目次
東京の人気の日本酒
澤乃井は山田錦を35%まで精米して昔ながらの麹造りの方法を用いて丁寧に作られて華やかでインパクトがある吟醸香と気品のある柔らかな味わいです。蔵元は元禄15年創業で300年以上の歴史があり、自慢の仕込み水を使いスッキリした淡麗さの中にふくらみのあるコクを秘め奥深い辛口タイプに仕上がっています。
嘉泉は東京サミットで各国のVIPに絶賛され、蔵元は文政5年に創業して200年の歴史があり酒造りに最適な中硬水の伏流水が使われていることが特徴です。
多満自慢は酒造好適米の五百万石を50%まで磨き、しぼりたての生酒を瓶に入れて火入れし米の香りが残っています。
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東京の地酒の歴史
東京都における地酒の歴史は江戸時代からあり、良質な地下水や伏流水に恵まれている地域のため酒造りが盛んでした。当時はどぶろくのようなにごり酒で、江戸っ子の間では現在の関西地区である上方から船で運ばれてくる清酒のほうが珍重されたたものです。しかし、江戸っ子が支払う酒代のほとんどが上方に流れ、当時の老中の松平定信が幕府の米を地元の酒蔵に貸し与え清酒造りを命じたことがきっかけで江戸の酒造りが発展しました。明治時代は東京23区内だけで60以上の日本酒の酒蔵がありましたが、現在では東京都内でわずか9箇所と激減しています。東京の日本酒は多摩川水系から流れる良質な地下水や伏流水などを使用しおいしく仕上げていることから人気が高いです。
東京のお酒の生産量と免許場数
日本酒の生産量は全国36位、免許場の数17箇所:全国41位(令和元年)となっています。
ただビールの生産量を見ると平成30年度78,871klで全国13位免許場の数は58箇所と全国1位となっています。
東京のお酒の生産量と免許場数ページにて各お酒や仕事状況などもまとめています。
東京の日本酒と料理の相性
東京の日本酒の特徴は濃醇甘口が主流でしたが、現在では切れ味の良い辛口タイプが増えています。甘辛の幅は好みによりますが、時代の流れと嗜好の多様化を受けて広がっている傾向が強いです。味わい方は天ぷらやどじょう鍋、東京下町の鶏鍋、うなぎの蒲焼き、味噌田楽、蕎麦などの江戸料理に合い、芯のしっかりして骨格のある風味を堪能できるようにするとおいしくなります。東京の地酒はお土産として人気があり、受賞歴や製法などを確かめて興味を持って選ぶと良いものです。
おいしい飲み方
おいしい飲み方は東京の郷土料理などと合うため、好みに合わせて温度を決めると良いものです。飲みごたえは甘辛の幅や使用する酒米や製法などで変化し、スッキリした味わいになるようにするとハマります。
東京都の地酒は都内や多摩地区などエリアによって異なり、都会から自然豊かな山々まであるためお土産としても人気です。酒蔵は製法の機械化などで減っていますが冬になると蔵開きが行われ、使用する酒米や麹の旨味を堪能できます。酒は冬は温度を上げ夏は下げると飲みやすく、料理に合うようにすると良いものです。東京都は地酒の歴史が長く個性があり、ラベルの表記の方法などを研究すると趣深くなります是非あなたにあったお酒を見つけてください。
屋守
美味しいお水から作られた飲みやすい日本酒
屋守は、東京都東村山市に存在する豊島屋酒造が製造している日本酒です。
富士山からの伏流水を、地下150メートルから井戸で汲み上げて、仕込み水として用いられているのが特徴です。東京でわざわざ富士山の水を使用して製造しているだけあり、爽やかな飲み口のお酒です。
屋守は純米無濾過原酒や、大吟醸、純米酒など美味しいお水で作られた日本酒が揃っていることでとても人気があります。
特に味に関してはフルーティーながらも芯のあるキレとのバランスがとても良く、初めての方にも飲みやすいと好評です。
美味しいお水もそうですが、お米本来の甘さをしっかりと出しているために、フルーティーな味付けながらもしっかりとした日本酒の味わいとなっているのが嬉しいですね。
お値段に関しても1500円からの手頃なものでも美味しくなっており、贈り物などでも自分で買う分にも嬉しい価格になっているのも良いですね。
純米無濾過原酒がとても美味しい
色々な大吟醸が揃っているので選べる楽しさがある
お手軽な純米酒セットなど贈り物にもおすすめ
- 酒造
- 豊島屋酒造
- 酒蔵住所
- 東京都千代田区神田猿楽町1丁目5番1号
- 電話番号
- 03-3293-9111
- 価格帯
- 1400円~3600円
- ホームページ
- http://www.toshimaya.co.jp
「屋守」というお酒をご存知ですか? dencross 「屋守」と書いて「やもり」とは読みません。「おくのかみ」と読みます。日本語はなかなか難しいですね。「おくのかみ」の名は、酒蔵を守り続けていく気持ちと、酒販店や料飲店の繁栄を守様な作品を醸し続けるという思いから付けおり、日本...
