白州響など2023年値上がりしそうなサントリーウイスキー7選を予想した

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白州響など2023年値上がりしそうなサントリーウイスキー7選を予想した

2000年代に入り、国産ウイスキーの人気が急激に上がっています。国産のウイスキーは「ジャパニーズウイスキー」と呼ばれ、日本だけでなく世界中から高い評価を得ています。
そんなジャパニーズウイスキーの中でも、特に有名なのがサントリーのウイスキーです。サントリーのウイスキーには山崎を中心に有名な銘柄が多く、特にヴィンテージのウイスキーは価値が大幅に上がっています。

お酒ライターAnchan
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そこで今回はサントリーのウイスキーの中から、2023年に特に値上がりしそうなものをピックアップしてみました。値段の上がり具合も調べてみたのでぜひ参考にしてください。
※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール

国産ウイスキーを代表する「サントリー」のウイスキー

サントリーは洋酒やビール、清涼飲料水などを手がける企業グループです。サントリーがウイスキー造りをスタートさせたのは1923年のことで、創業者である鳥井信治郎氏が京都郊外の山崎の地に「サントリー山崎蒸留所」を設立したことが始まりです。
サントリー山崎蒸留所建物
※サントリー山崎蒸留所
 
サントリーはウイスキーの本場と言われるスコッチの製造法を学びながら、独自のウイスキー造りをスタートさせ開発し続けてきました。1937年にはのちにロングセラーとなる「角瓶」を製造、さらに1984年にはシングルモルトウイスキー「山崎」を発表するなど様々なブランドを生み出し、日本のウイスキー業界で名を馳せていきました。

初めは海外のウイスキーに及ばなかったものの、技術の発展と味の追求からクオリティはどんどん上がり、やがてサントリーのウイスキーは世界を代表するブランドになりました。後に「」や「白州」といったブランドも登場し、国内外での人気を不動のものとしていきました。
2000年以降になると、サントリーのウイスキーは世界的な賞を受賞するようになり、名実ともに価値の高いものとなりました。近年では大きなウイスキーブームも影響し、サントリーのウイスキーはかつてとは比べ物にならないほど市場価値が上がっていると言われています。
 

ヴィンテージを中心に終売・休売している銘柄が増えている

突然のウイスキーブームを受け、サントリーのウイスキーは現在品薄状態となっています。
もともとウイスキーというのは製造過程において熟成期間が必要であり、特に年代物のウイスキーは簡単に造れるものではありません。しかしここ最近で日本のウイスキーは国際的な賞を連続で受賞したことや、ハイボールブームの影響を受けて急激に消費量が高まりました。そしてその結果、あまりの人気に生産量が追いつかず、サントリーのウイスキーは終売もしくは休売状態となる銘柄が増えてしまうこととなりました。
例ばシングルモルトウイスキーの「白州」は、原酒不足によりヴィンテージのボトルが終売状態となっています。同様に山崎や響もヴィンテージものはほぼ終売状態で、入手が困難な状況です。
 

希少価値の高さからウイスキーの高騰化が続いている

終売の相次いだサントリーのウイスキーは、希少価値が高まり市場価値が爆発的に高まりました。特に、もともと生産数の少なかった限定品のボトルなどは、オークションで驚くほどの値段で取引されています。
例えばもともと300万円ほどの値段で売られていた「山崎55年」は、2020年の香港のオークションにて1本8500万円という超高額で落札されています。

このほか、白州や響などもオークションや買取専門店の査定で発売当初の10倍を超えるような高額で取引されています。
サントリーウイスキーの原酒不足は今もなお継続中であるため、今後もしばらく高騰化が続くと予想されています。売買を検討されている方は、今のうちに取引しておくのがチャンスかもしれません。

  • ニッカ余市20年・サントリー響30年・希少なお酒複数・・・608,500円バイセル買取実績)
  • サントリー 響 30年・・・350,000円福ちゃん買取実績)
  • 竹鶴 25年・・・160,000円(ジョイラボ買取実績)

 

値上がりしそうなサントリーウイスキー7選

値上がりしそうなサントリーウイスキー7選
サントリーウイスキーの中でも、特に人気があり値段が上がりそうなボトルを予想してみました。なおこちらは、メーカーからの終売の状況やAmazonの価格推移から予想したものとなります。
あくまでも直感による予想で価格を保証するものではありません。投資目的で損額が出た場合も責任を負えませんので、あくまでも参考程度にご覧ください。
 

