6月になると「父の日のプレゼントは何にしよう・・・?」と迷う方も多いのではないでしょうか。毎年のイベントだからこそ、確実に喜んでもらえるようなアイテムを用意して感謝を伝えたいですよね。
そこで今回ご紹介するのがウイスキーのプレゼントです。ウイスキーならたくさんの銘柄があるので、予算や相手の好みにあわせたギフトを選びやすいです。

父の日にウイスキーをプレゼントしてみよう
6月の第3日曜日は父の日
毎年6月の第3日曜日は父の日と決まっています。
父の日は、日ごろの感謝をお父様に伝える日です。特に決まったルールはありませんが、ちょっとしたプレゼントを送り感謝を伝えるのが定番となっています。
父の日にはネクタイやお財布など小物のプレゼントも人気はありますが、やはり一番人気なのは“お酒のギフト”です。いつも飲んでいる銘柄よりも少しリッチなお酒を選べば、特別感も演出でき、きっと喜んでもらえるに違いありません。
お酒なら多くの銘柄があるので、「毎年ギフト選びに迷っている」「正直プレゼントがマンネリしてきている」といった方でもちょうどいいボトルを選びやすいです。
日持ちするウイスキーのギフトが人気
お酒には日本酒・ワイン・ビールなどさまざまな種類がありますが、今回は「ウイスキー」をピックアップしてご紹介します。
ウイスキーは蒸留酒にカテゴライズされるお酒で、日本酒やビールなどの醸造酒に比べて長く日持ちします。保存環境さえ良ければ半永久的に保管できるので、ギフトとして贈りやすいのがメリットです。ワインセラーで温度管理が必要なワインなどと違い、常温保存がしやすいというのも人気の理由です。
またウイスキーは糖質0のお酒であり、ダイエットを気にされているお父さん世代にもプレゼントしやすいです。アルコール度数は40%近くあり強いお酒ではありますが、ハイボールや水割りなど色々な飲み方で楽しめるため晩酌タイムに気軽に飲むことができます。
父の日に贈るウイスキーの選び方は?
いざ父の日にウイスキーを贈ろうとすると、銘柄の多さにどれを選べばいいか迷ってしまうことがあるかもしれません。そこでここからは、父の日に贈るウイスキーの選び方について解説をしていきます。
1.ウイスキーの産地で選ぶ
ウイスキーは世界的に有名なお酒であり、製造も色々な国で行われています。産地ごとに特徴が異なるので、まずはどのようなタイプがあるのかを知り、お父様の好みに合ったボトルを選ぶようにしましょう。
ウイスキーの中でも特に有名なのがスコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本で作られる世界5大ウイスキーです。それぞれ以下のような特徴があります。
ウイスキーの産地 | ウイスキーの特徴 |
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スコットランド |
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アイルランド |
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アメリカ |
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カナダ |
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日本 |
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2.熟成年数やカスクの種類で選ぶ
国産ウイスキーの熟成樽の材料として知られるミズナラ、樽の輸入がままならかった太平洋戦争の頃北海道に原生するこの木を代用したことからその歴史ははじまる。他の地で造られるウイスキーと明確に個性を分ける一因が樽の材質にまで遡るのは愉快な話。 pic.twitter.com/VnI46M6CRx
— 草木のこと (@herecomethewar1) May 16, 2015
ウイスキーは同じ銘柄でも、熟成年数やカスク(熟成に使う樽)の種類で味が変わります。
例えば「山崎12年」の場合は、山崎というウイスキーの中でも酒齢12年以上の原酒のみを使ったボトルになります。熟成年数が長いほど、より深みが増し複雑で角のとれた味わいになると言われています。なお熟成が長くなると、それだけ高級品扱いとなり値段も高くなります。
3.好みの飲み方に合わせて銘柄を選ぶ
ウィスキーハイボール
しぶぞうが好きな銘柄
第一位は、ジャジャーン‼️
ジムビームハイボール
です。わたしにとっては、
いつまでも、永遠に、忘れられない味です。
これからも、ずっと飲み続けると思います😊 pic.twitter.com/dXPJRfMoKi— しぶぞう (@shibuzo51) May 21, 2022
ウイスキーはストレートで飲むほか、ソーダで割ってハイボールにしたり、水割りにして飲む方法も人気があります。お父様の好きな飲み方がわかっている場合は、飲み方に合わせたウイスキーをチョイスしてみましょう。
例えばストレートで飲むのが好きな方には、熟成年数の長いまろやかな味わいで雑味の少ないものが好まれる傾向です。ハイボール好きの方には、炭酸で割っても風味が薄まらないようなしっかりとした味わいのものがおすすめです。
4.予算に合わせた銘柄をチョイスする
ウイスキーの値段はピンからキリまで幅広いです。1本1,000円程度で購入できるものもあれば、ボトルだけで何万円もするようなものまであります。プレゼントで考えている予算に合わせたものを選べば、失敗が少なく安心です。
一般的な父の日のプレゼントの相場は3,000〜5,000円程度です。3,000〜5,000円程度を払えば、スコッチや国産品など十分美味しく人気の銘柄を選ぶことができるでしょう。