東京蔵人
程よい酸味が味わえる青梅の生酛純米吟醸酒
酒蔵は青梅にあり周辺は山々に囲まれた自然豊かな場所で、アルコール度数は16度と飲みやすいです。製法は生酛絞りで日本酒の原点で、口当たりなめらかで程よい酸味でスッキリします。
香りが強くて甘口のため初心者でも飲みやすく、口当たりが良くて米の旨味をそのまま味わえることが魅力です。水は奥多摩の清水をそのまま使い、古来より伝わる伝統を生かして原料米にもこだわっています。
酒造りは手間暇をかけるとおいしい味わいになり、杜氏たちが神に捧げるものとして作っていることが特徴です。東京蔵人という名前のように自然豊かな場所で作られ、飲みやすく仕上がっています。
生酛絞りで作られているため原点を味わえることが
香りが強くて甘口のため初心者でも飲みやすい
仕込水は奥多摩の清水を使うなどこだわっている
- 酒造
- 小澤酒造
- 酒蔵住所
- 東京都青梅市沢井2-770
- 電話番号
- 0428-78-8215
- 価格帯
- 720ml1800円
- ホームページ
- http://www.sawanoi-sake.com/
江戸酎
杜氏の長年の思いを完成させた本格焼酎
登場からまだ6年という短い歳月でありながら、本格焼酎として酒造の顔となったのが江戸酎です。その理由は長年杜氏があたためていた構想をついに具現化したものであるからだと言えるでしょう。
八丈島のサツマイモに拘り、7~8種類の芋をブレンドしているのが特徴。この100%八丈島産の芋を3年熟成させて使用しているため、芋焼酎独特の甘味とフルーティな芳醇な薫りが楽しめます。
満を持して蒸留された限定生産の本格焼酎ならではの完成度の高さは折り紙つきと言って良いはずです。25度の芋焼酎ながらロックで女性でもグイグイ飲める口当たりの滑らかさがあり、男女問わず楽しめる一本でしょう。
九州の芋焼酎とはひと味違う東京の芋焼酎
25度とは思えない口当たりの柔らかさ
100%八丈島産のサツマイモ使用、フルーティな薫りが魅力
- 酒造
- 八丈島酒造合名会社
- 酒蔵住所
- 東京都八丈町大賀郷1576番地
- 電話番号
- 04996-2-2855
- 価格帯
- 1800ml 3,000円~3,500円前後
澤乃井
お酒をチビチビと飲みながら蕎麦を食す
澤乃井と言えば、東京を代表するお酒で、特に日本蕎麦を食べる時にチビチビと飲むのが合っています。
私も、無類の蕎麦好きですが、蕎麦屋さんに寄った時に、この銘柄が置かれていたら、もも100%に近い確率で頼んでいます。
蕎麦を食べる時のお気に入りのシリーズが、キリリとした味が特徴的な「本醸造大辛口」と「純米大辛口」ですね。
まずは揚げナスや山葵芋などをつまみにしながら、ちびりちびと飲むのです。
その時は、仕事の緊張も解け何かホッとした気分させられます。酔いも回ってきた頃に、〆にそばを食べるの時が最高です。
キリっとした飲み口が特徴なので、お蕎麦以外のどんな料理にも合いますよ。
定番は「純米大辛口」でキリリとした味わいが特徴です
ワンカップ酒から高級酒まで色んなシリーズが揃えてあります
東京の地酒ランキングでは、上位を独占しています
- 酒造
- 小澤酒造
- 酒蔵住所
- 東京都青梅市沢井2-770
- 電話番号
- 0428-78-8215
- 価格帯
- 216円(税込)~10,800円(税込) ※樽詰め除く 公式HPより
- ホームページ
- http://www.sawanoi-sake.com/
「澤乃井」の歴史について 澤乃井は、東京都青梅市に酒蔵を構える地酒です。日本酒「澤乃井」は、東京都青梅市にある小澤酒造のお酒です。300年以上の歴史がある奥多摩の蔵元で、創業は1702年(元禄15年)になります。 その昔、小澤酒造の辺りは豊かな名水が沢になっていることから「沢井村」と呼ばれていま...
多満自慢
多満自慢の良さについて思った事
非常に香がよくて後味が綺麗なお酒でとても気に入っています。大吟醸に匹敵すると思います。
いつも飲んでいますが、何故このリーズナブルな価格で、こんなに素晴らしいものが作れるのかは謎です。レトロ感のあるラベルもとても味があって好きです。
さらに優しいフルーティーな香りが心地良いです。ラベル上は中口となっていますが、口に含むと甘みがあり飲みやすいです。甘いと感じるのは最初だけで、その後はお米の旨みを味わう事が出来ました。
純米ゆえか、アルコールのツンツン・ピリピリした感じがそれ程なく、とても飲み易かったです。
優しいフルーティーな香りが心地良いです。
レトロ感のあるラベルもとても味があって好きです。
ツンツン・ピリピリした感じがそれ程なく、とても飲み易いです。
- 酒造
- 石川酒造
- 酒蔵住所
- 東京都福生市熊川1
- 電話番号
- 042-530-5792
- 価格帯
- 1,026円~10,800円
多満自慢(たまじまん)は、「多摩の心をうたいつつ、多摩の自慢となるよう、多くの人達の心を満たすことができたら」というコンセプトで造られた日本酒です。東京都の多摩地区で生まれたこの地酒は、古くからの伝統を活かし丁寧に作られていて大変味わい深いのがポイントです。ここでは日常から乾杯までいろんなシーンで楽...
