蟹の甲羅酒とふぐひれ酒をおいしく飲める日本酒・おつまみと作り方

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蟹の甲羅酒とふぐひれ酒

寒くなると熱燗が飲みたくなりますよね。熱燗をそのまま飲むのも良いのですが、熱燗の中に「ヒレ」を入れたり、蟹の甲羅に熱燗を注いで飲んだりするといつもの日本酒がさらに美味しく感じられます。
特に「ふぐのひれ酒」や「カニの甲羅酒」はおすすめの飲み方です。
今回はご家庭で日本酒をさらに美味しく飲む方法として「ふぐのひれ酒」と「カニの甲羅酒」についてご紹介します。

「カニの甲羅酒」の味わい・魅力

「カニの甲羅酒」の味わい・魅力
冬に美味しい蟹料理、焼きガニの後に試して欲しいのが、甲羅に熱燗を注いで飲むカニの甲羅酒です。
甲羅からカニの旨味が染み出ていて、それと日本酒が合わさりとても独特の風味に変化します。
日本酒があまり好きではない・・・という人もカニの甲羅酒なら飲めるという人もいるくらいカニの美味しさが日本酒の癖を消してくれます。カニのエキスで日本酒がまろやかになり飲みやすくなるのです。
 

おいしい「カニの甲羅酒」を飲むためのポイント

カニの甲羅酒を飲みたい場合、どのように作れば美味しい甲羅酒が完成するのでしょうか。
美味しく作るコツ、美味しく飲むためのポイントをまとめてみました。
 

1.甲羅は洗わずに使う

甲羅を洗ってしまうとカニのエキスが流れてしまいます。甲羅は洗わずに使いましょう。
 

2.アルミホイルの上にのせてトースターで加熱

甲羅をそのままオーブントースターに入れてるのではなく、アルミを敷いてその上にのせてから焼きます。
甲羅が割れないようにするためにアルミを敷きます。甲羅に穴があかない程度に水分を飛ばします。
 

3.温めたお酒を甲羅にそそぐ

温めたお酒を甲羅に注いで飲みます。甲羅は少し冷ましてからお酒を注いでください。
カニの甲羅酒にカニ味噌を入れて飲む人もいますが、生臭さが出てしまう場合もあります。
この点は好みが分かれる部分なので、飲んでみたい人は挑戦しても良いでしょう。
 

「カニの甲羅酒」に合う日本酒

カニの甲羅酒に合う日本酒をご紹介します。
 

蟹至福

なんと「蟹至福」というお酒はカニ料理のために造られたお酒です。カニ料理に合うように造られていて、カニ料理専門店でも提供されています。
蟹至福はカニ料理に合うのですからカニの甲羅酒に合わないはずがありません。
とことんカニを楽しみたいという時のための1本です。

 

「カニの甲羅酒」に合うおつまみ

「カニの甲羅酒」の味わい・魅力
カニの甲羅酒に合うおつまみは、カニ味噌ゆでガニ、カニの酢の物などカニ料理が一番です。
贅沢に頂くことができます。カニ三昧を楽しみましょう。

 

「ひれ酒」の歴史

日本では古来よりお祝い事の際にお酒を嗜む文化がありました。お酒は神聖な飲み物として扱われていてとても特別なものでした。お酒が造られるようになったのは弥生時代頃と言われていて、稲作が広まるのと同じように酒造りが各地で行われるようになっていきます。
お酒を造る際に米が必要になりますが、戦時中はお米が不足していたこともあり酒造りに沢山の米が使えなくなっていました。そんな中で日本酒の中に混ぜ物をした粗悪なものが出回り、美味しく飲めなくなってしまった・・という時期があったと言われています。
この時に誕生したのがヒレ酒でした。漁師さんが寒い中、体を温めるために熱燗に食べ残ししたヒレを入れたところ美味しくなかった日本酒が生まれ変わった・・・というエピソードからヒレ酒が誕生したと言われています。
熱燗の中にヒレを入れたことで、ヒレの旨味がお酒にうつり、美味しくないお酒が美味しいお酒に変わったと言えるのではないでしょうか。
現在は粗悪な日本酒は販売されていませんが、この飲み方は現在も受け継がれていて、美味しいお酒をさらに美味しくしてくれる飲み方だと言われています。
日本酒にヒレを入れることで風味がアップし、味も濃厚なものに変化するのです。
 

