大阪府の地酒19選。話題のお酒や歴史あるお酒ランキング

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日本酒

歴史と発展

大阪府は旧国名で摂津の国と呼ばれ、江戸時代から商業が盛んな地域です。
大阪府の地酒は江戸時代から商業の街であるため蔵元が増え、酒米や水など原料にこだわって造られて発展しています。地域の特色を生かして酒米や仕込み水などにこだわり、山廃仕込みなど様々な製法があるため興味深いです。
酒の特徴は酒蔵の見学や蔵開きなどがあり、製法や素材の選び方などを研究できます。大阪府は北は摂津国と南は和泉国とエリアが分かれますが、海に面し山が多い地域のため酒造りが盛んです。酒は夏に栽培された酒米を冬に仕込んで造られるため、本格的な味に仕上がり個性的な銘柄があります。酒の飲み方は人それぞれですが、事前に試飲をしてから最適な方法を決めるとおいしく味わえます。人気の銘柄は少数生産のため入手困難なこともありますが、本格的な味わいでおみやげとしても人気が高いです。
大阪

東京のお酒の生産量と免許場数

日本酒の生産量は全国42位、免許場の数24箇所:全国32位(令和元年)となっています。
ただビールの生産量を見ると平成30年度269,035klで全国2位免許場の数は19箇所と全国6位となっています。
大阪のお酒の生産量と免許場数ページにて各お酒データや仕事状況などもまとめています。
 

有名な大阪の地酒

有名な地酒は摂津の国の北部に位置する銘酒の蔵元の呉春で、江戸時代の後期に活躍した絵師の名前が由来で地元でも手に入りづらいです。酒の特徴は歴史を感じることだけでなく、甘口でも辛口でもない逸品として親しまれています。
片野桜は京都に近い交野市で作られ、特別本醸造のものは酒米を吟醸レベルまで磨きをさらに深めていて人気です。山廃仕込みで作られ年間製造量が500石と限られ、生駒山の湧水で仕込んでいます。
國乃長は寿酒造が江戸末期から摂津富田郷で造られ、名称は地域が醸の国と呼ばれてその長でありたいという願いに由来しています。仕込み水にミネラルを含んだ阿武山山系の伏流水を使い、中硬水で膨らみがあってコクと旨味を持った味わいに仕上がっています。
浪花酒造の浪花正宗は阪南市で300年以上の歴史があり、江戸時代から和泉山脈から流れる井戸水を使って手造りで仕込んでいて全国新酒鑑評会で金賞を受賞しています。
泉佐野市の地酒の荘の郷は平安期の荘園にちなんで名付けられ、大正10年に創業した北庄司酒造で造られキレが良くてふくよかな旨口が特徴です。
 

おいしい飲み方

大阪府の地酒の酒蔵は江戸時代に創業して300年以上の歴史があり見学もできて製法などを確かめると興味深いです。酒蔵がある地域は北部が多いですが南部にもあり山々の清水や地元で生産される酒米などを使って地酒を造っています。
大阪府の地酒は商人の町として栄えて多くの種類があり、様々な飲み方があるため試してみるといいものです。大阪といえばお好み焼きや串カツなどは人気ですが、地酒とともに味わうと喉を潤せることや素材本来の旨味を味わえます。おいしい飲み方はアルコール度数や辛さなどを確かめ、夏は冷やで冬は熱燗など好みに合わせて決めたいものです。
 