嘉泉
東京福生市の田村酒造場と銘酒「嘉泉」
「田村酒造場」は東京福生市にあって青梅線の福生駅より歩いても10分程度で多摩川の清流の畔にあります。
西部地域は山塊が連なり、此方の福生の地で江戸期の文政年間より酒造りをはじめ、創業から一筋、量を追わず、手間と時間を厭わず、丁寧に日本酒を造りを極めて、目の行き届く範囲で丁寧に酒蔵販売することを守っています。
銘柄は、「嘉泉」をはじめ幾種類かありますが、いずれも季節におうじた新酒の搾りたてや吟醸酒、生酒、ひやおろし等ががあり、冷やでも燗しても、それに常温でも美味しく飲めるという特色があり、食事や料理との組みあわせると一層美味しく戴けます。
田村酒造場は東京福生市にある清酒メーカー
酒作りは江戸期の文政年間からはじまる
田村酒造場のエッセンスを凝縮した「嘉泉」
- 酒造
- 田村酒造場
- 酒蔵住所
- 東京都福生市福生626
- 電話番号
- 042-551-0003
- 価格帯
- 1,598円(特別純米 720ml )
桑乃都
東京は八王子(=桑の都)の辛口日本酒
桑乃都は、秩父山系の軟水を仕込み水に使用した日本酒で、飲み口は辛口です。ほのかな香りと、すっきりとした軽やかなの味わいが特徴ではないでしょうか。
食事なら、和食がよく合いますね。こちらの蔵元は、近年ハイキングなどで大人気、東京の山、高尾山のふもとにあります。
桑乃都というのは八王子の別名だそうで、地名を冠した日本酒なんですね。うんちくをつけて、八王子土産にするのも良いと思います。
ちなみに余談ですが、こちらの小澤酒造場さんは、小澤酒造株式会社(澤乃井)さんの分家さんで、1926年から続く蔵元なのだそうです。
すっきり軽やかな辛口が和食と合います
桑乃都は八王子の別名。お土産にも良し
東京では数少ない蔵元。澤乃井さんの分家でもあります
- 酒造
- 有限会社 小澤酒造場
- 酒蔵住所
- 東京都八王子市八木町2-15
- 電話番号
- 042-624-1201
- 価格帯
- 1404円~
喜正
西多摩の自然豊かな野﨑酒造の「喜正」
野﨑酒造のある五日市は東京都西多摩郡の多摩川の支流、秋川の流れに沿った町で、清らかな秋川のながれと澄みきった空気、四季折々に変化する自然の美しさは、多くの人々を惹きつけ「東京の奥座敷」として親しまれています。
この町はずれだる檜原村への山道沿いの静かな山里に銘酒・「喜正」の野崎酒蔵が誕生しました。
このような最高の環境の中で「喜正」は地元の人々に愛され育まれてきましたが、「喜正」は多品種の有る中、夏限定の純米生貯蔵は暑い夏用にキレがある辛口に仕上げ、爽やかな香りと純米ならではの旨みが楽しめます。
「東京の奥座敷」、西多摩に誕生した野崎酒蔵
東京国税局より酒類鑑評会で優等賞を戴いている野﨑酒造
紹介の「喜正」の純米生貯蔵はキレの有る夏限定の製品
- 酒造
- 野﨑酒造
- 酒蔵住所
- 東京都あきる野市戸倉63
- 電話番号
- 042-596-0123
- 価格帯
- 純米生貯蔵(1800ml 2,538円 、 720ml 1,269円)
- ホームページ
- http://www.kisho-sake.jp/
蒼天
飲むほどに酔うほどに会話が弾みました。
久し振りに東京へ旅をしました。元職場の同僚が何人か住んでおり、飲む機会を作ってくれました。
待ち合わせ場所には既に3名の懐かしい顔ぶれがいます。何でも飲みますが私とセッテングしてくれた彼は日本酒が好きで、一緒に出張した時には好んで地酒を飲みました。
その話になると「そ~だ~東京の地酒にしよう」と注文したのが純米吟醸酒の「蒼天」でした。私は「ぬるめの燗」で飲む方が好きですが、これは冷やして飲む方が美味しいと勧められました。
確かに一口飲むとす~っと喉元を通るまろやかさは良いですね。肴は何にでも合いますが刺身があれば最高です。飲むほどに話が弾み楽しい一夜を過ごしました。
燗も良いが冷やして飲む方が美味しいです
香りはフルーティーな感じで女性にも好かれそう
味は「まろやかな」で純米吟醸酒独特の味です
- 酒造
- 小澤酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都青梅市沢井2-770
- 電話番号
- 0428-78-8215
- 価格帯
- 720ml・・・1,620円
千代鶴
東京あきる野の老舗・中村酒造の千代鶴
中村酒造は東京都下のあきる野市内にあって、五日市線の秋川駅、圏央道のあきる野ICの至近にあって滝山街道沿いにあります。
付近には鮎釣りの盛んな清流・秋川の流域に位置していて、まろやかな水のも産出され自然環境としては都内にありながら豊かなところです。
そんな中で日本酒の「千代鶴」が生まれ生冷な味を醸しだしています。
中村酒造は中村家が江戸文化年間に酒造業を興して200年以上にもなり、酒造りを始めて現在九代目となります。
銘柄は、秋川流域に鶴が飛来した事に因んで縁起の良い名前「千代鶴(ちよつる)」としました。 受賞歴も全国の鑑評会において度々金賞等を受賞しております。
中村酒造は江戸年間より酒造を始めた蔵元
銘柄としては千代鶴のみで各品種が揃っています
受賞歴も全国の鑑評会において度々金賞も
- 酒造
- 中村酒造
- 酒蔵住所
- 東京都あきる野市牛沼63
- 電話番号
- 042-558-0516
- 価格帯
- 千代鶴(純米吟醸 1.8L 3,240円 )
- ホームページ
- http://www.chiyotsuru.com/
HOLON(クラフトジン)
クラウドファインディングにより開始初日で目標金額50万円を達成・最終日は目標金額の約290%を達成した注目のクラフトジン
HOLONは2021年に新しくできた国産のクラフトジンです。“ととのえる”時間に寄り添うことをコンセプトとしていて、9種類ものボタニカルが含まれているのが特徴です。またアルコール度約35%とジンにしては低アルコールで、口当たりも良く飲みやすいのが特徴です。
爽やかな甘味と続く余韻で、お茶割りやソーダ割りにすると非常に飲みやすくなりおすすめです。ジン好きの方はもちろん、普段はアルコールを飲まない方でも挑戦しやすい味わいとなっています。
オシャレなボトルデザインと優しい味わいで、プレゼントとしても人気があります。
東京リバーサイド蒸留所が造る新しいクラフトジン
ハーブやスパイスなどのボタニカル配合で心身に優しい
国際中医薬膳士の監修のもと造られている
- 蒸留所
- 東京リバーサイド蒸留所
- 蒸留所住所
- 東京都台東区蔵前3丁目9−3 臼井ビル 1棟
- 価格帯
- 1本4,950円(税込)
- ホームページ
- https://holongin.com/
詳細情報
私たちの日常に寄り添い癒してくれる、クラフトジン「HOLON」に大きな注目が集まっています。 なぜなら開発後の2020年12月に、クラウドファインディングにより事前予約を開始しなんと開始初日で目標金額50万円を達成し、最終日にはなんと目標金額の約290%である143万円に到達するほどの人気ぶり...
