日本酒が有名な場所といえばどこを思い浮かべますか?米どころの新潟県と答える方が多いかと思いますが、実は長野県には新潟に続き全国で2番目に多い地酒蔵元があるんです。
目次
味の特徴とオススメの銘柄
味の特徴としては、美山錦は稲が他の稲とも比べ早く成長する「早稲」という種類の米で米質は硬く醸造の時に溶けにくい特徴を持っているため五百万石に近いサッパリとした味わいを生み出しやすいと言われています。
長野県内の日本酒にはこの美山錦が使われている事が多いので、スッキリとした味わいのお酒が多いのが特徴です。
では、オススメの銘柄7種類をご紹介します。
1つ目は夜明け前(よあけまえ)全国新酒鑑評会金賞受賞の常連で、味わいはほのかに香るフルーティーの香りとわずかに感じる酸味が特徴です。
2つ目は大信州(だいしんしゅう)松本にある酒蔵で、軽快な口当たりと、米の旨味と甘み、後味がキリッとシャープな味わいです。
3つ目は真澄(ますみ)長野県内ではコンビニにも置いてあるメジャーなお酒で、はなやかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。
4つ目は明鏡止水(めいきょうしすい)佐久市にある酒造「大澤酒造」のお酒で、熟した果実を思わせる香りとキメの細かい味わいです。
5つ目は水尾(みずお)長野県らしい特徴のお酒で、クリアで軽い甘みと酸味、華やかなフルーツ風味が特徴です。
6つ目は亀齢(きれい)全国でも珍しく女性の杜氏が活躍する酒蔵で、フルーツ系の風味と甘みがあります。
最後は大雪渓(だいせっけい)こちらもコンビニでも購入できるメジャーなお酒です。フルーティー吟醸香に加え後味のキレが上品です。
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長野県の地酒の歴史
その歴史は非常に長く、長野県で最も長い歴史と伝統を誇る酒蔵である「酒千蔵野」さんは、天文9年(1540年)創業。
全国的にも7番目の歴史を持つ酒蔵で、川中島合戦の折り「武田信玄公」が千野の酒を召し上られたことでも有名です。ポルトガル人が種子島に鉄砲を伝えたのが1543年という事なので、いかに昔から日本酒造りが行われていたかがわかりますね。
長野県の地酒の環境
長野県が日本酒天国である所以は、良い環境と資源によるものです。
まず、日本酒造りで大切なのものは何といっても「水」。水の品質によって日本酒の出来は大きく変わります。長野県は周囲を高い山に囲まれており、その山に積もった雪がゆっくりと山肌に染みこみ、まろやかな伏流水へと姿を変えます。大自然があるからこそ作れる美味しい水が日本酒の味を大きく変える大きなポイントです。
長野県の地酒の米
日本酒の主な原料である「米」も大事です。長野県は米作りには欠かすことができない良質の水、澄んだ空気、豊富な日光に恵まれており、酒米にとって最適な気候風土ですので大粒で心白(米の中心部)が大きい、酒造りに最適の酒米が生産されています。
酒米は「山田錦」が全国でも最も有名ですが長野県では「美山錦」が有名です。これらの酒造りに適した品種を酒造好適米と言われていますが、その特徴は「大粒であって心白の大きい米」と言うことです。「美山錦」は「山田錦」「五百万石」についで、日本で最も生産量の多い酒造好適米のトップ3に入るほど有名な酒米で、北アルプス山頂にかかる雪のような心白があることにちなんで命名されました。また、実は1978年に長野県農事試験場にて突然異変により誕生した比較的新しい酒造好適米です。
信州亀齢
品評会でも高い評価を獲得し、注目を集めています
信州亀齢は真田家のお膝元である上田市の宿場町で1665年に創業した岡崎酒造で作られている地酒です。
現在の杜氏は東京農大で醸造学を学んだ筋金入りの杜氏なのですが、全国でも数が少ない女性杜氏となっており、繊細で優しい口当たりとフルーティ感がある香りが特徴となっています。また、信州亀齢は平成25年関東甲信越国税局品評会の吟醸部門で最優秀賞、純米部門でも優秀賞を受賞するなど、高い注目を集めている酒蔵です。
亀齢という銘柄名と、全体的に透明感がある酒質がピッタリと一致しており、酒造りに妥協しない姿勢が垣間見えます。
全国的にも数少ない女性杜氏が作る酒です
繊細で優しい口当たりと、フルーティな香りが味わえる
全体的に透明感がある酒質が非常に魅力的です
- 酒造
- 岡崎酒造
- 酒蔵住所
- 長野県上田市中央4-7-33
- 電話番号
- 0268-22-0149
- 価格帯
- 1,800円~8,000円
- 通販

信州亀齢は真田家のお膝元だった事でも知られる、長野県上田市にある岡崎酒造が製造している日本酒です。岡崎酒造の創業は1665年とかなり古く、既に長い歴史を持っており、信州亀齢は長野県を代表する日本酒として非常に高い評価を受け続けています。 dencross そんな信州亀齢ですが...
