千葉の酒器8選。八千代切子などお酒にあうグラス・骨董品の紹介

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グラス

千葉県の食品産業というと、しょうゆなどの調味料のイメージがあります。また銚子を中心に酒造りも長い歴史を持ち、大消費地である江戸にも近い距離にあったことから大いに栄えました。
良質な酒米や水が生み出す自然の豊かさもある地域です。このような背景から、当然お酒を注ぐための酒器の歴史があり、様々な酒器が生み出されてきました。

おつまみライターランニングフリージー
ランニングフリージー
今回は千葉の酒器というテーマで、千葉に由来する酒器をご紹介していきます。この記事を読めばきっと千葉の知られざる工芸による酒器の数々を知ることができるでしょう。

※この記事を書いたライターランニングフリージーのプロフィール

八千代切子のグラス


切子の技が光る新しい工芸品
切子といえば江戸切子薩摩切子をご存知の方も多いのではないでしょうか。そんな切子の世界に新しい風を吹き込もうとしているのが八千代切子です。
千葉県の北西部に位置する八千代市で生まれたこの切子技術は江戸時代に生まれた多くの切子と一線を画し、現代に生み出された切子です。もちろん何もないところから誕生したのではなく、古くからこの地で行われてきたガラス製造の技術を生かしたものになっています。伝統的な技術と新しい感覚によって、今までなかった価値を引き出している工芸品と言えるでしょう。
このグラスは、そんな新感覚の切子によるグラスです。
シンプルでありながら美しい連続した模様は、長く使っていても飽きることはありません。そんな八千代切子のグラスに冷酒を注いで、上質な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

Sghrのグラス


千葉で長い歴史を持つ老舗ガラスメーカーの酒器
sghrは、千葉県東部の九十九里町でガラス製造を行う菅原工芸硝子のブランドです。同社は1932年に創業し、手作業によるガラス製品の製造を行ってきました。1970年には自社開発を手掛けるようになり、現在4,000種類ものガラス製品を製造しています。その知名度は日本国内外からも知られており、海外でも愛用している方も少なくありません。
このグラスは、同社のブランドであるsghrのブランドを冠したグラスです。

天然素材によって生み出されることで、生き物のような息吹を感じさせるグラスに仕上げてあります。「使い手の暮らしを彩り、寄りそうものであること」をモットーにしている同社のグラスでお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

910 MOKKOの一合升


家具職人が千葉の素材で仕上げた升
千葉県西部、船橋市に木工家具の工房を構えているのが910 MOKKOです。若手の家具職人が手掛ける同ブランドは、関東近郊に多くの受注を受けており、数多くの家具を納品してきました。
ヒアリング・設計・納品まで全て一貫した製品づくりを行っています。すでにその実績は高く評価され、若年ながら中学校にて技術講習講師を任されているそうです。
そんな新進気鋭の家具職人が手掛けた酒器は一合升。
使用する杉材は千葉県産の山武杉を使用し、升の接合部は組木細工のように色の異なる木材を使って模様のような仕上げをしています。家具づくりのノウハウを生かしたこだわりの一合升で日本酒を頂くのもおすすめです。
 

大塚硝子の冷酒杯


ガラス食器のメーカーが手掛ける酒杯
大塚硝子は、船橋市で大正5年からガラスの製品を手掛けてきました。主にガラス食器を中心に製造を行い、素材の美しさや形の優雅さから多くのファンを獲得してきました。現在は多様なニーズに柔軟な対応を行うべく国内外の様々な企業と連携して、魅力的なガラス食器の製造を行っています。
この冷酒杯は、同社の技術を生かしたガラスの酒杯です。

桜の模様をサンドブラストによって表現し、素地もピンクのグラデーションで美しく仕上げてあります。大量生産によるガラス食器から手作りのこだわった製品まで柔軟に制作している企業の強みを発揮した逸品です。

 

