定価価格で買いやすいグレンファークラス。12年を飲んで評価もした

定価価格で買いやすいグレンファークラス。12年を飲んで評価もした

ウイスキーは作られる国や製法によって味わいが大きく異なります。フルーティーで香り高いものからスパイシーなもの、スモーキーな味わいなものと幅広く飲み比べられるのがウイスキーの魅力でもあります。そして豊富な種類のウイスキーから自分好みの味を探すためには、ウイスキーごとの特徴をよく知っておくことがとても大切です。

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
そこで今回は「グレンファークラス」というウイスキー銘柄について解説していきます。ウイスキー好きがきちゃんによる評価レビューも交えながら特徴を紹介していくので、ぜひウイスキー選びの参考にしてみてください。
※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール
 

サッチャー元首相も愛したグレンファークラス

グレンファークラスはスコットランドで製造させているウイスキーの銘柄です。スコットランド・スペイサイドのモルトウイスキーで、フルーティーで華やかな味わいに定評があります。
イギリスで“鉄の女”と言われたサッチャー元首相が愛していたウイスキーとしても有名で、世界的な知名度を誇ります。日本にも多くのシリーズが輸入されていて、入手しやすく親しみやすいウイスキー銘柄でもあります。
なおグレンファークラス蒸留所があるスペイサイド・スペイ河中域のあたりは、非常に豊かな水源があり水質に優れていることでも知られています。雪解け水から生まれた上質な軟水で仕込まれた味わいは、心地よくウイスキー初心者でも親しみやすいのが魅力です。
 

家族経営で守られてきた伝統の味わい

6世代にわたる家族経営

グレンファークラス蒸留所は、スコットランドの中では非常に珍しい家族経営を守り抜いているブランドです。あえて規模を拡大しすぎず、伝統製法を守り続けているのがグレンファークラスの大きなポイントです。厳しい時代の中で経営権が移り変わったこともありますが、伝統が失われずに続いていることがグレンファークラスの高い評価につながっています。
ちなみにグレンファークラスの蒸留所の設立は公式で1836年となっていますが、1791年の絵画の中に蒸留所が既に描かれていたという報告もあり、非常に古い歴史があることがわかります。そこから6世代に渡り蒸留所が続けられ、現代に至っています。
 

ノンピートモルトを使用するのが特徴

ノンピートモルトを使用するのが特徴
グレンファークラスでは、ピートを一切焚かない“ノンピートモルト”を採用しています。
ピートとは泥炭のことで、スコットランドのウイスキー作りにおいて麦芽を乾燥する際に使われる燃料です。ピートを使ってモルトを作ることで、独特のスモーキーな味わいが生まれます。
しかしピートを使って焚いたモルトは、個性が生まれる分クセも強くなり好みが分かれます。スモーキーでピーティーな味わいが好きな人にとってはたまらない味ですが、人によっては飲みにくい、キツイと感じることもあります。
一方グレンファークラスは麦芽の乾燥にピートを使用しないため、強いクセが生まれにくく、非常に心地良いリッチさを楽しめます。また麦芽を乾燥させる際にガス直火焚きのポットスチルを使用しているのも珍しい点の一つです。
 

シェリー樽熟成によるフルーティーな味が魅力

シェリー樽熟成によるフルーティーな味が魅力
グレンファークラスといえば、シェリー樽熟成にこだわっていることも有名です。オロロソシェリーの樽を100%熟成させ使用することで、シェリー樽由来のフルーティーな味わいを表現しています。デリケートな甘さとフルーツフレーバーが調和していて、非常にバランスが良いです。
また熟成の温度を適正に保つダンネージ式熟成庫を使用しているのもポイントで、これにより安定した供給を可能にしています。
そんなグレンファークラスには、熟成年数やボトリングした時期の違いでさまざまなボトルがあります。
 

グレンファークラスのラインナップ7選

1.グレンファークラス10年

Glenfarclas(グレンファークラス)
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  • アルコール度数:40%
  • 価格:700ml 2,980円(税込)

