【フランス産ブルゴーニュワイン20選】ワインの王様の理由・選び方や歴史の秘密

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フランスのブルゴーニュ産ワイン

どういったワインがブルゴーニュワインと呼ばれるの?
ブルゴーニュワインとは、フランスの北東部に位置するブルゴーニュ地方で生産されるワインの総称です。
ブルゴーニュワインと名付けられているだけで、品質の良いワインだとわかるシンプルなものです。
ブルゴーニュのワイン用ブドウ畑
しかし、ブルゴーニュワインにはとても多くの種類があり、いざブルゴーニュワインを選ぼうとすると、とても頭を抱えてしまいます。
そんな時、少しの知識があるだけでブルゴーニュワインの世界は飛躍的に楽しくなります。
是非一度ブルゴーニュワインの魅力に触れてみてください。

ブルゴーニュワインの面白い特徴

「ワインの王」と称されるブルゴーニュワインにはロマネ・コンティが代表格として君臨しています。また白ワインに欠かせないシャルドネの故郷でもあります。
そしてブルゴーニュワインの特徴は単一品種での醸造にあります。

赤ワインのピノ・ノワール、白ワインのシャルドネが代表的です。
ピノ・ノワールは繊細でありながら味わい深く、フルーティで薔薇の様なアロマを持ちます。
シャルドネは世界各国で栽培されていますが、故郷であるブルゴーニュのシャルドネは女王の名にふさわしい味わいと、リンゴやハチミツの香りを持っています。

ブルゴーニュ地区の中でもそれぞれ個性の異なる土壌となっており、個性豊かなワインが生まれます。

ぶどう畑のランク付けもブルゴーニュ地区の特徴で、それはとても細かく分類されます。
同じ畑の中でも更に細かく区分される精密さで、同じ畑の中でも区分の違いで全く違うワインに仕上がります。

ブルゴーニュワインの歴史は4世紀から

burgundy
ブルゴーニュは、現在フランスのひとつの地方となっていますが、昔はブルゴーニュ公国として国家を築いていました。
ぶどう栽培は4世紀初頭から行われており、当時のワインの価値は、現在のアルコール飲料として存在するそれとはかなり異なります。

中世におけるワインとは、王や国を司る高い地位にいる権力者に献上し、そのワインの産地が賞賛される事で地域の繁栄を願うという特殊な習慣がありました。

当時の教会関係の資料からは、我が町の自信を持って進めるワインを尊敬すべき方々に贈答として贈り、それにより我が町の素晴らしい行いだと称賛され、高位の人々の庇護が続くようにといった文言の文書が沢山残っています。

ある時ローマ帝国が崩壊して世の中は混乱の中にありました。
街の司教はローマ帝国に変わり都市を統率する役割も果たしており、質の良いワインを蓄える事は司教の大きな役割でした。

修道院は現在のホテルの様な役割をしており、国の要人が旅路で宿泊するのは修道院でした。この時をチャンスと極上のワインでもてなし、位の高い人々から寄付や優遇を受けるのでした。

つまり中世のブルゴーニュにおけるワインは単なる嗜好品ではなく、経済活動に欠かす事が出来ない必須アイテムでした。

ワインの作り手も生きていく為に必死でぶどう栽培に取り組んでしました。
1800年代に害虫被害により、ブルゴーニュのぶどう畑は壊滅状態になり、ぶどう畑を捨てて夜逃げする人々が急増しました。
その後ブルゴーニュには利益を優先し、質の悪いワイン造りをする業者が増えていきます。

1900年代に入り、元々素晴らしいワイン造りをしていた流れを汲む職人達がこのままではいけないと、本物のワイン造りに乗り出します。
その頃になるとワイン消費者も一般的になっており、世間からの注目も品質の高まりと共に集まり始め現在に至ります。

ブルゴーニュワインの選ぶ際の目安

ブルゴーニュワインはラベルを見るとフランス語だらけで訳がわかりません。
しかし、少しのコツを覚える事でそのワインのおおよその情報が分かります。

畑のランクによる選び方

ひとつは畑のランクによる選び方です。
ブルゴーニュの葡萄畑
特級畑のぶどうが使用されていると、Grand Cru(グラン・クリュ )という特級畑の記載だけがあります。
1級畑名のぶどうになると、Premier Cru(プルミエクリュ )となり、そこに村名も併記される事もあります。
畑名ではなくBeaune 1er cruと記される場合もあります。

