目次
群馬県の有名なお酒の銘柄
群馬県の有名なお酒の銘柄はいくつかあります。歴史でもお話しした牧野酒造の大盃、機械をできるだけ省いた昔ながらの酒造りで縁起の良い銘柄として有名な當選、聖酒造の関東の華、自然にこだわる蔵元永井酒造の水芭蕉、気軽に飲める辛口純米酒を作り続ける蔵元今井酒造店の上州風まかせ、まったくの素人の状態で一から造り始めたという分福、300年以上の歴史を持つ龍神酒造の尾瀬の雪どけ、2010年からの酒造り再開で単一の品種でしかも単一地方の同年収獲の米を使用した清水屋酒造の榮万寿、明治35年創業の、地元に密着した蔵元大利根酒造の左大臣、伝統的にもち米4段仕込を行う柳澤酒造の甘口地酒である結人、山廃と速醸の中間とも言える近代山廃と言う手法を取っている山川酒造の光東、利根川育ちなどが挙げられます。また高額でレアなお酒は高価格で買い取ってくれるお酒買取業者も多くありコチラのページでご紹介しております。
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群馬県の地酒の歴史
群馬県の地酒の歴史は江戸時代に入ってから充実を迎えます。もともと地酒の原型のようなものはあったのですが、現代のようなスタイルの地酒となったのは徳川家康が江戸幕府を開いた時に始まります。
今から300年以上前、元禄3年に創業した牧野酒造の草津街道沿いで、初代・長兵衛の手で酒造りが行われたのです。草津温泉に向かう旅人や地元の人のために酒造りが行われ、そこから多くの蔵元が徐々に酒造りを始めていきました。もともとすんだ空気と大自然の山々。そこから広がる豊かな平野そして川が流れ、酒造りにも適した土地であったことから、現在も地酒づくりが行われているのです。そして平成の時代になり群馬県産「若水」は平成3年7月に関東地方で初めて酒造好適米として認められ、地産の米を使っての地酒づくりも行われるようになりました。
群馬県の地酒の特徴
群馬県の地酒の特徴としてはソフトな飲み口のお酒が多いということが挙げられます。
その理由として酒造りに使われる水の多くが上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の軟水を原料としており、その軟水によってまろやかな、ソフトな飲み口の地酒を生み出しているのが特徴です。もちろん多くの蔵元がそういった軟水をうまく操り、キレのある群馬の地酒の特徴を持たないお酒造りを行っているところもあります。ただ、総じて軟水で仕込まれた群馬の地酒はソフトな印象が多いというのは特徴と言えるかもしれません。
群馬県の地酒の発展
群馬県の地酒の発展として酒造好適米「若水(わかみず)」が挙げられます。これは地酒をはじめとした日本酒を作るのに適したお米であり、平成になってようやく地元の銘柄の酒造好適米として認められたものです。この若水の登場により、名実ともに群馬の地酒と言えるものがつくられるようになったと言っても過言ではありません。また、この若水は心白と呼ばれるコメの中央字できる空間が多い特徴があります。この心白に麹菌の菌糸が入り込むことで地酒の原料の一つである良質な麹ができやすいという点から優秀な酒造好適米と言われています。
群馬県の地酒のおいしい飲み方
群馬県の地酒のおいしい飲み方としては、やはり下仁田のネギを焼いたものやこんにゃくを使った煮物や田楽と言ったこんにゃく料理、そして意外なのが焼きまんじゅうともまろやかな口当たりの多い群馬の地酒をおいしく飲むことができます。群馬県の地酒の飲みごたえですが、例外はあるのものソフトな飲み口のお酒が多いことから、すっきり飲むことができるという印象です。ですので、飲みやすいという特徴がありますから飲む量は調整するのがおススメです。
水芭蕉
大自然の水と厳選された米を使用しています
水芭蕉は群馬を代表する銘酒です。
水、米、技、全てにこだわり、丁寧に作られた日本酒です。
全量契約栽培を行い、信頼の農家さんが丹精込めて育てたお米、兵庫県特A地区の山田錦を使用しています。
群馬県最北部に降る豊富な雪や雨が尾瀬の大地にゆっくりと濾過されて、川場村の地で汲み上げられる水はミネラルをたっぷり含んでいます。
