滋賀県の日本酒・地酒20選。草津・長浜・彦根・竜王等の恵みの地で生まれたおすすめ銘酒ランキング

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日本酒

滋賀県の有名な地酒の銘柄

萩乃露
甘みがあって柔らかな、伏流水を使っています。
不老泉
口に含んだ瞬間に米のコクと甘さが広がり、爽やかな余韻を残して消えていきます。
旭日(きょくじつ)
滋賀県認証の「環境こだわり農法」で栽培された「吟吹雪」を使用しています。冷やして召し上がるのがおすすめの楽しみ方です。
松の司
地元で育んだ米や地下120mから吸い上げた仕込み水を使って丁寧に造っています。
喜楽長
上品な旨みと甘みが、酸によって調和されて、穏やかな味を生み出してくれます。
大甲賀
米の旨みが生きている辛口の純米酒で、冷やしても熱燗でもどちらでも楽しめます。
琵琶の長寿
甘口のお酒で口当たりが良い中に後から酸味がする旨口のお酒です。
湖濱
まろやかな口当たりと芳醇な米の旨みが広がります。鯖寿司などと一緒に食べるのがおすすめです。

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滋賀県の地酒と水

滋賀県は美酒の宝庫と言われています。その特徴は、滋賀県の面積の半分は琵琶湖が占めていると思っている人が多いと思いがちですが、県の面積の2分の1を占めているのは、東西南北に広がる山々なんです。その山々から流れてくる雨や雪がきれいな水となって、畑を潤し、琵琶湖へと繋がります。日本酒は世界の酒の中でも厳しく水を選ぶとされていますが、琵琶湖の水はきれいなので選ばれています。

滋賀県の地酒の歴史

滋賀県はかつて、近江の国と呼ばれてきました。琵琶湖があるためかつて水陸の交通の要所とされてきました。すると、周辺にある町や東海道の宿場などで造り酒屋が栄えてきました。また、当時活動していた近江商人は、京都をはじめ、関東まで活動範囲を広げました。近江の米作は盛んで、酒造りの原料米を他県に提供することもありました。
滋賀県には30以上の蔵元があります。蔵元によって歴史や作り方が違うのでエリア別に紹介します。

高島エリア

琵琶湖の北西にある雪深い地域で、その雪を利用して古くから酒造りをしています。

福井弥平商店

甘みがあって柔らかな、比良山系の伏流水を使用しているのが特徴です。

上原酒造

山廃仕込や木槽天秤しぼりなど他にはない独自の製法で作っています。

湖東エリア

老舗の蔵元が多い地域です。

藤居本家

江戸時代から続いている蔵元で、宮中に御神酒を献上する役目を持っています。

冨田酒造

戦国時代に羽柴秀吉と柴田勝家が戦った「賤ヶ岳(しずがたけ)の戦い」の舞台になった賤ヶ岳の山麓にある蔵元です。460年以上に渡って続いている老舗にもかかわらず、日本酒を使ったスイーツを販売するなど、新しい挑戦を続けています。

甲賀エリア

滋賀県の南部に位置していて、甲賀忍者の里で有名です。

美冨久酒造

伝統ながらの製法と現代の技術を組合せた酒造りをしており、国内に限らず海外でも賞を受賞するなど高く評価されています。

笑四季酒造

オリジナリティあふれる日本酒を造っていながら、しっかりと伝統的な製法を守っています。

東近江エリア

水資源が豊富で、水にこだわる蔵元が多く集まっています。

松瀬酒造

地下水と手作りの製法にこだわりのある滋賀県で一番代表的な蔵元です。喜多酒造・・・伝統と新しい技術の融合を大事にしてる酒造です。

不老泉

不老泉

上原酒造「不老泉」の特徴と魅力

上原酒造では伝統的な醸造を大切にしており、山廃仕込みや木槽天秤しぼりという手法でお酒を造っています。
山廃仕込みにおいては酵母の添加をしておらず、あくまで手作りで旨口の酒造りにこだわっています。
また木槽は全国でも2台しか残っておらず、時間をかけてじっくりと搾っています。
「不老泉」の名は蔵内にある自噴井戸から命名されたそうです。この水は、比良山系の豊富な伏流水でミネラルが少なく日本酒に適しています。
辛口や甘口ではなく「旨口」なのが特徴で、口に含むと米の甘さとコクが広がります。それでいて飲んだ後の余韻は爽やかです。