山崎25年

サントリーウイスキーの中で特に人気があるものが「山崎」のウイスキーです。こちらはサントリーの第一蒸留所である山崎蒸留所で造られるモルト酒のみを使用した“シングルモルトウイスキー”です。
25年以上の熟成したウイスキーのみを丁寧にヴァッティングしたのち瓶詰めしています。シェリー樽での長期熟成が、円熟な香りと濃厚な味わいを生み出しています。年間の生産本数が1200本と限られているため、非常に入手が困難で高騰化しやすいボトルとなります。
なお山崎はほかにも「山崎10年」「山崎12年」などのシリーズがありますが、どれも高騰化が予想されています。山崎のヴィンテージボトルを所持している方は、値段の動向にぜひ注目してみてください。

※山崎25年Amazonの価格相場推移

2011年 105,000円
2012年 105,000円
2013年 148,000円
2014年 152,230円
2015年 360,000円
2016年 360,000円
2017年 468,000円
2018年 780,000円
2019年 799,900円
2020年 820,000円
2021年 1,470,000円
2022年 1,800,000円
2023年末予想 2,000,000円
 

白州18年

白州はサントリーのウイスキーの中でも、山崎と並ぶ人気を誇ります。山崎と白州の違いは造られる蒸留所が違う点であり、味も異なります。白州は山梨県にある蒸留所で造られるウイスキーであり、山崎よりもピート感が強めのスモーキーなウイスキーとなります。
18年もののボトルは、熟成された味わいの中に白州らしいスモーキーな余韻があり、ウイスキーファンから評価の高い1本となっています。もともとの定価は2万円程度ですが、3倍以上の8万円を超える価格で取引されています。

※白州18年Amazonの価格相場推移

2011年 20,160円
2012年 18,500円
2013年 17,460円
2014年 18,500円
2015年 28,700円
2016年 27,000円
2017年 31,350円
2018年 50,000円
2019年 51,975円
2020年 64,660円
2021年 90,560円
2022年 98,000円
2023年末予想 115,000円
 

白州25年

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白州にも山崎と同様に、25年を超える長期熟成のボトルがあります。クリーミーでウッディな味わいは、長くファンを集めてます。
白州25年は、山崎の25年ものに比べ価格推移は緩やかであるものの、それでも発売当初の10万円から比較して何倍もの値段に跳ね上がっていることがわかります。ウイスキーファンのみならず、“ウイスキー投資”を試みる方からも注目を集めています。

※白州25年Amazonの価格相場推移

2011年 100,000円
2012年 105,000円
2013年 ※販売なし(品切れなどの理由による)
2014年 148,000円
2015年 219,043円
2016年 293,413円
2017年 318,000円
2018年 500,000円
2019年 460,000円
2020年 500,000円
2021年 768,000円
2022年 740,000円
2023年末予想 800,000円
 

響12年

響はシングルモルトである山崎・白州とは違い、モルトとグレーンを掛け合わせた“ブレンデッドウイスキー”となります。通常ブレンデッドウイスキーはシングルモルトウイスキーよりも気軽に購入しやすいお手軽ウイスキーの位置付けですが、響はブレンデッドウイスキーの中でも最高峰と言われており、高級品とされている銘柄です。
12年ものの原酒を使って造られるこちらのウイスキーは、ブレンデッドらしくスムースで飲みやすいバランスを保ちつつも、濃厚さを楽しめるという贅沢なボトルです。原酒不足の影響もあり、ここ数年で一気に価値が高まっています。

※響12年Amazonの価格相場推移

2017年 21,433円
2018年 31,000円
2019年 39,000円
2020年 49,800円
2021年 85,000円
2022年 87,800円
2023年末予想 100,000円
 

響30年

響30年は、その名の通り酒齢30年以上の原酒を使ったウイスキーとなります。円熟した味わいで、雑味や刺激が少なく上品に仕上がっています。完成度が非常に高く、専門家からの評価も高いボトルです。
製造は手作業という徹底ぶりで、年間に数千本しか作れないという希少な1本です。その分価値も高く、高騰化しています。30面カットのクリスタルボトルで、見た目にも高級感がありコレクター人気が高いです。

※響30年Amazonの価格相場推移

2011年 100,000円
2012年 118,000円
2013年 168,000円
2014年 172,800円
2015年 288,000円
2016年 360,582円
2017年 386,000円
2018年 650,000円
2019年 527,000円
2020年 527,000円
2021年 850,000円
2022年 750,000円
2023年末予想 850,000円
 

知多350ml

知多は愛知県の知多半島で造られる“グレーンウイスキー”の銘柄です。山崎・白州・響の原酒不足を受けサントリーが力を注いだ銘柄であり、近年人気が急上昇しています。特にハイボールにした時のバランスがよく、飲食店やバーでも人気があります。
知多シリーズの中でも350mlサイズのボトルは、一度休売となったこともあり人気が高いです。そのため急激に値段が上がる可能性があります。

※知多350ml Amazonの価格相場推移

2017年 2,349円
2018年 2,034円
2019年 3,208円
2020年 3,980円
2021年 2,383円
2022年 2,200円
2023年末予想 2,500円