ソガペールエフィス
ワイナリーが手がける幻の日本酒
ソガペールエフィスは、長野県上高井郡小布施町にある「小布施ワイナリー」が手がける日本酒の銘柄です。小布施ワイナリーは基本的にはワインを作っており、「ドメイヌ ソガ」などのブランドで知られています。
葡萄の収穫が終わる冬にのみ生産されるという貴重なお酒で、流通量が少なく「幻のお酒」と称されることもあるほどです。
そんなソガペールエフィスの魅力は、ただ珍しいというだけではありません。ソガペールエフィスの最大の特徴は、さまざまな酵母を使用することにより生み出される多彩な味わいです。日本酒の酵母として人気の高い6号酵母以外にも、1〜5号、7号、9号とさまざまな酵母を使ったお酒造りにチャレンジしており、どれも個性豊かで香り高い味わいをしています。
そしてワインの知識を活かしながら造られたソガペールエフィスは、まるで白ワインのような感覚でさらりと飲める味わいに仕上がっています。果実のような甘味とフレッシュさがうまくマッチし、食中酒として飲んでも飲み飽きない上質な味わいで大きな人気を集めています。
生産量が少なく希少価値の高いお酒
ワイナリーならではの独特な酵母を使用しており個性ある味わい
さっぱりとしたキレのある味わいは食中酒にピッタリ
- 酒造
- 小布施ワイナリー
- 酒蔵住所
- 長野県上高井郡小布施町押羽571
- 価格帯
- 10,500円~
- ホームページ
- http://obusewinery.com
- 通販

リンクサス・日本通販で探す 長野県小布施町にある小布施ワイナリーが手掛ける日本酒「ソガ・ペール・エ・フィス」は、ワイン造りの技術を活かした非常に希少な一本です。 通常の日本酒とは一線を画すそのクオリティは、多くの日本酒ファンやワイン愛好家から熱い支持を受けています。 この特別な日本酒の定価や特徴、さらにその魅力を存分に味わう方法をまとめました。ワインを彷彿とさせる味わいを持つ「ソガ・ペール・エ・フィス」の魅力に触れてみましょう! 小布施ワイナリー「ソガ・ペール・エ・フィス」日本酒の定価 長野県の小布施ワイナリーが手掛ける「ソガ・ペール・エ・フィス」は、ワイン醸造の技術を活かして造られる日本酒として、熱烈なファンを持つ特別な一本です。
川中島 幻舞
酒千蔵野「川中島 幻舞」の特徴と魅力
酒千蔵野は長野県で最も長い歴史をもつ酒蔵です。幻舞は、酒千蔵野の一人娘で杜氏である千野麻里子さんの自信作です。
このお酒はすべて無濾過生原酒となっており、搾ったままの状態で瓶詰めされています。そのため米のもつふくよかな旨みが感じられます。
さらに、香りは華やかで味はすっきりとしています。長野県清酒品評会で優等賞を受賞した「大吟醸」と、スルリとした飲み心地の「吟醸」、バランスが良く淡麗な「特別本醸造」の三種類が用意されています。
また、手作りで無濾過生原酒であるにも関わらず、お求めやすい価格なのが特徴です。本格派のお酒でありながら、若い人や女性にも支持されています。
搾ったままの状態で瓶詰めされている
米のもつふくよかな旨みが感じられる
お求めやすい価格で若い人や女性にも人気
- 酒造
- 株式会社 酒千蔵野
- 酒蔵住所
- 長野県長野市川中島町今井368-1
- 電話番号
- 026-284-4062
- 価格帯
- 1,162円~ 10,800円
- ホームページ
- http://www.shusen.jp/
- 通販

川中島 幻舞の歴史と3つの特徴 川中島 幻舞は、1540年創業で長野県で最も古い歴史を持つ酒千蔵野という酒蔵で製造されている日本酒です。 品評会で優秀賞を受賞する等、非常に高い評価を受けている日本酒の1つとなっています。 全国の老舗酒蔵の中でも7番目となっていて非常に長い期間酒造りをしています...
