山梨の酒器8選。能穴焼などお酒にあうグラス・骨董品の紹介

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ワイン

南に富士山を望み、北側には南アルプスの山麓が連なっているのが山梨です。果物の産地としても知られ、ワインの生産も盛んです。この山梨は日本酒も有名で、郷土料理のほうとうとも相性の良い味わいと言われています。また、冷涼な気候と優れた水によってウイスキー造りも知られています。
このように酒どころとして知られる山梨は、お酒を注ぐ酒器も盛んに作られています。

おつまみライターランニングフリージー
ランニングフリージー
今回は山梨の酒器というテーマで山梨にある様々な酒器を紹介していきます。この記事を読めばきっと山梨の酒器について知ることができるでしょう。

※この記事を書いたライターランニングフリージーのプロフィール

白州のタンブラー


山梨にある有名ウィスキー蒸留所のタンブラー
山梨県北西部にある北杜市、この市内の森林にあるのが、大手酒造メーカーの日本を代表する蒸留の1つ、白州蒸留所です。

この蒸留所では世界的なウィスキーの品評会で数多くの賞を受賞したウィスキー、白州を生み出しています。同社のミネラルウォーターを採水している場所でもあり、優れた水と美しい森林が印象的な蒸留所です。
この蒸留所で生産された白州を、よりおいしく飲むために製造されているのがこのタンブラーです。白州の森をイメージした緑がかった涼しげな印象のガラスの色を採用し、飲み口を良くするために薄く作っています。さらに実用性を意識して特殊加工によって割れにくさも実現しており晩酌で頻繁に利用しても問題ありません。森林を感じさせるグラスで白州のハイボールを楽しみ、森の香りを感じてみませんか。
 

谷櫻のぐい呑み

山梨地酒のオリジナルぐい呑み
冒頭でもお話しした通り、山梨は隠れた日本酒どころです。県内に数多くの酒蔵があり、各地で盛んに日本酒醸造が行われています。
先ほど紹介した白州蒸留所と同じ町にある谷櫻酒造もその一つです。地酒づくりにこだわり、辛口のお酒を醸造していることで定評があります。
この谷櫻は、栃木県で生産されるあさひの夢という銘柄の米を酒米にして醸造しており、今回紹介するぐい呑みもあさひの夢を使ったお酒と一緒に販売されています。
そんな谷櫻のぐい呑みは、安易にロゴを入れたり、銘柄を入れたりせず、茶色の肉厚なぐい呑みとシンプルに仕上げてあります。
そのため、谷櫻以外の日本酒を飲む際も違和感なく利用ができるのもうれしいポイントと言えるでしょう。もちろん、まずは水が美味しい地域で作った谷櫻を注いで楽しむのがおすすめです。
 

グレイス甲州とワイングラス

山梨のワイナリーとドイツ製ワイングラス
山梨はブドウの生産量で日本一を誇ります。生食はもちろんのこと、ワインの醸造に利用する品種も数多く生産され、同時にワインの醸造も日本有数です。

山梨県北東部に位置する甲州市で醸造を行うグレイスワインもその一つ、実に100年の歴史を誇ります。山梨の気候やぶどう生産、そしてワイン醸造を熟知し、山梨のワイン造りを行う老舗の1つに数えられます。
その醸造されたワインの一つに辛口の味わいで定評のグレイス甲州があります。
標高400メートル以上の高地で生産されるぶどうのみを使用し、濃縮された味わいをワインに表現しています。このこだわりワインに合わせワイングラスでグレイス甲州で頂きましょう。
 

炭陶 タンブラー


竹炭でコーティングされた陶器タンブラー
山梨県東部の都留市では竹炭が生産されています。

この竹炭の生産技術を応用して生み出されたのが、炭陶といわれる陶器です。独自開発した特殊な炭化炉に竹炭を生産する為に入れた竹とともに陶器を焼成するというユニークな手法で製造されます。これによって陶器の中や表面に竹炭が焼き付けられ、竹炭の機能を持った陶器が出来上がるのです。
この酒器は炭陶の技術で生み出されたタンブラーで、竹炭の機能を持っています。竹炭の機能によって余分な成分を除去するだけでなく、ビールを注げばクリーミーな泡が楽しめます。もちろんチェイサーとして水を注いでも竹炭の持つ吸着力で水道水のカルキ臭さも軽減します。

