目次
栃木県の地酒の歴史と実績
栃木県といえば北関東にあり日光や中禅寺湖など日本で有数の観光資源や、全国名水百選で第1位に輝く尚仁沢湧水や出流原弁天池湧水など水資源にも恵まれています。
栃木県の地酒は200年の歴史があり、名水が多くて本格的な味わいに仕上がっていることが特徴です。県内の蔵元は33ありその多くは有名な越後杜氏と南部杜氏に酒造りを任せていましたが2001年に地元の若い蔵人たちが手を結んで下野杜氏が誕生しました。下野杜氏が醸す栃木県の日本酒は平成29年の全国新酒鑑評会で8銘柄が金賞を受賞するなど実績があるため人気が高いです。
栃木県の有名なお酒の銘柄
「澤姫 大吟醸 真・地酒宣言」は澤姫ブランドを代表する最上クラスの大吟醸で、華やかな果実香と香りのイメージ通り柔らかくて軽やかな旨味や酸味のバランス感が絶妙です。
「鳳凰美田 別誂至高 大吟醸原酒」は兵庫県産山田錦を35%まで磨いて重力だけで搾り、雫酒を斗瓶で取り分けて貯蔵された極上の逸品です。
「仙禽 一聲 純米大吟醸」は山田錦のポテンシャルを100%引き出し、やすらぎのある穏やかな香りと質がとても高く甘みを中軸に据えています。味わいは純米大吟醸酒として骨格のしっかりした複雑な酸味が感じられ、湯葉料理や筑前煮などの料理との相性が良いです。
地酒は杉並木や惣誉、天鷹、四季桜など地元に密着した名前で、それぞれの蔵元の個性を生かしています。
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栃木県の地酒のおいしい飲み方
飲み方は基本的にグラスに注いで料理と合い、一緒に味わってもそのままでもおいしくなります。お酒の味わいはすべての蔵元で120種類あり、旅行や出張などをするついでに飲み比べると良いものです。
酒造りは上質な名水や地元の酒米を使うと他の地域では味わえないおいしさに仕上がり、2007年にはとちぎ酒14が酒造好適米として品種登録されています。以前は酒米は国産だけでなく外国産に依存する傾向がありましたが、最近では地元の酒米を使ってブランド化する傾向が強いです。
栃木県の蔵元
栃木県は日本酒以外に酒造組合にも注目が集まり、30を超える蔵元がそれぞれの歴史とこだわりのもとに個性的な酒造りを行い栃木県酒造組合としてまとめられています。
「きき酒処酒々楽」は宇都宮市に常設館として運営し、組合に属する蔵元のお酒が常に120種類以上楽しめ観光客にも人気です。
基本的に蔵元は地酒ファンのニーズに応えるために一般公開することもありますが必ずしも試飲できるとは限らないものです。酒は多くの種類があり試飲ができると好みの味を探しやすく、宇都宮に旅行や出張のついでに立ち寄ると新たな発見ができます。地酒を選ぶ時は他の地域では味わえないものを探すとお土産として決めやすく、試飲などをしてから水や酒米や製法などを研究すると興味深いものです。
仙禽(せんきん)
栃木県の有名な銘柄「仙禽(せんきん)」について
「仙禽(せんきん)」といえば栃木県では知らない人がいないというくらい有名な銘柄で、薄井兄弟という若き青年たちがブランドを立ち上げ、全てにおいて袋搾りで搾ってからその日の間に瓶詰めまで完了させています。
また「仙禽」にはモダン仙禽シリーズ、クラシック仙禽シリーズ、仙禽 ナチュールシリーズ、仙禽 純米大吟醸シリーズなどがあり、使用米や仕込み方法、味わいなどがそれぞれ違うので、飲み比べてみるのも楽しみの一つになります。
たとえばモダン仙禽シリーズはあまずっぱさがあり、冷やして飲むのがオススメなのに対し、クラシック仙禽シリーズは常温が美味しい温度となっています。
栃木県では知らない人がいないくらい有名な銘柄です。
モダン仙禽シリーズは冷やして飲むのがオススメです。
クラシック仙禽シリーズは常温が美味しい温度です。
- 酒造
- 株式会社せんきん
- 酒蔵住所
- 栃木県さくら市馬場106
- 電話番号
- 028-681-0011
- 価格帯
- 1,350円~3,780円
- ホームページ
- http://senkin.co.jp/
「仙禽」を醸造しているのは、栃木県さくら市の酒蔵、株式会社せんきん。お酒の名前は漢字で「仙禽」ですが、屋号は「せんきん」とひらがな表記というのはなかなか興味深いところ。 そもそも、屋号とお酒の名前にする「仙禽」とは何なのでしょうか。「仙」の字には、深山幽谷に住む、修行により世俗を超えた存在の意味が...