大信州
大信州で一番人気の辛口酒でオススメ
長野県野沢温泉村にいったときに、野沢温泉村スキー場のふもとでで販売していました。
そこの酒店の入り口に売り出してたので、店主に味を聞くと、「観光客の方に一番人気の酒で、とてもスッキリしていて、辛口味だけど女性にも人気」と聞いたので、フルーティーな飲み物だと感じ購入しました。
自宅に帰ると本当に飲みやすくて、穏やかで気品があるなーと思います。確かに辛口味でしたが、女性にもオススメできるお酒だと感じます。
また、大変ドライな味で、コメ味もしっかり残っていて美味しいです。
また訪れたときに必ず購入しているお酒ですので大変おすすめのお酒です。
大信州で一番辛口酒で飲みやすい
ほんのりコメ味が残って女性でもいけそう
穏やかで大変気品があり、スッキリしている
- 酒造
- 大信州酒造
- 酒蔵住所
- 長野県松本市島立2380
- 電話番号
- 0263-47-0895
- 価格帯
- 2,000円~
- ホームページ
- http://www.daishinsyu.com
- 通販

長野県松本市にある大信州酒造株式会社は明治21年に創業した老舗酒蔵となっています。 dencross 豊かな自然の恵みを活かした美味しいお酒造りを行っている酒蔵で、できる限り手作業にこだわりお酒を造っています。 ひと手間かけて完成するお酒はどれも味わい深く人気があり...
翠露
マイルドな味わいが頼もしい日本酒
こちらの酒造は諏訪市に構えています。
おすすめなのが、翠露 純米大吟醸 雄町 中汲生酒 磨き49になります。
雄町米を原料としており、アルコール度数がやや高めの日本酒です。しかしながら、全体的な味わいは、甘さを中心にキレと辛さがプラスされた特徴を持っているため、マイルドな口当たりを楽しむことができます。
そのため、辛口が苦手、日本酒由来のピリッとした舌触りが苦手、日本酒は初めてという方にも、クセがなく、おいしく頂くことができます。
適飲温度としては、10度前後に冷やした状態で飲むのが最適で、暑さを増す夏場にはもってこいの日本酒と言えそうです。
マイルドな味わいは、辛さが苦手でも安心できます。
クセがなく、スッキリとした味わいが楽しめます。
キンキンに冷えた状態で飲むのが最適です。
- 酒造
- 株式会社舞姫
- 酒蔵住所
- 長野県諏訪市諏訪二丁目9番25号
- 電話番号
- 0266-52-0078
- 価格帯
- 1.8L:2,100円~7,000円(税別)
- ホームページ
- http://www.maihime.co.jp/
- 通販

dencross 「翠露」と名付けられたお酒があります。諏訪湖に面した諏訪市に酒蔵を構える株式会社舞姫が手掛ける銘柄です。 株式会社舞姫は、もともと明治27年創業の亀泉酒造を祖とする会社。さらにいうと、亀泉酒造自体も古くから当地で味噌や醤油の醸造を手掛けていた亀源醸造...