酵母添加をしない山廃仕込みで造っている
現在では珍しい木槽を用いて天秤しぼりをしている
コクと甘さのある旨口で余韻は爽やか

酒造
上原酒造
酒蔵住所
滋賀県高島市新旭町太田1524
電話番号
0740-25-2075
価格帯
1,755円~4,655円
ホームページ
http://furosen.com/
通販
詳細情報

笑四季

SENSATION

滋賀の四季を演出して作られた地酒

「笑四季」と書いて「えみしき」と読みます。滋賀県にあるお酒の銘柄と同じ名前の笑四季酒造が製造するお酒です。「笑四季」のコンセプトは、純米仕込、無添加無調整のナチュラル製法と風味の損失を極力抑える技術による、米の酒本来の魅力を100%引き出す処方。決して奇だけをてらったものではなく、そこはかとなくシンプルで鮮烈さが際立た造りは贅の極みといっても過言はないでしょう。また、香りに主眼を置かず、「きれいな甘さ」を中心軸に据えた酒造り行っており、どこか郷愁を誘う味わいに目指しています。
販売会社の笑四季酒造の名前は滋賀の四季を演出することを意味して付けられ、明治25年に創業し125年の歴史があります。
笑は花が咲き誇り笑う山や太陽の日差しなどに由来し、酒を楽しみながら飲めるようにすることを願っていることが特徴です。
会社の哲学である「天地自然の理に従う」のもとに、滋賀県内の目の届く範囲だけの優良な原料米を選びぬき、手作業と最新技術の融合により、五感を研ぎ澄ませながら寒造りを行なっております。
純米仕込や無添加のナチュラル製法で香りを保ち米の酒本来の魅力を100%引き出す処方を行うのが特徴です。

滋賀の四季を演出することが会社の名前の由来
滋賀県産の優良な原料米を選び寒い時期に作っている
米の酒本来の魅力を引き出した贅沢なお酒

酒造
笑四季酒造
酒蔵住所
滋賀県甲賀市水口町本町1-7-8
電話番号
0748-62-0007
価格帯
1800ml 2,484円
ホームページ
http://www.emishiki.com/
通販
詳細情報

萩乃露

萩乃露

福井弥平商店の歴史ある清酒「萩の露」

福井弥平商店は琵琶湖の西岸にあってJR湖西線の近江高島駅の至近のところにあります。
比良山系の雪解け水を使って造る酒は、やさしい味わいが特長で、蔵元は伝統と地元産米にこだわり多様な酒を醸し続けています。
歴史的価値も高く、郷土愛と開拓精神が共存する220年前に作られたという歴史ある蔵となっております。
福井弥平商店の清酒は力強い余韻を楽しめる日本酒で、代表銘柄としては「萩の露」がありますが、其の味わいは辛みと酸味があって、強い余韻を残してくれるお酒です。
ただ、萩の露は人気酒だけに季節限定や数量限定も多く、種類も豊富です。

福井弥平商店は琵琶湖の西岸にある歴史ある酒蔵です
蔵元も220年前という永い歴史をもつ酒蔵です
代表銘柄としては「萩の露」があります

酒造
福井弥平商店
酒蔵住所
滋賀県高島市勝野1387-1
電話番号
0740-36-1011
価格帯
特別純米(720ml 1,458円)
ホームページ
http://www.haginotsuyu.co.jp/
通販

旭日

旭日

酒蔵・藤居本家の酒造りは銘酒「旭日」

藤居本家は近江の琵琶湖湖東にあって、近江鉄道の愛知川駅が最寄りの駅になります。
此の辺りは日本一の湖・琵琶湖を抱くところで、元より近江地方は良質の米と水に恵まれていて、古くより銘酒造りが盛んな地域です。
水は鈴鹿山系を源とする愛知川の伏流水と近江の酒造好適米を使い、能登の杜氏が技術の粋をつくして醸し上げた手造りの美酒は、県内はもとより全国の清酒愛好者に飲まれています。
歴史ある蔵元・藤居本家の代表銘柄は「旭日」で、コクのある味わいが特徴の日本酒です。
中でも人気なのが、幻の酒米、滋賀渡船六号を使った純米酒で、独特のコクが感じられて、力強い米の旨味が口の中に広がるやや甘口の清酒です。