丸眞正宗
東京下町の代名詞存在とも言える地酒です
残念ながら、ここの蔵元は2018年2月28日付で清酒酒造事業から撤退し、今は遠戚関係にある酒造会社がその伝統を引き継いでいます。
まずは、この銘柄の特徴と言えば東京下町を代表する銘柄でもあり、城北地区や城東地区の飲食店ではかなりの割合で見かけ、下町のメジャー的な存在で根強いファンが多いのです。
その酒蔵が事業から撤退するニュースを見て驚きを隠せませでした。
よく、下町でお蕎麦を食べるたり、大衆居酒屋さんでよく飲んでいた銘柄でしたのでとても感慨深いものがありますね。
東京の玄関口にある赤羽は、昭和の懐かしさが所々に残っていて、その中でもとても印象的なのは横丁文化なのです。
東京下町では超がつくほど定番のお酒で愛され続けています
藪蕎麦を食べる時には欠かせない銘柄です
都内にいるのにホッとさせられる横丁がこのお酒とマッチします
- 酒造
- 創業 小山酒造 株式会社
事業継承 小山本家酒造(遠戚関係)
- 酒蔵住所
- 創業地 東京都北区岩淵町26-10
継承地 埼玉県さいたま市西区大字指扇1798番地
- 電話番号
- 継承地 048-623-0013
- 価格帯
- 1,286円~2,476円(公式HPより)
- 通販
情け嶋
八丈島のさつまいもを使って作られた島酒
1853年にペリーが浦賀に来航し、鹿児島阿久根の商人が密貿易を行い島流しの場所として八丈島になりました。
島でさつまいもがとれることを知って蒸留器を取り寄せて島民に酒の作り方を教えたことがきっかけです。
情け嶋という名前にはこのような由来があり、長く定着していましたがさつまいもの確保が難しく原料を麦を加えてブレンドするなど試行錯誤を重ねて今に至っています。
情け嶋は芋焼酎、麦焼酎のほかブレンドした麦芋焼酎があり地元でとれるものを使用し、150年以上の歴史があるため島民だけでなく多くの地酒愛好家に人気です。
鹿児島の商人によって開発され150年以上の歴史がある
地元産のさつまいもや麦をブレンドさせている
鹿児島の商人が島流しされて作られたことが名前の由来
- 酒造
- 八丈興発株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都八丈島八丈町三根1299
- 電話番号
- 04996-2-0555
- 価格帯
- 700ml 1,142円(税別)
- 通販
ラム酒
母島のサトウキビから作られる地酒
小笠原諸島の母島にある地酒で、サトウキビから作られて豊潤な甘さや力強さが味わえることが特徴です。
飲み方はストレートやロックなどがあり、カクテルのようにできるため日本酒よりも洋酒に近い感じじがあります。
ラム酒は1830年頃に登場して欧米系定住者が捕鯨船との取引を行っていたため歴史が古く、1876年に日本の領土になる前から190年近く続いています。
戦後はアメリカの統治下に置かれましたが、その間に疎開してきた元住民がその味を伝えました。1992年に蔵元が登場してラム酒が販売開始され、独特な甘さがあるため飲みやすくて人気が高いです。
ラム酒自体の歴史は190年近くと長い
サトウキビを使うため豊潤な甘さがある
飲み方はカクテルのようにストレートやロックで楽しめる
- 酒造
- 小笠原ラム・リキュール株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都小笠原村母島字評議平
- 電話番号
- 04998-3-2008
- 価格帯
- 720ml 1950円(税込)
- ホームページ
- http://www.oga-rum.com/
- 通販
吟の舞
二度の東京サミットで提供された銘酒
二度の東京サミットでレーガンやミッテラン、サッチャーといった世界各国の要人にも提供されたのが「吟の舞」です。
山田錦を35%精米した雑味のないキレ味のある純米大吟醸に仕上がっていますが、30年以上前に技術を確立し、高レベルに仕上げていたのは見事だと言うべきでしょう。
低温発酵させて仕上げているために、トゲのない旨さが魅力。極めて飲み口が柔らかで、スッと身体に染み込む印象です。
これはアルコール度数が13%前後のためなこともあるのでしょう。そのため白ワイン感覚で楽しむことが可能です。もちろん純米大吟醸の華やかな吟醸香も堪能できる逸品です。
山田錦を35%精米した雑味のないキレイな味
アルコール度数低め、飲み口の良さが魅力
大吟醸ならではの華やかな吟醸香は見逃せない
- 酒造
- 田村酒造場
- 酒蔵住所
- 東京都福生市福生626
- 電話番号
- 042-551-0003
- 価格帯
- 720ml 2,484円
- ホームページ
- http://www.seishu-kasen.com/
- 通販
盛若
島を切り盛りする若者が名前の由来の地酒
東京都の伊豆諸島にある神津島は切り盛りする若者によって発展し、明治27年の創業と歴史が古い神津島酒造株式会社によって地酒が作られ盛若と命名されました。
主原料は国産二条大麦を用い減圧蒸留のまろやかな仕上がりで、島民に愛されて全国に島酒として広まっていることが特徴です。
この酒は若い漁師が働きざかりの時に飲むと元気が出ることが特徴で、明治時代よりも親しまれています。
盛若の種類は赤ワインを貯蔵した樽を使う赤や白ワインの白だけでなく、原酒を25度にした華や原酒に甲類をブレンドした和や島などもあり好みに合わせて選べることが特徴です。