佐久の花
辛さを余すことなく堪能できる日本酒
こちらの酒造は、佐久市に構えています。
おすすめなのが、佐久の花辛口純米になります。
長野県産ひとごこちを原料としており、日本酒度+10といった、大変辛口の味わいが特徴です。
ただ、アルコール度数がそれほど高くないため、辛さを邪魔することなく、日本酒本来の辛さを堪能することができます。
もちろん、キレと辛さを強調させるために、キンキンと冷えた状態で飲むのも良いですが、ぬるま湯や常温程度の温かさにして飲んでも、日本酒度が高いおかげで、おいしく頂けます。
日本酒と言うと、適飲温度が冷・温のどちらかに偏ることが多いのですが、どちらでも味を損ねないのは、飲み方のバリエーションが増えそうです。
日本酒度が大変高くなっています。
辛口が好きな方にはうってつけの味わいです。
温めてもおいしく飲むことができます。
- 酒造
- 佐久の花酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県佐久市下越620
- 電話番号
- 0267-82-2107
- 価格帯
- 1.8L:1,800円~5,000円
- ホームページ
- https://www.sakunohana.jp/
- 通販
真澄
年間約90万本の出荷 長野を代表する酒蔵
ほのかな香りとすっきりとした味わいの日本酒。料理を引き立てるうまい酒です。
1662年創業の宮坂醸造は、長野県を代表する酒蔵であり、7号酵母誕生の蔵として有名な「諏訪五蔵」ののひとつです。真澄は年間約90万本の出荷を誇り、長野県ではコンビニでも手に入るとか。
厳選した酒造好適米を使用していますが、米の栽培もただ農家任せではなく、蔵元自ら田植えを行ったり、農家の方へ日本酒造りを理解してもらったり、双方向で、協力しながら、酒造りを行うという独自のスタイルを持っています。
残念ながら酒蔵の見学はできませんが、酒蔵に併設された蔵元の直営ショップ「セラ真澄」では、有料で試飲ができるそうです。
ほのかな香りとすっきりとした味わいは食中酒にぴったり
7号酵母誕生の蔵として有名な諏訪五蔵のひとつ
蔵元自ら米作りするなど、独自の取り組みも
- 酒造
- 宮坂醸造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県諏訪市元町1-16
- 電話番号
- 0266-52-6161
- 価格帯
- 1,107円~15,200円
- ホームページ
- https://www.masumi.co.jp/
- 通販

dencross 長野県にある宮坂醸造株式会社で造られているお酒が「真澄」です。この真澄と言われる日本酒は全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど日本酒の中で最も高い評価を受けている日本酒です。宮坂醸造株式会社は1662年創業、350年の歴史がある老舗酒蔵です。 ※この記事...
夜明け前
全国でも常に上位に位置する実力蔵
小野酒造店がつくる「夜明け前」は、全国新酒鑑評会金賞受賞の常連で、島崎藤村の名作「夜明け前」を冠したプレミアムな名高い地酒です。
全国の地酒の中でも人気が高く、多くのファンがいます。
全体を通して非常に綺麗な主室の中に感じられる上品な米の旨味、高い香りを持ちながらも主張しすぎず魅力的でキレの良さが光り、完成された酒というイメージです。
フルーティーで香り高く、口当たりも穏やかで飽きない味わいなので、毎日の晩酌にもピッタリです。
季節限定で出荷される「にごり生酒」や「生一本しずく絞り」等も高い人気を得ています。
小野酒造店がつくる「夜明け前」は、全国新酒鑑評会金賞受賞の常
島崎藤村の名作「夜明け前」を冠したプレミアムな名高い地酒
非常に綺麗な主室の中に感じられる上品な米の旨味
- 酒造
- 小野酒造
- 酒蔵住所
- 長野県上伊那郡辰野町小野992-1
- 電話番号
- 0266-46-2505
- 価格帯
- 1,300円~10,000円
- 通販
和田龍登水
食事を盛り上げてくれるのに相応しい日本酒