グレンファークラスは、いわゆる10年熟成のグレンファークラスです。ノンピートモルトをオロロソシェリー樽で熟成することで生まれる、上品なフレーバーが特徴です。優しい味わいで飲み口もスムーズであり、初心者向けのウイスキーとしてもおすすめしやすいです。3,000円未満で入手しやすい、コスパ良しのウイスキーとしても人気があります。
 

2.グレンファークラス12年

Glenfarclas(グレンファークラス)
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  • アルコール度数:43%
  • 価格:700ml 3,560円(税込)

スコットランドで人気のある、12年シングルモルトのボトルです。ジャムやフルーツのように甘く華やかな味であり、リッチな味のウイスキーを手軽に楽しみたい方にぴったりです。口の中にしっかりとした甘さが広がった後は、ビターオレンジのような酸味、ウッディーな余韻を堪能できます。ストレートのほか加水しても美味しく、ロックやハイボールで飲むのにも人気があります。
 

3.グレンファークラス15年

Glenfarclas(グレンファークラス)
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  • アルコール度数:46%
  • 価格:700ml 6,140円(税込)

グレンファークラス15年は、4代目当主の時代に生まれたこだわりのボトルです。46%という少し高めのアルコール度数に設定してあり、シェリー樽由来の芳醇な甘味がより堪能できるようになっています。
プラムや葡萄を感じるフルーティーで濃厚なアロマ、そしてドライフルーツやラムレーズンのような熟したリッチさを感じ取ることができます。
 

4.グレンファークラス17年

  • アルコール度数:43%
  • 価格:700ml 12,950円(税込)

グレンファークラス17年は日本・北米限定商品として作られたボトルです。17年以上熟成した原酒を掛け合わせることにより、豊かで深みのある味わいが生まれています。
濃厚ながらもアタックはソフトで、滑らかな口当たりです。
 

5.グレンファークラス21年

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  • アルコール度数:43%
  • 価格:700ml 20,500円(税込)

グレンファークラス21年は2010年のIWSCで金賞を獲得したこともあるほど、世界的に評価されているウイスキーです。ローストナッツやドライフルーツを感じさせる複雑なアロマ、そしてバニラビーンズやレーズンのようなコクが魅力です。
人気ボトルですが2022年に入ってから終売の噂も出回っていて、入手が難しくなってきているボトルでもあります。
 

6.グレンファークラス25年

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  • アルコール度数:43%
  • 価格:700ml 19,570円(税込)

酒齢25年以上のモルトを組み合わせて作られる、希少なグレンファークラスです。熟成が生み出す濃い色が特徴で、一つの到達点と言われるほどの芳醇な香りを持ち合わせています。
ダークチョコレートやビターなコーヒーを思わせるような深さの中に、グレンファークラスらしいフルーティーさも感じることができます。
 

7.グレンファークラス105 カスクストレングス

グレンファークラス
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  • アルコール度数:60%
  • 価格:700ml 6,150円(税込)

カスクストレングスとは、ウイスキーの原酒を加水しないままボトリングしたシリーズのことです。実はスコットランドで初めてカスクストレングスのウイスキーをリリースしたのがグレンファークラスであり、その伝統が今も「グレンファークラス105」として残っています。
看板銘柄として人気のあるこちらのボトルは、アルコール60%の凝縮された旨味と刺激がポイントです。ガツンとくるような甘味の中に、スパイシーさも感じられます。
 

8.グレンファークラス ヘリテージ

  • アルコール度数:40%
  • 価格:700ml 約3,000〜4,000円(税込)

グレンファークラスヘリテージは、いわゆる年数表記なし=ノンエイジのボトルです。もともとは欧米市場に向けて作られたボトルとなります。
ただし年数表記がないと言っても、程よい熟成が加えられた原酒が使用されていて、しっかりとシェリー樽由来の甘さを堪能できます。ライトな酒質で、気軽に楽しみたい時におすすめの1本です。
 

グレンファークラス12年を飲んで評価レビューした

グレンファークラス12年を飲んで評価レビューした
ウイスキー好きがきちゃんがグレンファークラス12年」をストレート・ロック・ハイボール別に飲み評価レビューをしていきます。

