「芋焼酎=酒飲み」というイメージを持っている方は少なくないはずです。ですがこうした芋焼酎に対するイメージはもう古いです。
最近ではお酒が得意ではない方でも芋焼酎を飲む時代になっています。
芋焼酎のイメージを変えたのは薩摩酒造株式会社が製造しているさつま白波と言ってもいいでしょう。
今回は、深くまで知られていないさつま白波の特徴や美味しい飲み方などを詳しくご紹介します。
目次
酒造の特徴について
さつま白波は、鹿児島県産の焼酎造りに最も適したさつまいもとされているコガネセンガンと米麹を原料に薩摩に伝わる焼酎製法を断承する黒瀬社氏が仕込んだ本格薩摩焼酎で、しっかりとした濃い甘さと芋らしい香りが特徴です。

ちなみにコガネセンガンとは、鹿児島県や宮崎県で栽培されているさつまいもで果皮と果肉が黄白色です。
味は紛質で優しい甘みがあり、きめ細かなホクホクとした食感をしています。
さつま白波は薩摩酒造株式会社が製造しているお酒です。
一言で“さつま白波“と言っても実は沢山の種類があります。例えば下記のお酒などです。
- さつま白波原酒(焼酎37度)
- さつま白波(焼酎20度)
- 白波蔵割り(焼酎12度)
- さつま白波明治の正中(しょうちゅう)
- さつま白波(焼酎25度)
- さつま白波芋焼酎黒白波(焼酎25度)
- さつま白波 黒 黒麹仕込み
薩摩酒造株式会社は酒類の製造販売並び輸出入、清涼飲料、果汁その他飲料の製造販売並びに輸出入、食品類の仕入れと販売、山林経営、農作物の研究開発及び生産物の販売、レストランや食堂その他飲食店の経営、肥料や飼料の製造と販売、不動産の売買、賃貸借、仲介及び管理、カタログ通販販売といった幅広い分野の仕事をしています。
薩摩酒造株式会社の所在地は鹿児島県枕崎市に5社、鹿児島県南九州市に1社にあります。
薩摩焼酎の歴史
1546年に薩摩半島の山川にポルトガル人の船長(ジョルジェ・アルバレス)が半年程滞在していました。
船長は後に伝統のため来日するフランシスコ・ザビエルのため日本報告を認めています。
その中には“飲み物として米から作るオラーカ“があると記されているのです。
オラーカというのは蒸留酒のことを言います。
その後フランシスコ・ザビエルが来日からほどない1559年に鹿児島県伊佐市の郡山八幡神社の棟木札に小粋な落書きをした宮大工が居ました。
棟木札というのは家の上棟の時に日時や施主施工者などを記して棟木に飾る板になります。
その棟木札には“座主はとてもケチで一度も焼酎を下さらない“と書かれていたのです。
ちなみに座主というのは仕事を頼んだ氏子総代のような人のことを言っています。
この時代から焼酎は既に広い地域で飲まれていて、ふるまい酒として珍重されていたのではないかという話もあります。
また、この頃から焼酎は全国各地で作られていて、鹿児島などの日本酒作りに向かない地域では各家庭で米や雑穀などを水に仕込んだもろみを発行させて蒸留した焼酎が作られていたと言われています。
なぜ「さつま白波」は人気なのか
今までのさつま白波は芋の香りがとても強く、THE芋焼酎といった独特のクセが特徴でした。
ですがこれでは芋焼酎が好きな方しか飲むことができず、焼酎自体がが苦手な方にとっては非常に飲みにくいものだったのです。
そのため芋焼酎が好きな方からしか好まれず、焼酎が苦手な方に中々飲んでもらえていないというのが現実でした。
「これではダメだ…」と思った薩摩酒造株式会社のスタッフは改良に改良を重ね誰でも楽しめる心地よい芋の香りと、口当たりの良さを造り上げることに成功しました。
このリニューアルによってさつま白波は誰からも好まれる人気の芋焼酎となったのです。
さつま白波の味わい

さつま白波は飲み方によって味わいが異なる楽しい芋焼酎です。
- ストレート
- 濃厚で重量感のある味わい
- ロック
- 引き締まった甘さを感じる味わい
- 水割り
- 芋の香りを楽しみつつコクを感じる味わい
- ハーフロック
- 芋の香りがするスッキリした味わい
- お湯割り
- 香ばしさが際立つ味わい
芋焼酎が好きな方であればどの飲み方でも楽しめますが、芋焼酎が苦手な方や初めて飲む方は水割りが1番飲みやすいかと思います。
おいしい飲み方

