大分県と言えば、やはり有名なのは温泉でしょう。由布院や別府、鉄輪といった日本の名湯が揃っています。では、温泉上がりに飲みたいものと言えば…やはりお酒です。温泉上がりに居酒屋に入って、その土地の地酒をグッと…酒好きには溜まらない魅力です。今日はそんな温泉を引き立てる、大分県の地酒の歴史や、おススメの飲み方などをご紹介します。
目次
大分県の有名な地酒の銘柄
大分の地酒でまず名前が挙がるのは、何といっても中野酒造の『ちえびじん』でしょう。これはフランスで行われている日本酒コンクール『KURAMASTER』にて2018年度にて最高賞である『プレジデント賞』を取った銘酒です。濱嶋酒造の『鷹来屋』も外せません、こちらの日本酒造りの情熱も並々ならないものがあります。『西の関』や『千羽鶴』も、大分の地酒として名前がよく上げられる銘酒です。珍しいものですと、湯布院限定で販売されている『由布美人』というのもあります。こちらは年2000本の限定販売で、非常にレアものです。他にも、大分には多数の酒造が存在し、様々な日本酒が販売されています。物産展などで試飲も盛んに行われているので、足を運んで自分に合う一本を探しに行くのも良いでしょう。
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大分県の地酒の歴史
大分県の地酒の歴史は、江戸時代にまで遡ります。場所は豊後の国、1866年に二階堂酒造場が造った、とあるお酒があります。蒸し米と米麹と水を仕込んで密封し、土の中に埋めて熟成させた、幕府への献上品ともなった『麻地酒(あさじざけ)』という濁り酒です。御伽草子にも記された名手で、この麻地酒が大分の地酒のルーツになったと言われています。
大分県の地酒の特徴
大分の地酒の特徴は、淡麗甘口が大きな特徴となっています。ですので、飲み口は非常にすっきり、それでいて米の甘さが感じられる程に味わい深く、飲みやすくなっています。また一部の銘柄は固有の酸味があることでも有名で、その味に魅せられたファンも数多く存在します。
大分港や別府港などがあることから、海産物が豊富ですので、まさに魚と一緒に飲むにはうってつけの地酒と言えるでしょう。特に名産の関サバや関アジの刺身や煮付けと一緒に飲んだ日にはもう…格別の味わいとなること間違いなしです。
おススメの飲み方
おススメの飲み方は、まずは冷酒。淡麗のキリっとした飲み口と、米の甘さが味わえるポピュラーな飲み方です。刺身などと一緒にキュッと行くのがおススメです。また、地酒の中には独特の酸味を持っているものがあります。その場合は、甘さと酸味がより際立つ飲み方である、ぬる燗で頂くのもおすすめです。優しい、ふんわりとした味わいは甘辛い煮付けなどとよく合うでしょう。もし、お家で味わうならば、青魚のお刺身や煮付けを用意すると良いでしょう。お風呂上りに刺身や煮付けを、地酒と一緒に味わえば、大分旅行の気分が味わえること請け合いです。
智恵美人
大分最高の地酒 智恵美人(ちえびじん)
智恵美人のお酒の名前の由来は創業者の奥様「智恵」さんの名前にあやかり付けたのが始まりだといわれています。
中野酒造では創業以来、国東半島でなじみの深い甘めの地酒を造って来ました。しかし、6代目の淳之さんの手によって新たに誕生したお酒がこの智恵美人です。
智恵美人はフルーティな吟醸香とまろやかな口当たりがあります。メロンのような爽やかな香りと、やさしい甘味があり、酸が綺麗で軽やかなお酒となっています。女性にも飲みやすお酒です。
智恵美人は「Sake selection 2018」で金賞受賞を受賞するなど、大分の名酒といって差し支えない栄誉を手にしています。
六郷満山の御霊水を仕込み水として利用しています
フルーティーな口あたりで飲みやすいです
立ち香はかなり控え目で、フルーティーな吟醸香があります