グレンファークラス12年 容量700ml alc.43%

Glenfarclas(グレンファークラス)
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さっそく飲んでみた

  • ・・・琥珀色
  • 香り・・・香りは熟したベリー系のフルーツ香、レーズンの様なドライフルーツ系の中に渋そうな香りも混じり複雑な香り

 

ストレート

グレンファークラス12年ストレート

ウイスキー レビューライターがきちゃん
がきちゃん
スパイシーーーィ!(笑)でも甘さもある!
舌の上で転がすと潮気も感じバランス良い!こういうウイスキーを見つけたときはテンション上がりますね。

 

ロック

グレンファークラス12年ロック
軽く鼻に抜けるスパイシーさと、舌に残るレーズン系の甘さが個人的に凄く良い!
ストレートの時よりスパイシーが薄まり甘さが増すので個人的にロックが好きです!
 

ハイボール

グレンファークラス12年ハイボール
ハイボールにすると華やかな香りが広がる印象です。少し濃い目の方が美味しいかもしれません。
 

個人的評価

ウイスキー レビューライターがきちゃん
がきちゃん
グレンファークラス12年は安価でシェリー樽を味わいたいという方にピッタリだと思います。マッカランなどはなかなか気軽に手出しし辛い価格ですし・・・。

割と口コミでストレートやハイボールが人気のようですが、私的にはロックが美味しいと感じました。もともと甘党だからかもしれませんが・・・(笑)
百貨店などでも1万円台で10年、12年、15年、105の200㎖ですが4品セットで売られていたのを見ました。

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グレンファークラスの価格はどのくらい?定価未満での購入も可能!

コスパの良さもグレンファークラスの魅力

グレンファークラスは単なる美味しいウイスキーというだけでなく、コストパフォーマンスに優れた銘柄としても知られています。スコッチの高級品やジャパニーズウイスキーのモルトが軒並み高騰化していることを考えると、入手しやすく狙い目であるといえます。
例えば「グレンファークラス10年」であれば3,000円ほどで購入可能であり、12年・15年もののボトルでさえも1万円未満で入手ができます。

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ただし一部の限定品や終売品は、希少価値が高く値段も上がっています。またラインナップの中には30年・40年という長期熟成ボトルもあり、熟成モノはそもそもの元値が何万円もするので注意しておきましょう。
 

やまや・成城石井などでの購入報告が多数

グレンファークラスは比較的流通量が多いため、大型の酒屋やネットなどを利用すれば簡単に手に入ります。特にツイッターなどのSNS報告を見ると、「やまや」や「成城石井」でお得に買えたという情報が多数ありました。グレンファークラスを飲んでみたいという方は、ぜひお近くの酒屋・酒販店で探してみましょう。
また定番ボトルであれば、Amazonや楽天市場でも適正価格で購入ができます。近くに利用しやすい酒屋がない方は、インターネットで購入するのもありです。

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余ったグレンファークラスはお酒買取専門店へ

余ったグレンファークラスはお酒買取専門店へ
初心者でも飲みやすいウイスキーとして人気の「グレンファークラス」は、飲み手が多いため買取市場でも人気があります。プレミア付きウイスキーというわけではないものの、買取に出せば安定した査定額がつくと予想できます。そのため未開封のグレンファークラスを余らせてしまっている方は、そのまま無駄にしてしまうのではなく、ぜひお酒買取専門店の買取査定利用を検討してみてください。
なおグレンファークラスを高額買取してもらうためには、「箱付きの状態で査定に出すこと」や「ウイスキーの知識に詳しい買取専門店を利用すること」が重要です。当サイトではウイスキー買取におすすめの専門店情報もまとめているので、どこに売ればいいかわからない・・・という方はぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

ノンピートモルトをシェリー樽で熟成させて作られる「グレンファークラス」は、ウイスキー初心者でも親しめるほどのフルーティーさに定評があります。価格もさほど高騰化していないので、狙い目の銘柄と言えるでしょう。
フルーティーなウイスキーが好きという方や、飲みやすいウイスキーに挑戦してみたいという方は、ぜひグレンファークラスをチェックしてみてください。

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