秋鹿

秋鹿

甘酸っぱい独特な酸がどんな料理にも合う食中酒

大阪府最北端に位置する北摂連山に囲まれた山里の能勢地方に秋鹿酒造はあります。
蔵元の「自分が飲みたい酒を自分の手で、自分で米を作り、全量純米で目の届く範囲に出荷する」という信念の元に酒造りを行なっています。
20年程前から自社田で自社米から酒造りを始めていて、夏は米作り、冬は酒造りを一貫して行うシャトー型の酒造です。
秋鹿の酒造りは土造りから始まり大阪の山奥、能勢町の自社畑にて山田錦を栽培して、無農薬の米造りに力を入れており、米と麹と水だけで造られる純米酒のみを造っています。
酒は寒冷な場所で作られているため本格的な味わいに仕上がり、蔵元の周辺には自然の恵みがあり酒米や仕込み水なども絶品です。秋鹿は関西の酒としても知名度が高く、夏場に原料米の栽培を行って冬場に酒造りをするため良い味わいになります。
「秋鹿」の特徴は酸が挙げられます。非常に濃厚な味わいにも関わらず、後味はキレがある。そのキレを生み出すのが甘酸っぱい独特な酸です。「秋鹿」は後味がスッキリしているため、食中酒としてピッタリです。
アルコール度数は14度と低いために飲みやすく、70%精米で無濾過と本格的な日本酒の味わいにこだわっています。

シャトー型酒造として20年、自社米から生産
夏は米作り、冬は酒造りを実践する酒造
無農薬の山田錦を一から作る純米酒

酒造
秋鹿酒造
酒蔵住所
大阪府豊能郡能勢町倉垣1007
電話番号
072-737-0013
価格帯
1,296円~ 7,020円
詳細情報
 

呉春(ごしゅん)

呉春

酒の国・摂津の北部に位置する銘酒の蔵元です

少し変わった名前ですが、江戸後期に活躍した絵師の名前に由来してる蔵元です。地元でも手に入りづらいことで知られています。
ここの製品は一升瓶のみであり、それも3種(普通酒・本醸造酒・特別醸造酒)のみという、細分化を避けることでラインアップをいたずらに増やさない、良識のあるメーカーなのです。
普通酒でしたが、私が酒屋で偶然入手できた時に瓶に触れてみたら本当に暖かさを感じました。
量販を前提にしていませんから、出会えたらラッキーという気紛れな酒であることも本品の人気を高めている一因でしょう。
本醸造酒も後に手に入れてラベルのコレクションを代表する顔となり、残る特別醸造酒をひたすら待ち焦がれているのです。

出来上がりが温かな、蔵元の良心に溢れる銘酒です
他の摂津の蔵元に負けない、歴史を感じさせてくれます
甘口でも辛口でもない点が特徴の逸品なのです

酒造
呉春株式会社
酒蔵住所
大阪府池田市綾羽1-2-2
電話番号
072-751-2023
価格帯
1,799円~5,226円
¥2,750 (2024/12/04 17:11:02時点 楽天市場調べ-詳細)
詳細情報
 

片野桜

片野桜

京都に近い交野で頑張っています

本醸造交野桜は、冷やして呑む時はスッキリとした飲み口で、癇をすれば芳醇な味わいで、様々なシーンや呑み方にも対応できる、定番のお酒です。
特別本醸造の交野桜は、酒米を吟醸レベルにまで磨き上げて、本醸造の特徴をさらに深めた味わいに、なりました。
この酒蔵のこだわりは、昔ながらの山廃造りを、頑なに守っているので現在では、珍しい手法になってしましました。
この蔵の杜氏さんたちは、乳酸菌を追加する、手法を知らないので、他の酒蔵の山廃でも、同じような手法で、やっていると、考えているようです。
昔ながらの山廃なので、旨みが強いお酒で呑むほどに、旨みが感じられます。

年間製造量が500石と言う小規模な酒造会社です
仕込み水は生駒山系の湧水を使用しています
生原酒の山廃というかなり個性的な酒蔵です

酒造
山野酒造株式会社
酒蔵住所
大阪府交野市私部7-11-2
電話番号
072-891-1046
価格帯
1,080円~2,678円
ホームページ
http://katanosakura.com/
詳細情報
 

山崎ウイスキー

山崎

日本だけではなく世界が認めた山崎ウイスキー

山崎ウイスキーはやさしく・穏やかで今まであるウイスキーの固定概念を大きく変えました。
日本だけではなく海外でも人気があり山崎を求めて世界のウイスキー愛好家が日本へ訪れることもあるそうです。
世界の権威があるウイスキーのコンテストでの受賞も多く世界が認めたトップクラスのジャパニーズウイスキーです。
あまりの人気により原酒不足になり値段が非常に高騰しています。2020年8月26日に開催された山崎55年がボナムス香港が開催したオークションではなんと620万香港ドル(約8500万円)で落札されました。
人気沸騰で原酒不足で値上がりが続けている
山崎55年は海外オークションで8500万円もの値段を付けた
山崎ウイスキーは甘くフルーティーな香りが味わえる

