焼酎芋と麦の違いとは?えのき・またたび焼酎等の珍しい種類も紹介

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焼酎

焼酎と聞くと、芋焼酎や麦焼酎が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。
米から造られている焼酎もありますよね。実は焼酎はもっと沢山の種類があります。
芋や麦、米以外にどんな種類があるのかとても気になりますよね。今回は色々な焼酎をご紹介します。

焼酎とは

焼酎は製造方法の違いで甲類と乙類と呼ばれる2つに分けることができます。

乙類

乙類は本格焼酎とも呼ばれているもので、昔ながらの製法で造られています。単式蒸溜法という方法でアルコール以外の原料の香りや風味も一緒に楽しめる焼酎が完成します。

甲類

甲類の場合は、連続式蒸溜法という方法で造られていてアルコール純度が高く、使用した原料の香りや風味は控えめにクリアで飲みやす芋のに仕上がると言われています。大量生産可能なのでリーズナブルな価格で購入できます。クセが無いので焼酎初心者が飲みやすいとも言われます。
 

焼酎の歴史

焼酎は14世紀ごろにタイから伝わって蒸溜の技術により造られるようになったと言われています。
当時は米焼酎が主流となっていたので、今のように様々な原料から造られる焼酎はありませんでした。
江戸時代に年貢で米を納めなければいけなくなり、米を使用した焼酎がなかなか造れないことが起こり他の原料を使用した焼酎が生まれたと言われています。
それ以降、技術が進歩し今のような様々な焼酎が生まれたと言えるでしょう。
 

焼酎はなぜ九州が有名?

焼酎はなぜ九州が有名?
焼酎が有名なのは九州と言われていますが、どうして九州が有名なのでしょうか。
九州北部は冬場の気温が低いため日本酒造りができる気候と言われています。しかし南部では冬も温暖な気候となっていて、この機構が焼酎に向いていると言われています。焼酎が造りやすい気候であることが九州が焼酎で有名な1つの理由です。
蒸溜の技術が伝わった時期が早かったのも九州エリアだったため、早くから焼酎が造られていた歴史がある点でも九州が有名となっているのではないでしょうか。

ここからは原料によって異なる焼酎の特徴をご紹介します。それそれの特徴を知ることでより焼酎を楽しむ事ができますよ。
 

芋焼酎

芋焼酎は焼酎が好きな人だと色々な銘柄を飲んでみたくなるようです。焼酎になれていない人は少し飲みにくいと感じる場合もあるようです。
芋焼酎は使用する芋によって風味が異なります。芋は糖度が高い食材ですがその糖度によって香りも甘みも異なってきます。濃厚な甘みを感じられるのが芋焼酎の特徴です。
芋焼酎の原料は米とさつま芋です。鹿児島県や宮崎県、九州各地で主に造られている焼酎です。
シンプルにお湯割りや水割りで飲むとさつま芋の甘みを感じやすい焼酎です。

代表的な芋焼酎:魔王・赤霧島

 

麦焼酎

麦焼酎は大麦や麦だけを使って造られている焼酎です。ビールやウイスキーの原料も大麦ですが、製造方法や貯蔵方法が異なりますので味も違っています。あっさりした味わいで麦の香ばしい香りを楽しむ事ができます。
麦焼酎はそのまま飲んでも美味しいですが、サワーを作るとさらに美味しくいただけます。シンプルでクセのない味わいです。

代表的な麦焼酎:百年の孤独

 

米焼酎

米焼酎はお米を原料にしています。お米から造られるので日本酒が好きな人は米焼酎を好まれる人が多いです。
焼酎初心者や焼酎があまり好きではないという人も米焼酎は飲みやすいと言われています。
すっきりした味わいで飲みやすくお米のほのかな甘みを感じることができます。フルーティーな香りがするとも言われていて香りも楽しめる焼酎です。
原料は米と米麹のみでとてもシンプルです。九州や全国各地で生産されています。

代表的な米焼酎:鳥飼

 

そば焼酎

そば焼酎はそばが原料となっています。そばの香りが楽しめる焼酎で香ばしくて爽やかな飲み心地となっています。そば焼酎はそば粉を使用したりそば米が使われたりしていて、どのような形でそばを配合しているのかで風味も異なっています。

