ワインは数あるアルコールの中でも非常に奥が深い飲み物です。造り手や格付けによって値段がピンからキリまで存在し、数千円で取引されている銘柄もあれば、一本に何十万という価値がつくようなボトルも存在します。
シャトー・ペトリュスはまさに後者のワインで、世界でも有数の超高級ワインとして知られています。1本に何十万円という値段がつけられており、ただの飲み物ではなく資産としての価値があります。

※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール

シャトー・ペトリュスとは？ポムロールを代表する二大高級ワインのひとつ

シャトー・ペトリュスとは、フランスボルドーのポムロール地区にあるワイン生産者のことを指します。ポムロール地区には明確な格付けこそありませんが、地区の中でもシャトー・ルパンと並び特別扱いされている超高級ワインのひとつです。
フランスワインというとメドック地区の5大シャトーが有名ですが、ポムロールのシャトー・ペトリュスはそれを凌ぐほどの価格で取引されています。安いものでも1本30万円〜で売られていることがほとんどであり、「ポムロールの王」と称されるほどです。そんなシャトー・ペトリュスには非常に多くのファンが存在し、常にたくさんの買い手が存在します。そのため買取査定に出すと、数十万の価値がつくことがあります。

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問題は『ワイン』です。最高級ワイン「シャトー・ペトリュス」1本100万円超と、テーブルワイン1本5000円。
一流芸能人の皆様なら100万円と5000円のワインの違いぐらい、もちろんお分かりですよね？#浜田雅功 #YOSHIKI #GACKT pic.twitter.com/kikXDYOkVa

— 芸能人格付けチェック (@kakuzukecheck) January 1, 2018

シャトー・ペトリュスはなかなか手に入らない高級ワインではありますが、飲まないまま無駄にしてしまっては勿体ないでしょう。もし自宅に不要なシャトー・ペトリュスが眠ったままの方は、買取専門店の査定に出して現金に変えてしまうのもおすすめです。
「遺品整理をしていたらワインのコレクションからシャトー・ペトリュスが出てきた」「お店を閉めるのでシャトーペトリュスを処分したい」と考えている方は、ぜひ買取専門店に査定依頼してみてください。
 

シャトー・ペトリュスが高額で売れる理由

そもそもシャトー・ペトリュスはなぜここまで高額で取引されるのでしょうか？その理由は「ワインとしての質の高さ」と「希少価値」にあります。
シャトー・ペトリュスは、限られた畑から限られた量の赤ワインだけを生産しています。セカンドラインのワインは造っておらず、どれもがファーストラインの高級品となります。黒粘土を含む豊かな土壌で造られるメルロー種のブドウは、肉質でまろやかな超高品質のワインを生み出してくれます。他のワインでは感じることのできない上質な味わいのシャトー・ペトリュスは、ワイン愛好家であれば誰もが1度は飲んでみたいと思うほど人気のある銘柄です。

これ10年以上前に買って持ってるけど、値段やばくなってる。3倍なってる#ワイン #シャトーペトリュス pic.twitter.com/L70Nn3AH7k

— 阪口源太@与那国島 (@genta2223) January 7, 2020

そんなシャトー・ペトリュスは、生産数が年間4,500ケース程度と限られており、1本の希少価値が非常に高いです。そのためどのボトルも高額取引の対象となりやすいのです。特にシャトー・ペトリュスは数十年の長期熟成でさらに美味しくなると言われており、年代物のボトルの価値が非常に高まる傾向にあります。
 

シャトー・ペトリュス高額査定のために注目すべき6つのポイント

何度もお伝えしているとおり、シャトー・ペトリュスは非常に高級なワインです。そのため買取の査定に出す場合は、ただなんとなく査定依頼をするのではなく、コツやポイントを押さえて査定に出すべきです。
ここからはシャトー・ペトリュスを高額査定してもらうために、注目しておきたいポイントをいくつか解説していきます。ぜひ査定前に一度確認してみてください。
 

