2020年世界5大ウイスキー売上世界ランキング25位※2021年集計

5大ウイスキー売上ランキング

「ハイボール」のブームやNHK連続ドラマ「マッサン」の影響を受け、ここ数年で国内での人気が急激に高まったウイスキー。世界中でつくられていて、さまざまな種類があることをご存知でしょうか。
ウイスキーは造られる場所によって、味の特徴が異なります。しかしその違いを詳しく説明できる方は意外と少ないです。

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
今回は世界のウイスキーの中から特に有名な世界5大ウイスキーに注目し、その特徴を解説していきます。その後、世界5大ウイスキーの中から世界でもっとも売れているウイスキーをランキング形式で順にご紹介します。
それぞれのウイスキーを知れば、より美味しくウイスキーが飲めるようになるでしょう。
※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール

世界5大ウイスキーについて知ろう

スコッチウイスキー(スコットランド)

スコッチウイスキー
イギリスの最北端に位置する国、スコットランドにて造られているウイスキーの種類です。特にその中でも、糖化から発酵、蒸留、熟成まで全てをスコットランドで行ったもののみがスコッチウイスキーを名乗ることができます。
大きく分けてモルトとブレンドの2種類があります。麦芽を乾燥させるときに燃やすピート(泥炭)の香りが強く残ることが大きな特徴で、独特のスモーキーさを感じられます。現在のジャパニーズウイスキーの見本となったのもこのスコッチウイスキーであり、多くの日本人から好まれています。

代表的なスコッチウイスキー

 

アイリッシュウイスキー(アイルランド)

アイリッシュウイスキー
アイルランド共和国および北アイルランドで造られるウイスキーです。スコッチウイスキーが強いピート香を放つのと対照的に、アイリッシュウイスキーはピート香をつけずに複数回蒸留することで非常に滑らかな飲み口をしているのが特徴として挙げられます。穀物のもつ芳醇な香りを楽しめ、雑味が少なめなので初心者におすすめです。
一時はスコッチウイスキーの影に隠れシェアや人気が低迷したものの、ここ最近で復活の兆しを見せています。そのまま飲むのはもちろん、コーヒーと合わせたりカクテルにしても美味しく飲むことができます。

代表的なアイリッシュウイスキー

 

アメリカンウイスキー(アメリカ)

アメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーはアメリカで造られているウイスキーの総称です。土地柄、さまざまな種類があるのが大きな特徴です。
内側を焦がした新しいオーク樽を使うことで、強い香りや色がウイスキーに付きます。そのため力強い味わいのものや、個性的なものが多いです。ハイボールにしても旨味がしっかりと感じられるのでおすすめです。
さまざまな種類がある中でも、とくに有名なのが「バーボン」と呼ばれるものです。バーボンはとうもろこしを主な原料としていて、麦芽由来のウイスキーよりも甘みが強いです。

代表的なアメリカンウイスキー

 

カナディアンウイスキー(カナダ)

カナディアンウイスキー
カナダにて造られるカナディアンウイスキーは、世界5大ウイスキーのなかでも最もライトな飲み口です。とうもろこしベースのマイルドさがあり、合わせやすさからカクテルの材料に使われることもあります。
日本ではやや馴染みが少ないものの、全世界でのウイスキー生産量ではスコッチウイスキーに次ぐ2位となっています。

代表的なカナディアンウイスキー

 

ジャパニーズウイスキー(日本)

ジャパニーズウイスキーとは
ジャパニーズウイスキーとは日本国内の水を使い日本で蒸留された原酒のウイスキーのことです。4月1日はジャパニーズウイスキーの日でもあり2021年に4月1日にジャパニーズウイスキーの正式な定義も決まりました。

生産がはじまったのは1920年代のことであり、世界5大ウイスキーのなかでは歴史が浅いです。
スコッチウイスキーを参考につくられていますが、日本人の舌に合わせてスコッチウイスキーよりもスモーキーさが抑えられています。
ここ10年ほどで世界での人気が高まっていて、品評会で金賞を獲得するなど高い評価を受けて近年ものすごい勢いで値上がりをしています。
大手の蒸留所が原酒造りからブレンドまで行っていることが多く、安定して高い品質を保っています。

代表的なジャパニーズウイスキー

 