- 酒造
- 中野酒造
- 酒蔵住所
- 大分県杵築市大字南杵築2487番地の1
- 電話番号
- 0978-62-2109
- 価格帯
- 1250円~6480円
- ホームページ
- http://chiebijin.com/
鷹来屋
大分の名酒「鷹来屋」の特徴と魅力
大分県で人気の名酒「鷹来屋」は、浜嶋酒造合資会社で造られています。初代の住処でもある浜嶋家に、多くの鷹が飛来していたことからこの名称が付けられました。
この酒造のこだわりは、完全な手造りと全量槽しぼりを貫いている点です。便利な時代になっても手間暇を惜しまず酒造されているので、蔵人の思いが感じられる酒となっています。
豊後地方で育てられたお米と良質な水を使用しており、しっかりとしたキレの中に旨みと甘みが感じられる味わいが人気です。マグロの赤身や冷奴との相性が良いとの評価もあり、夕飯や晩酌のお供としてもお勧めできるお酒です。
完全な手造りと全量槽しぼりを貫いている
豊後地方で育てられたお米と良質な水を使用
キレの中に旨みと甘みが感じられる
- 酒造
- 浜嶋酒造
- 酒蔵住所
- 大分県豊後大野市緒方町下自在381
- 電話番号
- 0974-42-2216
- 価格帯
- 1,080円~5,508円
兼八
大分が生んだこだわり!プレミアム焼酎の兼八
兼八は100年以上・5代にわたり作り上げた伝統ある焼酎です。高温で加熱して蒸留する常圧蒸留を採用されています。
多くの愛好家に愛されて幻の焼酎としてプレミアム焼酎にもなっています。
味わいは甘い香りと強い味わいがあり麦チョコを連想させる香ばしさが特徴的です。
- 酒造
- 四ツ谷酒造
- 酒蔵住所
- 大分県宇佐市大字長洲4130
- 電話番号
- 0978-38-0148
- 価格帯
- 一升瓶タイプは約2,500円
- ホームページ
- http://www.shochuya.com/
西の関
辛口日本酒が大好きな方におすすめしたい一品。
大分の萱島酒造さんで製造されている西の関は、大分県産のヒノヒカリでできた純米酒です。
このお酒は辛口で飲んだ際に思っていたよりも辛口が強くて、辛口が苦手な方にはあまり向かないのかなと思いました。しかし辛さは深みのある辛さで辛口好きの方にはおすすめしたい一品です。
また西の関は白身魚に合うとされており、料亭やレストランでは白身魚におすすめされる日本酒です。特にウナギには相性がいいということで有名で、わたしも一度試してみたところウナギのたんぱくな味わいによくマッチしていておいしくいただくことができました。
辛口が強く重厚感のある味わい。
大分県産のヒノヒカリでできた純米酒。
うなぎによく合うとされる純米酒。
- 酒造
- 萱島酒造
- 酒蔵住所
- 大分県国東市国東町綱井392-1
- 電話番号
- 0978-72-1181
- 価格帯
- 800円~5000円
- ホームページ
- http://www.nishinoseki.com/
久住千羽鶴 純米酒
大分県の地酒は丹精込めて作られた千羽鶴
大分県で酒造されている地酒の千羽鶴は、地元では有名で、酒造の仕方も自社精米から行い、麹を作り、もろみ発酵を行い、絞りに至るまで、すべての工程を行っています。
お酒好きな方には、わかるかと思いますが、コクを感じられます。寒い冬の時期自宅で飲む時には、熱燗を選択する方も多いですが、熱燗ではなくぬる燗にすると、千羽鶴の味わいを十分に楽しむことが出来ます。
久住山にある麓は、標高700mあり、この標高が酒造する時の条件となっている風、雪、水のすべてにおいて、最適な場所となってます。
佐藤酒造は大分県内で寒づくりをする場所として、絶好の所であることから、満足のいくお酒作りが出来るようになってます。
一口飲めばわかる濃厚な味わいを楽しめる
飲んだ時に舌先で甘さを感じるうまさ