こちらの酒造は、上田市に構えています。おすすめなのが、和田龍登水になります。
扱っているのは、和田龍登水 美山錦、和田龍登水 山田錦、和田龍登水 ひとごこちの3種類になるのですが、その中でもひとごこちは、食中酒として代表的な日本酒です。
使用している純米がひとごこちといった珍しい希少価値のあるもので、味わいとしては、辛さとキレ、甘さのバランスがしっかり取れたオールマイティタイプです。
クセがなく、ゴクゴクと飲みやすいため、食事の味を損ないません。
日本で言えばビール、ヨーロッパだとワインに当たる存在で、食事をよりいっそう楽しむことにつなげられる日本酒と言えそうです。
食中酒としての役割を果たしています。
バランスのとれたクセのない味わいです。
食事をより華やかなものにしてくれます。
- 酒造
- 和田龍酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県上田市中央西1丁目14-14
- 電話番号
- 0268-22-0461
- 価格帯
- 1.8L:2,800円~3,200円(税別)
- ホームページ
- http://www.wadaryu.com/
- 通販
明鏡止水
水のように軽やか 信州でも人気の高い日本酒
香りと深いコクをもちながらも、クセや雑味がなく、水のように軽やかで、さらりとした味わい。信州でも人気の高い日本酒です。
創業1689年(元禄2年)、浅間山と蓼科山を見晴らす長野県佐久市に位置する蔵元。明鏡止水とは、”一点の曇りもなく磨かれた鏡や静止した状態の澄んだ水面のように邪念のない研ぎ澄まされた心境”を表す言葉。
酒名からも透明感のある味わいを感じることができます。
280年前の日本最古の酒が発見された蔵でもあり、戦中の企業整備から戦後の復活を経て、現在では兄弟二人が中心となり、歴史ある酒蔵を盛り立てています。
名前にふさわしい味わい 明鏡止水
戦中の企業整備から戦後の復活を経て平成元年に誕生の酒
280年前の日本最古の酒が発見された歴史ある蔵元
- 酒造
- 大澤酒造 株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県佐久市茂田井2206
- 電話番号
- 0267-53-3100
- 価格帯
- 1,166円~10,800円
- ホームページ
- http://osawa-sake.jp/
- 通販
水尾
最初から最後まで味わいを堪能することのできる日本酒
こちらの酒造は、飯山市に構えています。
おすすめなのが、水尾 純米大吟醸になります。
全国的にも珍しい長野県産の金紋錦を贅沢に使用しており、長期低温発酵させた上質な日本酒です。
味わいは、辛さと甘さに加え、コクがしっかりとあるため、口に含んだ瞬間から喉の奥を通り過ぎるまで、楽しむことができます。まさにスタートからゴールまで失速することのない味わいと表現できます。
もちろん、自分へのご褒美として、寝る前等に飲むのも良いですが、ラベルパッケージのデザインがシックで、落ち着いた大人の印象を与えるため、目上の人への贈答用としても、大変重宝するのではないでしょうか。
希少価値の高い長野県産の金紋錦を使用しています。
味わいの良さは独走するランナーのように例えることができます。
贈り物としても、最適な日本酒です。
- 酒造
- 株式会社田中屋酒造店
- 酒蔵住所
- 長野県飯山市大字飯山2227
- 電話番号
- 0269-62-2057
- 価格帯
- 1.8L:108円~7,776円(税込)
- ホームページ
- http://www.mizuo.co.jp/
- 通販
澤の花
晩秋~冬の寒い時期にうってつけの日本酒
こちらの酒造は、佐久市に構えています。
おすすめなのが、さら雪になります。
長野県産美山錦を100%使用しており、アルコール度数がやや高めな日本酒です。
味わいは、辛さと甘さのバランスに優れ、「さら雪」の名に相応しいような、口どけサッパリとした特徴を持っています。
ただ、通年購入できるものではなく、11月下旬にしか販売されない希少価値の高い日本酒なのです。