島を切り盛りする若い漁師に由来する地酒
明治時代から島で親しまれている島酒
5種類の酒があるため好みに合わせて選べる
- 酒造
- 神津島酒造合名会社
- 酒蔵住所
- 東京都神津島142
- 電話番号
- 04332-8-0253
- 価格帯
- 500ml 1100円(税抜)
- 通販
雄山一
単なる焼酎ではなく復興のシンボルとも言える一本
三宅島といえばしばしば火山噴火の影響を受けることで知られています。平成17年の避難指示解除後に一から生まれた焼酎が「ご褒美焼酎 雄山一」です。
雄山一の最大の特徴は「米麹の麦掛け」で作られていることでしょう。これは遠く離れた壱岐で作られている焼酎と同じスタイルで、焼酎作りの盛んな伊豆七島のなかでも独特の存在。
その魅力はやはり米麹を使用したことによる清酒のような後味だと言えます。麦焼酎ならではの芳香な香りはそのままにキレとコクの良さがありますが、後から追ってくる米由来のまろやかさが特徴です。
小さな酒造で全てが手作業のため年間わずか10,000本の限定生産品です。
年間生産10,000本程度な希少価値の高い焼酎
壱岐焼酎と同じ麹で作られた麦焼酎
焼酎作りの盛んな伊豆七島の中でも独特なスタイル
- 酒造
- 三宅島酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都三宅島三宅村神着1198-1
- 電話番号
- 04994-2-0415
- 価格帯
- 700ml 1,600円 1800ml 3,200円前後
- ホームページ
- http://www.oyama1.tokyo/
- 通販
大吟醸 凰
鳳凰のごとく酒造の頂点にたつ大吟醸
様々なコンセプトで清酒を作ることで知られる田村酒造の頂点に立つ一本…それが鳳凰の名前をもつ『大吟醸 凰』です。いわゆるプレミアム大吟醸であり、酒造好適米の山田錦を35%まで磨き上げた雑味のないキレイな味わいの一本です。
機械ではなく、全てが手作業の箱麹法で製麹を行うなど、田村酒造の杜氏と蔵人が持てる最高の技術をつぎこんで作られたのが特徴。
ワイングラスで楽しむ日本酒アワード金賞に輝いた実績もあり、その華やかな吟醸香とやや辛口かつキレのある飲み口は和食だけでなく、フレンチやイタリアンと合わせても間違いなく楽しめることでしょう。酒造の粋を集めた一本としてオススメです。
プレミアム大吟醸ならではの吟醸香豊かな一本
酒造の杜氏と蔵人が持てる最高の技術で作った酒
山田錦の良さを限界まで引き出し、箱麹で製麹
- 酒造
- 小澤酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都青梅市沢井2-770
- 電話番号
- 0428-78-8215
- 価格帯
- 1800ml ¥11,124(税込)720ml ¥5,562(税込)
- ホームページ
- http://www.sawanoi-sake.com/
- 通販
八丈島鬼ころし
幻の島焼酎の1つ、造り手の拘りが感じられる一本
東京の伊豆七島は焼酎造りが盛んで10つの蔵元が存在しています。
その中には少量生産につき各島内で消化され、なかなか島外には出回らないものも幾つかあり、その1つが『八丈島鬼ころし』です。特徴は伊豆七島で見られる麦と芋焼酎をブレンデッドしたスタイルであることでしょう。
同じ八丈島の八丈島酒造合名会社から発売されている『八重椿』は麦焼酎に芋を少量ブレンドしたものですが、鬼ころしは芋焼酎がメイン。
比率は芋6麦4の割合のブレンドで全く違った味わいが魅力です。芋焼酎の甘さと華やかな薫りが先行し、麦らしいスッとしたキレと辛味が追従するのが楽しい味わいの一本です。
インターネット通販を行っていない幻の島焼酎の1つ
芋焼酎ベースの麦ブレンド、比率は6:4
同じ八丈島の八重椿と飲み比べてみるのもオススメ
- 酒造
- 八丈興発
- 酒蔵住所
- 東京都八丈町三根1299
- 電話番号
- 04996-2-0555
- 価格帯
- 720ml 1,300円~
- 通販
青酎 池の沢
人口200人の青ヶ島で作られる幻の焼酎
日本で一番人口の少ない村として知られる青ヶ島村で作られる希少な焼酎、主に島内で消費され、島外に出回らないことで幻の焼酎と呼ばれる銘柄です。
Amazonに酒造が出店したことで以前よりは入手しやすくはなりましたが、もともとの生産量自体が少なさがネックになります。しかしそのなかでも『池の沢』は一番生産量が多く、まだ入手はしやすい部類でしょう。
芋焼酎に麦焼酎をブレンドしたとはいえ、35度の焼酎なだけにガツンとくるインパクトが特徴です。しかし酸味が低く抑えられているのに加え、麦が芋焼酎特有の臭いを消していることで飲みやすい仕上がりになっています。
青ヶ島酒造の焼酎の中では一番入手しやすい一本
幻の焼酎ではあるが、Amazon出店で多少入手しやすく…
島焼酎特有のブレンドスタイルだが芋のインパクト強し
- 酒造
- 青ヶ島酒造
- 酒蔵住所
- 東京都青ヶ島村無番地
- 電話番号
- 04996-9-0135
- 価格帯
- 700ml 3,300円
- 通販
島流し
宇喜多秀家を思い起こさせるブレンデッド焼酎『島流し』
八丈島といえば江戸時代の流刑地であり、宇喜多秀家がその始まりの人物であるのは有名です。そんな秀家を思い出させるネーミングの焼酎『島流し』です。