千羽鶴独特のフルーティーな香り
- 酒造
- 佐藤酒造
- 酒蔵住所
- 大分県豊後田市浜町646番地
- 電話番号
- 0978-22-3150
- 価格帯
- 1.8リットルで2,516円
樽仕込高級梅酒ゆめひびき
甘味抜群、香り豊かな、高級梅酒です
普段あまりお酒を飲まない私が好んで飲むのがこの梅酒、樽仕込高級梅酒ゆめひびき。
こちらはまず注いで見ると琥珀色の美しい外観を楽しめます。
続いて香り、こちらはオーク樽の良い香りがします、さらに嗅ぐと仄かに梅の香りもします、どちらかと言えば梅の香りは強くはないですね。
そして香りを楽しんだらいよいよ飲んでみます。
まず注目したいのは、一口目から広がる梅の味さらに甘味が強くお酒に慣れてない人でも飲みやすいと思います。
そして後味がじっくりと残るのも特長だと思います、しばらく口の中に梅の酸味と甘味が残ります。
しかし飲みやすいのにアルコールが強いと感じましたので飲み過ぎにご注意下さい。
オーク樽の良い香り、仄かな梅の香り
口に広がる梅の酸味、後味残る甘味
飲みやすさの割にはアルコール度数は高め
- 酒造
- 株式会社おおやま夢工房
- 酒蔵住所
- 大分県日田市大山町西大山4587番地
- 電話番号
- 0120-091-942
- 価格帯
- 4000円(税込4320円)
和香牡丹
お米の香り漂う大分の名酒 和香牡丹(わかぼたん)
和香牡丹(わかぼたん)は大分県、三和酒類が製造・販売するお酒です。原料の山田錦を低温発酵させた純米吟醸タイプのほか、本醸造タイプなどあります。
芳醇な旨みと、料理にそっと寄り添い美味しさを引き立てる優しい味わいが特徴的です。酸味は爽やかに出来ており、吟醸(酵母)の香りが鼻に香ってきます。
飲み終えた後には。お米の旨みとほのかな苦みがあります。冷やして飲むと味が引き締まります。
和香牡丹 は国宝に指定されている、宇佐神宮の御神酒でもあります。平成30年酒類鑑評会で清酒部門・熊本酵母吟醸酒の部にて優等賞を獲得した名酒です。
山田錦を使っており、磨き上げた味
フルーティで華やかな香りがあり飲みやすい
ゆっくり長期低温発酵で醸しており、濃厚な味わい
- 酒造
- 三和酒類
- 酒蔵住所
- 大分県宇佐市山本2231-1
- 電話番号
- 0978-32-1431
- 価格帯
- 1220円~4600円
- ホームページ
- https://www.iichiko.co.jp/
一の井手
丁寧な麹造りにこだわった本格的な清酒
お酒造りをする時は麹の造り方が重要で、あえて人手のかかる旧式の製麹器を使いほのかな甘味が出ることが特徴です。少量の原料の小仕込みを繰り返すため本格的な味わいになり、良質のもろみができます。
おいしさの秘密は複数回蒸留を行いもろみの良さを引き出し、小仕込みを徹底していることです。創業は万延元年と150年以上の歴史があり、城下町の臼杵の清酒として定着しています。
なめらかな飲み心地と甘さの残らないスッキリとした後味が特徴で、アルコール度数が15度です。使用米は酒造加工用米で、精米歩合は75%でスッキリしています。
複数回蒸留をするためもろみの良さが引き立つ
小仕込みを徹底してることがおいしさの秘密
発売元は150年以上の歴史があり実績がある
- 酒造
- 久家本店
- 酒蔵住所
- 大分県臼杵市江無田382
- 電話番号
- 0972-63-8000
- 価格帯
- 1080円~12960円
- ホームページ
- https://kugehonten.jp/
丹誠
まろやかで口当たりの良い日本酒です。
明治4年創業、大分で有名な吉良酒造の純米酒である丹誠(たんせい)は風味豊かで飲み口がさっぱりした日本酒です。わたしの妻は日本酒があまり得意ではなく敬遠しがちだったのですが、このお酒はとても飲みやすく後口もさっぱりしているのでどんどん飲めました。