1．ヴィンテージによって価値が変わる

シャトー・ペトリュスのような高級ワインは、生産年数によって評価が分かれます。特にブドウの出来栄えが良かった年度のボトルは、「偉大なヴィンテージ」と呼ばれ他の年代よりも高値がつきやすいです。
そのためせっかく査定に出すのであれば、ワインの年代まできちんと判断してくれるような「お酒に強い買取専門店」を選ぶようにしましょう。専門スタッフが細かく査定してくれる業者を選べば、ワインに詳しくない方が利用する場合でも安心です。
 

2．できるだけ綺麗な状態で売ろう

買取専門店に引き取ってもらったワインは、その後別ルートで再販されます。そのためできるだけ綺麗な状態にしておいた方が、高い値段がつきやすいです。長期保管していたワインは埃や汚れが付着していることがあるので、査定前にさっと一拭きして綺麗な状態にしておくと良いでしょう。
 

3．売れるのは基本未開封のもののみ

ワインは醸造酒であり、一度開封してしまうと劣化が進んでしまいます。また一度開封してしまったワインは衛生的にも問題があるため、買取専門店では売ることができません。あくまでもワインとして買取対象となるのは未開封のワインのみなので、注意しておきましょう。一度抜栓してしまったシャトー・ペトリュスは、自分で楽しむようにしましょう。
ただし飲み終わった後の「空き瓶」を買い取ってくれる業者もあります。空き瓶だけでも数千円〜1万円程度の値段がつくこともあるので、気になる方はぜひ相談してみましょう。

 

4．保管はワインセラーがベスト

未開封であっても、適切な温度や環境で保管していなかったワインは劣化が進みます。あまりに状態が悪いと、高級なシャトー・ペトリュスであっても買取を断られてしまうケースがあるので気をつけておきましょう。
保管はワインセラーがベストで、温度は15℃程度、湿度は65％程度が好ましいです。冷暗所にて横向きに保管しておくのがコツです。
あまりワインに詳しくない方や保管方法に自信のない方は、自宅で傷ませてしまう前にできるだけ早めに買取依頼をするようにしましょう。
 

5．相見積もりで価格比較しよう

シャトー・ペトリュスの買取価格は、お酒買取専門店ごとに異なります。できるだけ高い値段でお得に売りたいという場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、なるべく高く売れる業者を探しましょう。
買取業者や専門店によっては、わざわざお店に行かなくてもオンラインやWEB・LINE上から簡易査定をしてくれるところもあります。前もって大まかな価格を知っておきたいという方は、ぜひ簡易査定も活用してみましょう。
 

6．自分に合った買取方法を選ぼう

お酒の買取方法は、専門店ごとにさまざまなものが用意されています。店頭に持ち込むほか、「出張買取」や「宅配買取」などもあるので自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
例えば大量のワインがあり運ぶのが大変な方には業者に自宅まで来てもらう「出張買取」がおすすめ、忙しくて業者との時間が合わない方にはワインを送るだけの「宅配買取」が適しています。なお業者によって対応エリアが変わるので、気になる場合はまず問い合わせてみましょう。

 

シャトー・ペトリュス買取におすすめの買取専門店7選

1位：福ちゃん

• 買取対象：ウイスキー・ブランデー・ワイン・シャンパン・中国酒など
• その他買取できる物：着物・骨董品・食器・切手・毛皮・古銭
• 【福ちゃん史上最大】お酒・着物・骨董品・食器・毛皮出張買取価格30%UPキャンペーン中
• 買取方法：店頭持込買取・出張買取・宅配買取
• 対象エリア：日本全国
• ポイント：高級ブランデー・高級ウイスキーを売るならおすすめの買取業者

福ちゃんは買取実績の豊富な大手の専門店です。ワインの買取に強く、実際に「シャトーペトリュス2000年」や「シャトーペトリュス1995年」などを買い取った実績もあります。
店頭買取・出張買取・宅配買取から好きな方法を選べるので、近くにお店がない方や忙しい方でも安心です。査定費用や出張費用も無料なのでどなたでも利用しやすいです。

