アイリッシュウイスキー特徴と飲み方!ジェムソンなど高級おすすめ9選

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アイリッシュウイスキー特徴と飲み方!ジェムソンなど高級おすすめ9選

アイリッシュウイスキーはアイルランドで造られるウイスキーのことです。スコッチよりも古い歴史を持つと言われており、伝統技術を生かした芳醇な香りと味わいが魅力です。
そんなアイリッシュウイスキーは、スッキリしていて飲みやすく、カクテルにしても美味しいのが魅力です。ストレートだけでなく、さまざまな飲み方で飲めるのがアイリッシュウイスキーの最大の特徴と言えるでしょう。

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
そこで今回はアイリッシュウイスキーにフォーカスを当て、一体どのようなウイスキーなのか、そして美味しい飲み方やおすすめの銘柄を解説していきます。人気のカクテルレシピも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

アイリッシュウイスキーの定義とは?スコッチ・ジャパニーズウイスキーとの違い

アイリッシュウイスキーはアイルランド共和国および北アイルランドにて製造されているウイスキーのことを指します。スコッウイスキーやアメリカンウイスキー、ジャパニーズウイスキー、カナディアンウイスキーなどと並び、「世界5大ウイスキー」の一つに数えられています。
なおアイリッシュウイスキーは明確に定義づけされており、アイルランドで造られるウイスキーの中でも、一定の条件を満たしたものしかアイリッシュウイスキーを名乗ることができません。法律で定められているアイリッシュウイスキーの定義の主な内容は、以下の通りです。
 

アイリッシュウイスキーの定義

ウイスキー

  1. 原料に大麦、ライ麦、小麦などの穀物類を使用すること
  2. 麦芽に含まれる酵素で糖化させること
  3. 酵母を使って発酵させること
  4. 蒸留時にアルコール度数が94.8%以下であること
  5. アイルランド(アイルランド共和国または北アイルランド)にて、木製樽を使い3年以上熟成させること

アイリッシュウイスキーの大きな特徴としてあげるのが、基本的に“ノンピート”であることです。一方スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーはピート(泥炭)を焚くものが多いため、ピート香の有無が1番の大きな違いになります。ピートを焚かないアイリッシュウイスキーは全般的にすっきりとした味わいのものが多く、原料由来の芳醇な香りを楽しむことができます。

さらにアイリッシュウイスキーには、モルト・グレーン・ブレンデッドのほか「シングルポットスチルウイスキー」という種類もあるのが大きなポイントです。シングルポットスチルウイスキーはスコッチやジャパニーズウイスキーにはない、アイリッシュならではの種類です。アイリッシュウイスキーは大きく分けて以下の4つに分類されます。
アイリッシュウイスキーの種類

  • モルトウイスキー:モルトを原料としたウイスキーで、スコットランドでも主流となっているウイスキーです。単式蒸留器で3回(または2回)の蒸留が行われます。
  • グレーンウイスキー:トウモロコシなどの穀類を原料にしたウイスキーで、連続式蒸留器にて製造されます。スッキリとした味わいが特徴で、ブレンデッドウイスキーのベースともなります。
  • ブレンデッドウイスキーモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜたウイスキーです。アイルランドではモルトのほか、ポットスチルウイスキーが使われることもあります。
  • シングルポットスチルウイスキーモルトや未発芽の麦芽を原料とし、単式蒸留器で3回蒸留することで造られます。昔のものだと、オート麦や小麦、ライ麦を使用していたものもあります。滑らかで穏やか、かつオイリーな味わいになるのが特徴です。

 

アイリッシュウイスキー誕生の歴史

アイリッシュウイスキー誕生の歴史

アイリッシュウイスキーの誕生と台頭

アイリッシュウイスキーの歴史は非常に古いです。「いつ頃生まれたのか」という内容については諸説あり、明確なことはわかっていません。一説によると6世紀ごろには蒸留技術を用いた酒造りが行われていたとも言われており、スコッチよりも起源が古いとも考えられています。12世紀ごろにはすでにウイスキーの原型になる蒸留酒が出来上がっていた、という情報もあります。
こうして誕生したアイリッシュウイスキーは、やがて世界にも広まりアメリカやイギリス、カナダなど世界各国で愛されるようになりました。なんと1900年ごろまでは、アイリッシュウイスキーが世界のウイスキーのシェア6割を占めていました。つまり19世紀ごろまでは、スコッチよりもアイリッシュウイスキーの方がウイスキーのメインとして扱われていたのです。もっともピークであった1900年ごろには、アイルランドには12,000〜15,000箇所もの蒸留所が存在していたと言われています。特にダブリンには「トーマス・ストリート蒸溜所」「ボウストリート蒸溜所」「ジョンズレーン蒸溜所」「マローボーンレーン蒸溜所」を中心とした多くの蒸留所が存在していました。
 

アイリッシュウイスキーの衰退

しかしアイリッシュウイスキーは、ここから没落することになります。没落のきっかけとなったのは主な輸出先であたアメリカの“禁酒法”の存在や、二度の世界大戦、イギリスからの独立戦争などです。またこの時期に飲みやすいブレンデッドのスコッチウイスキーが多く誕生したことで、アイリッシュウイスキーは徐々に衰退していくことになります。かつてダブリンに多くあった蒸留所も、操業停止になり姿を消してしまいました。
 