明治19年より受け継がれてきた蔵人の伝統と技術が加わり、口に入れた時にフワッと膨らみ喉を通した後にほのかな甘みが口中に広がります。
大自然の水と厳選された米、蔵人の技により大変素晴らしいお酒を造られていて、全て蔵元直送です。
兵庫県特A地区の山田錦のお米を使用しています
ほのかな甘みが口中に広がります
ミネラルたっぷりな大自然の水を使用しています
- 酒造
- 永井酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県利根群川場村門前713
- 電話番号
- 0728-52-2311
- 価格帯
- 1,188~1,1340円
- ホームページ
- http://www.mizubasho.jp/
群馬県にある永井酒造は、水芭蕉・谷川岳といった銘柄で知られる老舗の酒造です。伝統と技術を兼ね備えた蔵でつくられた日本酒は、世界中で愛されています。 一体なぜここまで愛されるのか、どんな味わいがするのか?その秘密を紐解いていきましょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール ...
谷川岳
川場村のやわらかく甘い水が表現する、谷川岳の大自然
利根川源流にある標高1977mの谷川岳は、日本百名山の一つに数えられる名山。この壮大な自然をイメージして醸造されたのが、群馬の地酒「谷川岳」。
創業者がほれ込んだ、川場村のやわらかく甘みのある水を使い、大自然をイメージして醸造されています。
純米大吟醸や、超辛純米、辛口ファンにはたまらない「とび辛」などの定番ラインナップのほか、季節ごとの限定品などは贈答にも喜ばれますよ。
キレのある純米大吟醸の、バランスのとれた味わいや控えめな香りは、どんな料理とも相性ぴったり。リーズナブルな価格帯ですので、食卓にもぴったり。コクとキレのバランスを楽しんで下さい。
利根川源流の谷川岳の壮大な自然をイメージ
辛口ファンにはたまらない「とび辛」など豊富なラインナップ
スッキリとした辛口で、料理とのバランスもよし
- 酒造
- 永井酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県利根郡川場村門前713
- 電話番号
- 0278-52-2311
- 価格帯
- 1800ml 1,680円~
- ホームページ
- http://www.nagai-sake.co.jp/
群馬県にある永井酒造は、水芭蕉・谷川岳といった銘柄で知られる老舗の酒造です。伝統と技術を兼ね備えた蔵でつくられた日本酒は、世界中で愛されています。 一体なぜここまで愛されるのか、どんな味わいがするのか?その秘密を紐解いていきましょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール ...
尾瀬の雪どけ
群馬県の地酒尾瀬の雪どけ!フルーティーな味わい
群馬県は水や空気、気温などがお酒を作る条件に合っている土地で美味しい地酒もたくさんあります。尾瀬の雪どけもその中の1つです。群馬県の水源は軟水という事もあり口当たりがソフトで飲みやすいのが特徴です。
尾瀬の雪どけの純米大吟醸生詰は口に含むとフルーティーな香りや甘味が感じられ、ジューシーで新鮮な味わいが魅力です。
尾瀬の雪どけは精米歩合50%で造られている純米大吟醸で、値段もリーズナブルとコストパフォーマンスが高いのも人気の理由です。
歴史のある龍神酒造で作られた尾瀬の雪どけは口当たりが柔らかく価格もリーズナブルなので日本酒初心者の方でも飲みやすい地酒となっています。
フルーティーでジューシーな味わい
コストパフォーマンスが高いのが定評
日本酒初心者さんでも飲みやすい
- 酒造
- 龍神酒造(株)
- 酒蔵住所
- 群馬県館林市西本町7-13
- 電話番号
- 0276-72-3711
- 価格帯
- 2500円~3240円
- ホームページ
- http://www.ryujin.jp/
「尾瀬の雪どけ」というお洒落な名前のお酒があります。上州のお酒で、群馬県館林市にある龍神酒造株式会社の醸造する日本酒です。南部流の伝統技術に基づいた酒造りをする一方、最新技術の導入にも積極的で、設備面と技術面では県内随一ともいわれている酒蔵です。 dencross 「尾瀬の雪...
