父の日のプレゼントの定番と言えばお酒です。雑誌などで男性に父の日のプレゼントで欲しい物を聞くアンケート企画があると必ず1位はお酒になります。
どんなお酒を贈っても父の日プレゼントであれば喜んでくれますが、どうせなら心の底から喜んで欲しいものです。
そこで今回は父の日プレゼントに贈るお酒の選び方のポイントを解説します。
読めば、普段アルコールを飲まない方でも喜ばれるお酒が分かります。
プレゼントする際のポイント
父の日にお酒をプレゼントするなら、まずお父さんのお酒に対する考え方を把握するのが大切です。
中には毎日飲んでいるのにお酒は基本的に嗜好品で、できれば買わずに済ませたい考えている方もいます。そんなお父さんに高価なブランド酒を贈っても内心あまり喜ばれません。むしろ酔うためだけに飲んでいるリーズナブルなお酒の方が喜ばれます。
逆にどうせ飲むなら良い酒だけ楽しみたいと考えているお父さんもいます。そんなお父さんには珍しいお酒がおすすめです。飲んだことが無い有名銘柄のお酒であれば喜んでくれます。
お父さんのお酒のこだわりが分からない場合は出身地でよく飲まれているお酒を贈るのもおすすめです。特に地元愛の強い方であれば顔を崩して喜んでくれるでしょう。
どのお酒が好きなのかを確認する
男性の多くはお酒好きですから、とにかく人気の銘柄ならお酒の種類を問わず喜ぶと思うでしょう。しかし実際は好みがあります。例えばお酒飲みなのに大衆酒であり人気のあるビールが苦手な方も意外といます。本当は好きだけど悪酔いするから日本酒は飲まないというケースもあります。
さらにお酒の種類が同じでも細かい違いがありますから、お父さんの好みを正確に把握するために、少し詳しくお酒の分類について知りましょう。
日本酒(辛口・甘口等)
日本人の体にしみるお酒と言えば日本酒です。最近は女性でもいける飲み口の軽い銘柄が出てきたり、世界進出にも積極的で話題になっています。
日本酒には辛口と甘口があります。甘口は言葉どおり甘いお酒です。風味が強いので酒の味を楽しみたい男性が好みます。辛口は味がしつこくない日本酒です。食べながら日本酒を飲むお父さんなら辛口を選びましょう。
焼酎(芋・麦・米等)
焼酎は蒸留酒ですからサッパリしています。その分、香りの部分で自己主張するお酒です。
原料には芋、麦、米を使い、それがそのまま焼酎の種類になります。この中で香りが強いのは芋と麦です。特に芋は銘柄によっては強烈に匂います。好きな人なら芋焼酎の香りを嗅いだだけでウズウズするでしょう。
焼酎を贈るなら事前に芋・麦・米のどれか聞いておきましょう。苦手な香りのするお酒は飲めません。
ウイスキー
ウイスキーは穀物をベースにして作られる蒸留酒の一種です。スコッチやバーボンといった種類があり、近年は国産のジャパニーズウイスキーも大きな注目を集めています。
ウイスキーは玄人向けのお酒と感じる方が多いかもしれませんが、実はソーダで割ったハイボールなども人気であり、非常に親しみやすいアルコールと言えます。日本酒やビールに比べて長期保存がしやすいところもプレゼントにおすすめしたい理由の一つです。
ウイスキーは産地の違いが大きいので、お父さんの好みの味に合わせて産地から選ぶのがおすすめです。例えばスモーキーなウイスキーが好みならスコッチウイスキー、ガツンとした甘みと刺激が好みならバーボンがぴったりです。スコッチやバーボンは流通量も多いので、お気に入りの銘柄があれば入手がしやすいです。
一方でレアなお酒が好みなら、値段は張りますがジャパニーズウイスキーを選んでみるのもありです。穏やかな味わいが好みな方には、ピートを焚かないアイリッシュウイスキーやライトな酒質のカナディアンウイスキーが良いでしょう。
ビール(メーカー等)
ビールもこだわりが強いお酒の代表格です。お父さんが毎日の晩酌で飲んでいますが、よく見るといつも同じ銘柄のビールを愛飲していることに気付きます。