薩摩酒造株式会社がオススメしているさつま白波の美味しい飲み方はお湯割りとロックです。
さつま白波とお湯の量や温度に決まりはないようで、好みの濃さや温度で楽しむことをオススメしています。
また、手間を惜しまずより美味しいさつま白波の飲み方として、前日にさつま白波を好みの濃さに割水し、これを燗して飲むこともオススメしています。
一晩置くことでさつま白波と水がよくなじんでより美味しくなるそうです。
さつま白波の値段について
・さつま白波 黒白波 新種 900ml / 849円~
・さつま白波 25度 1800ml / 1580円~
・さつま白波 25度 900ml / 874円~
・さつま白波 黒麹仕込み 25度 900ml / 875円~
・さつま白波 25度 700ml / 899円~
・さつま白波 25度 パック 1800ml / 1571円~
・さつま白波 黒麹仕込み 25度 パック 1800ml / 1591円~
・さつま白波 原酒 37度 720ml / 1983円~
・さつま白波 20度 紙パック 1.8Ⅼ / 2404円~
・黒麹 白波 25度 720ml / 933円~
・さくら白波 25度 900ml / 996円~
・さくら白波 25度 1800ml / 1950円~
・黒白波(黒麹) 20度 パック 1800ml / 1977円~
・さくら白波 25度 パック 1800ml / 2473円~
さつま白波・黒白波・さくら白波の違いは?
さつま白波と黒白波、さくら白波の違いはこれといってありませんが、しいて言うのであれば飲み心地や味わいになります。
さつま白波
さつま白波はしっかりとした濃い甘さと芋らしい香りが特徴の焼酎です。
黒白波
黒白波は口に含んだ瞬間ほんのりとした甘みが広がり、芳醇で爽やかな香りの余韻が特徴の焼酎です。
さくら白波
さくら白波はスッキリとキレのある風味とさらりとした口当たりが特徴の焼酎です。
各銘柄の受賞歴
2016年、2017年の2年連続でiTQiという優秀味覚審査会にてさつま白波とさくら白波が三つ星を受賞しています。
iTQiはベルギー王国ブリュッセルにその本部を置く世界中の優れた食品及び飲料品の審査・評価表彰・プロモーションを行う世界有数の独立機構です。
この審査のメンバーは著名なヨーロッパの調理士協会やソムリエ協会の会員であるシェフや飲料専門家、バリスタ及びソムリエで構成されています。
その中から125名の味覚のエキスパートが参加申請をした製品の審査を行う審査会です。
2019年にはさくら白波が3年連続で3つ星を受賞しています。
合う料理やおつまみ
さつま白波
さつま白波は芋の香りが強いため天ぷらや鶏のから揚げ、さつま揚げといった揚げてある食べ物と非常に相性が良いです。
黒白波
黒白波はほんのりとした甘みが広がり、芳醇で爽やかな香りの余韻があるためお刺身やアボカド、冷やしトマトといった素材の味が楽しめる食べ物と相性が良いです。
黒白波を飲みながらがっつりとしたご飯を食べたい場合は海鮮丼や野菜炒めなど、味付けが濃くないものがオススメです。
さくら白波
さくら白波はスッキリとキレのある風味とさらりとした口当たりがあるので、水菜の辛子和えや豚バラとエリンギのピリ辛炒め、青椒肉絲や回鍋肉といった濃い味付けやピリ辛な料理と非常に相性が良いです。
お酒を飲むときに欠かせないのがおつまみです。美味しいおつまみと合わせれば、いつものお酒がより美味しく感じられるようになるでしょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール お酒におつまみを合わせるコツ おつまみとお酒には相性があります。もちろん自分が好きな食べ物を選ぶ...
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さつま白波(鹿児島の焼酎)のことをよく知っていただけたかと思います。お酒は飲めても芋焼酎を苦手に感じる方は結構多いです。
こういう方のほとんどが自分の味覚に合った芋焼酎を選べていません。ご紹介したように芋焼酎は種類や飲み方によって味わいが大きく異なります。
自分好みの種類や飲み方さえ見つければきっとあなたも芋焼酎の魅力にハマるはずです。これを機に是非自分好みの美味しい飲み方を見つけてみてください。