東京七島では普遍的な芋焼酎と麦焼酎のブレンデッド焼酎になります。同じ八丈島酒造の『八重椿』が麦がメインであるのに対して、島流しは芋焼酎がメイン。
アルコール度も高く35度とパンチ力があり、八丈興発の『八丈島鬼ころし』対にして飲み比べてみても楽しい一本でしょう。
芋独特の香りを打ち消さずフルーティーさを残したうえで、麦のミネラル・穀物感が印象に残ります。芋の甘味、アルコールの強みは確かに感じますが、麦が後味のキレを良くしている印象でした。
八重椿とは逆コンセプトのブレンデッド焼酎
芋の甘味とアルコールの刺激にスッと入る麦の余韻
八丈島鬼ころしと飲み比べると楽しい一本
- 酒造
- 八丈島酒造合名会社
- 酒蔵住所
- 東京都八丈島八丈町大賀郷1576
- 電話番号
- 04996-2-2855
- 価格帯
- 700ml 2,300円
- 通販
田むら
手間を惜しまずに作られた大吟醸酒
田村酒造所の看板商品で、米と酵母を吟味して選び洗米から蒸米、麹、酒母、醪と手間を惜しまずに作られています。最高の技術を駆使している渾身の純米大吟醸で、手間がかかる究極の火入れ方法である瓶燗を採用するなどこだわっています。
代々守り継ぐ家印を冠するなど製法にこだわり、杜氏がつきっきりで醸するため美味しく仕上がっています。
酒米は岩手県産吟ぎんがを使用し、55%まで精米して低温で醸造しています。アルコール度数は16度から17度で、フルーティーで余韻が深い味わいで冷やや常温など好みに合わせておいしく飲めます。
看板商品として手間を惜しまずに作られた
岩手県産の酒造好適米の吟ぎんがを使用
フルーティーで余韻が深くて飲みやすい
- 酒造
- 田村酒造所
- 酒蔵住所
- 東京都福生市大字福生626
- 電話番号
- 042-551-0003
- 価格帯
- 1490円~6000円
- ホームページ
- http://www.seishu-kasen.com/
- 通販
御神火
「御神火」銘柄を代表するスタンダード
麦の方が種類が多い「御神火」ですが伊豆大島で御神火といえば、芋焼酎に麦焼酎をブレンドした「御神火 いも」がスタンダードです。
島酒のこのスタイルのものは35度とパンチの効いたものが多いのですが、御神火は25度と飲みやすくなっているのが特徴。
芋焼酎独特の甘い香りは健在、麦のミネラル感のある香りも開栓した瞬間に感じ取れるでしょう。芋焼酎の甘味はあるものの、全体的な印象はやや辛口の仕上がりになっています。
麦麹ならではのキリッとした爽快感のある後味に加え、酸味がしっかりと感じられるため、どことなく乳酸菌飲料に近い味わいを感じる一本です。
伊豆大島で昔から親しまれる島酒
芋焼酎に麦焼酎をブレンデッドした一本
辛口のいも焼酎が好みなら、オススメしたい島酒
- 酒造
- 有限会社 谷口酒造
- 酒蔵住所
- 東京都大島町野増字ワダ167
- 電話番号
- 04992-2-1726
- 価格帯
- 720ml 1,630円(税込み)
- ホームページ
- http://www.gojinka.co.jp/
- 通販
八重椿
八丈島の自然のコラボレーション焼酎
「麦焼酎はスッキリして美味いが物足りない」そんな人にオススメなのが、「八重椿」です。麦焼酎にさつま芋焼酎をブレンデッドして仕上げたのが特徴。
麦焼酎のコクはそのままに芋焼酎特有の優しく口当たりの良い甘味が加わり、飲み手の酒欲をそそる一本に仕上がっています。あくまでも麦がメインで芋焼酎はわずかとのことですが、絶妙なバランスで仕上がっているのは感服もの。
最初の一口はしっかりとした麦由来の穀物・ミネラル感が先行し、追って仄かに感じる芋の香りと甘味の追従はまさに“面白い”と感じること間違いなしです。ブレンデッド物が好きな人には堪らない仕上がりの一本です。
麦焼酎では物足りない人も満足させる一本
八丈島産、芋と麦のブレンデッド焼酎
麦のスッキリ感を補う芋の甘味とコク
- 酒造
- 八丈島酒造合名会社
- 酒蔵住所
- 東京都八丈町大賀郷1576番地
- 電話番号
- 04996-2-2855
- 価格帯
- 720ml 1,200円~ 1,800ml 2,300円
- 通販
一本釣り
酒造の顔とも言える麦焼酎『一本釣り』
芋と麦の焼酎を主に蒸留する八丈島酒造における麦焼酎の顔といえば「一本釣り」だと言っていいでしょう。酒造の代表作でもあるだけにサイズは4種類、そして720mlは贈答に好適な陶器入りでの販売をしているのも魅力だと言えます。
それだけに呑み口も高い次元で完成されているのが特徴。開栓した瞬間に漂う芳ばしい麦の薫りと麦らしいスッキリした後味、そしてそれに比類しないしっかりとしたコクが楽しめます。
昔ながらの製法で一仕込みずつ丁寧に作業されているのが、焼酎の雑味の無さから感じとれるでしょう。レモンなど柑橘類を入れて呑むとよりスッキリと楽しめます。
昔ながらの製法で作られたスタンダードな麦焼酎
芳香な麦の薫りと飲み口のコクが楽しめる一本
サイズは4種類、贈答品用の陶器仕様も人気
- 酒造
- 八丈島酒造合名会社
- 酒蔵住所
- 東京都八丈町大賀郷1576番地
- 電話番号
- 04996-2-2855
- 価格帯
- 720ml 1,000円~ 1,800ml 2,100円~
- 通販
島の華
伊豆諸島が生み出した注目の島酒