村名のみ記載 les~ Pommard(ポマール)と村名を記載されます。

地区名のみ記載 les~ Mâconnais(マコネー)、など、ブルゴーニュ8地区の名を表示

ワインのランク分け

そしてワインのランク分けも有効な情報です。

Bourgogne(ブルゴーニュ)

使用されるぶどう品種のほとんどが赤はピノ・ノワール、白はシャルドネとなっており、ラベルに品種名が記載されています。

Bourgogne grand ordinaire(ブルゴーニュ・グラン・オルディネール)

ブルゴーニュに次ぐクラスです。

Bourgogne Passe-Tout-Grains(ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン)

ピノ・ノワールと他の品種をブレンドした赤かロゼが見られます。

ブルゴーニュのワインは異なるシステムのワイナリーから生まれる

ブルゴーニュワインと一概に言っても実は大きく2つに分けられます。

ひとつはドメーヌといい、昔ながらのスタイルでぶどうの栽培から醸造、出荷まで全てを一貫して行なっているワイナリーです。

もうひとつがネゴシアンといい、ぶどう農家からぶどうやワインを買い付け、自社で製造販売を行うスタイルのワイナリーです。
ブルゴーニュワインは単一品種が特徴ですが、ネゴシアンの場合ブレンドで作られる事もあります。
また近年ではネゴシアンが自社農園を有する事もあります。

ブルゴーニュワインの近年当たり年と評されたのは?

まず赤ワインで

1990年はピノ・ノワールにとって最高の気候条件でした。例年に比べ糖分の高いぶどうになりましたが、収穫量が少なく、希少価値が高くなっています。

1996年は気候条件が良く、収穫までの時間は掛かったものの、ぶどうの品質は良く、長期熟成を楽しめるワインに仕上がりました。

2005年は水不足がありながらも、歴代の上位になるとされるヴィンテージのひとつと言われる年です。

2009年はテロワールを感じられる、周辺の年と比べると群を抜いて素晴らしい品質だったと言われます。

2015年はぶどうの仕上がりが最高ラインに達した濃厚な糖分と溢れるフルーティさのぶどうが実りました。

白ワインでは赤ワインよりも少なくなりますが、
1996年 歴代No. 1の出来と言われ、みずみずしい酸味とほどよい甘味を持つぶどうによって最高の白ワインとなりました。

2010年嵐の被害がありながらも、芳醇な香りを持つワインが作られました。

2014年凝縮されたフルーティさを持ち、豊かなミネラルと程よい酸味のバランスが取れたワインとなりました。

ブルゴーニュワインにおすすめの料理

 和牛ヒレステーキ
最高級品フルボディの赤となると、やはり赤身の牛肉がよく合います。
一方で、ブルゴーニュワインでもライトなものに出会った際には淡白な鶏肉や豚肉の方が酸味があるのでおすすめです。

シャルドネの白は和食と見事に調和します。
シャルドネで作られワインの香りは炊きたてのご飯のようにら感じる事があり、だしの繊細な味付けにも邪魔はしません。甲殻類との相性も良く、伊勢海老料理などがおすすめです。

おすすめのブルゴーニュワイン20選

シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ オーク樽熟成

シャブリ-キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ-オーク樽熟成

シャブリの申し子が産み出した逸品

ワイン好きな方ならアラン・ジョフロフ氏を知らない方はまずいないでしょう。150年以上ジョフロフ家は代々シャブリを専門に作ってきたなかでも現当主は【シャブリの申し子】と言われた方で有名です。
そんなシャブリの申し子が新しい試みとして作ったのがこちらのオーク樽熟成のキュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュです。シャルドネの古樹から摘んだブドウならではの力強さかつ繊細な味わいを堪能できます。
そして近年のトレンドでもあるオーク樽を使った熟成による贅沢感と上品さの上乗せも魅力的です。シャブリの土壌によるミネラル感、ヨードテイストとシャルドネのフレッシュさを樽熟成でまとめた個性的な一本です。

  • 平均樹齢45年の古樹から取ったシャルドネ使用
  • 近年のトレンドオーク樽熟成で仕上げられたシャブリ
  • 土壌の特性を感じるヨード、ミネラル感
造り手
アラン・ジョフロワ
タイプ
白ワイン
味わい
辛口
度数
12.5%
合う料理
ブイヤベース、海鮮料理
価格帯
2,700円(税抜)
ホームページ
Domaine Alain Geoffroy