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2位：リンクサス

• 買取対象：ウイスキー・シャンパン・ブランデー・ワイン・日本酒・焼酎・空き瓶/空ボトル・茅台酒など
• 買取方法：宅配買取・出張買取・店頭買取
• 査定方法：LINE査定・電話査定・オンライン査定・店頭査定
• 対象エリア：日本全国
• ポイント：徹底したコスト削減と世界各国の独自の強力な販売ルートがあるので高価買取を実現

リンクサスは、多種多様なお酒を高価買取している魅力的な買取業者です。高級ワインの買取にも強く、シャトーペトリュスの買取はとくにリンクサスが力を入れている買取対象商品とされています。
ワインのヴィンテージや銘柄だけでなく、プロの目線と強力な販路を持っているため高い査定額が期待できるでしょう。また、リンクサスでは“店頭・出張・宅配”と買取の選択肢が豊富なところも特徴。電話査定やLINE査定、オンライン査定など、事前におおよそのシャトーペトリュスの査定額がわかるところもポイントです。

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3位：ファイブニーズ

• 買取対象：ウイスキー、ブランデー、ワイン、シャンパン、日本酒、焼酎、ビール、リキュール、スピリッツなど
• 買取方法：店頭買取、宅配買取、出張買取
• 対象エリア：日本全国※本数や品物により対応が不可の場合もあり
• ポイント：店頭買取は駐車場完備、予約なしでもOK

ファイブニーズはお酒に特化した買取専門店で、ソムリエやSAKE DIPLOMAと言ったお酒の有資格者が在籍しているのが特徴です。お酒に精通したプロのスタッフの査定なので、シャトーペトリュスなど高級酒の買取にはめっぽう強いです。
お酒買取専門店としては店舗数も多く、さらに出張買取や宅配買取にも対応しています。電話やLINEから簡単に申し込み可能で利用しやすいのもポイントです。

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4位：バイセル

• 買取事例：マッカラン・ゴーディエ17.5万円。日本を代表する山崎ウイスキー 一式11万。その他にもバカラボトルなど空き瓶なども幅広く買取対象
• その他買取できる物：着物・毛皮・古銭・記念硬貨・ブランド品・切手・骨董品
• 【2023年12月31日まで5千円以上の成約で】抽選で50名様に買取金額2倍キャンペーン
• 買取方法：店頭持込買取、出張買取、宅配買取
• 対象エリア：日本全国
• ポイント：最短即日対応が可能。24時間・土日祝日も無料受付

バイセルは東証グロース上場の企業が運営する買取サービスです。お酒買取に強く、初めての方でも安心して依頼できます。
特に出張買取が人気で、非常にスピーディーかつスムーズに対応してもらえます。引っ越しなどのニーズにも対応してくれるため、お酒をまとめて売りたい方はぜひ利用してみてください。

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5位：買取屋さんグループ

• 買取対象：お酒以外にもお家にある売れる物ならなんでも買い取ってくれます。
• 買取方法：出張買取、宅配買取
• 対象エリア：日本全国
• ポイント：全国25店舗展開・出張買取最短即日30分

買取屋さんグループは、家にあるものなら何でも買い取ってくれるという便利な買取専門店です。お酒のほかにも家電や貴金属、フィギュアなどのコレクションアイテムまで対応してくれるので、不要なものをまとめて処分したい方におすすめです。
地域によっては即日無料出張査定サービスもあり、急いでいる方でも利用できます。個人の方の利用はもちろん、法人の方でも依頼できます。
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6位：買取プレミアム

• 買取対象：ウイスキー、ブランデー、バカラ空瓶、銘柄が不明なお酒など
• 買取方法：持込買取、出張買取
• 対象エリア：日本全国
• ポイント：保存状態の悪いお酒も相談可能

買取プレミアムは安心・安全に利用できる買取専門サービスです。ただお酒を査定してくれるだけでなく、お客様相談室まで設置していて失敗なくお酒を売ることができます。女性査定員も在籍しており、一人暮らしの女性の方なども安心して出張査定の依頼ができます。
状態の悪いお酒でも快く相談に乗ってくれるので、お酒買取に関して不安がある方はぜひ相談してみてください。