秋も深まり、もう冬が目の前といった季節に出回るということで、「さら雪」のネーミングがしっくりきます。
暖めた部屋の中で、雪が降るのを見ながら飲むのも、情緒があり、楽しめそうです。
雪解け水のような、柔らかな後味がします。
晩秋にしか販売されないレアものです。
雪景色とともに、堪能するのにも向いています。
- 酒造
- 伴野酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県佐久市野沢123
- 電話番号
- 0267-62-0021
- 価格帯
- 1.8L:1,800円~3,800円(税別)
- ホームページ
- http://www.sawanohana.com/
- 通販
大雪渓
お土産などで人気の信州安曇野の山の酒
歴代の蔵元杜氏に脈々と伝わる酒造りの精神を守り抜き、酒質へのこだわり地道な研究や努力の差は5年後10年後には歴然と現れることがモットーです。
価格が高くても人気の理由は、コストがかかっても、良い酒、旨い酒を探求し続けて毎年新たな気持ちで臨む精神がずっと変わることなくの酒の中に息づいています。
創業は1898年と120年の歴史があり北アルプスの自然に囲まれた場所で湧き水を使って作られ、天然雪解け伏流水を使い国産の米や米麹を用いて仕上げています。
飲み方は冷やしても温めてもおいしくなるため、好みに合わせて決めると良いものです。
北アルプスの天然雪解け伏流水を使う
国産の米や米麹を用いて飲みやすい味わいに仕上げている
コストをかけてでもおいしく味わえるように作られている
- 酒造
- 大雪渓酒造
- 酒蔵住所
- 長野県北安曇郡池田町会染9642-2
- 電話番号
- 0261-62-3125
- 価格帯
- 720ml 1,100円~
- 通販
井筒長
ダイナミックな見た目が特徴の日本酒
こちらの酒造は、南佐久郡佐久穂町に構えています。
おすすめなのが、井筒長新酒しぼりたてになります。
容量が3.6Lと、よく目にするものより2倍の量があり、一度にたくさん飲まれる方にはうってつけです。
長野県千曲川の伏流水を贅沢に使用しているため、澄んだような透明度の高さはスッキリとした印象を与えます。
しかし、アルコール度数が高めで、まろやかな辛口の味わいをしているため、少量でも満足感の大きい特徴を持っています。
キレの良さを堪能するために、10℃前後に冷やした状態で飲むのが最適です。
大容量の強みとして、見た目のインパクトが凄いため、贈り物としても、相手方には喜ばれるのではないでしょうか。
千曲川の透き通ったお水を使用しています。
キレと辛さが満足感を与えてくれます。
贈答用としても、大変重宝します。
- 酒造
- 黒澤酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県南佐久郡佐久穂町大字穂積1400番地
- 電話番号
- 0267-88-2002
- 価格帯
- 1,102円~4,428円(税込)
- ホームページ
- http://www.kurosawa.biz/
- 通販
神渡
長野の魅力が余すことなく詰まった日本酒
こちらの酒造は、岡谷市に構えています。
おすすめなのが、神渡 純米大吟醸になります。
長野県産米を100%使用した日本酒で、キレと辛さがある中にも、上品さが漂う味わいに仕上がっています。
こちらの日本酒の良い所は、その上質な味わいはもちろんのこと、ラベルパッケージやカートンのデザインに大変こだわりを垣間見ることができる点です。
酒造元の場所である岡谷市の市花ツツジをあしらい、県内の諏訪湖の波をイメージしたデザインになっており、全体は金色で統一されています。
そのため、誰が見ても高級品と認識すること間違いなしで、長野の良さを全面的に出した日本酒と言えそうです。
味わいは上質なキレと辛さが特徴です。
パッケージのデザインには長野らしさが感じられます。
ゴールドのカートンは、高級感を演出してくれます。
- 酒造
- 株式会社豊島屋
- 酒蔵住所
- 長野県岡谷市本町3-9-1
- 電話番号
- 0266-23-1123
- 価格帯
- 1.8L:1,700円~6,000円