鳳凰美田
創業1872年の歴史ある栃木を代表する銘柄
明治創業の歴史ある栃木を代表する名酒で、昔ながらの和釜で米を蒸し、佐瀬式の酒槽でやさしく絞り丁寧に醸すことですっきりしたフルーティな香りと吟醸香が楽しめます。
小山市には美田という地域があり、名前のとおり美しい田んぼから採れる良質な米は美しく、それから美しい日本酒を造ることがお酒の由来になっています。
とことん吟醸造りにこだわりを持っていて、どれもフルーティで甘い味が評判となっています。
まるでマスカットやメロンのような香りを持つと言われ、雑味がなくスッと身体に馴染むようなお酒造りがされています。女性にも人気で現在では生産が需要に間に合っておらず、すぐに在庫がなくなってしまう程です。
昔ながらの酒造りにこだわり美田の美しいお米を使用
フルーティでマスカットやメロンのような香り
雑味がなく旨味が凝縮されていてスッと身体に馴染む
- 酒造
- 小林酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県小山市大字卒島743-1
- 電話番号
- 0285(37)0005
- 価格帯
- 1,728円~ 10,800円
「鳳凰美田」をご存知ですか?「鳳凰美田」は、栃木県小山市にある小林酒造の造るお酒。純米吟醸や純米大吟醸を中心にラインナップしている看板商品です。 dencross 伝説の瑞鳥「鳳凰」の名を冠し、北関東の豊かに広がる美田に名をいただくという、なんとも壮大な名前の日本酒であろうか...
惣誉(そうほまれ)
お米と手造りにこだわって造られている惣誉
栃木県の惣誉酒造の惣誉(そうほまれ)は、定番と呼ばれるお酒ですが手造りにこだわって造られていて、麹米には山田錦を使用し、なめらかで旨みがあり口当たりのいい味わいとなっています。
美味しい呑み方については冷たく冷やして呑んでも美味しいですし、燗をつけて呑んでも格別な味わいを堪能することが出来ます。
そして味はワンランク上の美味しさがあるにも関わらず、コスパがいいので、普段呑めるお酒として多くの家庭で毎日の晩酌に登場しています。
アルコール度数は15度となります。
また製法は江戸時代から続く酒母の製法であるきもとづくりで行われています。
お米と手造りにこだわって造られています。
なめらかで旨みがあり口当たりのいい味わいとなっています。
アルコール度数は15度となります。
- 酒造
- 惣誉酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県芳賀郡市貝町大字上根539番地
- 電話番号
- 0285-68-1141
- 価格帯
- 1,344円~6,480円
- ホームページ
- http://sohomare.co.jp/
清酒「惣誉」を醸造するのは栃木県芳賀郡市貝町にある、創業明治5年の惣誉酒造。もともとは江戸時代より滋賀県日野で醸造業を営んでいましたが、豊かな水と美田のある市貝町へ出店として酒造りを始めました。 dencross 日野の蔵を全面的に移転。爾来、栃木県市貝の地で日本酒造りに励ん...
