【宮城県杜の都仙台】お酒に合う絶品の魚・肉・珍味のおつまみ12選

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牛タン

宮城県といえば、豊かな海の自然と山の自然が調和した場所にあり、その恵まれた自然環境か食文化も発達しています。
東北の中でも名物グルメが集結した県として有名なんですよ。豊かな海や入り組んだ海峡のおかげで新鮮な海鮮類が獲れるだけでなく、牛や豚など沢山の有名な宮城ブランドのお肉もありますし、何よりお米が有名なので、美味しい日本酒の酒造も多いです。特に宮城県の日本酒はやさしく味もまろやかで女性にも飲みやすいと、人気のあるブランドが色々ありますよね。
美味しいお酒に美味しいおつまみ、まさに呑んべいにはたまらない街です。今回は宮城県出身の私が、お酒のアテとして絶対に食べたい!宮城県でオススメのおつまみをご紹介します。

宮城県の食の文化や郷土料理について

伊達政宗騎馬像
東北地方、宮城県は海・山、仙台平野と豊かな自然に囲まれた地域です。米業が盛んでササニシキやひとめぼれがブランド。
四季折々で美味しい食材がとれるので、素材に拘った製法のものも多いです。そして何と言っても沿岸部には塩釜漁港、気仙沼漁港、石巻漁港をはじめとする142の漁港があるのでマグロ、カツオ、牡蠣、フカヒレなどが特産物となっています。
そんな宮城県は塩釜地区に日本一の密度で寿司屋をかまえていたり、駅弁の種類が日本一多かったり、他県の方からすると豚汁としか認識されないもので通称芋煮を作ったりと不思議な食文化が多いです。特にホヤ酢も好き嫌いが分かれる宮城県の食材ですよね。味付けは甘めというよりは辛めで、お正月のお雑煮は醤油ベースだったり、白石温麺を使用したおくずかけという郷土料理も割と濃い目の味付けの事が多いです。そして何故かウイスキー消費量も日本一。酒飲みが多いのは、東北地方だから仕方がないかもしれません。

お肉系

炭火焼牛タン

宮城県仙台の名物といえば!「炭火焼牛タン」

宮城県イチの大都市仙台。仙台といえば有名なのが「牛タン」ですよね。牛タンはいまや日本全国のいろいろなお店で楽しむことができますが、本場仙台の牛タンは、お店によって味付けや焼き方に工夫がこらされており、特別に美味しいことで有名です。
仙台で食べて欲しいのは、厚切りの炭火焼された牛タン。歯ごたえがシャキシャキとしていて、でも柔らかく、炭の香ばしい香りが口にいれた瞬間に広がります。最近ではお土産用に冷凍で売っているものもあり、お家でも美味しい牛タンが食べれるようです。生ビールを片手にぜひ一緒に食べて欲しい、宮城県で一番オススメのお肉系おつまみです。

ゴールデンポークのとんかつ

実はとんかつも有名!仙台名物「ゴールデンポーク」のとんかつ

宮城県といえば、仙台の牛タンが有名なイメージですが、実は宮城県で美味しいお肉は牛タンだけではないのです。宮城県に行ったら是非チャレンジして欲しいのが、「ゴールデンポークのとんかつ」。
地元では牛タンよりも親しまれている、お肉系のおつまみなんです。ゴールデンポークとは、宮城県の大崎市にあるサイボク東北牧場という地元の牧場で飼育されたブランド豚。適度な脂身もあり、何より甘くて柔らかい絶品の豚肉です。このゴールデンポークの一番美味しい食べ方は、とんかつ。宮城県には色々な場所でこの「ゴールデンポークのとんかつ」のお店があります。是非ビールと一緒に、おつまみとして食べて欲しい味です。

豚 味噌漬け 肩ロース 100g 3枚 ゴールデンポーク

牛タンスモーク

お土産に喜ばれる!「牛タンスモーク」

宮城県のお土産で一番喜ばれるのが「牛タンスモーク」。真空パックで小分けになった、燻のきいた牛タンは、最高のお酒のおつまみで、特に男性へのお土産で絶大な人気を誇っています。
その中でも私のオススメは「喜助の牛タンスモークチップス」のペッパー味。燻製のスモーキーな香りが他のお店のものよりも強く、そこに粗挽き胡椒のスパイシーな香りが食欲をそそります。しゃきしゃきとした食感もまたお酒を進めてしまいますよね。ビールだけでなく、日本酒など、様々なマリアージュが楽しめるおつまみです。1袋120グラムと量もたっぷりなので、食いしん坊なあなたも楽しめるはずです。

海鮮系

はらこ飯

丼だけど、おつまみとしても最高!「はらこ飯」
はらこ飯
宮城県仙台の人気料理「はらこ飯」。鮭を使った炊き込み御飯の上に、鮭の切り身とはらこがたっぷり乗った、魅惑の丼料理です。あの伊達政宗も好んで食べたと言われるこちらの丼はまさに宮城県の名産。
この「はらこ飯」ですが、実はお酒との相性も良く、おつまみとしても絶品なんです。すこしキリッとした辛口の日本酒を飲みながら、少しずつつまみながら食べるのが絶品。色鮮やかな鮭とはらこの色とりどりな見た目に、気分も上がりますよね。宮城県にいった際には、ぜひ地元のおいしい「はらこ飯」のお店に入って、そこで地元の酒造りの日本酒をたのみ、素敵な飲み時間を過ごしてください。