アイリッシュウイスキーの復活

衰退が続く中でも、アイリッシュウイスキーの伝統を守り続けたのが「ブッシュミルズ蒸留所」と「ミドルトン蒸留所」でした。この2つの蒸留所は、厳しい時期の中でも稼働し続け、閉鎖されてしまった蒸留所から引き継いだ銘柄も含め多くの上質なウイスキーを提供し続けました。

スコッチとは違った個性のある味わいで、やがて世界のウイスキー愛好家から再注目を浴びるようになり、20世紀後半の世界的なウイスキーブームをきっかけにアイリッシュウイスキーは復活することになります。1900年代後半になると新進気鋭の「クーリー蒸留所」が誕生、さらに2000年以降には、かつての古豪であった「キルベガン蒸留所」「タラモア蒸留所」「ティーリング蒸留所」など、さまざまな蒸留所が再稼働するようになりました。
稼働する蒸留所が増えたことにより、現在ではアイリッシュウイスキーの生産量が目に見えて増加しています。日本国内に輸入される銘柄も増え、アイリッシュウイスキーが日本人にとっても身近な存在になってきています。今までアイリッシュウイスキーを飲んだことがないという方も、ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
 

アイリッシュウイスキーおすすめの飲み方

アイリッシュウイスキーは、滑らかな口当たりで雑味が少ないです。スコッチやジャパニーズに比べ、ピート香もなく非常に穏やかです。そのため飲み方を選ばず、さまざまな飲み方で楽しむことができます。
ここからはアイリッシュウイスキーのおすすめの飲み方をいくつか紹介していきます。
 

1.ストレート

ストレート
まずは基本のストレートです。そのまま飲むことで、アイリッシュウイスキーがもつ味わいを存分に堪能できます。お気に入りのグラスに注ぎ、ゆっくりと香りを楽しみながら少しずつ味わってみましょう。
特に熟成期間の長い高級なアイリッシュウイスキーや、モルトウイスキーはストレートがおすすめです。アイリッシュならクセが少ないので、ストレートでも飲みやすいです。
ただし飲みやすい味わいだと感じても、アルコール度数そのものは高いので注意しましょう。アイリッシュウイスキーをストレートで飲む際には、チェイサー(水)も用意しておくと安心です。
 

2.トワイスアップ

ストレートでは少し刺激が強すぎるという方には、トワイスアップがおすすめです。トワイスアップとは、ウイスキー:水=1:1で割って飲む方法です。世界的なコンペティションでウイスキーを評価する際にも採用されている飲み方で、ウイスキーのもつ香りを堪能しながら味わえるのが魅力です。
なおアイリッシュウイスキーは刺激が少なめであるため、トワイスアップよりも水を増やし過ぎてしまうと味わいが薄れてしまうので注意しましょう。
 

3.ロック

ロックグラスに氷を入れ、ウイスキーを注ぐ飲み方もおすすめです。水で割りすぎると味が薄れてしまうのが心配、という方はまずロックで楽しんでみましょう。徐々に氷が溶けていくため、飲んでいる中で味わいの変化を楽しめます。
また氷によってウイスキーが冷えるため、暑い夏などにも美味しく飲めます。
 

4.ハイボール

飲み会など乾杯シーンで親しまれているのがハイボールです。アイリッシュの爽やかな味わいは、ハイボールにしても美味しいです。ビールの代わりにハイボールを楽しむ方も多く、普段はウイスキーに馴染みがない方や強めのアルコールが苦手な方にもおすすめできる飲み方です。
作り方は非常に簡単で、氷を入れた大きめのグラスにウイスキー、ソーダ水を順に注ぎ混ぜるだけです。さっぱりとした味わいが好みの方は、レモンを添えるのもありです。

 

5.カクテル

アイリッシュウイスキーはカクテルにするのも人気です。ジンジャエールやコーラなど、好きな飲み物を割り材にして楽しみましょう。
なおアイリッシュウイスキーはコーヒーとの相性も良く、コーヒーと合わせたカクテル「アイリッシュコーヒー」も人気です。次の項目にて、おすすめのカクテルレシピを紹介します。
 

アイリッシュウイスキーを使ったカクテルレシピ

1.アイリッシュコーヒー

  • アイリッシュウイスキー:30ml
  • 砂糖:小さじ1
  • コーヒー:適量
  • 生クリーム:適量

温めたコーヒーカップに、およそ7分目の位置までコーヒー・砂糖を注ぎます。その後ウイスキーを加えて混ぜ、生クリームを乗せれば完成です。好みによってコーヒーや砂糖、クリームの量を調節しましょう。上からシナモンパウダーを振ってもOKです。
 