さらに長時間放置すればカルキ臭が抜けてミネラルウォーターになる効果も期待できます。ユニークな製法で作られた陶器タンブラーで美味しいお酒を楽しみましょう。

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葡萄工房ワイングラス館のワイングラス

珠玉の一脚が見つかる施設
山梨でも特にワイン醸造が盛んな甲州市にあるワイングラスを中心に展示販売している施設が葡萄工房ワイングラス館です。ワイングラス以外にも山梨の名産品である天然石や工芸品でもあるガラスのアクセサリーなども販売しています。
そんな施設ですが、実は山梨で初めてワインづくりが行われた際に用いたぶどうが生産された歴史的な場所でもあります。明治時代にフランスのワイン技術を導入した際、地元の甲州ぶどうから初めて山梨ワインが作られました。
そのような経緯もありワイングラスのコレクションはとても充実しています。安価なものから超が付くほど高額なものまで様々なワイングラスを買い求めることができます。
掲載ページ葡萄工房ワイングラス館
住所:山梨県甲州市勝沼町休息1709
 

甲州水晶貴石細工のぐい呑み

宝石加工技術が生み出したぐい呑み
山梨は宝石加工が古くから盛んに行われています。その技術の一部に甲州水晶貴石細工があります。
その歴史は1,000年も前にもさかのぼり、山梨の奥地で水晶が発見され、その水晶を加工するために技術が生まれました。江戸時代には京都から職人を呼んで、より技術的の向上を図り、装飾品や美術品を数多く生み出しました。その後、製品は輸出されるようになり世界に流通していきました。
山梨では、この水晶の加工技術を用いてメノウをぐい呑みにしています。石のしっとりとした質感と美しさは、独特の雰囲気を醸しています。貴重な石を使ったぐい呑みでお酒を頂けば、いつもとは違った味わいになるでしょう。

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六鵬窯

甲府盆地と富士山を眺めながら自分で作陶ができる
六鵬窯は山梨で最大級の陶芸体験施設で、国内屈指の景勝地である西沢渓谷や日本百名山の甲武信ヶ岳がある山梨市に窯を構えています。作家自身が作陶するだけでなく、陶芸体験によって窯の開放を行っており、初心者からハイアマチュアまでが作陶することができます。
電動ろくろで作るろくろ体験や、味のある作品が作れる手びねり体験など様々な陶芸の体験が楽しめる施設です。
ここでは自分のオリジナルの酒器が作れます。ぐい呑みはもちろんのこと、自信があれば徳利にも挑戦してみても良いかもしれません。慣れてきたらビアタンブラーなどこだわりの酒器に挑戦するのもおすすめです。しっかりアドバイスをしてくれるので、愛着のある酒器を自分の手で生み出すことができるでしょう。
掲載ページ陶ギャラリーRoppo 六鵬窯
住所:山梨県山梨市矢坪1669-79
 

能穴焼


山梨の伝統的な陶器
能穴焼は、室町時代の後期から日常雑器を焼いていた歴史のある焼き物です。その連綿とした歴史には様々な職人が携わってきた過去があり、近代には世界的に有名な彫刻家のロダンの孫弟子が作陶を行ったこともあります。また、戦国武将として知られる武田一族の一人、穴山梅雪が入城していた能見城が近くにあり、焼かれてた場所が穴山町だったことが名の由来とされています。
白釉の焼き物にベンガラをしみこませるなど技巧派の風合いがみられるのが特徴です。

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まとめ

山梨はぶどうの産地であるとともにワインの醸造も盛んです。また、日本酒やウイスキーなどの醸造や蒸留も盛んで、日本でも特にバラエティに富んだ酒どころといえるでしょう。そんな山梨で生まれた酒器でそれらのお酒を楽しめば、きっと豊かな時間になること間違いありません。
気軽に買えるものから、貴石を使った高価なもの、こだわりの細工が施されたものやシンプルなものなど、様々な酒器がある山梨に注目です。

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