赤城山
群馬の地酒といったらコレです。群馬県赤城山の麓で造られている群馬の地酒
赤城山のお水にこだわり、造っている為からその名も赤城山
あかぎやまとは読みません。あかぎさんと読みます。
因みに山の本体は、あかぎやまと呼ばれます。
創業140年以上の老舗です。群馬県大間々町(現みどり市)で酒造業を始め、赤城山の伏流水を仕込み水に辛口一筋でやってきたそうです。
赤城山の麓に位置するため「赤城」として発売一番初めは販売を開始したそうです。それから「赤城正宗」に改名し、その後「赤城山」に改名したみたいですね。さすがに長年の歴史があります。
赤城山の水は淡麗、辛口に最適。地元では、燗でも冷でも愛飲されています。
赤城山の伏流水を仕込み水に使用しています
辛口にこだわり140年以上の歴史を持ちます
地元では、コンビニで売られる程、一般的に愛されています
- 酒造
- 近藤酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県みどり市大間々町大間々1002
- 電話番号
- 0277-72-2221
- 価格帯
- 720ml 840円~
- ホームページ
- http://akagisan.com/
龍神
昔からの伝統と技法を継承している酒造
吟醸蔵として特定名称酒のみを製造していて機械ではなく全て手作業による伝統の日本酒造りを地元の若手社員のみで行っています。
最高峰の酒米である兵庫県産の山田錦を中心に雄町、五百万石などの酒造好適米から幻の酒米、愛山まで複数の酒米を用いて米の個性を引き出す酒造りを目指して日々精進しています。
龍神には14種類ありますが原料米や精米歩合がすべて違うためどの種類も飲み口や後味が変化し自分好みの1本を見つけられると思います。
中でも人気なのは純夏米の生詰です。メロンのような穏やかな香りで米の旨味と軽快な酸で上品なコクと後味のキレが特徴あるやや辛口の食中酒でこれから暑くなる季節にピッタリの1本です。
機械に頼らずすべて手作業で行う酒造り
酒造好適米を厳選し使い分けるこだわり
これからの季節にピッタリな純夏米の生詰
- 酒造
- 龍神酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県館林市西本町7-13
- 電話番号
- 0276-72-3711
- 価格帯
- 1780円~23500円
- ホームページ
- http://ryujin.jp
「龍神 吟醸 隠し酒」は、グラスに注ぐとフッと立ち上がる華やかな果実のような香り心地のいお酒。口を付けると白桃のような香りが鼻へ抜けていきます。 dencross 口当たりは滑らかで心地の良い甘みと米のうま味が広がっていきます。スーッと喉奥へ消えながら、キレがよく、淡い余韻と...
清りょう
全国で大人気!種類豊富な伝統の味
清りょうは町田酒造の酒蔵がある前橋で長年愛されている地酒です。
登録商標にもなっているメインブランド「せいりょう」は酒蔵創業よりのお酒。命名は漢学者だったたのが災いしたのか、「りょう」の字はいまだにデジタル化されいないため表示ができません。しかし、口偏の「寮」の字で「りょう」と読む由緒正しき字。神聖清らかなお神酒を口に戴くというイメージから付けられた名前。「りょう」の字はイメージにふさわしいものです。しかし残念なことに、デジタルでは「清りょう」なってしまいます。
酒造には敷地内の井戸から湧いている、口当たりのいいまろやかな軟水が使用されています。
原料米は全量を自主流通米を使用しており、精白度は平均60パーセントという高水準をキープしています。
インターネットでも手軽に購入できるので、入手はとてもしやすいと思います。
口コミでもその評判は高いのですが、メディアでも何度も取り上げられていて、中でも清りょうのなかでも特に高品質な「清りょう大吟醸」は独立行政法人酒類研究所の全国新酒鑑評会において3年連続金賞を受賞経験がある折り紙付きの地酒です。
酒質は香りがしっかりとあり、のどごしも良い
清りょうの種類によって合う料理が違う
伝統あるお酒で数多くの受賞経験がある
- 酒造
- 町田酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県前橋市駒形町65番地
- 電話番号
- 027-266-0052
- 価格帯
- 1,600円
「町田酒造(株式会社町田酒造店)」は群馬県前橋市にある日本酒の酒蔵です。創業は1883年(明治16年)で、130年以上の歴史がある酒蔵です。 dencross 初代町田卯三郎の時代から「厳選一筋」を家法とした酒造りを行っており、「きめ細かく丸みのある風味」の酒質を守り続けてい...