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7位：ジョイラボ

• 買取対象：ウイスキー・焼酎・日本酒・ワイン・ブランデー・シャンパン・泡盛・古酒・梅酒など
• 買取方法：店頭持込買取・出張買取・宅配買取
• 対象エリア：日本全国
• ポイント：買取価格が他店より安い場合は必ず査定金額の見直しをしてくれる

ジョイラボはシャトー・ペトリュスの買取実績が非常に豊富です。実際に「シャトーペトリュス1993」を207,000円、「シャトーペトリュス1998」を230,000円という高額で買い取っています。
公式ページには買取価格表が掲載されており、さらにTEL査定やオンライン査定、LINE査定も利用できます。そのため複数の業者で買取価格を比較したいという方にもおすすめできます。

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シャトーペトリュスに使われるブドウ品種や味の特徴は？当たり年はあるの？

Deuxième journée dans le #vignoble de Saint Emilion découverte et émerveillement, dont le Château #PETRUS 🍷🍷
Demain direction le vignoble du Sauternes & Gravas au Domaine de #Valmont à Barsac pic.twitter.com/pgapkFkRQd

— Nordine (@nordine_h) August 21, 2020

シャトー・ペトリュスに使われるブドウは、主にメルローが主体で95％程度を占めています。たまにカベルネ・フランが使われることもあります。どの程度使われるかについては、その年の状況やブドウの出来栄えによって異なります。
メルロー種ならではの柔らかでまろやかな香りは、複雑さと力強さを併せ持っており肉厚です。果実の凝縮感があり、ジャムのような粘り気と心地よく続く余韻があります。
そしてメルロー種のワインにしては珍しく、長期熟成が好ましいワインだと言われています。最低でも10年の熟成が必要で、いい年のものであれば20年〜30年の熟成が理想です。特に1989年や1990年、2000年のボトルは当たり年とされており、ちょうど飲み頃を迎えることから高額取引の対象となりやすいです。
 

シャトー・ペトリュスのシリーズを紹介

1．シャトー・ペトリュス　2000

数あるシャトー・ペトリュスのヴィンテージの中でも「大当たり年」と称されるボトルです。市場での購入価格は100万円を超えるほどで、非常に高級品とされています。
評論家が100点を付けたその味わいは、濃縮された甘味と味わいでメルローワインの頂点を極めています。熟成期間が50年は持つと言われている、希少なワインです。
 

2．シャトー・ペトリュス　1996

1996年のヴィンテージは生産数が少なく、希少価値が高いため高額取引の対象となります。フルボディで非常に筋肉質な、長期熟成に適した1本です。飲み頃は2050年ごろだと予想されており、今後さらに価値が高まる可能性があります。
 

3．シャトーペトリュス　2018

2018年と比較的新しいヴィンテージのシャトー・ペトリュスです。飲み頃はまだまだ先ですが、緻密な収穫で歴史的な傑作と言われる評価の高い一本です。主要ワイン専門誌である「ワイン・アドヴォケイト」、「ジェームス・サックリング」、そして「ヴィノス」の3誌にて100点を獲得した、世界評価の高いボトルで今後のポテンシャルが期待できます。
 

シャトー・ペトリュス以外のワインやその他のお酒も査定に出してみよう

今回がシャトー・ペトリュスの買取を解説しましたが、売れるワインやお酒はこのほかにも多数あります。
有名ワインはもちろんブランデーやウイスキー、そして物によっては焼酎や日本酒なども買取対象となるので、飲まない銘柄があればぜひ査定に出してみましょう。
買取専門店によっては、お酒のまとめ売りで査定額をUPしてくれるところもあります。相談してから売るかどうかを判断することも可能なので、ぜひ気になる銘柄があればまずは査定に出してみましょう。

まとめ

世界でもっとも高級なワインとして知られる「シャトー・ペトリュス」は、生産数も少なく希少性の高いワインです。愛好家や専門家からの圧倒的な人気があり、買取査定では高値がつくことが多いです。もし自宅にシャトー・ペトリュスが余っているという方は、ぜひこの機会に買取査定の利用を検討してみてはいかがでしょうか。