なお上記はあくまでも相場であるため、必ずこの予算内に収める必要はありません。例えば誕生日も合わせてお祝いしたい場合や、60歳など節目となる父の日の場合は1万円以上のウイスキーをプレゼントするのもありです。1万円ほどの予算があれば、人気のジャパニーズウイスキーやスコッチの長期熟成ボトルなども購入ができます。さらにリッチなウイスキーを選びたい場合は、ご兄弟と予算を合わせてプレゼントするのもおすすめです。
お金を出せばいくらでも美味しいウイスキーはあります。ですが昨今のウイスキー人気から価値以上に高いウイスキーが増えているのも事実です。ここからは転売のプレミアム価格では買わずにできるだけ定価で買えるように予算ごとに選別しましたので参考にしてください。
予算5千円までのウイスキー
まずは買いやすい価格のウイスキーから紹介していきます。
ニッカウヰスキー フロムザバレル 価格2,500円~
このウイスキーは国産ウイスキーですが、一部原酒に輸入原酒を使用しているためジャパニーズウイスキーとは表記できない決まりとなっています。ですが味も香りも良いのでウイスキー愛好家からも好評です。
アルコールは51%と高い部類になりますが、瓶詰前の割水という作業工程であえて高く設定しているというこだわりのあるウイスキーです。
価格は2,000円台~と安いですが容量が500㎖と一般のウイスキーより少なくなっています。一般のウイスキー容量の700㎖に換算するとだいたい4,000円近くになります。
タリスカー10年 定価価格3,000~4,000円
このウイスキーは少し癖のあるタイプのウイスキーで燻製香がしたり、ほんのり正露丸の様な香りがします。この香りをピート香と言います。
ウイスキーを飲まない方からすれば「絶対美味しくないよね」っと思われるかもしれませんが、ウイスキー愛好家の中にはこのタイプの香りが好きだという方が意外に多いです。
予算1万円までのウイスキー
ラガヴーリン16年 定価価格6,800円~8,000円
見た目も高級感がありボトルはワインのようなたたずまいです。クラッシックモルトの1つとしても選ばれています。
バランタイン21年 定価価格7,000円~18,000円
価格に幅がありますが平行輸入品の場合、半額の価格で購入できる場合があるので探してみる価値はあります。
予算1万円以上のウイスキー
響ブレンダーズチョイス 定価価格10,000円
元々は飲料店向けにサントリーがリリースしているものですが、コロナ禍の影響からか最近はたまに酒屋さんで見かけます。
長熟の原酒を使用されているのでアルコール感も少なくロックやストレートでも美味しく頂けます。現在一番手に入りやすい響かと思います。
グレンリベット25年 価格約3万5000円~
グレンリベット25年はなかなか酒屋さんでも置いておらず、インターネットを使わない年配の方へのプレゼントには良いのではないかと思います。
熟成も長くウッディーな香りや甘くも少し酸味のある香りが特徴です。ブランデーに似た香りも感じられます。専用の木箱に入っており、いかにも高級感があります。
名入れサービスや似顔絵入りボトルも
母の日もらってないけど
父の日はMaker's Markの名前入りウイスキー🥃Maker's Markさんありがとうございます✨母の日もらってないけど←しつこい pic.twitter.com/5obBm38cwy
— ももな🍑 (@mmn_apr06) June 22, 2020
特別感のあるウイスキーをプレゼントしたいなら、「名入れサービス」や「似顔絵入りボトル」などを選ぶのもありです。名前を入れてもらうことでこの世に一つしかないウイスキーになり、思い入れのあるボトルとなります。
ただし名入れサービス・似顔絵入りボトルを用意する場合は、準備期間を要するため早めに手配するようにしましょう。ギリギリの注文では父の日に間に合わないこともあるので注意です。

なお手軽に高級感を演出したいなら、箱入りボトルを選ぶのもおすすめです。ウイスキーの中には、木箱に入って販売されているものもあります。
ウイスキーに合わせたいおつまみは?
アルコール度数の高いウイスキーは、空腹のまま飲むよりもおつまみと合わせる方がベターです。ウイスキーの味わいを楽しむためには、おつまみ選びにもこだわってみましょう。
ウイスキーに合うおつまみは、ウイスキーの飲み方で変わってきます。例えばストレートの場合は、ウイスキーの香りや風味を邪魔しないナッツ類やチーズなどがおすすめです。食後にゆっくり飲むなら、チョコやドライフルーツなどの甘味のあるおつまみも適しています。
ハイボールや水割りにして飲む場合は、食中酒として取り入れやすいです。唐揚げやソーセージなどジューシーなおつまみとも相性が良くなります。
父の日にウイスキーを贈る場合、予算に合わせておつまみギフトを合わせてみるのもおすすめです。自分の好きなおつまみを紹介しながら、お父様とともに一緒にウイスキーを飲む時間を作るなんていうのも素敵ですね。
ウイスキーグラスでリッチなひとときに
ウイスキーをとことん楽しむなら、グラス選びにもこだわってみましょう。ウイスキーには「ウイスキーグラス」と呼ばれる専用のグラスがあり、専用グラスを使うことで香りや味わいをより堪能できるようになります。
なおウイスキーグラスにはストレート用・ロック用・水割り用・ショットグラスなどさまざまなタイプがあります。飲み方に合わせて、ウイスキー本来のポテンシャルを引き出せるようなグラスを選ぶようにしましょう。
ウイスキーグラスはワイングラスに比べて、持っていないという方も多いです。父の日のウイスキーに合わせて、ぜひグラスをプレゼントすることも検討してみましょう。
まとめ
ウイスキーは父の日の定番ギフトとして人気があります。ストレートのウイスキーが好きな方はもちろん、ハイボールが好きという方にもきっと喜んでもらえるはずです。
産地や熟成年数、そして樽の種類によってウイスキーにはさまざまなタイプがあります。好みの飲み方や予算に合わせて銘柄を選んでみましょう。