琵琶湖湖東の酒蔵・藤居本家の酒造り
鈴鹿山系を源とする水と地元の酒米で醸す「旭日」
代表銘柄の旭日はコクのある味わいが特徴の清酒酒

酒造
藤居本家
酒蔵住所
滋賀県愛知郡愛荘町長野793
電話番号
0749-42-2080
価格帯
滋賀渡船六号 2,180円
ホームページ
http://www.fujiihonke.jp/
通販

喜楽長

喜楽長

「酒は美味しもの」を目指す喜多酒造

喜多酒造は東近江市の八幡街道沿いの名神高速の八日市ICから直ぐのところにあります。
喜多酒造のモットーは「酒は美味しもの」、「よき酒とは水晶玉のごとく」のような心構えで伝統と変革を重んじながら「不易流行」の精神で、酒造りを行っています。
社会の変化が激しく昨今ですが、歴史と伝統を重んじながら将来を見据えて「喜楽長」の在り方を模索しています。
其の喜多酒造の代表銘柄・「喜楽長」は、酸味と旨味の絶妙なバランスの素に日本酒があまりお好みでない方でも飲みやすいように造られているので、お陰様で皆様には大変に好評をいただいております。

高品質で個性ある日本酒を醸し出す「喜楽長」
良き日本酒・「喜楽長」は日々精進努力を目指しています
「酒は美味しもの」を目指す喜多酒造

酒造
喜多酒造
酒蔵住所
滋賀県東近江市池田町1129
電話番号
0748-22-2505
価格帯
特別純米酒(1800ml 2,484円)
ホームページ
http://kirakucho.jp/
通販

御代栄

御代栄

北島酒造の酒銘「御代栄」は万葉集の歌から

北島酒造は琵琶湖の南東に位置する滋賀県湖南地域にあって、場所的には草津線の甲西駅の至近のところにあります。
季節的には湖の国ならではの冬の冷え込みと比叡からのからっ風、其れに東に広がる鈴鹿山系の上質な伏流水、米どころ滋賀の良質な近江米が、この地ならではの酒造りに向かわせる特色となっています。
そんな中の北島酒造は、「少しでも良いお酒、本物のお酒を飲んでほしい」という願いで、手間隙をかけた酒造りに勤しんでいる蔵元です。
酒銘の「御代栄」は万葉集の歌の「天皇の 御代栄えむと 東なる 陸奥山に 黄金花咲く」にちなんで付けられています。

北島酒造は琵琶湖の南東に位置する湖南地域にあります
鈴鹿山系の上質な伏流水と米どころ滋賀の良質な酒米を
酒銘の「御代栄」は万葉集の歌の歌詞から

酒造
北島酒造
酒蔵住所
滋賀県湖南市針756
電話番号
0748-72-0012
価格帯
純米吟醸(1.8ml 2,913円)
ホームページ
http://kitajima-shuzo.jp/
通販
御代栄 しぼったそのまま一番酒 720ml

美冨久

美冨久

旧東海道の水口宿に倉を構える美冨久酒造

美冨久酒造は近江の地酒で、甲賀市の水口地区の国道1号線に近い所、近江鉄道では水口城南駅の至近のところにあります。
旧東海道の筋でもあり江戸期より交通の要所として栄えた、東海道五十三次・五十番目の宿場町「水口宿」に蔵を構えて、平成30年で創業100周年を超えたばかりです。
現代の製造方法は当時と違って醸造技術が発達し簡略化しているけれど、当蔵元は自然にマッチした昔ながらの酒造りに励んでいて、天然醸造法「山廃仕込」と現代の技術の粋を極めた「吟醸仕込」として手造りの味を追求した地酒造りを追求し、酒本来の醸し出す酒造りを目指しています。