- ホームページ
- http://jizake.miwatari.jp/
- 通販
いいずら
夏の暑い時期に、氷とともに味わいたい日本酒
こちらの酒造は、大町市に構えています。
おすすめなのが、純米吟醸 いいずらになります。
長野県産ひとごこちを原料にした日本酒で、全体的な味のまとまりが大変良い特徴を持っています。
雑味が一切なく、原料米のコクと旨味がこれほどまでに感じられる日本酒はないのではと言っても過言ではありません。
そのため、夏場の暑い時期に、氷を浮かべてロックにして飲むのも良し、10℃前後に冷やした状態で飲むのにも良しといった特徴を持ちます。
パッケージデザインも水色で爽やかな印象を与えているので、見ているだけでも夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうな、涼しげな日本酒と言えるのではないでしょうか。
雑味がなく、まとまりの良い味わいに仕上がっています。
氷を浮かべて、ロックにしても、おいしく味わえます。
涼やかなパッケージデザインは、見る人を楽しませます。
- 酒造
- 北安醸造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県大町市大町 2340-1
- 電話番号
- (0261)22-0214
- 価格帯
- 1.8L:1,944円~7,344円(税込)
- ホームページ
- https://hokuan.co.jp/
井乃頭
酸味を活かした味わいが特徴の日本酒
こちらの酒造は、伊那市にあります。
おすすめなのが、井乃頭 純米生原酒 みふゆ月になります。
長野県産ひとごこちを100%使用した日本酒で、アルコール度数、酸度ともに高めな特徴を持っています。
味わいとしてはキレと辛さが主張する仕上がりとなっており、日本酒由来のピリッとした刺激を求める方には最高の味わいと言えます。
ただ、キレと辛さがあるだけでは、通常のビールと大差がありませんが、ビールと異なるのは、酸味がプラスされていることで、上品な味わいになっている点です。
酸味を好む方には、女性が多いと思いますので、女性が飲むのにも打って付けと言えそうです。
辛さとキレの強さが感じられます。
酸度が高く、ピリリとした口当たりを楽しめます。
女性が好みそうな日本酒と言えます。
- 酒造
- 漆戸醸造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県伊那市西町4875番地1
- 電話番号
- 0265-78-2223
- 価格帯
- 1.8L:2,400円~6,000円(税別)
- ホームページ
- http://urushido.co.jp/
- 通販
福無量
新鮮果汁のようなフレッシュさがある日本酒
こちらの酒造は上田市に構えています。
おすすめなのが、福無量 純米大吟醸になります。
長野県産の金紋錦を100%使用した贅沢な日本酒です。
アルコール度数はやや高めで、味わいとしては、口に含んだ瞬間、フルーティーな芳醇な香りが訪れ、まるで、新鮮な取れたて果実を丸かじりした時にあふれ出る、みずみずしい果汁を思わせるかのような、鮮度の良さが感じられます。
一方、キレと辛さがやや抑えられているため、全体的には、甘めの日本酒と言えます。
果物狩りでフルーツ食べ放題の贅沢さ、新鮮果実をそのまま頂くことで味わえるジューシーな果汁が好きな方には、もってこいの日本酒と言えそうです。
希少品種である金紋錦を使用しています。
みずみずしい口当たりは果物好きさん、必見です。
フルーティーな余韻が口いっぱいに広がります。
- 酒造
- 沓掛酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 長野県上田市下塩尻35
- 電話番号
- 0268-22-1903
- 価格帯
- 1.8L:1,835円~9,051円(税込)
- ホームページ
- http://www.fukumuryo.co.jp/
- 通販
白馬錦
安曇野の契約栽培米と北アルプスの清らかな水が生んだ白馬の酒