世界5大ウイスキー世界販売数ランキング25位

2020ウイスキー売上ランキング
ランキングはThe Spirits BusinessWorld Whisky Brand Champion 2020: Crown Royalより参照しています。
2020年のチャンピオンのデータはCovid-19パンデミックの影響の為、スコッチウイスキーのデータが無いため「Top 10 best-selling Scotch whisky brands」のデータを組み合わせたデータを抽出して独自にまとめました。
※1ケース9リットルの販売ケース数(単位は×100万)

1位ジョニーウォーカー(Johnnie Walker)

  • 年間販売ケース数:1840万
  • 会社:ディアジオ
  • スコッチウイスキー
JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)
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入手のしやすさと圧倒的な知名度で安定した人気を集めるスコッチウイスキーです。造っているのはディアジオという会社で、年間販売ケース数は1840万ケースと本数にすると軽く世界で1億本以上を超える売り上げを誇ります。40種類以上の原酒をブレンドしていて、バランスの良い味わいです。
 

2位ジャックダニエル(Jack Daniel’s)

  • 年間販売ケース数:1340万
  • 会社:ブラウン・フォーマン
  • アメリカンウイスキー
アメリカのテネシー州にて造られるウイスキーです。アメリカ産ウイスキーの中ではもっとも売れている銘柄です。ブラウン・フォーマン社が造っています。
特に有名なのがレギュラーボトルのブラックで、日本の食卓や晩酌でも大変親しまれています。
 

3位ジムビーム(Jim Beam)

  • 年間販売ケース数:1040万
  • 会社:ビーム サントリー
  • アメリカンウイスキー
JIM BEAM(ジムビーム)
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バーボンウイスキーの中でもっとも有名な銘柄です。とうもろこし由来の香ばしさや、バーボンウイスキーらしいバニラのような甘さが感じられます。
スッキリしていて飽きのこない味わいです。
 

4位ジェムソン(Jameson)

  • 年間販売ケース数:810万
  • 会社:ペルノ・リカール
  • アイリッシュウイスキー
3回蒸留することで、非常に滑らかかつスッキリしています。アイリッシュウイスキーの中でももっとも出荷量が多く、なんとシェア率は7割を超えています。
 

5位クラウンローヤル(Crown Royal)

  • 年間販売ケース数:790万
  • 会社:ディアジオ
  • カナディアンウイスキー
Crown Royal(クラウン ローヤル)
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ライトな口当たりとまろやさかで大きな人気を誇るカナディアンウイスキーです。味わいはもちろん、王冠のようなデザインのボトルでプレゼントとしても人気の高い銘柄です。
見た目よりもリーズナブルなので、チャレンジしやすいです。
 

6位バランタイン(Ballantine’s)

  • 年間販売ケース数:770万
  • 会社:ジョージ・バランタイン&サン
  • スコッチウイスキー
バニラや蜂蜜を思わせる甘さと、クリーミーで奥行きのある味わいのスコッチウイスキーです。モルトウイスキーとグレーンウイスキーを掛け合わせたブレンデットウイスキーで、深いコクを保ちながらもバランスが良く飲みやすいのが魅力です。
 

7位サントリーウイスキー 角瓶(Suntory Kakubin)

サントリーが造るブレンデットウイスキーで、日本産のウイスキーの中でもっとも売れている銘柄です。甘みのあるコクとドライな飲み口で日本人受けが良いです。
80年以上の歴史を持つ銘柄で、特に2008年からのハイボールブームを受け大きな流行となりました。
 

8位シーバスリーガル(Chivas Regal)

  • 年間販売ケース数:440万
  • 会社:ペルノ・リカール
  • スコッチウイスキー
Chivas Regal (シーバスリーガル)
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シーバスリーガルはスコッチウイスキーの銘柄のひとつで、フルーティな香りとナッツの風味が特徴です。ウイスキーに飲み慣れてない方でも飲みやすいです。
コスパ良しの低価格から高級なボトルまで、幅広いシリーズがあります。
 

9位グランツ(Grant’s)

  • 年間販売ケース数:420万
  • 会社:ウィリアムグラント&サンズ グランツ
  • スコッチウイスキー
Grant's(グランツ)
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スコットランドのハイランド地方にて製造されているブレンデットウイスキーです。甘くフルーティで、ストレート、ロック、水割り、さらにはハイボールとさまざまな飲み方ができます。クセが少なめでどなたでも飲みやすいです。
 