 

白角

白州蒸留所のモルト原酒をベースとした、非常に飲みやすいタイプのウイスキーです。元値は低価格なこともあり、家庭用ウイスキーとして絶大な人気を誇りました。中でもハイボールにするための需要が高く、ウイスキーの熱狂的なファン以外でも購入者の多いボトルでした。
もともとはデイリー向けの扱いでしたが、2019年に休売となってからは徐々に人気が高まっています。値段も定価の3倍程度であり、今後高まることが予想されています。

※白角 Amazonの価格相場推移

2016年 1,296円
2017年 1,345円
2018年 1,485円
2019年 2,400円
2020年 4,300円
2021年 4,500円
2022年 2,800円
2023年末予想 3,500円

 

受賞歴のある銘柄は高騰化が進みやすい傾向に

サントリーの銘柄の中でも、特に国際的な賞を受賞している銘柄やシリーズは人気が集まりやすく、それだけ高騰化しやすい傾向にあります。なぜなら受賞したウイスキーは一躍有名となり、消費者が日本のウイスキーファンだけでなく海外ファンにまで広がるためです。
高騰化傾向にあるウイスキーを見分けるためには、銘柄やシリーズごとの受賞歴にも注目してみると良いでしょう。
サントリーのウイスキーはどのような賞を受賞しているのか、一例を紹介します。
 

【インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)】

<2018年>

  • 響21年 トロフィー受賞
  • 白州25年 トロフィー受賞
  • 山崎12年 金賞
  • 山崎18年 金賞
  • 響35年 金賞

<2019年>

  • 響21年 ダブルゴールド
  • 山崎18年 ダブルゴールド

<2020年>

  • 響30年 金賞
  • 響21年 金賞
  • 響 Japanese Harmony 金賞
  • 響 Japanese Harmony Masters Select 金賞
  • 響 Blender’s Choice BC 金賞
  • 山崎18年 金賞
  • 白州25年 金賞
  • 白州18年 金賞
  • 白州 金賞
  • 知多 金賞

 

【ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)】

<2018年>

  • 白州25年 ワールドベストシングルモルトウイスキー受賞

<2019年>

  • 響21年 ワールドベストブレンデッドウイスキー受賞

<2020年>

  • 白州25年 ワールドベストシングルモルト受賞

 

【サンフランシスコ ワールド スピリッツ コンペティション(SWSC)】

<2015年>

  • 山崎25年 最優秀金賞受賞
  • 山崎18年 ベストアザーウイスキー賞 最優秀金賞受賞
  • 白州18年 最優秀金賞受賞

<2016年>

  • 響 JAPANESE HARMONY 最優秀金賞受賞
  • 白州18年 最優秀金賞受賞
  • 白州12年 最優秀金賞受賞

 

買取需要も高く査定額がすごい!?

買取需要も高く査定額がすごい!?
サントリーのウイスキーは、山崎・白州・響を中心にどの銘柄も人気があります。そのためただ販売価格が高いというだけでなく、買取需要も非常に高いです。
ここで紹介した高騰化しているウイスキー銘柄は、買取専門店の査定に出せば高い値段で買い取ってもらえる可能性が高いです。実際に多くの買取専門店が、サントリーのウイスキーを強化買取品目に掲げています。

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
飲んで美味しいウイスキーですが、実は自宅に眠らせてしまっているという方も少なくありません。もし今後も飲まないのであれば、思い切って買取査定に出してしまうのも一つの手です。ウイスキーが高騰化している今がチャンスなので、気になる方はぜひ買取専門店に相談してみてください。
 

サントリーウイスキーを高く売るコツ

今回紹介したウイスキーの価格は、あくまでもAmazonでの販売価格を参考にしたものです。必ずしもこのままの値段で売れるというわけではないので、売却を考えている方は注意しましょう。
サントリーウイスキーをできるだけ高く売りたいのであれば、きちんとお酒の価値を判断してくれる酒類の買取に強い買取専門店に依頼するようにしましょう。酒類に強い買取専門店であれば、銘柄の人気度や希少価値の高さを踏まえた上で高い査定額をつけてくれるでしょう。
また買取に出したお酒は、基本的に再販されることとなります。そのためなるべく新品に近い綺麗な状態で売るようにしましょう。日頃から直射日光・高温多湿を避け綺麗な状態をキープしておき、売却の際には瓶の汚れをなるべく取り除いておいてください

 

まとめ

今回はサントリーのウイスキーから、特に人気が高く高騰化が予想される銘柄・シリーズを紹介しました。
盛り上がりを見せる国産ウイスキー市場の中でも、サントリーの銘柄は特に評価が高いです。国内だけでなく世界的にも人気があるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

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