蒸溜所
山崎蒸留所
酒蔵住所
大阪府三島郡島本町山崎5丁目2−1
電話番号
075-962-1423
詳細情報
 

響
「山崎蒸留所」は「山崎」の他にもサントリーの創業90周年を迎えた記念の年の1989年にブレンデッドウイスキーの「響」を生み出しました。味わいはフルーティでクリームやはちみつを思わせる香りを楽しめます。「山崎」同様に人気が高まり品薄が進み値段が高騰しています。

詳細情報
 

三輪福

三輪福

井坂酒造場は「だんじり」で有名な岸和田の銘酒・「三輪福」

井坂酒造場は大阪岸和田市の西側に有って、アクセス的には阪和道の岸和田和泉ICの至近のところにあります。
勿論、「だんじり」で有名なこの地は、祭礼につきもののように数々の銘酒を生み出してきたところでもあり、その一つが当蔵元の「三輪福」になります。
蔵元は江戸期の文政元年の創業という古い歴史を持ち、其れ以来、男気あふれる気風と新鮮な海幸の味覚に鍛えられた。
特に、銘酒の「三輪福」というお酒は、酒の神でもある奈良の「三輪神社」から特別に名前の使用を許されたものでもあります。
当地は和泉山脈の最高峰・葛城山の伏流水を使用し、こだわりを貫く素材と製法で造られています。

井坂酒造場は大阪の岸和田市にあります
「だんじり」で有名で祭礼につきものの銘酒「三輪福」
酒銘は酒の神様「三輪明神」にちなんだもの

酒造
井坂酒造場
酒蔵住所
大阪府岸和田市稲葉町117
電話番号
072-479-0074
価格帯
大吟醸(1800ml4,320円・720ml2,380円)
ホームページ
http://www.kishiwada-cci.or.jp/omiyage/html/isaka/
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奥鹿

奥鹿

知る人ぞ知る、通な味のこだわり地酒

秋鹿酒造という酒蔵が大阪の豊能郡にあります。大阪の北部に位置するこの場所で、秋鹿と奥鹿という酒を生産している酒蔵です。
地酒と言うとお隣の奈良県や京都府の方が生産が盛んで、大阪の地酒と聞いてもピンとこないかもしれません。
しかし、他県に比べて生産数こそ低いものの、質の良い地酒が多いのが大阪の魅力です。秋鹿酒造の奥鹿もその一つ。
毎年奥鹿の新酒を楽しみにしているファンがいるこだわりの地酒です。
「奥鹿 生もと無濾過原酒」は冷やして飲めばそれ自体が主役となるぐらいはっきりした味わいですが、人肌程度の燗酒にして飲むと味の濃いアテとの相性が良く飲みやすくなります。

冷酒で飲めばそれだけで楽しめます
人肌程度の燗酒にすると色々なアテと合います
秋鹿酒造はコメ作りから自分たちで行うこだわりの酒蔵です

酒造
秋鹿酒造
酒蔵住所
大阪府豊能郡能勢町倉垣1007
電話番号
072-737ー0013
価格帯
3,500円~5,500円
ホームページ
https://tabelog.com/osaka/A2706/A270605/27056933/
 

天野酒

天野酒

太閤秀吉をはじめ多くの英雄たちが愛飲した「天野酒」

西條合資会社は大阪府内の河内長野市にあって、場所的には南海高野線の河内長野駅のしきんのところにあります。
創醸は江戸期の享保年間で、以来今日まで河内長野の地で酒造業を営んでいます。
大正・昭和を通しては「波之鶴」の銘柄で親しんで頂きましたが、昭和中期に天野山金剛寺のご好意と地元の皆様のご声援を頂き古格である「天野酒」を復活しております。
蔵元は、酒造りにあっている高品質米を使用して高度自家精白し、南部杜氏が手間暇を惜しまず醸し上げる一滴一滴は、芳り高く醇らかであります。
とりわけ純米造りに秀でた蔵元として 酒通の皆様から高い評価を頂いております。