またさっぱりしている中にもキレのある味わいで、わたしはどこかフルーティな味だと感じました。それは柑橘系に近い風味にも感じて酸味があり、とてもおいしかったです。
このようなことからお酒好きの方だけでなく、日本酒にあまり慣れていない方にもおすすめしたいお酒です。
口当たりの良い飲みやすさで風味が豊か。
キレのあるうまみで飲んだ後さっぱりする。
大分老舗酒造吉良酒造の純米酒。
- 酒造
- 吉良酒造
- 酒蔵住所
- 大分県豊後大野市緒方町下自在 359 番地
- 電話番号
- 0974-42-2205
- 価格帯
- 2000円~30,000円
八鹿
日本酒を楽しみたい方。味わい豊かな地酒
じっくりと熟成させた円熟のあじわい。口にふくむとじんわり広がる米の旨み。吟醸香よりも日本酒本来の旨味を極めた、深くふくよかな味わいの純米大吟醸酒。
五年間もの熟成を経て、おだやかで上品な丸みをまとっています。
一度飲むとまた飲みたくなる絶品のお酒。焼酎も清酒もあるので、気分によって変えて楽しむのも良いかもしれません。ただ値段が張るので、特別な日に飲みたいです。
木の箱に入れられているので、大切な方の大切な記念日に贈り物としても良いかもしれないですが、やはり自分で飲みたい気持ちが大きいです。
深くふくよかな上品な味わいで一度飲むとくせになる
木の箱に入ってるのでギフトに最適
5年もの月日を重ねて造られた味わい
- 酒造
- 八鹿酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 大分県玖珠郡九重町大字右田3364番地
- 電話番号
- 0973-76-2888
- 価格帯
- 5,400円
- ホームページ
- http://www.yatsushika.com/
豊潤
大分県を代表する酒蔵の酒
どちらかと言うと辛口好きな人におすすめな商品です。
最初にくちにいれたときのフルーティーな味わいから苦みを伴って引いていくのど越し、潜在的なポテンシャルはかなり高いお酒となっています。
開封直後のガツンと来るパンチの利いた存在感や何日か置いた後の角が取れたまろやかな味わいをお好みに合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
価格もお手頃で懐に優しく、地元の職人さんが丹精込めて作られた豊潤。
一度口に含んだら飲み込むのがもったいなくなるような感覚。
とても飲み口がいいお酒ですので飲みすぎ注意です。
お正月などお祝いの席にいいかもしれないですね。
フルーティーなのにほのかに香酸味
お値段は高くても10000円です
20年ぶりの復活を遂げた小松酒造
- 酒造
- 小松酒造場
- 酒蔵住所
- 大分県宇佐市長洲3341
- 電話番号
- 0978-38-0036
- 価格帯
- 1079円~10,000円
- 通販
米道楽
無色透明で米の香りを堪能できるお酒
無色透明で芳醇な印象がするためあっさり飲みやすく、良い米の香りがするため素材本来の味を楽しめることが特徴です。
味はさらりとした甘みが出てキメの細かい酸味とお米の旨味を感じ、穏やかな苦味が後味として出るためにバランスが良くなります。
酒は味が濃い目の料理に合うようにできているため、酸味がメインとはいえ米道楽の名前に偽りがないものです。テイストは少し辛めで純米を使用するため、強くなくても芳醇な印象があります。
純米酒のため米本来の味わいを堪能できることが特徴で、余韻は中程度になるために飲み会などに向いていることが特徴です。
無色透明で米本来の味や香りを堪能できる
テイストは少し辛めで強くなくても芳醇な印象がある
味が濃い目の料理に合うようにできている
- 酒造
- 井上酒造
- 酒蔵住所
- 大分県日田市大肥町大鶴町2220-1
- 電話番号
- 0973-28-2211