代表的なそば焼酎:那由多の刻

 

黒糖焼酎

黒糖焼酎は奄美大島でしか造ることができないとても貴重な焼酎です。プレミア焼酎の1つと言って良いでしょう。
奄美大島で栽培されているサトウキビを原料としています。サトウキビをしっかり煮詰めて黒糖にしてそれを米麹に加え、発酵後に蒸溜されています。

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黒糖の甘さをほんのりと感じることができる焼酎で優しい味わいになっています。焼酎が初めての人も飲みやすい味です。糖分が多そうなイメージがありますが。蒸留中に糖分は無くなっていますのでカロリーも他の焼酎とあまり変わりません。奄美大島だけでしか造られていないと聞くと焼酎好きなら飲んでみたくなりますね。
 

泡盛

泡盛はタイ米と水で造られています。焼酎よりもアルコール度数が高いですが甘みがあるお酒です。香りも甘みがあって濃厚な味わいになっています。沖縄で造られている蒸留酒で黒麹菌を使用して単式蒸溜で造られています。
 

代表的な泡盛:残波プレミアム

 

少し変わった焼酎

焼酎は他にも下記のような原料を使用して造られているものがあります。
ここでは少し変わった焼酎をいくつかご紹介します。
 

かぼちゃ焼酎

さつま芋の焼酎があるならかぼちゃの焼酎があってもおかしくないですね。かぼちゃの甘みを感じられる甘くてまろやかな焼酎です。

 

牛乳焼酎

牛乳で造られた焼酎と聞くと、どんな味なのだろう・・と思いますね。甘いミルクの香りがする焼酎で味はフルーティーです。香りをしっかり楽しめる焼酎になっています。牛乳と聞いて最初は抵抗がある人も飲んでみると美味しいと感じる味わい深いお酒です。

 

またたび焼酎

長野県の秋山郷という場所で造られているまたたびの葉を原料にしているのがまたたび焼酎です。
またたびの栄養成分も摂取できると言われている健康志向な焼酎です。爽やかな飲み心地になっています。

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ジャスミン焼酎

ジャスミン焼酎の「茉莉花」は、独自開発されたジャスミン茶葉を使用して造られている焼酎です。すっきりした味わいになっていて、ジャスミン茶で割って飲むとよりジャスミンの香りを楽しむ事ができます。ジャスミン茶が好きな人は試してみてはいかがでしょうか。

 

胡麻焼酎

ゴマの香りを楽しめる焼酎です。1978年に誕生した焼酎で海外からも注目されています。上品な香りとまろやかな風味が楽しめる焼酎です。

 

昆布焼酎

昆布を使用している焼酎です。昆布焼酎は種類が豊富なので色々飲み比べしてみると良いかもしれません。
昆布の旨味成分がさらに焼酎を美味し芋のにしてくれています。

 

栗焼酎

栗を原料にしている焼酎で栗の良い香りがします。さつま芋から造られる芋焼酎と同じように甘さを感じる焼酎です。

 

山芋焼酎

山芋焼酎の「山の精芋の精」は、山芋と麦焼酎のブレンドで造られている焼酎になります。山芋にある苦みを抑えるために麦焼酎がブレンドされています。それにより飲みやすくなっていてキレがあって山芋の風味もしっかり感じられる焼酎になっています。

 

じゃが芋焼酎

じゃが芋の産地、北海道で造られているじゃが芋焼酎は爽やかな風味とほのかな甘さで飲みやすい焼酎となっています。

 

えのき焼酎

原材料にきのこのえのきだけを使用している焼酎です。きのこを使っているなんてヘルシーな感じがしますね。
信州で造られている焼酎です。クセの少ない飲みやすい焼酎に仕上がっていて、最後に少しえのきの風味を感じるような焼酎です。
 

まとめ

焼酎には色々な種類がある事が分かりましたね。こんなに沢山の種類がある事に驚かれた人もいるのではないでしょうか。なかなか手に入りにくいレアなものもありますが、ぜひ気になった焼酎は飲んでみてくださいね。
原料の違いによる味や香りの違いを楽しんでみてください。

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