滑らかな口当たり、そしてすっきりと透明感のある甘味とわずかにフルーツのような香りがあります。軽やかな味わいとバランスのよさが飲み飽きさせない日本酒です。
創業明治39年、薄井商店。銘峰白馬三山にちなみ、二代目蔵元の薄井芳介氏により『白馬錦』と命名されました。
薄井商店は、地域密着型の蔵元で、醸す日本酒の全てを地元の安曇野の契約農家で厳選栽培された米で丁寧に造っています。
雪の下にお酒を埋めて熟成させる「雪中埋蔵」はまさに地域ならではの方法であり、米本来の旨味を日本酒に吹き込むための工夫が感じられます。
軽やかな味わいとバランスのよさが飲み飽きさせません
地域密着型 安曇野の清らかな水で育まれた米の旨みを日本酒に
地域の特色を生かした美味しい酒造りの工夫「雪中埋蔵」
- 酒造
- 株式会社 薄井商店
- 酒蔵住所
- 長野県大町市大町2512-1
- 電話番号
- 0261-22-0007
- 価格帯
- 1,100円~7,200円
- 通販
十九
香り控えめ、どっしり重めな日本酒
香りは控えめに、どっしりとした重みのある味わいと酸味が特徴の日本酒です。
尾澤酒造場によると、肉や濃い味の料理と合わせてみてほしい、料理に負けない味の濃い酒を造っているので、食中酒としてぜひ合わせてみてほしいとのこと。この重みなら納得です。
創業1820年頃(江戸文政年間)の尾澤酒造場による日本酒。総勢5名程の蔵人で仕込み作業、瓶詰め、出荷準備、配達に営業、蔵の補修まで行う全国的に見ても小規模の酒蔵。
十九は首都圏向けに作られているそうで、取り扱いのある販売店は限られているようです。気になる方は蔵のHPにて確認できます。
肉や濃い味の料理と合わせたいどっしりとした味わい
総勢5名程の蔵人がすべてをとりしきります
一人前(二十歳)にはまだまだ遠い、との意味で”十九”
- 酒造
- 株式会社尾澤酒造場
- 酒蔵住所
- 長野県長野市信州新町新町168番地の1
- 電話番号
- 026-262-2209
- 価格帯
- 1,100円~51,624円
浅岳軽井沢
まろやかな口当たりを堪能できる日本酒
こちらの酒造は、佐久市に構えています。
おすすめなのが、浅岳軽井沢 純米にごり酒になります。
精白米と長野県産美山錦を掛け合わせた日本酒で、精白米を含んでいるため、米自体の旨味が大いに感じることのできる特徴を持っています。
味わいとしては、辛さとキレのバランスに優れた仕上がりで、日本酒本来のピリッとした舌触りを堪能することができます。
辛さが際立つ日本酒だと、サッパリとした口当たりに仕上げられていることが多いのですが、にごり酒ならではのトロトロとした口当たりが強めに感じるため、まろやかな味わいを楽しみたい時には、うってつけなのではないでしょうか。
精白米と長野県産美山錦をミックスしています。
米の旨味が思う存分伝わってきます。
口当たりまろやかな感じは、珍しさがあります。
- 酒造
- 株式会社 古屋酒造店
- 酒蔵住所
- 長野県佐久市塚原411
- 電話番号
- 0267-67-2153
- 価格帯
- 浅岳軽井沢1.8L / 2,419円(税込)
まとめ
- 長野県には新潟に続いて全国でも2番目に多くの地酒蔵元がある
- 歴史は非常に長く、長野県で最も長い歴史と伝統を誇る酒蔵である「酒千蔵野」さんは天文9年(1540年)創業
- 長野県は米作りには欠かすことができない綺麗なな水、新鮮なな空気、豊富なな日光に恵まれており、酒米にも最適の気候風土
- 全国的に「山田錦」がもっとも有名ですが長野県では「美山錦」が有名
- 「美山錦」は「山田錦」「五百万石」についで、日本で最も多く生産されている酒造好適米のトップ3に入るほど有名な酒米
- 美山錦は長野県農事試験場にて突然異変により誕生したわりと新しい酒造好適米
- 長野県内の日本酒にはこの美山錦が使われている事が多く、スッキリとした味わいのお酒が多いのが特徴
- 冷やで飲むことが多い
- おすすめはご紹介したとおりの地酒ですが特に夜明け前(よあけまえ)、大信州(だいしんしゅう)、真澄(ますみ)、明鏡止水(めいきょうしすい)、水尾(みずお)、亀齢(きれい)、大雪渓(だいせっけい)