七水
通な人にも、これからの人にもオススメな日本酒
最近ではH29年に関東信越国税局酒類鑑評会の純米酒の部において優秀賞を受賞した蔵元です。飲む人に寄り添っていくような日本酒作りを意識して作っています。
買いやすい価格で、普段飲むお酒としてもとても良いですね。普段飲むお酒は飽きのこない味を目指して、贈答用や1つ上のランクのお酒は上品さや旨味をプラスして作られています。
七水55と七水は純米大吟醸の2つを取り扱っています。55はコクと吟醸の香りが特徴のお酒です。大吟醸はラフランスに似た香りと、ほのかな甘みが鼻の奥を通り抜けます。
その味はみずみずしく、口の中に豊かな味が広がるでしょう。日本酒が大好きな方にも、初めて日本酒を飲む人にもオススメな1本です。
飲む人に寄り添っていくような日本酒作り
大吟醸はラフランスに似た香りとほのかな甘みがある
日本酒に飲みなれている方にも、初めての方にもオススメ
- 酒造
- 株式会社虎屋本店
- 酒蔵住所
- 栃木県宇都宮市本町4番12号
- 電話番号
- 028-622-8223
- 価格帯
- 1650円~3800円
- ホームページ
- https://toratora.co.jp
- 通販
「七水(しちすい)」は餃子で有名な栃木県宇都宮で造られている日本酒の銘柄です。歴史ある酒造が10年前に新たにつくり出したブランドで、フルーツのようなフレッシュさと旨味のバランスが良いお酒です。 「味のある、しかもスッキリとしていて飲みやすい」ということを目標に造られたこの銘柄は、デビューからさほど...
四季桜(しきさくら)
お米にこだわって造られている四季桜の紹介
宇都宮酒造が販売している四季桜は良いお酒造りはお米が重要との考えをもとにお米にこだわり、自作田で柳田酒米研究会が栽培している五百万石や兵庫県の山田錦を用いて造られています。
四季桜には種類がいくつかありますが、四季桜 純米吟醸酒の原料米は酒造好適米の兵庫県の山田錦となり、新設された大型貯蔵冷蔵倉庫にて1年熟成された純米吟醸酒となります。
香露酵母で醸しているため、程良い酸味があり爽やかな旨みが感じられるのが特徴です。
他にも大吟醸酒や吟醸純米酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、原酒、辛口酒、一般酒、季節限定酒などがあります。
四季桜はお米にこだわって造られています
四季桜 純米吟醸酒は大型貯蔵冷蔵倉庫にて1年熟成されています
香露酵母で醸しているため程良い酸味と爽やかな旨みが広がります
- 酒造
- 宇都宮酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県宇都宮市柳田町248番地
- 電話番号
- 028-661-0880
- 価格帯
- 1,404円~13,824円
大那
さっぱりとした口当たりの純米酒
適度な甘みと酸味はあるものの、苦味などは控えめでさっぱりした口当たり。口に含むとフルーティな穀物の香りがしっかり味わえるのが好印象。
そのすっきりとした味わいから、食中酒として最適で、和食から洋食まで何にでも合います。
特に、牛肉のステーキとの組み合わせは、大那の持つ米の香りが牛肉の風味を引き立たせてくれるためとても良く合います。
味や香りの主張が控えめで、貯蔵酒特有のクセが少ないため、普段お酒を飲まない人でも比較的飲みやすいのではないかと思います。
一方、普段から主張の強いお酒を飲み慣れている人は若干の物足りなさを感じるかもしれません。
さっぱりとしたバランスの取れた味わい
どんな食事にも合うオールラウンダー
穀物のフルーティな香りが味わえる
- 酒造
- 菊の里酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県大田原市片府田302-2
- FAX
- 0287-98-3333
- 価格帯
- 1080~7560円
- ホームページ
- http://www.daina-sake.net/
天鷹心
飲みやすく食事にも合う天鷹酒造の天鷹心
栃木の友人から天鷹心が届きました。とにかく飲みやすくて良かったです。
頻繁にお酒を飲まない私の場合、強くて濃いお酒だと重さに圧倒されて味を深く楽しむことまで出来ないのですが、天鷹心は適度な辛さやスッキリ感があって和食に合い、楽しみながら飲むことが出来ました。
重めのテイストのお酒が好きな家族にも好評で、多くの方と一緒に楽しめる味だと思いました。食事を一層美味しく感じさせてくれる名プレーヤーです。