ヴォーヌ ロマネ シャン ペルドリ[2016]オーディフレッド

ヴォーヌ-ロマネ-シャン-ペルドリ2016オーディフレッド

若いヴィンテージでも楽しめるヴォーヌロマネ

ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当し、時折醸造作業もこなしていた「アンリ・オーディフレッド」氏が送り出したシャン・ペルドリの2016年ヴィンテージ品です。
近年で最高の出来と言われる2016年ものだけあってEU圏外に出荷される量はごく少ないです。
ラ・ターシュの畑の隣の斜面で栽培されている為、味わいに石灰質ならではのミネラルな風合いを感じることができます。平均60歳の古樹の実を18ヶ月の樽熟成をおこないリリースしていますが、ブルゴーニュの特徴である低温浸漬や熱心な攪拌はしていないのが特徴です。このため独特の淡い色合いが特徴で果実の繊細を前面に感じられます。

  • EU圏外にはなかなか出回らないヴォーヌロマネの逸品
  • ピノ・ノワールの美しさを追求した淡い色合い
  • 60年の古樹、畑の土壌の特性を樽熟成で纏めたワイン
造り手
アンリ・オーディフレッド
タイプ
赤ワイン
味わい
甘口
度数
10~14%
合う料理
鴨のロースト、ジビエ
価格帯
9,000~10,000円前後

イランシー [2016] ダヴィド・ルノー 赤

ダヴィド・ルノー

人気生産者ダヴィド・ルノーが作ったイランシー

輸出量はわずかに10%とフランス国内、パリで人気のある生産者ドメーヌ・ダヴィド・ルノー氏の送り出したイランシーです。平均樹齢50年以上のピノ・ノワールを100%使っていますが、キンメリジャンによる泥灰土は石灰質も多く、ビオロジーで栽培管理されています。
このため果実の贅沢な味を楽しむことのできる一本だと言えます。優しく甘い味わいに加えて、泥灰土由来のミネラル感を味わえ、総じて滋味深い仕上がりのワインなのは間違いないところです。
この地方特有のセザール種をピノ・ノワールとブレンドしたイランシーと飲み比べるとお互いの良さをより感じることができます。

  • 輸出は10%、フランス国内で人気のある生産者の作るイランシー
  • 泥灰土、石灰質の土壌が育んだピノ・ノワール100%使用
  • キュヴェ・セザールと飲み比べるとより良さがわかるイランシー
造り手
ドメーヌ・ダヴィド・ルノー
タイプ
赤ワイン
味わい
甘口
度数
12.5%
合う料理
素材が素晴らしいものをシンプルにグリルした肉料理
価格帯
4,000円前後

モンティーユ ピュリニィ・モンラッシェ 1er ル・カイユレ

モンティーユ ピュリニィ

最上級の1級畑で摘まれた果実から作られた王道の白

白ワインの頂点と言われるモンラッシェの畑の隣で地続きという最上級の1級畑です。そして名前の由来であるル・カイユレは小石の多い土壌からだとされています。
1993年から発売されているル・カイユレですが、現在市場に出回っているものは2013年以降のものが多く、それ以前のものは入手が難しくなっています。
以前よりも長期熟成に囚われないスタイルのワインが増えていますが、長期熟成にも耐えることができ、本当の味を引き出すには開栓まで4~8年程度が必要だとも言われます。シャルドネ100%の果実感と一見相反する土壌由来の硬めの飲み口の融合は、世界最高峰の白ワイン産地ならではのものです。

  • モンラッシェの地続きのピュリニィ1級
  • 長期熟成でも早期開封でもレベルの高さを感じる逸品
  • 土壌に小石の多いことから名付けられたル・カイユ
造り手
ド・モンティーユ
タイプ
白ワイン
味わい
辛口
度数
12.5%
合う料理
カルパッチョ、アヒージョ
価格帯
18000~22000円前後 2013年ものが22000円前後