樫立酒造株式会社のは大正14年に創業され、平成9年5月より蔵をリニューアルしています。
製法は蒸留が焼酎の出来を大きく左右するという考えたため、特注で銅製のポ ットスチールを設置して麦を原料とし華やかさの中に風土で育まれたうまさを残した本格的な焼酎の製造を行っていることが特徴です。
島酒は沖縄や鹿児島などから全国に伝わり、芋や麦、黒糖、米など地元の名産品を使って作られてダイバーや観光客などにも愛されています。
蔵元のある八丈島は伊豆諸島でも地酒の発祥地として有名で、島の華はアルコール度数35度で島の人々に親しまれていることが特徴です。
蔵元は大正14年の創業で歴史がある
八丈島でも有名な地酒で愛されている
アルコール度数35度で地元の素材を使っている
- 酒造
- 樫立酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都八丈町樫立2051
- 電話番号
- 04996-7-0301
- 価格帯
- 720ml 900円(定価)
- 通販
金婚
明治天皇献上の豊島屋酒造の「金婚」
豊島屋酒造は東京都内の東村山市、西武線の東村山駅の北方ほぼ1kmのところにある蔵元で、醸造するお酒は江戸期から東京の地酒として多くの人たちに親しまれています。
蔵人達も、よいお酒を造り醸しだすとともに、人と人の縁を醸すことに誇りを持って酒造りに励んでいます。
そんな豊島屋酒造の看板銘柄は「金婚」で、明治天皇の銀婚式をお祝いする願いを込めて命名されたとされます(銘柄・「銀婚」もあります)。
又、特に「金婚」の樽酒は結婚式等にも多く用いられております。 其れに兄弟酒とされる「金婚正宗」は、明治神宮や神田明神への献上酒としてもよく知られています。
豊島屋酒造は東京都内の東村山市にある銘酒の酒蔵
明治天皇のお祝いの時期に命名した銘酒・「金婚」
兄弟酒に「金婚正宗」や「銀婚」もある
- 酒造
- 豊島屋酒造
- 酒蔵住所
- 東京都東村山市久米川町3-14-10
- 電話番号
- 042-391-0601
- 価格帯
- 「金婚」純米吟醸 (1.8L 3,200円 720ml 1,600円)
十右衛門
東京の老舗酒屋、豊島屋酒造の初代豊島屋十右衛門の名を冠した酒
その歴史は400年以上という老舗の豊島屋酒造。長く続くことなった道のりの礎を築いた初代豊島屋十右衛門。その名を冠した日本酒に豊島屋酒造の自信のほどががうかがえます。
口にすると純米酒ならではのコクと旨味、そして豊かな風味が口の中に広がります。
淡白さというよりも濃厚な米の旨味と純米酒ならではの香りを存分に感じられるお酒なので、いつまでも飽きが来なく飲み続けられるお酒かと思います。
また、しっかりとしたコクがあるにもかかあらず、かすかな酸味とほのかな苦みも合わせ持っているので食中酒としても飲みやすいです。
広島県産の「八反錦」を使用したバランスの取れた香味です。
瓶詰したあと火入れをすることで、まろやかな味になっています。
無濾過原酒なので日本酒本来の米の旨味を感じられます。
- 酒造
- 豊島屋酒造
- 酒蔵住所
- 東京都東村山市久米川町3-14-10
- 電話番号
- 042-391-0601
- 価格帯
- 1500円~2000円
江戸開城
東京港醸造の「江戸開城」は酒造所の地域に起因した名称
「東京港醸造」は都心の東京都心である港区芝に100年の時を経て蘇った酒蔵で、山手線の田町と浜松町に生まれた酒造所です。
其の代表的な銘柄は「東京開城」といって、此の地は江戸期に薩摩藩邸のあったところでもあり、江戸末期の戊辰戦争で西郷と勝海舟が江戸開城にむけて重要な会談が行われた地でもあり、其の記念に地に因んで名付けられたのでした。
創業は極近年で清酒製造免許を取得し、日本酒の清酒製造販売を開始しましたが、都心に清酒メーカーとしては醸し出す唯一の酒蔵として、現在は少量生産ながら新鮮で高品質な清酒は、近年造られたお酒としては愛好者には大変に評判は良いようです。
「東京港醸造」は都心の港区芝に百年の時を経て蘇る
都心の清酒メーカーとしては醸し出す唯一の酒蔵所
銘酒・「江戸開城」は酒造所の地域に起因した名称
- 酒造
- 東京港醸造
- 酒蔵住所
- 東京都港区芝4-7-10
- 電話番号
- 03-3451-2626
- 価格帯
- 純米吟醸原酒(1800ml 3,456円 )
国府鶴
東京のふるさとの銘酒「国府鶴」
野口酒造店の事務所、主要販売店は、東京府中市の市街地のほぼ中央にあり、京王線の府中駅からも数百メートルのところの街道筋にあります。
主要な銘柄は「国府鶴」になりますが、この名前にあたっては奈良時代の武蔵の国の国府(政庁)が置かれたところに因んだ名前でもあり、謂わば、「現在の東京のふるさと」とも言えるでしょう。
近所には府中市の惣社である武蔵総社の大国魂神社があり、 其の御神酒としても知られ地元の人達には、「地酒らしい地酒」として酒通には評判の清酒です。
当社では品質を第一に考え「國府鶴」に親しんでいただける地酒として、期待を裏切らないように吟味した商品を精魂込めて製造しております。
野口酒造店は東京府中市の市街地のほぼ中央にあり
銘酒「国府鶴」は奈良時代の武蔵の国の国府より銘々
府中は武蔵総社の大国魂神社があり其の御神酒としても
- 酒造
- 野口酒造
- 酒蔵住所
- 東京都府中市宮西町4-2-1
- 電話番号