滋賀近江の甲賀市の蔵元・美冨久酒造
宿場町「水口宿」に蔵を構えて既に創業100周年
蔵元名の美冨久は自然にマッチした昔ながらの酒造りを

酒造
美冨久酒造
酒蔵住所
滋賀県甲賀市水口町西林口3-2
電話番号
0748-62-1113
価格帯
純米大吟醸酒 純吟極醸(1.8L 7,560円)
ホームページ
http://mifuku.co.jp/
通販

七本槍

七本槍

450年以上続く老舗酒蔵の歴史の旨味を感じる地酒

「七本槍」は創業450年以上にもなる冨田酒造で造られた滋賀県の地酒です。
七本槍という名前は、賤ケ岳の戦いの際に豊臣秀吉を支えた加藤清正、福島正則、脇坂安治、糟屋武則など7人の若い武士たちを想ってつけられました。
七本槍は強い旨味があり、果実のような香りのほのかに漂う味と香りを一度に楽しむことのできる滋賀県でも人気の高いお酒です。
風味が口の中に残る七本槍は、濃い味付けや甘辛い料理によく合うお酒で気持ちよくおつまみと晩酌を楽しむことができます。
そして、七本槍は美食家の北大路魯山人にも愛されたお酒とも言われた初心者から上級者にもおすすめの滋賀県の地酒です。

豊臣秀吉を想って造られた人気の地酒
穏やかな香りを感じる初心者でも飲みやすい地酒
煮物や甘辛い味付けの料理を引き立てる地酒

酒造
冨田酒造
酒蔵住所
滋賀県長浜市木之本町木之本1107
電話番号
0749-82-2013
価格帯
1,350円~3,240円
ホームページ
http://www.7yari.co.jp/index2.html
通販

唯々

唯々

万葉の時代から続く酒造りを体現する地酒

酒蔵のある滋賀県湖南市石部は酒造りが万葉の時代から続くことが特徴で、鈴鹿山脈の伏流水を用いて山田錦など素材にこだわっています。
滋賀県は琵琶湖や鈴鹿山脈など自然に囲まれた場所にあり、唯々は県内産の酒米である吟吹雪、五栄、渡船などを使用し、大自然の恵みを十分に感じるように仕上げています。
滋賀県は近江の国と呼ばれ石部は宿場町であり、琵琶湖や鈴鹿山脈などの山々に囲まれているためにおいしいお酒が作られてきたことが特徴です。
江戸時代には東海道五十三次の中でも有名な宿場があり、旅人が飲んだ酒を今に使えています。

万葉の時代から続く酒造りを守っている
自然豊かな場所を生かしておいしい酒を作っている
酒米は県産のもので水は鈴鹿山脈の伏流水を使う

酒造
竹内酒造
酒蔵住所
滋賀県湖南市石部中央1-6-5
電話番号
0748-77-2001
価格帯
1,350円~3,510円
ホームページ
http://www.takeuchishuzo.co.jp/
通販

北島

北島

究極の食中酒を目指して作った地酒

北島は酒作りの原点であるきもと造りに力を入れ、きめ細かい迫力がある味わいを演出しています。
酒は冬の時期に仕込まれるため甲西駅の近くで夜明け頃に酒米が蒸し上がる煙が風物詩で、きもとづくりという昔ながらの製法にこだわっています。
酒は酒母や酵母にこだわって作られ、鈴鹿山脈の伏流水や近江米を使っていることが特徴です。
北島は玉栄を使い飲めば飲むほど味が出ることが特徴で、今も昔も酒造りの中心になる米として注目されています。
近江米は自然豊かな場所にあるため風味が良く、冬に仕込むことで本格的な風味を引き出していることが魅力です。

食中酒として味わうと盛り上がれる
近江米の玉栄や鈴鹿山脈の伏流水を使用
自然豊かな場所で冬に仕込むため本格的

酒造
北島酒造
酒蔵住所
滋賀県湖南市針756
電話番号
0748-72-0012
価格帯
1,050円~10,800円
ホームページ
http://kitajima-shuzo.jp/
通販