シモン・ビーズ Cuvee 19

シモン・ビーズ

パトリック・ビーズ氏の遺した最後のワイン

2013年に他界したシモン・ビーズ4代目当主の「パトリック・ビーズ」氏の手掛けた最後の赤ワインがCuvee 19です。現5代目当主の千砂氏が夫人で日本に縁のある方でしたが、このCuvee 19も高作正樹氏が故人の指導のもとに仕込んだ人生初の赤ワインとしても知られています。
6樽しか仕込まれなかったこともあり、現在も市場に出回っている数は極めて少ないです。また仕込んだ数以外にも2012年は悪天候に病気が蔓延した為に収穫数が例年の半分にまで落ち込みました。
果皮の肉厚なピノ・ノワールの生命力を感じさせる仕上がりになっています。悪条件を生き残った生命力ならではのピュアな果実感のある逸品です。

  • ドメーヌ・シモンビーズで高作正樹氏が仕込んだ初の赤
  • 6樽のみの仕込みの為、シモン・ビーズのワインでも希少
  • 悪条件を生き残ったピノ・ノワールの生命力を感じるワイン
造り手
パトリック・ビーズ
タイプ
赤ワイン
味わい
甘口
度数
12.5%
合う料理
ステーキ、各種ロースト、パスタ
価格帯
7,000円~8,000円

ドメーヌ・デュジャック モレ・サン・ドニ

ドメーヌ・デュジャック-モレ・サン・ドニ

モレ・サン・ドニ最高峰のデュジャックの逸品

「ジャック・セイス」氏が築き上げ、モレ・サン・ドニ最高峰と言われるまでになった「ドメーヌ・デュジャック」の入門に最適な一本と言えるのがモレ・サン・ドニでしょう。
村名のついた一本ですが、プルミエクリュに匹敵する味わいでワンランク上の味わいを低価格で楽しめるコストパフォーマンスに優れた一本です。
天候不順に悩まされた2016年は夏以降の好天で果実が成熟し、タンニンが豊富ゆえにしっかりとしたテクスチャーのある仕上がりになっています。
上質な酸のフィネスを感じるとともにカシスの様な味わいで、バランスの良さが目立ちます。15年が果実感なら16年は酸味に着目して味わうのがいいでしょう。

  • デュジャック入門には最適なモレ・サン・ドニ
  • しっかりとした構成でタンニン、味、果実感のバランスが絶妙
  • カシスのようなピノ・ノワールの味わいが余韻を醸し出す
造り手
ドメーヌ・デュジャック
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
13%
合う料理
濃厚な肉料理、ポークリエットならハーブを減らしてチーズを入れてもよい
価格帯
2016年もの750ml おおよそ9,000~10,000円前後(税抜)
ドメーヌ・デュジャック フランス ブルゴーニュ モレ・サン・ドニ 2017年 750ml

フランソワ・ミクルスキ・ムルソー プルミエ・クリュ ジュヌヴリエール

フランソワ・ミクルスキ

ミクルスキの力強さを感じられる白

ムルソーに特化したミクルスキの白の中でも飛び抜けた力強さを感じられるのがジュヌヴリエールです。100%シャルドネですが、柑橘類のもつパワフルさを持っている一本です。
ハッサク・夏ミカン等大型柑橘類特有の芳醇な甘い香りの中にどことなく漂う苦い香りがあります。また果実味に関しては桃や洋梨のようなリッチ感に加えて、香り同様柑橘類のほろ苦さが加わります。
これはムルソーの土壌の中でも石灰質がやや少なく、粘土質が多い畑で育成されたシャルドネを使っているからでしょう。
全体的にリッチかつパワフルな味わいにキレのある酸味がそれを引き締めている印象です。ムルソー最高峰生産者の評価が納得できる一本です。

  • 柑橘類のもつ力強さ・リッチ感を感じることができる白ワイン
  • 苦さ、甘さ、酸味が渾然一体かつ滑らかな口当たりが心地よい
  • ムルソー最高峰生産者と言われる由縁がわかる仕上がり
造り手
フランソワ・ミクルスキ
タイプ
白ワイン
味わい
辛口
度数
13度
合う料理
シンプルな魚のグリル
価格帯
25,000円~
ホームページ
Meursault 1er cru Les Genevrières

サクラ・ブルゴーニュ・ロゼ

サクラ・ブルゴーニュ・ロゼ

14回目の春を迎えたサクラ・ブルゴーニュ

2005年のヴィンテージでドメーヌ・シュヴロからリリースされたのが色合いも美しい「サクラ・ブルゴーニュ・ロゼ」です。
ワイン好きの方にはすっかり定着された人気のロゼです。2003年に当主のパブロ氏が日本出身の奥様のかおりさんと偶然に見たルポルタージュ記事がきっかけとなり、奥様の提案から生まれました。
単なるロゼではなくラズベリーやイチゴのアロマを含んで美しい桜色に仕上がっているのが特徴です。
日本の桜の季節に合わせて、毎年期間限定で春のみの出荷になっています。また日本の和食を意識した辛口ロゼでもあります。