昭和中期に地元の皆様のご声援を頂き古格である「天野酒」を復活
中世においても「天野比類無シ」、「美酒言語二絶ス」と謳われた
太閤秀吉をはじめ多くの英雄たちが愛飲した「天野酒」

酒造
西條合資会社
酒蔵住所
大阪府河内長野市長野町12-18
電話番号
0721-55-1101
価格帯
天野酒 吟醸(720ml 1,652 円)
ホームページ
http://amanosake.com/
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國乃長

國乃長

大阪府の地酒「國乃長」の特徴と魅力

醸造元である寿酒造は、江戸時代末期より摂津富田郷にて酒造りをしています。
「國乃長」の名称は、かつてこの地域が醸の国と呼ばれ、その長でありたいという決意に由来しています。
このお酒は寿酒造の根幹であり、地元で愛されてきた味を守り続けています。
醸造に適した地下水と良質な原料米を使用しています。仕込み水はミネラル分を含んだ阿武山山系の伏流水で中硬水となっています。
仕上がりは、膨らみがあってコクと旨みを持った味となっています。なかでも「國乃長 大吟醸」は、山田錦を原料米とした香りの高いお酒で、洋食のお供に最適です。

日本最古の銘醸地「摂津富田郷」で醸造
仕込み水にはミネラル分を含んだ中硬水を使用
膨らみとコク・旨みのある味わい

酒造
寿酒造
酒蔵住所
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
電話番号
072-696-0003
価格帯
928円~5,400円
ホームページ
http://www.kuninocho.jp/
 

千利休

千利休

平成時代に復活した新しい蔵元・堺泉酒造

堺泉酒造は堺市の中心街に有って南海本線の堺駅から至近のところにあります。
大阪の堺という地域は明治の初めの頃には100軒ちかくもあった蔵元があって、大正時代までは堺の製造業の第一位を酒造業が占めていたともされていました。
ところが昭和にハイって下降を続け、昭和46年を最後に堺の酒づくりの火は消えてしまいました。 
そして堺泉酒造は、「堺の地に再び酒蔵を」との決意し、酒造免許を取得し熱意が天に通じて2014年にやっと私たちの夢がかないました。
初めての蔵出し以来、大変なご好評をいただき、小さな蔵で酒造量も限られる中、さらに高品質のお酒をお届けするために良酒なづくりに専心しています。

堺泉酒造は堺市の中心街に有って堺駅から至近
平成時代に復活した新しい酒蔵
小さな蔵で酒造量も限られる中高品質の「千利休」

酒造
堺泉酒造
酒蔵住所
大阪府堺市堺区甲斐町西3丁3-4
電話番号
072-222-0707
価格帯
特別純米酒(生)1,800ml / 4,180円
ホームページ
http://sennorikyu-nihonshu.jp/
¥2,420 (2024/12/05 04:47:12時点 楽天市場調べ-詳細)
 

浪花正宗

浪花正宗

300年の歴史を有する酒蔵と金賞の清酒造り

浪花酒造は大阪府南部の阪南市にあって、アクセス的には私鉄・南海本線の尾崎駅が最寄りになります。
当蔵元は既に300年という歴史を有し、江戸期の享保年間に創業した老舗の酒蔵です。
当地は和泉山脈からの清冽な清水に恵まれ、現在も其の井戸水で酒の仕込みを行なっています。
酒造りの当店の目標というのは、近年では機械化やコンピューター化が進んでいますが飽くまでも手造りに徹し、心のこもったお酒を造ることに専念しています。
お蔭様で、代表銘柄である「浪花正宗」は全国新酒鑑評会にて数回において金賞を受賞しました。