友人によれば、こちらの酒造はオーガニックにこだわっているそうなので、自然なものを好む方への贈り物にぴったりだと思いました。近所の酒屋さんで見かけたら今度は自分でも買ってみたいと思います。
食事の味を邪魔せず、食事の味を引き立たせてくれる。
程よい辛さで幅広い方にとって飲みやすいお酒。
辛さ・濃さ・キレが丁度良く、どんな食事にも合いやすい。
- 酒造
- 天鷹酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 栃木県大田原市蛭畑2166
- 電話番号
- 0287-98-2107
- 価格帯
- 1,600円~
- ホームページ
- http://tentaka.co.jp/
杉並木 姿
薫り、酸味、旨み。三拍子そろった至福の味わい。杉並木 姿。
無濾過生原酒にこだわった、至福の味。それが飯沼銘醸の「杉並木 姿」です。
芳醇な薫りと味の調和により、全て旨みに通じています。
味はたおやかな女性の姿を想起させる、甘みと酸味。
特に、山田錦を使った白地に黒ラベルの姿は力強さも感じさせてくれる、とても素晴らしい旨さのお酒です。
栃木県内のお米はもちろん、他道府県の米を用いて挑戦する杜氏の挑戦が素晴らしい。
特に、強い甘みと薫りを出す米に対しての酒造りが抜群にうまいと思います。
北海道産の北しずくをここまで旨い酒に作り上げたのは飯沼醸造さんの杉並木姿が最初と思っています。
ぜひ米違い、磨き違いで飲み比べて頂きたいです。
栃木の大谷川の伏流水と美しい大地の中で生まれた旨い酒。
自社敷地内の井戸水と、栃木の澄んだ空気で育まれた味
加水、調整を加えていない「杜氏が味わえる味」無濾過生原酒
- 酒造
- 飯沼銘醸
- 酒蔵住所
- 栃木県栃木市西方町元850番地
- 電話番号
- 0282(92)2005
- 価格帯
- 1300円~5000円程度
天鷹(てんたか)
栃木県にある天鷹酒造の辛口にこだわって出来た「天鷹」の紹介。
栃木にある天鷹酒造は、初代がこだわり続けた辛口の味を頑なに守って現在に至っています。
また美味しくて安心出来る楽しいお酒をコンセプトに皆様に喜んでもらえるお酒を造り続けています。
天鷹酒造のブランドと言えば「天鷹」になりますが、いろいろなタイプがあり味もそれぞれ趣があって、個性が感じられるものばかりです。
有機純米大吟醸 天鷹 五百万石は原料米に有機五百万石を使用し、アルコール度数は15度になります。
また常温か冷やで呑むのがオススメですが、お米の上品な旨みや繊細な香りを楽しむことが出来ます。
種類も豊富なので冷やや熱燗で幅広く呑み比べてみて下さい。
有機純米大吟醸 天鷹 五百万石は原料米に有機五百万石を使用。
お米の上品な旨みや繊細な香りを楽しむことが出来ます。
有機純米大吟醸 天鷹 五百万石のアルコール度数は15度です。
- 酒造
- 天鷹酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県大田原市蛭畑2166
- 電話番号
- 0287-98-2107
- 価格帯
- 1,080円~69,984円
望
外池酒造店「望」の特徴と魅力をご紹介
「望」は爪先立って遠くを見ることで嗜好品としての日本酒を確立し、また将来の日本酒への挑戦として立ち上げられました。まさに新しいコンセプトのブランドだと言えます。
また、読み方である「bo:」(ぼう)には「buono(美味しい)」という意味も込められているそうです。
「ワイングラスで美味しい日本酒アワード2018年金賞」を受賞し、評価が高いです。
爽やかですがすがしい透明感と、ラムネのようなほんのり柔らかな甘みのバランスが絶妙です。
なお、流通限定販売なので蔵元での販売はなく、限定された酒販店のみで購入が可能です。
栃木県を訪れた際にはぜひ手にしておきたい一品です。
旨味と酸味と甘味のバランスが絶妙
酒造好適米「雄町」を使用し50%まで精白
ワイングラスで美味しい日本酒アワード2018年金賞受賞
- 酒造
- 外池酒造店
- 酒蔵住所
- 栃木県芳賀郡益子町塙333?1
- 電話番号
- 0285-72-0001
- 価格帯
- 1,458円~ 10,800円
- ホームページ
- http://tonoike.jp/
望(bo:)は、栃木県益子町で造られる日本酒の銘柄のひとつです。 公式サイトに「嗜好品としての日本酒、文化としての日本酒など明日の日本酒への挑戦として立ち上げた新コンセプトの日本酒ブランド」と記載されているとおり、味へのこだわりと努力を極めた上質な味が特徴です。 数々の受賞歴をもつほど評判の高い...