ビールを飲む男性は好きな銘柄が確立していて、普段は好みの銘柄ばかり飲みます。
定番の逸品はアサヒスーパードライです。多くの男性を虜にしているブランドで、これ以外は飲まない方も少なくありません。
ビールを贈るなら下手に頑張って海外のクラフトビールを贈るより普段飲んでいる銘柄を選ぶようにしましょう。またはお父さんの出身地や思い出のある地域の地ビールなどもおすすめです。
定番ビール
費用を考える
お酒は種類によって価格と味のバランスが大きくことなります。
日本酒であれば2,000円弱で酒蔵のエントリーモデルが飲め、最低限の味と品質を保証してくれます。しかし相場が高騰しているウイスキーでは2,000円以下の銘柄では楽しめる品物は限られます。
また、ワインはお金をかけても味と品質が比例しないお酒として有名です。もちろん高額なワインなほどは複雑で味わい深いのですが、他のお酒と比べるとその違いがわずかです。
予算の範囲でより品質の高いお酒を選ぶなら、お酒の種類は慎重に選ぶ必要があります。相手の好みから少し外れても予算内でより良いお酒を選ぶといいでしょう。
特別感がでるプレゼント
お酒のプレゼントには銘柄以外でもお父さんを喜ばせることができます。ポイントはサプライズです。ボトルや外箱に名前や写真が入っていれば一見してプレゼント品だと分かりますから喜んでもらえます。
そんなスペシャル感を出してくれる付属プレゼントを紹介します。
名入れ酒
同時にパッケージをカスタマイズできるサービスもありますから併用すると、よりゴージャスな印象を与えられるでしょう。
写真入り
利用できるお酒の種類は日本酒、焼酎、ワインがほとんどです。
ボトルに直接彫刻できるサービスもあります。フルカラーは難しいですが劣化を気にすなら利用をおすすめします。
TV ヒルナンデス!でも紹介され話題の似顔絵シャンパン

プレミアム酒
父の日ともなると酒蔵の中は秘蔵のプレミアム酒を出すところがあります。普段は市場に出ない何十年物の古酒を購入できるチャンスです。変わり物好きのお父さんなら狙ってみるといいでしょう。
父の日に売り出される多くのプレミアム酒が期間限定かつ数量限定です。プレミアム酒を贈るなら「気付いたら在庫が無くなっていた」なんてことが無いように気になった時点で購入してしまうのが重要です。
飲み比べセット
飲み比べセットとはブランドのお酒が複数セットになったお酒の詰め合わせです。
ウイスキーの飲み比べセットは200ml程度の小瓶に4~8つの銘柄が入ったもので、色々と試したい好奇心の強いお父さんのプレゼントに向いています。
普段は買いませんがお酒好きなら気になる商品です。
一緒に贈ると喜ばれるプレゼント
ここでは、お酒と一緒に贈ると喜んでもらえる商品について紹介します。
スペシャル感を出すのに一役買ってくれる品物ですから知っておいて損はありません。
中には父の日プレゼントの限定商品になっている場合もありますから狙い目です。
おつまみ
お酒だけをグイグイ飲み続ける男性は少数派です。酔いが回りやすく、胃にもダメージを与えますから健康を気にする方なら何かしら、おつまみを食べながら飲むのが一般的です。
また、相性の良いおつまみはお酒の味を引き立てくれます。定番はピーナッツなどのナッツ類、濃厚なチーズ、サラミやジャーキーなどです。
その他、お父さんの出身地や思い出のある地域のおつまみなどもおすすめです。
酒器
酒器とは「おちょこ」「ぐい呑み」といった陶器などの器のことです。男性であれば自分で購入して試した経験がある方も多いでしょう。しかし、購入当時は好んで使っていても次第に面倒になり、どんなお酒でもいつものコップで飲むようになります。
酒器を贈るなら小さいものより汎用的なサイズの物を選ぶのがおすすめです。