2.アイリッシュ・ローズ

  • アイリッシュウイスキー:45ml
  • レモンジュース:15ml
  • グレデナンシロップ:小さじ1

材料をシェイカーに入れて混ぜ、カクテルグラスに注げば完成です。「アイルランドの薔薇」といったネーミングで、爽やかな味わいを堪能できます。
 

3.ゴッドファーザー

  • ウイスキー:45ml
  • アマレット:15ml

氷を入れたロックグラスに、ウイスキーとアマレットを注げば完成です。アーモンドの風味とウイスキーの調和を楽しめます。どんな種類のウイスキーを使ってもOKですが、アイリッシュならより爽やかな味わいに仕上がります。
 

アイリッシュウイスキーのおすすめ銘柄9選

1.ジェムソン スタンダード

世界でもっとも売れているアイリッシュウイスキーで、日本への流通量も多いです。アイリッシュウイスキーを初めて飲む方におすすめの銘柄です。青リンゴやシトラスのような爽やかな中に、アマニ油のようなオイリーなテイストも感じます。ストレートはもちろん、ハイボールにしても美味しいです。
 

2.タラモア・デュー

世界で2番目に大きいアイリッシュウイスキーのブランドです。大麦や穀物の味わいを楽しめる、甘めのウイスキーです。レーズンやパイン、サツマイモのような香りを感じられます。熟成期間の長い12年もののボトルも人気があります。シングルモルト派の方には「タラモアデュー 14年」がおすすめです。
 

3.ブッシュミルズ

アイリッシュウイスキーの伝統製法を守り造られているウイスキーで、根強いファンが多いです。スタンダードボトルは白のラベルが特徴で、「ホワイトブッシュ」と呼ばれます。ブレンデッドながらモルトの比率が高く、深い味わいを堪能できます。加水しても味が崩れにくく、カクテルやハイボールにも向いています。
 

4.カネマラ

アイリッシュには珍しく、ピートを炊いたシングルモルトです。スモーキーな味わいの中に、アーモンドやチョコのような香ばしさを感じられます。後味は涼しげかつスパイシーです。
スタンダードなボトルのほか、12年ものの熟成されたシングルモルトも人気があります。
 

5.レッドブレスト

アイリッシュウイスキーらしく、シングルポットスチルで造られたウイスキーです。淡麗な味わいが多いアイリッシュの中では、骨太で力強い味わいが特徴です。濃厚で芯が強く、余韻や後味もしっかりめです。そのため食後酒として飲むのにも適しています。
12年もののボトルのほか、15年、21年と長期熟成ものもあります。
 

6.ウエストコーク

2003年にスタートした新しい蒸留所のウイスキーです。全て手作りを目指すという目標を掲げており、手の込んだ味わいをしています。滑らかな舌触りと、りんごやバニラを思わせる華やかな味わいが特徴です。
スタンダードなボトルのほか、バーボンカスクやポートカスク、ブラックカスクなど樽熟成方法によってさまざまなシリーズがあります。
 

7.ザ・ダブリンリバティーズ

名門であるブッシュミルズにて17年間マスター・ディスティラーを務めたダリル・マクナリー氏が、2019年に新たにオープンした蒸留所が“ダブリン・リバティーズ蒸留所”です。
オープンと同時にリリースされた“オークデビル”のシリーズは、5年以上熟成された原酒をヴァッティングしたブレンデッドウイスキーで、ハーバルな香りの中にりんごやプルーンのような熟成感を感じ取ることができます。オークデビルと同時発売された、10年ものの“コッパーアレイ”も人気があります。
 

8.ザ・ホイッスラー

2016年に誕生した、新鋭の“ボアン蒸留所”のウイスキーブランドです。アイリッシュの個性を残しつつも、現代的で新しい味わいをしています。甘草やレモン、切り花という多層な香りを持っていて、ほんのりとした甘味も感じます。
 

9.ダンヴィルズ

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1808年、北アイルランドに本拠を置いていたロイヤル・アイリッシュディスティラリー社のウイスキーで、近年エクリンヴィル蒸留所が復活させたというブランドです。
バナナや青リンゴ、カーネーションポプリのようなアロマをもつウイスキーで、スムースかつクリーミーな舌触りです。ラベルデザインもおしゃれで、ファン人気の高いウイスキーでもあります。
 

買取市場でも人気のアイリッシュウイスキー

買取市場でも人気のアイリッシュウイスキー
ここ数年で稼働を始めた蒸留所が多く、復活の兆しを見せているアイリッシュウイスキーは、お酒買取市場でも人気が高いです。なぜなら人気が高まっているにもかかわらず、スコッチに比べ国内への流通量がまだまだ少ないためです。
またジャパニーズウイスキーの人気を受けて、アイリッシュなど他の国のウイスキーにも注目が集まっており、買い手が増えているという状況もあります。特にヴィンテージもの、長期熟成もののボトルは、状態が良ければお酒買取で値段がつくことが多いです。

また当サイトがおすすめをするお酒買取店のリンクサスでは、ウイスキーの買取を強化しています。買取金額や買取に関して気になることがあれば問い合わせできるので、未開封のウイスキーをお持ちの方はぜひチェックをしてみてください。
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まとめ

今回はアイリッシュウイスキーについて、飲み方やおすすめ銘柄をご紹介しました。今までアイリッシュウイスキーを飲んだことがないという方も、ぜひこの機会にアイリッシュウイスキーに注目してみてください。

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