開華
栃木県で最多金賞受賞をとったお酒
栃木県で最も伝統のある酒蔵で340年もの歴史があります。
創業時から農家をしていましたが、農業と酒造りが一体となって始まったそうです。
第一酒造は、全国の酒蔵で唯一の政府認定米麦集荷者です。
数年前までは政府にしかできなかったお米の等級検査を自社で実施している全国で唯一の酒蔵です。
日本名水百選にも選ばれた全国でも有数な佐野市の良質な水を使用されています。
全国新酒鑑評会で平成以降でも14回の金賞受賞をされていて、栃木県内の最多金賞受賞です。
米・水・造りのすべてにこだわっていて「開華」らしい華やかで繊細な香りとやわらかな旨みのあるお酒となっています。
米・水・造りのすべてにこだわっています。
日本名水百選にも選ばれた佐野市の良質な水が使用されています。
全国新酒鑑評会で栃木県の最多金賞受賞です。
- 酒造
- 第一酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県佐野市田島町488番地
- 電話番号
- (0283)22-0001
- 価格帯
- 1,512円~10,800円
忠愛
全国新鑑評会で金賞を受賞!さらっとした味や豊潤な香りのお酒
こちらの蔵元では、平成29酒造年度の全国新鑑評会で金賞を受賞したんです。忠愛シリーズと富美川シリーズがあります。
ここでは忠愛シリーズについてご紹介します。忠愛シリーズには髭と楷の2種類があります。髭文字の忠愛は創業当時からあるお酒です。
大吟醸を中心のラインナップとなっています。楷書体の忠愛は、もう1シリーズの富美川シリーズの中取り部分のみなんです。
全体的にさらっとした味や豊潤な香りが特徴で、フルーティと評判です。たくさんの種類があるので、迷ってしまいそうですね。
ちなみに蔵元直販サイトからは中取りの忠愛(楷)シリーズは現在購入不可ですので、他サイトや酒屋から購入してくださいね。
平成29酒造年度の全国新鑑評会で金賞を受賞
さらっとした味や豊潤な香りが特徴でフルーティ
蔵元直販サイトがあり、忠愛(髭)と富美川シリーズを購入可
- 酒造
- 株式会社富川酒造店
- 酒蔵住所
- 栃木県矢板市大槻998
- 電話番号
- 0287481510
- 価格帯
- 700円~2,644円
- ホームページ
- http://www.kubun.jp
- 通販
旭興(きょくこう)
渡邉酒造の代表銘柄「旭興(きょくこう)」を紹介します。
栃木県の渡邉酒造は小さな酒蔵ですが、創業明治25年という、長い歴史があり代表銘柄には旭興(きょくこう)があります。
名前の由来については、現在の場所に蔵を移すとき、東の方角を向いていたため、「朝日(旭)が昇る(興る)」というイメージで名付けられました。
最近では全国新酒鑑評会にて連続して金賞を受賞し、その名を轟かせています。
酒造りでは昔からの伝統的な製法を取り入れ、きもと仕込みにて行っています。
また酒質は濃厚な旨みや芳醇な香りが感じられ、辛さがありつつも口当たりはなめらかで喉越しはとてもスッキリしています。
旭興(きょくこう)は渡邉酒造の代表銘柄です
酒造りでは昔からの伝統的な製法を取り入れています
酒質は辛さがありつつも口当たりはなめらかで喉越しスッキリです
- 酒造
- 渡辺酒造
- 酒蔵住所
- 大田原市須佐木797-1
- 電話番号
- 0287-57-0107
- 価格帯
- 1,080円~4,600円
- 通販
松の寿(まつのことぶき)
栃木県にある松井酒造店の松の寿について
栃木県にある松井酒造店の松の寿は数々の鑑評会で入賞や金賞、優秀賞など多くの賞を受賞し、多くの方々にその味が認められているお酒です。
松の寿にも大吟醸、純米吟醸、純米酒、本醸造、吟醸酒、上撰、佳撰いろいろなタイプがあり、さまざまな味を堪能することが出来ます。
たとえば松の寿 大吟醸には兵庫県産の山田錦を使用し、香りが良くてスッキリとした味わいになっています。
他にも松の寿 純米吟醸では、自社の田んぼで栽培した酒造好適米の「五百万石」を使用し、水は自家湧水の超軟水を取り入れています。
数々の鑑評会で入賞や金賞、優秀賞など多くの賞を受賞しています
松の寿 大吟醸には兵庫県産の山田錦を使用しています