浪花酒造は大阪府南部の阪南市にあります
浪花酒造の酒蔵は歴史的にも国の登録有形文化財に指定
「浪花正宗」の大吟醸は「金賞受賞酒」で大好評

酒造
浪花酒造
酒蔵住所
大阪府阪南市尾崎町3丁目13番6号
電話番号
072-472-0032
価格帯
大吟醸 1800ml:10,800円  720ml:5,400円
ホームページ
http://www.naniwamasamune.com/
 

長龍

南部流平野派を源流にする八尾の地酒

日本の文化としての酒を作ることをモットーに、南部流平野派を源流に八尾に蔵元を作って酒造りを行っています。
1923年に創業して100年近くの歴史があり、社是は昇道無窮極で旨くて良い酒を作りたいという気持ちが無限であることをモットーにしていることが特徴です。
酒は吉野産の杉を使った樽に入れるなどこだわりがあり、原料米や水なども奈良県産にこだわるなど独特な風味があります。
米は奈良県山添村の酒造最適米として露葉風を使い、2007年にIWC世界ワインチャレンジでシルバー・ブロンズ受賞するなど数々の実績があることが特徴です。

素材にこだわり南部流平野派を源流にする地酒
2007年にシルバーブロンズ賞を受賞
米は奈良県山添村の露葉風を使うなどこだわっている

酒造
長龍酒造株式会社
酒蔵住所
大阪府八尾市安中町1-1-29
電話番号
072-923-6866
価格帯
720ml 1,400円
ホームページ
http://www.choryo.jp/make.html

 

荘の郷

荘の郷

北庄司酒造店の「荘の郷」は平安期の荘園に因んでいます

北庄司酒造店は、大阪府南部の泉佐野市日根野地区にあり、アクセス的には阪和線の長滝駅が又、車の場合は関西空港線の「上の郷IC」が最寄になります。
同蔵元は大正10年に初代「北庄司貞造」が酒造業を創業して以来、時代や生活様式の変化の中で、その折々好まれ流行った味もありましたが、北庄司酒造では「純粋で綺麗な味わいのお酒」をモットーに理想の日本酒として歩んで参りました。
蔵の所在する泉佐野の日根野あたりは肥沃な土壌と自然の湧き水に恵まれている地域で、酒銘の「荘の郷」は平安期の荘園に因んでいます。
「軽ろ味」の技で醸した酒は、キレが良く、かつふくよかな旨口を身上としています。

北庄司酒造店は大阪府南部の泉佐野市日根野地区にあり
北庄司酒造では「純粋で綺麗な味わいのお酒」をモットーに
酒銘の「荘の郷」は平安期の荘園に因んでいます

酒造
北庄司酒造店
酒蔵住所
大阪府泉佐野市日根野3173
電話番号
072-468-0850
価格帯
720ml \1,700
ホームページ
http://www.kitashouji.jp/

 

清鶴

清鶴

清鶴酒造は大阪府内の高槻市富田地区に有る酒蔵

清鶴酒造(株)は大阪府内の高槻市富田地区に有る酒蔵で、アクセス的には阪急京都線の富田駅、又は東海道線の摂津富田駅が最寄の駅になります。
当地は江戸期の頃は富田の郷とも言われて酒ずくりのさかんなところでした。
創業は江戸安政年間で、当時当主であった石井清兵衛が酒造りを創醸し始めたのを皮切りに、営々と酒ずクリに励んできました。
そして、平成元年には生産設備の近代化を図るため、室やタンクなどの設備を新調し現在に至っています。
ただ、力仕事は機械にたよりますがコンセプトとしては機械化するが決して大量生産の設備ではなく、技は人の腕で酒ずクリの基本としています。

芭蕉の弟子の宝井其角がこの富田の地区でお酒の句を詠んでいる
酒ずくりの基本、コンセプトは大量生産より技は人の腕で
清鶴は全国新酒鑑評会にて金賞受賞をしています

酒造
清鶴酒造
酒蔵住所
大阪府高槻市富田町六丁目五番三号
電話番号
072-696-0014
価格帯
純米吟醸(720ml 1,718円)
ホームページ
http://www.kiyotsuru.jp/