  • 日本の桜にシュヴロ夫妻の気持ちを乗せたロゼ
  • 毎年日本の桜の季節に合わせての季節、数量限定品
  • 日本の和食に合わせることを意識した辛口のロゼ
造り手
ドメーヌ・シュヴロ
タイプ
ロゼワイン
味わい
辛口
度数
12.5%
合う料理
生ハム、和食全般
価格帯
2,500~3,000円前後
ホームページ
BOURGOGNE Rosé

クレマン・ド・ブルゴーニュ・グレート・キュヴェ・ブラン・ブリュット

クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブラン・ド・ノワール

クレマンの王者のクラシックな一本

クレマンの王者ともよばれる「ヴーヴ・アンバル」の作ったクレマンの中でも気分的な最初の一本としてお薦めしたいのが、ブラン・ブリュットです。ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテを6:3:1で配合し、構成力の豊かさとバランスの絶妙さが人気を呼んでいます。
繊細なクレマンの色の輝きに加え、、イチゴ、レモン、柑橘類、白い花のようなアロマに惹かれることは間違いないでしょう。
12~18ヶ月の期間、ラック熟成させる中で醸し出される風味はふんわりとしたバターを思い起こさせてくれます。創業者マリー・アンバルの名前のついたものを始め、多彩なクレマンがありますが、基本の一本としてお薦めです。

  • シンプルなクレマンド・ブルゴーニュ
  • ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテの絶妙な配分
  • 芳香なアロマに加え、濃厚なバターを感じさせる風味が絶品
造り手
ヴーヴ・アンバル
タイプ
スパークリングワイン
味わい
辛口
度数
13%
合う料理
チーズ、濃厚なソースのかかったグリルチキン等
価格帯
2,500円~3,000円前後
ホームページ
– Veuve Ambal – Crémant de Bourgogne –

ドメーヌ・パラン ラドワ 1er ラ・コルヴェ

ドメーヌ・パラン-ラドワ

かつてホワイトハウス御用達のドメーヌ

第3代米国大統領の「トーマス・ジェファーソン」が大のワイン好きでボルドーの「ラフィット・ロートシルト」の熱烈なファンだったのは有名な逸話です。
ではブルゴーニュではというとこの「パラン」が有名でホワイトハウスのワイン納入業者に指名する程でした。色から想像されるとおり躍動感に富み、力強さに溢れるワインを作り世界中に愛好家がいます。
低温マセラシオンを行い、二週間以上のピジャージュとモンタージュを1日3回程度行うことで、ムラなく複雑な果実味が引き出せ、味わいも柔くなり華やかが加わります。パラン家の姉妹に当主が変わったのをきっかけに力強さに女性的感性が加わったのはこの部分だと言えるでしょう。

  • まだ技術開発の日の浅い低温マセラシオンを積極的に採用
  • トーマス・ジェファーソンが愛したブルゴーニュ
  • かつての力強さ溢れるワインに女性らしい柔らかさが加わる
造り手
ドメーヌ・パラン
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
13.5%
合う料理
ソテーたっぷりバターを使って(チキン、キノコ、海鮮類)、和食ならイカの塩辛バター炒め、肝、ワタとの相性よし。
価格帯
6,000~7,000円
ホームページ
Domaine PARENT

Domaine du Vissoux ボージョレ クール・ド・ヴァンダンジュ ヴィーニュ・サントネール

ボージョレ-クール・ド・ヴァンダンジュ-ヴィーニュ・サントネール

ボージョレーのトップ生産者の作る渾身の一本

ガメイの良さである酸味の低さを消さずに、酸味を引き出す。
これは矛盾していると思う方も多いと思われますが、実際には後味のキレイな酸味を醸し出しているというのが正しい表現のはずです。
ボージョレー希望の星とまで言われる「マリー・シェルメット」氏の画一的ではない造り方が良さを引き出していると言えるでしょう。栽培・醸造にかける情熱は内外に知られるところで、伝統的なセミ・カルボニック法に拘りをもっていることで有名です。
いわゆる古木から作られるボージョレーらしく、アタックからくる果実味とアフターのミネラル感の余韻のバランスが良く飲んで心地よさを感じます。