- 価格帯
- 1153円~2160円
- ホームページ
- http://kakunoi.com/
福貴野
フルーティーで飲みやすい日本酒
非常に香りが良くてフルーティーで飲みやすい日本酒として有名で、冷やすと甘みが出て女性にも気軽に味わえます。
酒は温度を変えて飲むと良いもので、常温と冷やして飲むなど比べてみると本格的な味がするため良いものです。
元来は麦焼酎を中心に発売されていましたが、フルーティーで飲みやすくすることや米に山田錦を使用するなどこだわっています。
名前は製造される場所に近い福貴野の滝にちなんで命名され、高い香りを酵母で熟成した華やかな味わいが特徴です。アルコール度数は15度で飲みやすく、さらりとした飲みごたえがあります。
酒の名前は滝にちなんで命名されている
香りが良くてフルーティーで飲みやすい日本酒
高い香りを酵母で熟成した華やかな味わいが特徴
- 酒造
- 三和酒造
- 酒蔵住所
- 大分県宇佐市大字山本2231番地の1
- 電話番号
- 0978-32-1431
- 価格帯
- 2052円~2152円
- ホームページ
- https://www.iichiko.co.jp/
- 通販
鶴城
シロップのような甘みが特徴の清酒
無色透明で透き通っていることが特徴で、温度が上がるとシロップのような香りが強くなります。香りは弱めで人工的な感じで、最初はまろやかな甘みがあり最後に苦味を感じることが特徴です。
普通酒で軽い味わいがするため気軽に飲みやすく、砂糖のような甘みが混じるなど他の酒にはないものがあります。
香りはどうも人工的な感じがしますがスムーズでほどよくまとまっている印象で、まろやかさと旨味があるものです。
原材料は米や米麹などを配合し糖類が含まれているため甘く感じるものですが、余韻は微妙なひっかかりを感じるなど癖があります。
無色透明で透き通っていることが特徴
温度が上がるとシロップのような甘みが出る
最初はまろやかな甘さで最後に苦味を感じる
- 酒造
- ぶんご銘醸
- 酒蔵住所
- 大分県佐伯市直川大字横川789-4
- 電話番号
- 0972-58-5855
- 価格帯
- 2020円~2268円
松乃露
大分県のおいしい日本酒!松乃露
九州大分県といえば、焼酎を思い浮かべるかと思いますが、今回ご紹介するのは矢野酒造場の『松乃露』です。味は辛口ながらも深い旨みがあり、日本酒を飲んでいるということを実感させてくれる酒であるとおもいます。
飲み方は冷でも熱燗でも自由に飲むことができますが、私的にはキンキンに冷やして飲むことがおススメです。海に面している大分県で作られたということもあり、海の幸をお供に飲めば間違いなしの組み合わせであるとおもいます。
ネット通販でも取り寄せることが可能となっておりますので、興味のあるかたは是非飲んでみてください。
香りが濃厚で、酒を飲む前も楽しませてくれる
しっかりとした日本酒の旨みがある
魚をお供にするとついつい進んでしまう美味さ
- 酒造
- 矢野酒造場
- 酒蔵住所
- 大分県東国東郡安岐町成久11
- 電話番号
- 0978-67-0011
- 価格帯
- 3000円前後
純米古酒 comomo-こもも-
MOMOから生まれた「古」酒comomo-こもも-
大分県にある「クンチョウ酒造」で作られている微発泡純米にごり酒MOMO。
甘酸っぱい味わいとキュートな桃色が特徴の女性に人気のお酒です。しかし中には、その酸味が強すぎてしまい商品化に至らない物もあります。
そのMOMOを3年ほど寝かすと、強過ぎる酸味は和らぎ紹興酒のような風味が生まれます。それがcomomo-こもも-。MOMOから生まれた「古」酒です。
また、3年の月日はキュートな桃色を大人びたピンクゴールド色へと変化させます。味だけではなく見た目も美しいこのお酒は、揚げ物や濃い味付けのお料理と一緒に楽しむのがおすすめです。