 

元朝

凛と存在感がある岸和田のこだわりの名酒

岸和田で1810年に創業し200年以上の歴史があり、蔵元でそのまま販売するため本格的な酒を味わえます。
岸和田で一番早く飲めて一番早く閉まる角打ちできる店という謳い文句が特徴で、日本酒が大好きな方であれば飲める日本酒は常に30種類以上あるため好みに合わせて選べます。
岸和田といえばだんじり祭などで有名ですが市内には米やきれいな水が採れるため、素材を生かして酒作りを行うことが特徴です。
甘い。辛い。スッキリ。どっしり。
とにかくお好みのお酒の味を言って頂ければ、お客様にピッタリの1本をおススメ致します。

200年以上の歴史があり地元に密着している
一番早く飲めて閉まる角打ちができる店の酒
日本酒が大好きな方にはピッタリの味わい

酒造
株式会社元朝
酒蔵住所
大阪府岸和田市並松町22-30
電話番号
(072)438-1518
価格帯
720ml 2,571円~

 

大門

大門酒造は大阪府の蔵元で、清酒「大門」を醸す

大門酒造は大阪府の北東部の交野地域に有って、アクセス的には京阪交野線の河内森、また交野線の河内磐船駅の至近になります。
蔵元は江戸期の文政年間に創業され、其の長い歴史を受け継ぎ発展させてきた酒造りの精神で培われた優れた技法を培ってきました。
其れに近郷の良質米、摂津や生駒の山系からの清澄の水をもとに、丁寧に心を込め、高品質な酒を造りだしてきました。
其の代表銘柄である「大門」は、たっぷりとした米の旨味が特徴の純米大吟醸で、西洋料理、デザートなどとの相性が良く、大切な方との一時を彩る贅沢な一品としても歓迎されています。

大門酒造は大阪府の交野地域に江戸期から
大門酒造は愛飲家に季節の口福をお届けしたい
濃淳辛口をキーワードに掲げた清酒・「大門」の味

酒造
大門酒蔵
酒蔵住所
大阪府交野市森南3丁目12番1号
電話番号
072-891-0353
価格帯
純米大吟醸酒 720ml:¥5,400
ホームページ
https://www.daimonbrewery.com/

 

富士正

素朴で誠実な酒造りの藤本雅一酒造

藤本雅一酒造は大阪の藤井寺にあって、場所的には近鉄南大阪線の藤井寺駅、若しくは車ですと西名阪道の藤井寺ICが最寄りになります。
此の辺りは大阪近郊にあっても、古(いにしえ)より金剛山、生駒山など自然も豊富であり、近くの山々からの水脈が良質の地下水となってこの地を流れています。
この良質の地下水を清酒造りに利用できないかと考え、丹精込めた自作の米と合わせて清酒造りに精を出したのです。
うまい酒を造りたいをいう創業当時の店主の願いは、先ずは「冨士正宗」という銘柄に実を結び、現在では「冨士正」として造り続けています。

藤本雅一酒造は大正2年からの創業で歴史ある酒蔵
清酒は造った年には売らず土蔵で熟成させてから販売
当初は「冨士正宗」という銘柄で現在は「冨士正」

酒造
藤本雅一酒造
酒蔵住所
大阪府藤井寺市藤井寺2-1-10
電話番号
072-955-0018
価格帯
特上吟醸 1.8l 2,300円
ホームページ
http://www.fujimotosyuzou.com/

 

緑一

300年の歴史がある池田の地酒

緑一は元禄10年の1697年に加茂屋平兵衛が創業して300年以上の歴史があり、現在の酒蔵は明治10年に再建されて、主屋、蔵、塀が国の登録有形文化財に指定されていることが特徴です。
池田市は室町時代に酒造りが始まり、江戸時代に全盛期を迎え様々な種類の酒が作られました。酒はまろやかな風味と香りが特徴で、緑一の名前は澄んだ酒の最初を意味しています。
池田市は猪名川に沿った平地や北部には山深い場所もあり、自然豊かな場所もあり酒造りに適していることが特徴です。地元に根付いた清酒として長年の歴史があり、素材にこだわっています。