10位ブラックニッカ(Black Nikka)

ブラックニッカ
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ヒゲのおじさんのラベルが特徴の、日本を代表するウイスキーです。製造しているのはニッカウヰスキーです。
時代の流れに合わせてリニューアルがなされていて、長年強い人気を誇ります。コストパフォーマンスがよく、日本の多くの家庭で飲まれています。
 

11位ウィリアム・ローソンズ(William Lawson’s)

  • 年間販売ケース数:330万
  • 会社:Baccardi Limited
  • スコッチウイスキー

スコットランド産のブレンデットウイスキーです。日本での流通量はあまり多くありませんが、ロシアや西欧、南米などで大きな人気を集めていて高い売り上げを誇ります。
 

12位デュワーズ(Dewar’s)

  • 年間販売ケース数:300万
  • 会社:ジョン・デュワー&サンズ社
  • スコッチウイスキー
DEWARS(デュワーズ)
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ハイボールの起源となったといわれるウイスキーで、日本国内でもよく流通しています。イベントで提供されることも多く、特に若年層から多大な支持を受けています。バランスよく繊細な味わいです。
 

13位J&B

  • 年間販売ケース数:300万
  • 会社:ジャステリーニ&ブルックス社
  • スコッチウイスキー
イエローのラベルに赤いロゴで目を引くボトルです。42種類もの原種をうまくブレンドさせていて、スムースさが際立っています。そのまま飲むのはもちろん、コーラやジンジャエールなどとの相性もバッチリです。
 

14位Black & White

  • 年間販売ケース数:280万
  • 会社:James buchan&co
  • スコッチウイスキー
犬のラベルが印象的なスコットランドウイスキーです。スコッチウイスキーのブランドは長く続く老舗が人気を集めているなか、こちらは現在急成長しているという珍しい銘柄です。
 

15位Label 5

  • 年間販売ケース数:270万
  • 輸入元コルドンヴェール(株)
  • スコッチウイスキー
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スコッチウイスキーの一種で、特にフランス向けに造られた銘柄です。ハイランド地方独特のモルト香が特徴で、深い味わいとしっかりと残る余韻が楽しめます。
 

16位サントリー トリス(Suntory Torys)

トリスと聞くと、「トリスハイボール」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。トリスはサントリーのウイスキーの銘柄で、ハイボールブームの影響で爆発的な人気を見せたブランドです。瓶入りのウイスキーのほか、缶入りのハイボールタイプも販売されています。
 

17位メーカーズマーク(Maker’s Mark)

  • 年間販売ケース数:240万
  • 会社:ビーム サントリー
  • アメリカンウイスキー
アメリカのケンタッキー州で造られるバーボンの一種で、一般的なライムグリーンではなく冬小麦を使用しているのが大きな特徴です。冬小麦を原料とすることで、まるでシルクのようなしなやかさやまろやかさが表現されています。
 

18位カナディアンクラブ(Canadian Club)

  • 年間販売ケース数:200万
  • 会社:ビーム サントリー
  • カナディアンウイスキー
CANADIAN CLUB(カナディアンクラブ)
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カナディアンウイスキーを代表する銘柄で、ライトな飲み口で大きな人気を集めています。なんと160年もの歴史をもっていて、世界150ヵ国以上という幅広い国で愛されています。上品な味わいのウイスキーです。
 

19位シーグラム セブンクラウン(Seagram’s 7 Crown)

  • 年間販売ケース数:190万
  • 会社:ディアジオ
  • アメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーの一種で、ラベルに大きく描かれた7の文字が特徴的なボトルです。メロンのような高い香りやナッツの香ばしさを感じられるウイスキーで、辛さの中にビターさや甘さが現れます。
 

20位ジャックダニエル テネシーハニー(Jack Daniel’s Tennessee Honey)

  • 年間販売ケース数:190万
  • 会社:ブラウン・フォーマン
  • アメリカンウイスキー
ジャックダニエル
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2位にも入っているジャックダニエルをベースにしながら、ハニーテイストを加えたウイスキーです。口に含むと蜂蜜の甘みやナッツの香ばしさを感じられます。ウイスキーのきつい香りが苦手という方にこそおすすめしたいシリーズです。
 