浪乃音

浪乃音

琵琶湖の畔の三兄弟によって作られる伝統的な地酒

酒蔵は滋賀県が誇る琵琶湖の畔にあり、自然に育まれた場所において三兄弟によって役割分担をして200年の歴史を守っています。
長男は釜屋で次男は杜氏で三男は麹屋と三位一体で、自家製の酒を作るなど地域に密着しています。
この熱意が能登杜氏自醸新酒品評会において石川県知事賞を戴き、三兄弟が納得できる味に仕上げて出荷ことで利用者の人気が高いです。
小さな酒蔵で丹精を込めて作るため品切れになることが多いですが、丁寧に作られているためうまさに定評があります。
風光明媚な琵琶湖の近くで作られるからこそ自然の雰囲気を感じ、地域に根付いた味を堪能できることが魅力です。

琵琶湖の畔にあり三兄弟が役割分担をしている
石川県知事賞をもらうなど熱意が評価されている
三兄弟が納得してから出荷するため人気が高い

酒造
浪乃音酒造
酒蔵住所
滋賀県大津市本堅田1-7-16
電話番号
077-573-0001
価格帯
1,183円~5,184円
ホームページ
http://naminooto.com/
通販
浪乃音酒造
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浅茅生

浅茅生

大津での純米酒といえばこのお酒

大津市の中心部で純米酒を製造し、米は県産の酒に適した品種を集めていることが特徴です。
酒の味わいは濃厚な旨味があり、ミルキーなにおいがするため愛着があります。
浅茅生といえば古今和歌集の一句の枕言葉で、浅茅が生えているところという意味で蔵元から近い琵琶湖がそのような雰囲気があるため付けられて親しまれています。
日本酒度は+2でアルコール度数は15度、精米歩合は60%で、滋賀県産米にこだわって作られていることが特徴です。
平井商店は大津市の中心で交通の便が良い場所にあるため、純米酒を求めて立ち寄る旅行者が増えています。

大津で純米酒といえばこれというほど定着がある
古今和歌集の枕言葉が酒名の由来になった
蔵元から琵琶湖が近く雰囲気を味わえるように作っている

酒造
平井商店
酒蔵住所
滋賀県大津市中央1-2-33
電話番号
077-522-1277
価格帯
1,058円~50,000円
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北国街道

北国街道

600年近い歴史がある北国街道沿いの酒蔵で作られる地酒

山路酒造は天文元年の1532年に創業して600年近い歴史があり、冬になると寒さが厳しくなる場所において仕込まれています。
北国街道は酒蔵がある木之本から山越えをするため急な坂道が多いですが、きれいな水が採れるため酒づくりが行われてきたことが特徴です。
酒米は有機質肥料を使うなど減農薬の栽培にこだわり、滋賀県長浜市で作られた特別栽培米の玉栄や無農薬栽培の山田錦が使われます。
日本でも5番目に古い酒蔵としても有名で北陸と京の都を結ぶ街道として人々の往来が多く、古くから酒づくりをする場所として定着してきました。

日本でも5番目に古い酒蔵で作られる酒
滋賀県産の玉栄や山田錦を使うなどこだわっている
1532年に創業して600年近い歴史がある

酒造
山路酒造
酒蔵住所
滋賀県長浜市木之本町木之本990
電話番号
0749-82-3037
価格帯
3,590円~
ホームページ
http://www.hokkokukaidou.com/
通販

暁

400年以上の歴史がある昔ながらのお酒

1596年に創業した400年以上の歴史がある酒蔵で、琵琶湖の近くにあり地元の雰囲気を生かして昔ながらのお酒を作っています。
野洲市は滋賀県の中部にあり琵琶湖の南に位置するため田畑が広がり、暁という名前は湖に沈む夕日の美しさに由来していることが特徴です。
酒使う米は県産のものを使うなどこだわりがあり、水は山々に囲まれているためきれいなものが採れてスッキリした味わいになります。
利用者の口コミはコスパが良いなど評価が高く400年以上の歴史があることや昔ながらの製法のため、スッキリとした飲みごたえがあることが魅力です。