  • ガメイ100%ならではの酸味と甘味のある果実味
  • 樹齢100年を越える古木から作られたボージョレー
  • アタックの果実味とアフターのミネラル感のバランスいい一本
造り手
Domaine du Vissoux
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
12.5%
合う料理
ローストビーフ、ベリー系の果実味と合うエネルギッシュな肉料理
価格帯
3,000円~ヴィンテージによって差があり

DRC・ロマネ・サン・ヴィヴァン

DRC・ロマネ・サン・ヴィヴァン

「誘惑者」女性的な魅力の詰まったサン・ヴィヴァン

由緒あるサン・ヴィヴァン修道院の修道僧が発展させた畑の名前から、名前がついたDRC社【DOMAINE DE LA ROMANEE CONTI】の造る逸品です。
DRC社のワインのなかでは比較的お手頃な値段で購入できるのが、やはり魅力だと言っていいでしょう。特徴としては長期熟成型のワインを造るDRC社の中では異例的に比較的早くから飲めることでしょう。
修道院の尼僧の切り開いた畑の由縁でしょうか、女性的なワインとしても知られ、チャーミングかつ繊細らしさを感じることができます。また熟成させることで少女から淑女への変化を感じとることができるでしょう。

  • 「少女から淑女」へを思わせるような変化を熟成で
  • DRC社のワインの中では比較的購入しやすい価格
  • 長期熟成型のDRCのワイン群の中で早期から飲めるワイン
造り手
Domaine de la Romanee-Conti
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
15%未満
合う料理
ワインの力強さに合う肉料理、シンプルスタイルが吉
価格帯
250,000円~ヴィンテージ次第
ホームページ
ROMANEE-SAINT-VIVANT

ドメーヌ・ルフレーヴ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ グラン・クリュ

ドメーヌ・ルフレーヴ-ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ-グラン・クリュ

世界最高峰の白ワインの造り手の送り出すバタール

白ワインの世界最高峰の生産者「ドメーヌ・ルフレーヴ」の造る一本ですが、隣接するシュヴァリエとバタールの土壌による味の違いがハッキリわかります。
流行に流されず土地、土壌の個性を最大限に引き出す能力に長けたドメーヌならではの仕上がりです。シュヴァリエがエレガントな上品な軽さを醸し出しているのならば、バタールはまさに芳醇。
好みはあるでしょうが、飲み比べて両方とも失望しない出来です。12ヶ月の新オーク樽での熟成に加えて、6ヶ月の瓶熟成を行うのですが、バランスが絶妙と言えるでしょう。特にアフターで感じるミネラル感の味わいの余韻と優しくふんわりしたバニラ、ナッツの香りは絶品です。

  • シュヴァリエとはまたひと味違う鮮明なバタール
  • 土地・土壌の個性を最大限に引き出すことに長けたドメーヌ
  • アフターで感じる新オーク樽100%に拘った芳醇さ
造り手
DOMAINE LEFLAIVE
タイプ
白ワイン
味わい
辛口
度数
13.5%
合う料理
芳醇な白ワインだけに敢えて鮪や鰹を炙りやカルパッチョで楽しむのがオススメ
価格帯
45,000円~
ホームページ
Domaine Leflaive

マコン ヴィラージュ キュヴェ ボトリティス

マコン ヴィラージュ キュヴェ ボトリティス

ブルゴーニュで唯一無二の尊腐ワイン

世界三大貴腐ワイン、ボルドーのソーテルヌ地方がフランスでは有名です。ブルゴーニュでは希少性の高さでボングランのボトリティスは知られています。
飲み頃になるまでに10~20年の歳月は必要となりますが、琥珀色に変化した液体の美しさととろみはワイン愛好家を魅了します。飲み頃を迎えたヴィンテージでもソーテルヌ産の貴腐ワインの1/3以下の値段で購入できるのも魅力の一つと言っていいでしょう。
マコネーという地区で過小評価されている部分があり、蜂蜜のような蕩ける甘さと果実味、酸味のバランスが高次元でまじわり完成度の高い逸品です。極めてバリュー感が高いのは間違いないでしょう。