「ふぐひれ酒」の味わい・魅力

「ふぐひれ酒」の味わい・魅力
粗悪なお酒は出回っていない現代、そのまま飲んでも美味しい日本酒にわざわざ「ヒレ」を入れて飲むのはどうしてなのでしょうか。
その理由は、日本酒と魚の美味しさを同時に堪能できてしまう点でしょう。
お魚を食べた後、うまみの残っている部分を余すことなく最後まで楽しむのに「ヒレ」を使うのは最適なのです。
日本酒だけを飲んでも美味しいのですが、ここに魚の旨味も加わると、味が変化し2度楽しめます。
さらに贅沢な風味に変化すると言われていて、香りも口の中に広がる味わいも違ったものとなります。
手間をかけても飲みたいと感じてしまうのが「ヒレ酒」なのです。
魚を最後まで使い切っている感じもあり、食材を無駄にしないという点も良いですね。
 

おいしい「ふぐひれ酒」を飲むためのポイント

ヒレ酒が美味しいのは分かるけれど、どうやって作れば良いのか分からない・・という人もいるでしょう。美味しくヒレ酒を作る方法、美味しく飲むポイントについてまとめてみました。
「ふぐひれ酒」を飲むためのポイント

1.ふぐひれはしっかり火を通す

ひれ酒を作る際、ひれにはしっかりと火を通してください。もし生焼けしている場合、生臭い感じの仕上がりになってしまい美味しいと感じられません。焼く時はオーブントースターや魚焼きグリルがおすすめです。
表面がぷつぷつとしてきて、少し焦げたかなというくらいがちょうど良い焼き加減です。
早めに出してしまうとどうしても生臭いので気を付けましょう。
 

2.お酒の温度に注意する

ひれ酒を作る際には、お酒の温度が重要です。皆さんは熱燗を飲む際、おそらく60℃くらいになるようにしていると思います。しかしひれ酒の場合は、ひれの旨味がお酒にしみだしてくれるようにしなければいけないため、60℃では美味しく完成しません。美味しく飲む事ができるのは70~80℃くらいになります。
70~80℃の日本酒にひれを入れて旨味をしっかり引き出しましょう。
飲むときはいつもの熱燗よりも熱いためやけどに注意してくださいね。
 

3.アルコールを飛ばしてから飲む

焼いたひれを日本酒にひたしたら、少し蓋をして蒸らします。蒸らしてからひれを取りだしますが、この際にライターに火をつけて器に近づける事でアルコールを飛ばすことができます。蓋を外す際に行ってください。
こうするとより飲みやすいひれ酒が完成します。

 

「ふぐひれ酒」に合う日本酒

ふぐひれ酒を飲みたいならひれ酒作りに適したお酒を選んだほうが良いでしょう。
 

福徳長 一膳一酒

そこでおすすめしたいのが「福徳長 一膳一酒」です。
ひれの旨味をしっかり引き出せるお酒ですし、お値段もリーズナブルなので購入しやすいです。
お値段の安い日本酒でもひれ酒にすれば高級酒のように変化します。
福徳長 一膳一酒」は、天然水を使用して造られた日本酒でどんなお料理にも合うと言われています。
日本酒度が+-0でシンプルな日本酒なので、ヒレの旨味をしっかりと引き出し活かしてくれるお酒です。

福徳長
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「ふぐひれ酒」に合うおつまみ

ふぐひれ酒を飲む際にはおつまみにもこだわりたいですね。どのようなおつまみにすればより美味しくふぐひれ酒を楽しめるのでしょうか。
おすすめのおつまみはふぐを使用した珍味類です。ふぐづくしでとても贅沢な気分になりますね。
他にも一夜干焼いか鮭とばなど魚介類のおつまみはとても良く合います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ふぐひれ酒やカニの甲羅酒、まだ飲んだことが無いという人は美味しく飲める冬の時期にぜひ堪能してみてくださいね。新しい日本酒の美味しさを発見できることでしょう。

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