松の寿 純米吟醸には自社栽培の酒造好適米「五百万石」を使用
- 酒造
- 松井酒造店
- 酒蔵住所
- 栃木県塩谷郡塩谷町船生3683
- 電話番号
- 0287-47-0008
- 価格帯
- 1,190円~4,428円
- 通販
辻善兵衛(つじぜんべえ)
栃木県第1位の辻善兵衛の紹介
㈱辻善兵衛商店は創業宝暦4年という由緒ある長い伝統と歴史があり、手造りにこだわりまた地元のお米や水、最新の技術で造りだした辻善兵衛は根強い人気があります。
平成12年には関東信越国税局酒類鑑評会にて栃木県第1位を受賞するという快挙を成し遂げています。
また仕込水には軟水である鬼怒川の伏流水を使用しています。
定番商品の「辻善兵衛 純米 瓶火入酒 五百万石」はキレがありサッパリとした辛口で旨みも感じられ、冷やでも熱燗でも美味しく頂くことが出来ます。
価格もお手頃なので購入して自宅で気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
関東信越国税局酒類鑑評会にて栃木県第1位を受賞しました。
仕込水には軟水である鬼怒川の伏流水を使用しています。
「辻善兵衛 純米 瓶火入酒 五百万石」はキレがある辛口です。
- 酒造
- 辻善兵衛商店
- 酒蔵住所
- 栃木県真岡市田町1041-1
- 電話番号
- 0285-82-2059
- 価格帯
- 1,088円~10,300円
- 通販
東力士
フルーティーな香りを軸として、様々な味を楽しめる
那珂川の伏流水を使用し、厳選された良質のお米を使うことで良いお酒が作られています。また、この蔵元は成熟酒の先駆者として日本酒の味わいを研究し続けています。
東力士から熟露枯、極雫、リキュールやワインまで様々なお酒を製造しています。各ブランドからも様々な種類のお酒が出ているので、とても迷っちゃいそうです。今回は東力士の定番についてご紹介しますね。
定番は全体的にフルーティーな香りが特徴です。フルーティーな香りに加えて、淡麗な香りだったり、ふくよかな味だったりと様々な種類の味わいが楽しめるのが特徴です。
東力士だけでもたくさんのバリエーションがあります。きっとお気に入りの1本が見付かりますよ。
成熟酒の先駆者として日本酒の味わいを研究し続けている
フルーティーな香りを基盤に様々な味わいがある
バリエーションに富んだ品揃えがある
- 酒造
- 株式会社 島崎酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県那須烏山市中央1?11?18
- 電話番号
- 0287-83-1221
- 価格帯
- 259円~21600円
- ホームページ
- http://azumarikishi.co.jp/
- 通販
若駒(わかこま)
若駒酒造株式会社の若駒へのこだわりについて
若駒は創業万延元年という古い歴史のある若駒酒造株式会社の蔵元で造られている銘酒です。
水には栃木日光連山の清冽な伏流水を使用し、栃木の良質のお米と一緒にもろみを小仕込で仕込んで造られています。
若駒(わかこま)は種類も豊富で純米をはじめ、純米吟醸、純米大吟醸、かねたまる(木桶仕込)季節限定のものなどそれぞれ違った味わいを堪能することが出来ます。
たとえば若駒 五百万石80 佐瀬式槽搾り 無濾過生原酒(純米)はほんのりとバナナのような香りが漂い、酸味も感じられサッパリとしていて呑みやすくなっています。
お値段も手頃なので是非、ご賞味下さい。
水には栃木日光連山の清冽な伏流水を使用しています。
栃木の良質のお米と水を用いてもろみを小仕込で仕込んでいます。
ほんのりとバナナのような香りが漂い、酸味もあります。
- 酒造
- 若駒酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県小山市大字小薬169-1
- 電話番号
- 0285-37-0429
- 価格帯
- 1,188円~5,670円
- 通販
雄東正宗(ゆうとうまさむね)
杉田酒造の代表銘柄「雄東正宗」
雄東正宗は、栃木県小山市にある明治初期に創業した杉田酒造で造られている銘酒です。
杉田酒造では普通酒から大吟醸までの全量を「佐瀬式槽搾り」にて行っています。
またコンセプトとしては日本酒らしい日本酒を目指して、現在も造り続けています。