滋賀県野洲市において400年以上の歴史がある
水は山々に囲まれているためきれいなものが採れる
コスパが良いなど高い評価を受けている

酒造
暁酒造
酒蔵住所
滋賀県野洲市小篠原1389
電話番号
077-587-0020
価格帯
1,620円~32,400円
通販

神開

神開

神のお告げによってできた甲賀の清酒

神開の名前は神のお告げによってできたという意味が込められ、湖南山田錦を使うなど味にこだわっています。
重厚な山廃仕込みと淡麗な吟醸造りという異質な調和を目指し、高精白ならではのスムーズで透き通った感じの呑口が特徴です。
製法は槽口から流れ出る清酒をろ過も加熱も一切せずそのままびん詰め、酒本来の味を出せるように工夫されています。
神開は種類によって精米歩合や使用する米を変えるなどこだわりがあり、スッキリとした飲みごたえが特徴です。
創業は1763年と実に250年以上の歴史があり、鈴鹿山脈の近くの盆地に根付いています。

神のお告げによって作られた地酒
種類によって精米歩合を変え地元の米にこだわっている
創業は1763年と古く地域に根付いている

酒造
藤本酒造
酒蔵住所
滋賀県甲賀市水口町伴中山696
電話番号
0748-62-0410
価格帯
1,130円~5,400円
ホームページ
http://f-shinkai.com/
通販

松の司 大吟醸

松の司

お土産に頂いた滋賀県の地酒「松の司」はやや辛口で濃厚な味です

友人からお土産として頂いたのが滋賀県の地酒「松の司 大吟醸」でした。この友人とは長い付き合いで今でもお互いの家を行ったり来たりする仲です。
旅行中の彼から今滋賀県にいます。地酒をお土産にしようと思うが、何か希望がありますか?とLINEが入りました。琵琶湖周辺には造り酒屋が多くあるのは知っていました。
銘柄は良く分からないので「お任せします」と返信しました。お土産に頂いたこのお酒はコメの味が凝縮されたような感じで少し辛口です。
吟醸酒独特の香りは控えめです。口当たりはまろやかで飲みやすいです。人肌燗で頂くのが美味しく肴は刺身があれば言う事ないですね。
肉料理にも合うかも知れません。

吟醸香は控えめで爽やかな果物を思わせます。
少し辛口ですが口当たりは柔らかいです。
熱燗より人肌燗で頂くのが美味しいです。

酒造
松瀬酒造株式会社
酒蔵住所
滋賀県蒲生郡竜王町弓削475番地
電話番号
0748-58-0009
価格帯
720ml 1,500円
ホームページ
http://www.matsunotsukasa.com/

浅芽生

浅芽生

大津が生み出した厚味とコクある地酒

大津市北船産の山田錦」で醸した純米吟醸。滋賀県産酒造好適米「吟吹雪」を全量使用し醸し上げ、圧力を掛けない「無圧」にて搾った地元の愛が詰まった深くコクのある地酒。
優しい香味、無圧が織りなす厚味と深味、一度飲んだら忘れられない一杯です。
コクがある一方でクセは少なく飲みやすいことが特徴で、米の旨味があり、キレも程よくまとまっています。
純米酒ですがフレッシュな味も感じられ純米吟醸を飲んだような感覚が口の中に広がります。飲み方は、キンキンに冷やした状態でロックで飲むのがオススメです。ぜひ一度お試しください。

大津市北船産「山田錦」で醸した純米吟醸
飲めば飲むほど酸味とコクが厚くなる
キンキンに冷やしてロックでそのまま

酒造
有限会社平井商店
酒蔵住所
大津市中央1丁目2-33
電話番号
077-522-1277
価格帯
1,500円~50,000円

大治郎

大治郎

畑酒造の創業者の名前の銘酒「大治郎」

畑酒造は、琵琶湖の東地域にあって近江鉄道の太郎坊宮前駅が至近で、国道421号線沿いにあります。
数年前から、より個性的な高品質の酒造りということで、銘柄酒「の大治郎」(だいじろう)という酒造りをはじめました。
名前の由来は、創業者の蔵元である畑大治郎の名前でもあることからこの酒を立ち上げました。
「大治郎」の特徴は、無濾過の原酒であるということで、原酒の持つ力強さと旨味が感じられ、酒本来の素朴な味わいが口いぱいに広がります。
一度味わうと、その口当たりで納得できると思いますし、一口含むと思わず笑みがこぼれるほどの、素直に美味しいと感じられる地酒です。