釉彩の徳利


千葉の作家が手掛ける二種類の釉薬が光る酒器
千葉県の北西部に位置する白井市で工房を構え20年以上作陶を続けているのが陶芸作家 水谷俊雄氏です。同じく千葉県の鎌ヶ谷市に生まれ愛知県に進学後、同地で作陶を学びます。その後、日展をはじめ多くの賞を受賞して実績を積み、千葉にて開窯を行いました。
この酒器は水谷氏の工夫が詰まった酒器で、釉彩という2種類の釉薬が醸し出す柔らかい色合いを出しているのが特徴です。

深い色合いを出すために長時間焼き切ることで、温かみを感じる優しい酒器としての姿も見せています。やさしい味わい深い色合いを見せ、食卓に彩りを添えてくれるでしょう。

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YUGEN GLASSのタンブラー

銀河を思わせる幻想的なタンブラー
千葉県の北東部にある横芝光町の海岸近くで工房を構えているのがYUGEN GLASSです。
ガラス作家の由元夫妻が営んでいます。妻の裕美氏は東京でガラス工房の修行を行い、富山の工房に勤務し腕を磨きました。夫の信吾氏は同じく富山のガラス工房で学びながらシアトルからやってきたBrian Pike氏に師事しました。その後、妻の裕美氏の故郷である千葉で工房を開きます。すぐにその技術の高さが評価されギャラリーや百貨店などで作品を発表するまでになりました。
このグラスは、同工房の得意技術である宙吹きガラスによって作られており、手作りの暖かさを感じながら幻想的な雰囲気を持っています。優しい表情をもつガラスのタンブラーにお酒を注いで、癒されてみるのも良いかもしれません。
YUGEN GLASS
 

ミュージックサンドブラストのシャンパングラス


イタリアと千葉の技術のコラボレーション
千葉のガラス工芸は、決して単独で製造されるだけではありません。国内はもちろんのこと、国外の製品を輸入して自社の技術を加えることも盛んに行っています。
このシャンパングラスもその一つです。ベースとなっているシャンパングラスはイタリアの工房で生産されたものを使用しています。その薄く繊細なイタリア産のシャンパングラスを千葉のガラス工場でサンドブラスト加工しました。
サンドブラストは砂状の研磨剤を空気圧で吹き付けて模様や文字を描く技術です。この技術は繊細な模様が描ける反面、このベースのグラスのように薄いガラスに安易に施すと破損します。このような絶妙なバランスで楽譜が音楽に合わせて踊っているようなデザインに仕上げました。
よく冷えたシャンパンを注いで、イタリアの風を感じながら千葉のガラス加工技術を楽しんでみましょう。

 

PRATO PINOのグラス

九十九里浜の工房で作られる吹きガラス
千葉県の北東部に位置する武生市の海沿いに工房を構え、吹きガラスによる制作を行っているブランドがPRATO PINOです。主催者の松野氏は国内での修行の後、2005年に工房を構え夫婦で制作を行うようになりました。自在なガラス細工を得意とし、酒器以外にも端午の節句の兜やひな人形などをガラスで再現し高い評価を得ています。
この酒器は手作りの吹きガラスによって仕上げられたグラスであり、1つとして同じものがありません。そして太平洋を望む九十九里浜の雄大な光景をどこか漂わせています。そんなグラスにビールやハイボールを注げば、きっと爽快な気分にさせてくれるでしょう。
硝子屋 PRATO PINO
 

まとめ

千葉は様々な工芸品があります。そんな中で酒器に注目すると、その中心はガラス器であることが分かるのではないでしょうか。
実際に東京の工房や富山の工房など県外で修業を積んだ作家が故郷にユーターンするといった形が多くみられます。また、東京から近い理由で古くからガラス製品を手掛けてきたりとガラスの酒器の背景は多種多様です。また、山武杉という千葉のブランド杉を使った酒器などガラス器以外にも魅力的な酒器が見られました。このような特徴のある千葉の酒器でお酒を頂いてみてはいかがでしょうか。

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