室町時代から酒造りが行われている池田の地酒
自然豊かな場所で素材にこだわって作られている
緑一の名前は澄んだ酒の最初を意味する

酒造
吉田酒造
酒蔵住所
大阪府池田市栄本町7-10
電話番号
072-751-2063
価格帯
720ml 1,390円~

 

七夕しぼり 純米大吟醸生原酒槽搾りうすにごり

七夕しぼり

浪花正宗の夏の恒例新酒「七夕しぼり」

「七夕しぼり」は、大阪は阪南の酒蔵として全国に名を馳せる浪花正宗さんが、毎年夏になると、満を持して発売する、左党の間では知る人ぞ知る風物詩としての意味合いの強い日本酒です。
ボトルカラーも涼しさを感じさせるブルーで、ラベルエチケットのデザインもかわいらしいです。
見た目にも美味しそうなその実際のお味は、無濾過生原酒ならではの力強い飲みごたえと、純米大吟醸特有の磨き抜かれた上品さの両方を併せ持った、こっくりしたしつつも後味がすっきりとしているところに特徴があります。
まろやかな旨味は、決して料理の邪魔をすることもありませんので、まろやかな口当たりによって存在感を醸し出すといったタイプの魅力的な日本酒です。

舌触りは、精米度合の高さからか、さらりとして爽やかです
手間暇を惜しまず作られていることを実感できる吟醸香がします
華やかさに加えて、独特の爽やかさを感じられます

酒造
浪花正宗
酒蔵住所
大阪府阪南市尾崎町3-13-6
電話番号
0724-72-0032
価格帯
3,600円 (税込 3,888円)
ホームページ
http://www.naniwamasamune.com/

 

松花鶴

松花鶴

100年の歴史がある藤井寺の幻の地酒

大正2年の1913年に藤井寺に創業して100年近い歴史があり、少量の酒を人手をかけて丹念に作り蔵で数年間貯蔵してから出荷することが特徴です。
幻の酒といわれるように卸などでも出回ることが少なく、なかなか目にすることがないなど変わっています。
藤井寺周辺は生駒山や金剛山など自然が豊富で、良質の地下水が取れるためにおいしい酒が作られ昔から酒づくりが盛んでした。
松花鶴は昭和50年に開発され、冷房や冷蔵庫などを使わずに土蔵で昔ながらの方法で作ることが特徴です。酒米は山田錦を中心に最適な種類を選び、手間を惜しまずに作るため親しまれています。

藤井寺で100年の歴史があり自然豊かな場所にある
土蔵で手間を惜しまずに作るため本格的な味になる
酒の水は生駒山や金剛山などの地下水を使う

酒造
藤本酒造
酒蔵住所
大阪府藤井寺市藤井寺2-1-10
電話番号
072-955-0018
価格帯
720ml 2,050円
ホームページ
http://www.fujimotosyuzou.com/

 

まとめ

大阪府は商人の町として江戸時代から酒造りが行われ、地域によって様々な蔵元があります。蔵元の歴史や特徴は酒を選ぶために参考にすると興味深く、地元の仕込み水や酒米などにこだわって仕込んでいます。酒の飲み方は季節や料理などに応じて決めるとおいしく味わえ、試行錯誤をしながら決めると良いものです。
大阪府は海に面して内陸部は山が多い地域のため酒蔵が多く、毎年冬になると蔵開きがあり試飲をして好みの銘柄を探せます。
地酒の歴史は江戸時代から続くため300年以上ありますが、機械による自動化が進んでも手造りで仕込んでいる蔵元も多いです。酒の味わいは製法や使用する素材によって変化し、アルコール度数や辛さなどを確かめて飲み方を決めると満足できます。地酒は名前の由来やラベルなどの特徴を知ると興味深く、地域に密着するものは人気が高いです。大阪府の地酒は数が多く飲食店などでも人気が高くご紹介した地酒などを飲み比べると料理などをおいしく味わえます。

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