畑酒造は琵琶湖の東地域にある清酒蔵元です
銘酒「大治郎」名前の由来は創業者の蔵元の名前
「大治郎」は高品質で個性的な商品と評判です

酒造
畑酒造
酒蔵住所
滋賀県東近江市小脇町1410
電話番号
0748-22-0332
価格帯
純米吟醸(1.8L 3,456円)
ホームページ
https://blog.goo.ne.jp/20150304

竹生嶋

竹生嶋

琵琶湖に浮かぶ交通の要衝に由来する地酒

酒の名前は竹生島にちなみ、滋賀県は山に囲まれていたため琵琶湖を利用して京阪神に運ぶための海上交通の中継地になりました。
明治10年の創業で140年の歴史があり、かつては商人や船頭、漁師などに愛されて現在に至っています。
酒に使用する米は地元農家と連携して調達し、地元産の山田錦を使い100年以上の歴史を守って作っていることが特徴です。
日本酒本来の味わいを大切にするなどこだわりを持ち、飲みごたえがあるためリピーターが増えています。
酒はやはり季節が重要なため、12月には初しぼりやにごり酒、4月には純米大吟醸などを販売して人気が高いです。

酒米は地元農家と連携して山田錦を使用する
日本酒本来の味わいを大切にするなどこだわりがある
琵琶湖の海上交通の拠点が名前の由来

酒造
吉田酒造
酒蔵住所
滋賀県高島市マキノ町海津2292
電話番号
0740-28-0014
価格帯
3,780円~
ホームページ
http://chikubu-sakura.com/

千代八千代

千代八千代

太田道灌を先祖に持つ歴史がある酒

販売会社の太田酒造は太田道灌を先祖に持ち、創業明治7年と140年の歴史があります。
千代八千代は五百万石を使用するなど米にこだわって作られ、精米歩合は60%で日本酒度は+5と辛口です。
ギフトに適していることが特徴で華やかな吟醸香とキレの良い口あたりが特徴で、金箔入りで詰めるなどこだわっています。
水は自社の井戸水を使うなど地下水をろ過してきれいに仕上げているため、本格的な味わいを堪能できるため飲みやすいです。
酒米は自社の田で作るなどこだわりがあり、蔵元がある草津市は東海道と中山道の宿場町として栄えて歴史があります。

太田道灌を先祖に持ち140年の歴史がある
水は自社の井戸水を使い米は自社の田で作る
華やかな吟醸香とキレの良い口あたりでギフト用としても最適

酒造
太田酒造
酒蔵住所
滋賀県草津市草津3-10-37
電話番号
077-562-1105
価格帯
10,800円~21,600円
ホームページ
http://www.ohta-shuzou.co.jp/

まとめ

滋賀県の地酒の特徴は、琵琶湖周辺に広がる山々が作り出した雨や雪が畑を潤し、湖につながるということで、琵琶湖の水を地酒に使用しています。琵琶湖周辺は昔から水陸の交通の要所だったため周辺の町や東海道の宿場は栄え温泉もあります。お酒作りの原材料である米を他県に提供していたこともあります。
酒造りが盛んなため、滋賀県内には約30ヵ所の蔵元があります。雪深い地域では、降った雪を酒造りにそのまま利用していたり、他にはない独自の製法で作っていたり・・・作り方はそれぞれ違います。また、戦国時代や江戸時代から続く老舗もあります。
滋賀県の地酒は、水にこだわっているところが多いため、甘みがあるものが多い傾向にあります。米の旨みとのバランスを大事にしていて、一つ一つ丁寧に仕上げています。また、料理との相性が良かったり、冷やして飲んだり・・・お酒の種類によって楽しみ方はそれぞれ違います。みなさんも滋賀県の地酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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