  • 飲み頃は10~20年経過した後、琥珀色になってから
  • 飲み頃を迎えたものでもソーテルヌ産の1/3価格のバリュー感
  • バリュー感に全く見合わない高度に完成された逸品
造り手
ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン
タイプ
甘口ワイン
味わい
甘口
度数
5%
合う料理
レアチーズケーキ、フルーツケーキ、ドーナツ、カステラとも抜群
価格帯
飲み頃を迎えたヴィンテージのもので25,000円~
ホームページ
Domaine de la Bongran Botrytis|
マコン ヴィラージュ キュヴェ ボトリティス ドメーヌ ド ラ ボングラン 1994年 750ml

レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ クレマン・ド・ブルゴーニュ キュヴェ・シャルドネ

レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ

シャンパーニュに等しい真のクレマン・ド・ブルゴーニュ

立地条件的にはほぼシャンパーニュと言えるシャティオン地区の小さな共同組合の造るスパークリングです。小さな共同組合が何を造れる?そんなイメージを覆した実力者は確かなものです。
シャンパーニュ地方の畑から600m程度しか離れていないこともあり、テロワールは極似しているのは言うまでもないでしょう。ノンドサージュに近い8g/lによる果実本来の味を楽しむことが可能です。
シャンパーニュと同じ伝統製法で熟成されているため、泡が繊細かつ心地よい華やかさを醸し出します。シャンパーニュの同等品と比べ遥かに安く、バリューを感じる一本です。

  • 高品質かつテロワールの特性を生かした味わい
  • リュットレゾネで管理し、シャンパーニュと同じ伝統醸造方式
  • 値段が同クラスのシャンパーニュの半値、バリューな一本
造り手
Les Vignerons de Haute Bourgogne
タイプ
スパークリングワイン
味わい
辛口
度数
12%
合う料理
貝やエスカルゴの香草ソテー
価格帯
3,000円~

ヴォルネイ プルミエ・クリュ サントノ2015

ヴォルネイ プルミエ・クリュ サントノ2015

ブルゴーニュの未来を担う新進気鋭の造るワイン

2000年に立ち上げられた若いドメーヌですが、ヴォルネイ最高の作り手を越えるだろうと評価されている「ニコラ・ロシニョール」氏の存在で注目のを浴びています。
設立当初はインパクトのあるボルドー的なワインを目指していたのですが、テロワールを重視した方向へ路線変更。800年の歴史を持つヴォルネイの最上区画を所有しており、そのミネラル豊かな土壌が繊細かつ芳醇なピノ・ノワールを生んでいます。
若手醸造家ならではの豊かな発想と伝統技術の併用がワインに独特の深みを出し、ヴォルネイのテロワールをベースに濃厚さと繊細さを体現していると言えるでしょう。

  • ヴォルネイの最上区画で育ったピノ・ノワールを使用
  • レンジによって技術を使い分け熟成に深みを与える
  • 2015はドメーヌ創設以来のグレートヴィンテージ
造り手
NICOLAS ROSSIGNOL ニコラ・ロシニョール
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
13.5%
合う料理
ローストチキン、焼き鳥、フライドチキン
価格帯
8,000円~
ホームページ
Nicolas Rossignol | Vins de Bourgogne
ヴォルネイ プルミエ・クリュ サントノ 2015 750ml

ハローキティ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー

ハローキティ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー

キャラクター頼みでない“ヴィラージュヌーヴォー”

日本の「kawaii」の象徴でもあるハローキティとのタイアップしたボジョレーヌーボーです。
発売から11年連続で完売しているのはキャラクターの力もさることながら、確かな実力のある一本だからと言えるでしょう。
“いろもの”と思うなかれ、通常のボジョレーより1ランク上の“ヴィラージュ”なだけに軽いだけのボジョレー・ヌーボーとは違った味わいの深みを感じることが可能です。
勿論ガメイの持つ果実味の瑞々しさ、フレッシュ感を余すままに堪能できるでしょう。
世界中の若い女性に人気のハロー・キティと秀逸なラベルデザインでコレクション性も高いため、日本を経由して海外へ向かう本数も多いボジョレーです。

  • 気軽に皆で楽しめ話題にできるボジョレー・ヌーボー
  • 11年連続完売は伊達じゃない、コレクション性の高いボトル
  • フレッシュ感とフルーティー加減は新酒ならでは
造り手
Olivier Depardon
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
12.5%
合う料理
チーズ、トマトを使ったパスタ
価格帯
3,000円前後

