私は定期的に近所の酒屋さんを巡ることを日課にしています。
なぜかというと意外と手に入りにくいウイスキーがあるからです。しかも定価で!
今ではレアになっているウイスキーをどこで買ったのか、実際にどんなお店で探しているか1日3件の酒屋巡りでレアなウイスキーの定価購入をしましたので参考にしてみて下さい。
- 名前:がきちゃん
- 年齢:30代
- 住所:大阪
はじめまして!ウイスキー レビューライターのがきちゃんです!30代 既婚 男性 子供が1人います!やりたいことは大型バイクの免許を取得して気ままにツーリングしてみたいです!趣味はウイスキー、釣り、ドライブです(・∀・)ずばり1番お好きなウイスキーは何ですか?「1番好き…
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目次
まずは店舗探し
がきちゃんは基本的に個人経営の酒屋さんを探して、手あたり次第まわっています(笑)
よく『リカーショップ○○』という感じの酒屋さんがあると思います。ほんとに小さいお店なのでなかなか記憶にないかもしれませんが、絶対に近所を散策していると目撃するはずです。
後は『○○酒店』や『○○酒販』などです。あまり言いたくありませんが『ヤマ○○Yショップ』は意外と終売されているウイスキーが売れ残っている印象があります。
最近入手したレアウイスキー
個人経営の酒屋さんで終売になっているニッカのカフェグレーンが定価で2本購入できました。
後はなかなか見つからない方もいるようですが、響のブレンダーズチョイスも個人経営のリカーショップで定価で入手できました。
それでは実際のとあるウイスキー探しの1日をご紹介します。
ウイスキー探し酒屋巡り一件目【竹鶴】
うーん、めっちゃ住宅街の中にポツンとある酒屋さん。
日本酒と焼酎ばかりかなーと思いながら入店。奥にはワインが並んでいて、棚には日本酒や焼酎がちらほら。一番奥の棚にはウイスキー、ブランデー、スピリッツなど。
古いのが多いけど意外と並んでいるお店で安心。奥からご主人登場。軽く挨拶して拝見させてもらう。
まず目を引くのはバランタイン30年。まあまあ古そう。今回はジャパニーズウイスキーを探しているのでお見送り。
ご主人にジャパニーズウイスキーはないかと尋ねるが全然ないとのこと。
いろいろ見渡して欲しいのも無さそうななので、帰ろうと振り返った時、後ろの棚の奥に知多、宮城峡、竹鶴を発見(笑)
目線からは死角になっていて、ご主人も「あれ、こんなとこにもあったんか。もう何があるかわかってないねん(笑)」とのことでおいおいと思いながら、購入できるか確認をして取り置きでもないので大丈夫とのこと。
4,620円で購入しました。
ウイスキー探し酒屋巡り二件目【ローヤル12年・15年】
次は一件目のお店から近くにあるお酒を扱ってる小さなコンビニへ。ヤマ○○Yショップです。
めっちゃ細い道を走っていくとありました。お店前に車を止めて入店。
お店の奥にお酒の棚があったので拝見していくと、角やらホワイトホースやらがある程度。
ん?一番上の棚の角に山崎の値札が・・・。
跡形もなくご主人に尋ねるとちょっと前に買っていかれたとのことでもう入らないと思うとのこと。
取ってみると入っていて中はかなり綺麗。しかもその奥にローヤル15年の箱も発見。
初めて見たのでコレクションとして即購入。
ローヤル12年は3,000円で購入しました。
ローヤル15年は5,000円で購入しました。
ウイスキー探し酒屋巡り三件目は?
コンビニで休憩しつつ、酒屋さんを探していると近くにあったのでナビで向かいます。
またまた小さな酒屋さんで、お店前に車を止めて入店。
めっちゃ木造のお店で築年数が気になる(笑)
レジには年配のご夫婦で優しそうな奥さん。一声かけて拝見させてもらう。
オールドのでかい特級ボトルやトリスの古いボトルがちらほら。
オールドのポケットボトルが箱入りで綺麗な状態であったので購入。
これも箱入りでビニールに巻かれていてめっちゃ綺麗な状態だったので即購入(笑)
今日はローヤルに縁がある日でした。これでどちらかのローヤルも飲めそうで良かった。
ローヤル12年は3,150円で購入しました。
ローヤル15年は5,250円で購入しました。
個人経営の酒屋巡りをする注意点とメリット
保管状態には注意すること
酒屋さんでも保管状態が悪いお店もあります。日当たり抜群の窓際にボトル丸出しで置いているお店も多くみられます。どうしてもお年を召された方が経営している場合が多いのでウイスキーの扱い方を知らないお店も多いです。よく保管状態を見極めて購入するようにして下さいね。
購入したお酒やいただいたお酒は、すぐに飲まないことがあるかもしれません。アルコール飲料であるお酒には賞味期限が書かれていないことも多く、長期保存が可能だと言われています。しかしお酒は正しく保存しておかないと、未開封であっても劣化が進んでしまうことがあるため注意が必要です。 今回はお酒の正しい保...
それでも個人経営の酒屋さんをまわるメリットがある
メリットは何かと言うと
- 綺麗な箱が付いている
- 終売の年代物ウイスキーに出会える可能性がある
- お店の方と話す事で入荷の情報が得られる
- 保存状態の良いボトルが当時の価格のままで置かれている
- たまに昔のコレクションなどを売ってくれる場合がある
このようにまわるだけでもこれだけのメリットがあります。
スーパーなどで売られているウイスキーにはだいたい箱が付いていません。ですが個人の酒屋さんには綺麗な箱が付いています。これは贈答用に売ることを想定して用意しているからだと思います。
どこの酒屋さんも・・・
個人経営の酒屋さんで話していると、みんな口をそろえて言うことがあります。
それは悲しいことに「こんな小さい店をメーカーは相手をしない」そうです。
メーカーに納品をお願いしても全く入荷できることがないそうです。
お酒のブローカーがいるそうで、「人気があるものはそちらにまわされ全然入らないと・・・」あとコロナ前は中国人から電話がかかってきて買い占めされることもあったそうです。
そこからプレ値で転売されているというのが、今のジャパニーズウイスキーの現状のようです。
日本のウイスキーはここ10年ほどで人気が非常に高まっています。日本産のウイスキーは「ジャパニーズウイスキー」と呼ばれ、世界5大ウイスキーの一つとして認識されています。実際に世界的なコンクールで日本のウイスキーが表彰されることも多く、お酒のプロからみても価値の高いものだと評価されていることがわかります...
最後に
初めての方はなかなか入るのに躊躇してしまうかもしれませんが、気さくな店主さんが多いので安心して入店してみて下さい。
あまりお客さんが入らないのか店主の方も少し警戒される感じがしますので、きちんと挨拶は忘れないようにしましょう。