- 042-362-2117
- 価格帯
- 国府鶴 淡麗大吟醸(720ml2,095円)
TOKYO SAKE
レトロな見た目が売りの東京で作られたお酒
まず、見た目ですが、青い外観が特徴の日本酒になっています。ラベルに「東京」とでっかく書いてあり、昭和を感じさせるようなレトロな見た目になっています。
純米吟醸酒なので、お米からくる奥深く、甘い香りと旨味がしっかりくる味のお酒です。
このお酒に合うおつまみや食事などですが、結構甘めが強いお酒なので、しっかりと味付けの効いたお料理が合うことでしょう。
原材料となる水やお米は富士山の伏流水を地下から汲み上げて仕込みなどに使用しており、それらを使いひとつひとつ丁寧に醸造しているので一度飲んでみる価値は十分にあると思います。
特徴的な青い見た目のボトルとレトロなラベル
カプロン酸清酒酵母を使った味わいと香り豊かな日本酒
厳選された水と米からくるジューシーで甘い日本酒
- 酒造
- 豊島屋酒造
- 酒蔵住所
- 東京都東村山市久米川町3丁目14-10
- 電話番号
- 042-391-0601
- 価格帯
- 1,512円~4,212円
さくゆり139 34度<凛>
伊豆諸島のさくゆりと球磨焼酎の技の巡り合い
さくゆりとは伊豆諸島に夏の訪れを知らせる花でカサブランカの母としても有名、世界最大のゆりの輪を咲かせます。
その球根から作られたのが『さくゆり』です。いわゆる食材としても有名なユリ根のデンプンと米を合わせて、球磨人吉の恵みと技を用いて作られました。
アルコール度数は17、24、34とそのシーンに合わせて選べるのが魅力です。そのなかでも『凛』は34度と個性を持った仕上がりになっています。
強い甘味のあとに遅れてやってくる刺激のある辛味は一度試したら病みつきになること間違いなしでしょう。限定139本の限定生産になるため、焼酎好きな方への贈答品としてオススメです。
カサブランカの母、さくゆりの球根から作った珍しい焼酎
限定生産139本のプレミアム焼酎
アルコール度34度、名前とは違う力強さが魅力
- 酒造
- 利島ふぁーむ株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都利島村8番地
- 電話番号
- 04992-9-0196
- 価格帯
- 720ml 10,000円(税抜)
思馳
盛若を凌駕する思馳の魅力とは?
樫樽貯蔵に長けた酒造として知られる神津島酒造が新たに送り出したスピリッツが「思馳」です。恩馳島に沈む夕陽をモチーフに、その思いを言葉に認めたラベルは、映画のワンシーンを切り抜いたかの如く美しいのが魅力。
国産の二条大麦を30%磨いて作られた盛若の原酒を酒造の得意とする樫樽で貯蔵したのが特徴です。盛若樫樽貯蔵と決定的に違うのは、貯蔵、熟成期間の長さと言えるでしょう。
フランス産の樫樽でじっくりと3年以上の歳月をかけて、仕込まれるため濃厚かつ華やかな樫の薫りを楽しむことができます。液体の色も黄金に輝く琥珀色に変化、適度なトロ味による口当たりの良さもまた魅力でしょう。
盛若原酒を樫樽で3年以上貯蔵・熟成
レトロモダンな美しいラベルに注目
液体が琥珀色に変化、口当たりの良さが楽しめる一本
- 酒造
- 神津島酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 東京都神津島村142
- 電話番号
- 04992-8-0253
- 価格帯
- 500ml 1,300円前後
利他
一部の居酒屋や酒屋でしか味わえない銘酒
東京都内にある神田周辺の店でしか取り扱っていない幻の酒で、無濾過生原酒は居酒屋のみでしか扱っていないため入手困難です。原料米は広島県産の八反錦を使用し、果実の香りがするため飲みやすくて後味がスッキリします。
販売価格は神田限定でしか取り扱っていないため明確な記載がないですが、利用者の評判も良くて興味をそそられるものです。ボトルの色は青と紫があり、青は澄んだ味わいで紫は古酒でマイルドで深みがあります。
生のお酒でアルコール度数は13度と低くてスイスイ飲みやすく、本格的な米の旨味を味わえることが魅力です。
神田周辺の店でしか手に入らない幻の酒
米の旨味を味わえてフルーティー
アルコール度数は13度とスイスイ飲める
- 酒造
- 豊島屋酒造
- 酒蔵住所
- 東京都東村山市久米川町3-14-10
- 電話番号
- 042-391-0601
- 通販
まとめ
東京都の地酒は江戸時代から400年以上の歴史があり、以前はにごり酒であったものの清酒に変わって酒造りが盛んになって発展しました。酒造りは良質な地下水や伏流水などを使い、酒造好適米や米麹を用いて丁寧にするため地域ごとに特徴があってお土産としても人気です。
酒の味は辛さの幅があり好みに合わせて選べ、人気の銘柄になると受賞歴があることや外国の方にも愛されています。東京都は都心部だけでなく山間部など自然豊かな場所もあり、数が少なくても有名な酒蔵があることが特徴です。酒造りは以前は関西地区が盛んでしたが、江戸時代に老中が命じたことをきっかけに発展してきました。おいしい飲み方は料理の味に合わせ、冷やや熱燗など好みに合わせて決めると良いものです。
人気の銘柄はお土産としても選ばれる傾向があり、地域の特色を知ることもできます。東京都内は酒造りに向いている地域柄ですが、時代の流れとともに変わりつつあり興味深いものです。