21位ベル(Bell’s)

  • 年間販売ケース数:190万
  • 会社:アーサー・ベル&サンズ社
  • スコッチウイスキー

スコットランドで造られるブレンデットウイスキーの一種です。イギリス国内での人気が非常に高く、全世界でのシェアも高くなっています。スタンダードなボトルは1,000円前後と安価ながらも、のみごたえがあります。
 

22位バーボン(Bulleit)

  • 年間販売ケース数:170万
  • 会社:ディアジオ
  • アメリカンウイスキー
ケンタッキー州で造られるバーボンウイスキーです。1860年に造り手のブレッド氏が事故死してしまい歴史が終わっていた銘柄ですが、1987年に子孫がレシピを用いて復活させたという伝説の銘柄です。ほのかなバニラと蜂蜜を感じさせる味わいで、食中にも飲めるようなウイスキーです。
 

23位ワイルドターキー(Wild Turkey)

  • 年間販売ケース数:160万
  • 会社:カンパリ・グループ
  • アメリカンウイスキー
とうもろこしを原料としたバーボンウイスキーの一種です。一般的なバーボンよりもとうもろこしの比率が少なく大麦麦芽やライ麦も使用することで、重厚で香り高いのが大きな特徴です。ラベルに描かれた七面鳥のイラストが特徴的なボトルです。
 

24位タラモアデュー(Tullamore Dew)

  • 年間販売ケース数:140万
  • 会社:ウィリアム・グラント&サンズ
  • アイリッシュウイスキー
TULLAMORE DEW(タラモアデュー)
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アイリッシュウイスキーの中でも特にすっきりしていて飲みやすい銘柄です。口に含むと大麦由来の豊かな風味が広がります。ウイスキーのスモーキーな香りが苦手な方におすすめできる銘柄です。
 

25位カナディアンミスト(Canadian Mist)

  • 年間販売ケース数:100万
  • 会社:ブラウン・フォーマン
  • カナディアンウイスキー
カナディアンミスト
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カナダの主要なウイスキーの一つです。強すぎない穏やかな香りが飲みやすいと人気を集めている銘柄です。レシピがずっと変わらないのが大きな特徴で、安定した味わいでファンから長年愛され続けています。
 

ジャパニーズウイスキーが急な人気で値上がり中

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
世界5大ウイスキーの中の1つとして選ばれているジャパニーズウイスキーは、ここ数年で劇的な値上がりをしています。これにはいくつかの理由があります。
もともとジャパニーズウイスキーはスコットランドやアイルランドのウイスキーに比べ歴史が浅く、世界での注目度はやや劣っていました。しかし2000年代に入ってから、世界的に評価を受けるようになり大きな注目を集めるようになります。さらには国内での人気も高まったことで、販売数が急激に伸びることになりました。
しかしウイスキーというのは製造過程で熟成をする必要があるため、販売数が増えたからといっていきなり出荷数を増やすことができません。高まる需要に供給が追いつかず、年代物の有名なジャパニーズウイスキーは続々と終売してしまう結果となりました。現行では販売されていないものは希少価値が高まり、市場での価格が跳ね上がる結果となりました。ものによっては定価の10倍で売られているような銘柄もあるほどです。

お酒買取業者の買取金額例

  • 山崎 25年 箱付・・・¥680,000(ジョイラボ2021年3月現在買取価格)
  • ニッカ余市20年やサントリー響30年複数・・・¥608,500(バイセル買取実績)
  • サントリー 響 30年・・・¥350,000(福ちゃん買取実績)

市場での販売価格が高まっているので、買取専門店での査定額も大幅に跳ね上がっています。もし有名なジャパニーズウイスキーを未開封の状態で所持している方がいれば、買取専門店の査定に出してみることをおすすめします。

 

まとめ

ジョニーウォーカーやジャックダニエルをはじめ、世界5大ウイスキーの人気銘柄は世界中で愛されています。日本産のジャパニーズウイスキーもここ最近では世界から注目を集めていて、サントリーの角瓶やブラックニッカを筆頭に高いシェア率を誇ります。
なお今回は販売量でランキングをだしましたが、希少価値の高いボトルなど人気の銘柄は他にもあります。それぞれ味わいが異なるので、ウイスキーがお好きな方はぜひ色々飲み比べてみてはいかがでしょうか。

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