90年の記念としてボトルがリニューアルし、光で包むようなデザインボトルに生まれ変わりました。
このデザインは、日本パッケージデザイン大賞2013アルコール飲料部門でこちらも輝かしい金賞を受賞しています。
製法についてですが、通常は三段の仕込みなのですが黒松白鹿の場合はもち米を四段目に掛けるもち四段仕込みを取り入れているため、とても繊細で柔らかな旨みを感じる上品な味わいを実現することが出来ました。
2011年度のモンドセレクションで金賞を受賞しています。
もち四段仕込みを取り入れています。
日本パッケージデザイン大賞2013アルコール飲料部門金賞
- 酒造
- 辰馬本家酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県西宮市建石町2番10号
- 電話番号
- 0798-32-2761
- 価格帯
- 1,027円~ 14,776円
- ホームページ
- http://www.hakushika.co.jp/
- 通販
赤石たれくち
淡麗辛口に反旗を翻すをモットーにしている
明石市の西部、大久保町江井島にある。
小さな酒造会社太陽酒造は、淡麗辛口に反旗を翻すを、モットーに生まれたのが、赤石シリーズです。
赤石シリーズで、最も心血を注いだのが、純米吟醸 赤石たれくち 無濾過生原酒です。
新酒時は、豊富な香りとキリッとした喉越しですが、熟成させていくにつれて、まろやかな口当たりになり、濃厚な喉越しで楽しめます。
兵庫県産山田錦100%の、濃醇辛口なので、どんな料理にも、合うので、お酒の味を楽しめます。
蔵に住み着いている酵母を基にした酒母と、培養の最中に、混入した野生酵母の、作用で旨い酒になっています。
加熱処理をしていないので香り高いお酒
生酒なので冷蔵保存をお願いします
太陽酒造と契約している店舗以外では品質は保証できません
- 酒造
- 太陽酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 兵庫県明石市大久保町江井島789
- 電話番号
- 078-946-1153
- 価格帯
- 720ml1,550円 1800ml3,100
まとめ
ご覧のようにも兵庫県は播磨、灘五郎、伊丹、丹波や但馬など地域によって酒の製法が異なりますが、歴史があるため日本全国でも酒造りが盛んな地域です。人気の酒処といえば神戸市の灘ですが、但馬杜氏や丹波杜氏など技術力が高く本格的な味わいに仕上げています。兵庫は温泉もありますしその後の晩酌もいいものですね。
兵庫県は酒米の山田錦や酒造りに適している伏流水などがとれるため、本格的な味わいに仕上がるため多くの酒蔵があることが特徴です。
酒は播磨の日本酒や伊丹の清酒など地域によってこだわりがあり、歴史や特徴を知ると興味を持てます。種類は純米吟醸酒や清酒など数多く、フルーティーな味わいや米の旨味を堪能できるなど好みに合わせて決めると良いものです。
酒造りは県内の地域の特徴を生かしておいしくなるように工夫され、1300年前から歴史があることや伝統を引き継いでいます。酒のおいしい飲み方はアルコール度数や辛口の度合いなどを確かめ、全体的に料理との相性が良いため好みに合わせて温度を決めると効果的です。是非実際にお試しして頂ければ幸いです。