オススメ商品の「雄東正宗 大吟醸」は杉田酒造の代表銘柄になりますが、普通酒なので地元でも晩酌酒として好まれています。
品評会で8回連続で優等賞を受賞したことがあり、当時の税務署長が「関東の英雄」と絶賛し称えられたというエピソードがあります。
味は濃厚で旨みがあり、日本酒ファンからも根強い人気を誇っています。
普通酒から大吟醸までの全量を佐瀬式槽搾りにて行っています。
「雄東正宗 大吟醸」は杉田酒造の代表銘柄です。
味は濃厚で深い旨みがあります。
- 酒造
- 杉田酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県小山市大字上泉237
- 電話番号
- 0285-38-0005
- 価格帯
- 2,399円~42,746円
- ホームページ
- http://sugitasyuzou.co.jp/
- 通販
朝日榮(あさひさかえ)
マスカット系の香りと、凛としたキレ
1831年に創業され、会社としては1954年に設立された歴史ある蔵元です。ここで作られているお酒は「朝日榮」「三毳山」「東照」の3種類です。この中でも朝日榮は蔵元の看板です。
優しく包み込むような味わいと、凛としたキレを表現するように作られました。辛口のお酒で、透明感があります。
香りはマスカット系がふんわりと香り、飲んでいくと徐々に口の中に豊潤な味わいが広がっていくお酒です。
食中酒にとても良いお酒ですね。種類によってオススメの温度は少し異なりますが、基本的にはどの温度でも楽しめるようなお酒です。自分の好みの温度で呑んでみてください。
1831年に創業された歴史ある蔵元
優しく包み込むような味わいと凛としたキレを表現する
辛口のお酒で透明感があり、マスカット系の香りを漂わせる
- 酒造
- 株式会社相良酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県栃木市岩舟町静3624
- 電話番号
- 0282-55-2013
- 価格帯
- 1350円~3024円
- 通販
素顔
ひとつひとつを人の手で「搾り」を行う。大手にはできない手法
片山酒造がこだわる「搾り」の技術。それがひとつひとつを人の手で丁寧に搾る「佐瀬式」という手法です。
搾りとは、熟成したもろみを、お酒と酒麹に分離する作業なのですが、多くの酒造メーカーでは搾り機を使用した方法で行われます。
いっきに搾りを行うと味を損ねてしまうのです。これが日本酒本来の味を出すために行う片山酒造でのこだわりなのです。
片山酒造で人気のお酒は「生原酒 素顔」です。「佐瀬式」によって雑味は除かれ、すっきりとした旨味と芳醇さを味わうことができます。
そして、「生原酒 素顔」は熱処理を施さずにろ過もしないというのが特徴。完全なる生の状態のお酒を楽しめるのです。
熱処理を行わないことで、酒本来の旨味が損なわれない。
もろみの風味を残すため、ろ過せずにビン詰め。
日本三大霊水のひとつ「酒の泉」を使用している。
- 酒造
- 片山酒造
- 酒蔵住所
- 栃木県日光市瀬川146?2
- 電話番号
- 0288-21-0039
- 価格帯
- 3000円~
まとめ
栃木県は良質な名水や酒米が採れるため地酒が多く、200年以上の歴史があり蔵元によって個性的な酒造りが行われています。酒造りは地元の酒米や水にこだわるなど他の地域ではないような特色を生かし、現在は30を超える蔵元をまとめる組織として栃木県酒造組合が作られ独創的な取り組みを行っています。
宇都宮市内に常設館として運営するきき酒処酒々楽は常に120種類以上の酒を楽しめ、組合に属する蔵元のお酒を試飲できます。栃木県は若い蔵人たちが集まって下野杜氏を結成し、地元の素材を使って地酒ファンのニーズに応えていて作る酒は全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど実績があり人気です。
人気銘柄は栃木県の観光名所や自然などにちなんだものが多く飲み比べると良いもので、試飲をしてからお土産として選ぶとおいしく味わえます。酒の飲み方は人それぞれですが冷酒としてスッキリし、料理とともに味わうことやそのまま飲むなど工夫すると良いものです。