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション・プリュス

ジョルジュ-デュブッフ-ボジョレー・ヴィラージュ

5/3000から産まれた奇跡のヴィラージュ

ジョルジュ デュブッフ氏の功績は世界にボジョレー・ヌーボーを仕掛けた事でしょう。
そんな彼の作る一つ上の“ヴィラージュ”ですが、“セレクション・プリュス”はさらにその上をいくものです。毎年厳選された5~6のドメーヌの最高級キュヴェしか使わない贅沢さが特徴。
5/3000から厳選されたガメイを独自の手法でフレッシュな果実味を消さずに、グッと凝縮したアッサンブラージュに仕上げています。ガメイの良さである瑞々しい果実味、果汁感を消さずに残し、フレッシュ感を味わえます。
新酒ですから、深遠な味わいの深みは当然ないですが、通常のヌーボーとは明白に違った深みを感じる一本でしょう。

  • 5/3000から厳選されたガメイを使用
  • ボジョレーの帝王がアッサンブラージュ
  • ガメイの果実感、果実味に少し深みを加えたヌーボー
造り手
GEORGES DUBOEUF ジョルジュ・デュブッフ
タイプ
赤ワイン
味わい
甘口
度数
13%
合う料理
肉料理や肉じゃが、甘味のある煮汁やタレと相性抜群
価格帯
2,500円~
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DRC ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ キュベ デュヴォー・ブロシェ

DRC-ヴォーヌ・ロマネ-プルミエ・クリュ-キュベ-デュヴォー・ブロシェ

ロマネ・コンティ唯一の一級ワイン

ロマネ・コンティは9種類のワインを作っており、8種類が特級ワインで、唯一の一級ワインにあたります。中身に関していえば、DRC社のもつ特級畑のものを混ぜて造られたものです。
一級ワインとはいえ、DRC社のブランド感と2000年以降は6ヴィンテージしかないだけに価格も上昇気味で、値頃感のある“エシェゾー”に当たり年と言われるものは接近しています。
バラや菫の香りに加え、いわゆるチェリー、ベリーの芳醇な香りが鼻を擽ります。また特級畑から集められたピノ・ノワールならではのしっかりとしたタンニンの効いた味は、アフターまで余韻を楽しむことが可能です。知らないと損する一本なことは間違いないでしょう。

  • 実はラターニャメインの実質セカンド
  • 造られたのはここ20年で7回のレアヴィンテージ
  • 知らないと損するDRCのヴォーヌロマネ
造り手
Domaine de la Romanée-Conti ドメーヌ・ロマネ・コンティ
タイプ
赤ワイン
味わい
辛口
度数
14%
合う料理
赤身肉を使ったフレンチ、チーズ、パテでワインそのものを味わうのも良い
価格帯
250,000円~

パリゴ・ブルゴーニュ・ムスー・ルージュ

パリゴ・ブルゴーニュ・ムスー・ルージュ

希少性の高いブルゴーニュ・ムスー

ブルゴーニュでスパークリングといえばやはり『パリゴ・エ・リシャール』でしょう。スパークリングを専門に100年以上の歴史をもつドメーヌです。
ピノ・ノワールを瓶内二次発酵によって発泡させるシャンパーニュと同じ手法をとっているのが特徴です。希少な赤のスパークリングですが、やはりクレマン同様にシャンパーニュと比較して圧倒的にコストパフォーマンスが高いのが魅力です。
ピノ・ノワールならではのチェリーやバイオレットを感じさせる薫りと深みがあります。コクや飲み口は勿論のことクレマンよりも少しガス圧の高いムスーならではの喉越しの良さは、ボリュームのある肉料理にはもってこいです。

  • ムスー&バレット、夏にピッタリな飲み口
  • シャンパーニュと比較して圧倒的なバリュー感
  • ドライな赤、ボリュームのある肉料理にどうぞ
造り手
パリゴ・エ・リシャール
タイプ
スパークリングワイン
味わい
辛口
度数
12.5度
合う料理
ステーキなどグリルした肉 和食なら西京焼きや照り焼き類には相性抜群
価格帯
3,000円~

 

最後に

歴史を紐解くと感慨深いブルゴーニュワインです。
ブルゴーニュワインを頂く際には、こういった歴史を感じ、中世の時代を過ごした人々に想いを馳せてみてください。
そしていつの時代も最高の品種を保つブルゴーニュワインを是非ご自分で選んで、お気に入りの一本を見つけてください。

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