松島の牡蠣

養殖牡蠣の最高峰「松島の牡蠣」
牡蠣
宮城県で有名な海鮮おつまみといえば、やはり日本三景の美しい海で養殖された「松島の牡蠣」。他の地域の牡蠣よりも濃厚でミルキーだと評判です。小ぶりな松島の牡蠣はその味の濃さが際立ち、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。この「松島の牡蠣」と合わせて欲しいのは、勿論白ワインです。フルーティーな白ワインと濃厚な牡蠣の組み合わせは最高のマリアージュです。最初の一口目は何もつけずそのままで、二口目はぽんずで、三口目以降はねぎやもみじおろしなどのお好きな薬味を添えて、味の変化を楽しんで召し上がってくださいね。

笹かまぼこ

上質な魚のすり身から作った「笹かまぼこ」
笹かまぼこ
宮城県で昔からある、お土産に最適な海鮮系のオススメおつまみといえば「笹かまぼこ」。宮城県の入り口である仙台駅のお土産売り場には、沢山の「笹かまぼこ」が売られています。
地元宮城県でとれたお魚の新鮮なすり身で作った笹かまぼこは非常に柔らかく旨みがあり、お土産に人気です。私がお酒のおつまみとして推薦したいのが、「チーズ入りの笹かまぼこ」です。特に仙台の老舗「阿部蒲鉾店」からでている「笹だより」という笹かまぼこのチーズ入りは、塩分が適度で、お酒が進んでしまします。ビール・日本酒・ワイン何にでもあいますよ。

炙りえんがわずし

日本酒との相性は最高「炙りえんがわずし」

宮城県のお土産で有名な海鮮系のおつまみといえば、「炙りえんがわずし」。駅で購入して、新幹線の中で、宮城県地元の日本酒と一緒に一杯やっている人をよく見かけます。
日本ではあまりメジャーな寿司のネタではないえんがわですが、宮城県では非常に有名な寿司ネタ。それも、宮城県で捕れるカレイの新鮮さ・脂が乗った美味しさから来ています。お土産としてオススメなのは、仙台駅でも人気の、「伯養軒の炙りえんがわずし」。こちらは新鮮なカレイのえんがわを炙って押し寿司にしたもので、冷えた日本酒の最高のアテになります。

その他

チーズボール

大人も子供も大好き、見た目も愛らしい

笹かまぼこで有名な阿部蒲鉾より。阿部蒲鉾独自製法のふっくらとした蒸しかまぼこで、コク、口溶け、後味、全てにおいて優れたナチュラルクリームチーズを包んだ一品です。
冷やしてビールのお供に、少し温めてワインのお供にもできるのでそれぞれ違った味わいを堪能できます。お子様のおつまみとしてもおすすめです。

しそ巻くるみ揚げ

かじりながらお酒で流し込む

秘伝の仙台味噌にくるみと砂糖、南蛮を合わせて鉄火で練り、しその葉で巻き、軽く揚げた鳴子名物。これを少しずつかじりながら、日本酒で流し込むのが通です。
軽く揚げているのでしその葉もしなることもなく、風味が素晴らしい。お酒を飲んだあとに〆として、このしそ巻をごはんに乗せて、お出汁をかけたらもうたまりません。

三角あぶらあげ

圧倒的な厚さであぶらあげに概念が崩れるかも

仙台駅から車で約50分、定義如来西方寺(地元の人はじょうぎさんと呼ぶ)の敷地内にある定義とうふ店。明治23年開業、創業130年の老舗であり、1日に1万枚を売る日すらある地元民も大好きなあぶらあげ。
見事な厚さと外のカリカリ感、中のふわふわ感。味付けは醤油と七味でシンプルですがこれで許されるのはこのあぶらあげだからです。

仙台長なす漬け

なすが苦手な方にもおすすめ

原料は宮城の伝統野菜のみ、化学調味料や保存料に一切頼らない仙台秀香が作る、長なす漬け。昆布出汁の旨味と淡口醤油をベースで仕上げ、なす漬けが苦手な方でも試してほしい漬物です。
一般的に売られているなす漬けと違い、伝統仙台長なすならではの薄皮で肉厚な持ち味を生かしたと言っても過言ではない、そんな漬物です。

南蛮味噌漬け

牛タンに欠かせないだけではない

仙台名物牛タン焼きには欠かせない南蛮味噌。一見とても辛そうに見えますが、後を引かない、さっぱりとした辛さが特徴です。青唐辛子によって脂を打ち消して舌をさっぱりさせますから、辛口焼酎やビール、日本酒にとても合います。
お肉の付け合わせ、ご飯のおかず、うどんに添えて。何でも使えます。これが食べたいが為に牛タン屋へ行った事がある方もいるのではないでしょうか。

 

まとめ

東北ならではの味付けの物、他県の方にはあまり馴染みがないものだらけかもしれない宮城県。そんな中で比較的、他県の方にも気に入って貰えるのようなものをピックアップ致しました。ただしょっぱいだけではなく、旨味が凝縮された仙台味噌使用のしそ巻は是非召し上がってほしい一品です。阿部蒲鉾のチーズボールもただの蒲鉾にクリームチーズを包んだレベルではなく、老舗蒲鉾店だからこそ作れる魚の旨味が詰まっています。
素材が強いから生み出せる本来の味、という伝統が宮城県にはあります。
東日本大震災で多大な被害を受けたにも関わらず、負けずに立ち上がった漁港の方々が獲る海産物は宮城県の宝です。おつまみ以外にも菓匠三全の萩の月や、喜久水庵の大福など沢山の銘菓があります。

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