3年間熟成させた純米古酒comomo-こもも-。
大分県「クンチョウ酒造」から生まれた個性派古酒。
MOMOから生まれた古酒comomo-こもも-。
- 酒造
- クンチョウ酒造
- 酒蔵住所
- 大分県日田市豆田町6-31
- 電話番号
- 0973-23-6262
- 価格帯
- 300ml \865円(税込)
- ホームページ
- http://www.kuncho.com/
豊後富士
無色透明で甘みのあるフルーティーなお酒
無色透明できれいに透き通っているため、清酒のような感じですがマスカットのような甘い味わいが特徴です。
甘み以外に酸味などもあるためスムーズに飲みやすく、純米吟醸のため素材の味わいを堪能できます。味わいは淡麗で酸味や旨味を感じるもので、酒の強さはそれほどでもなく穏やかで青草のような香りがすることが特徴です。
後味は苦味や渋味などが残らずにスッキリしたものになり、料理と一緒に味わうために向いています。飲みごたえはスムーズにスルスルと喉から体内に入るような感じで、食中酒として選ぶと会話が弾みやすいため人気です。
無色透明でフルーティーな味わいが特徴
食中酒として飲むと宴会などが盛り上がれる
甘み以外に酸味などもあるため飲みやすい
- 酒造
- 麻生本店
- 酒蔵住所
- 大分県由布市庄内町畑田16-2
- 電話番号
- 097-582-0008
- 価格帯
- 1290円~2630円
- ホームページ
- http://www.asouhonten.com/
日田美人
無色透明でほんのりとしたお米の香りがするお酒
無色透明できれいに透き通っていることや、アルコール度数が14度と飲みやすいです。ほんのりとしたお米の香りが特徴で、他にもメンソールや青草のような香りもあります。
さらりとした甘みやほんのりとした酸味が特徴で、余韻がなくてスッキリした飲みごたえが特徴です。
淡麗でキレがあるためスマートな飲みごたえがあり、名前の通り美人という名にふさわしく仕上げています。
飲むタイミングは食事の間にすると美味しく味わいやすく、アルコール度数が低く女性でも飲みやすいです。お米の香りがするため本格的な味わいがあり、初心者でも気軽に飲みやすいことが特徴です。
無色透明でアルコール度数が低く飲みやすい
ほんのりとしたお米以外に青草やメンソールなどの香りがする
食中酒としてもスマートに味わえる
- 酒造
- 井上酒造
- 酒蔵住所
- 大分県日田市大肥町大鶴町2220-1
- 電話番号
- 0973-28-2211
- 価格帯
- 720ml 1469円
- ホームページ
- http://kakunoi.com/
まとめ
大分県は日本一の『日本一のおんせん県おおいた』をキャッチフレーズにするほど、温泉地として有名な県です。しかし、由布院の『由布美人』など、温泉地が地酒を出すほどの酒処でもあります。大分で有名な酒というと『二階堂』や『いいちこ』といった焼酎を挙げる人が多くいます。しかし、KURAMASTERを受賞した『ちえびじん』を始めとして、大分の日本酒は全国から非常に高い評価を受けているのです。
焼酎に加えて日本酒の評価も高い大分は、正に『酒処』として名高い県であると言えるでしょう。また、関サバや関アジなど、酒の肴も最高の物が揃っています。『最高の温泉×最高の魚×最高の酒』この組み合わせは最早、酒飲み版『三種の神器』といっても過言ではありません。これら三拍子が揃っている上に、パワースポットとして有名な宇佐神宮や原尻の滝など、自然豊かな観光スポットが存在します。観光も出来て、美味しい地魚が味わえて、温泉も堪能出来て、酒も旨い。そんな『大人の観光スポット』である大分県の地酒を、是非味わってみては如何でしょう?勿論、現地に行って全て楽しむという選択肢もオススメです。