流輝
フルーティでクセが少ないおすすめの地酒
藤岡市御荷鉾山系から湧き出す名水で酒造りをしています。現代の機械化に逆らい、米の手洗い、自然放冷など昔ながらの方法で作ったお酒はマスカットのような立ち香と微量なガス感を感じることができ飲みやすく食前酒にもおすすめです。無濾過生酒のお酒でデザートのような感覚で飲むこともできます。
そして、しっかり冷やしてから飲むとさらにさっぱりしていて美味しいです。
作っている酒場は小さい所ですが、小さいからこそ丹精を込めて美味しいお酒を作ることができます。
価格も飛び抜けて高いわけではなく、手が出しやすいお酒だと思います。
群馬県藤岡市御荷鉾山系の名水から作られる
昔ながらの手法で作られており機械化の波に逆らっている
デザートのような感覚で飲むこともできる
- 酒造
- 松屋酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県藤岡市藤岡180
- 電話番号
- 0270-22-0022
- 価格帯
- 1350円~2970円
- ホームページ
- https://www.tousenkura.jp/
聖
創業1841年の歴史ある日本酒
聖は若水特別純米本生原酒、にごり酒、2種類の特別純米酒の計4つのラインナップに分かれています。
その中でも若水特別純米本生原酒は群馬県産「若水」を使用した地産地消の清酒で、若水の力強くしっかりとした米の旨みと、すっきりしたキレのある喉越し、そして搾りたてらしい吟醸香が特徴です。
また山田錦を使った純米酒は、口に含むと溢れるジューシーさとフルーティーさが飲みやすく旨味が凝縮されています。
価格は720mlならどの種類も1,000円台で購入出来てしまうのでリーズナブルですが、季節や期間限定の販売なため完売していることもあります。
群馬県産「若水」を使用した地産地消の清酒
価格が1,000円台とリーズナブル
山田錦を使った純米酒はフルーティで濃厚な旨味
- 酒造
- 聖酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県渋川市北橘町下箱田380
- 電話番号
- 0279-52-3911
- 価格帯
- 1,350円~ 10,800円
巌
享保14年からの歴史が長い酒造
高井株式会社は享保14年創業で清酒巌、上州の寒梅、その他諸々の酒を製造しており中でも清酒巌は昭和62年当地に新築して以来人気を維持しております。
水はきれいで澄み切った好適地で杜氏以下が全力を注いで醸り上げた自信作です。
特別純米酒、辛口本生は蛍光緑のラベルが印象的で香りは少ないもののキレが強く喉ごしがさっぱりしているのが特徴的でクセになる方が続出しています。辛口が好きな方にはおすすめしたい1本です。
中でも人気なのは特別純米吟醸 五百万石、ひとごこちです。花のような鼻を抜ける爽やかな香りで甘味、旨味、酸味のバランスが良く上品な口当たりで迫力がすごくとても飲みやすい日本酒です。
歴史が長く恵まれた好適地での酒造り
ラベルが印象的な辛口の特別純米酒
上品でバランスの良い特別純米吟醸、ひとごこち
- 酒造
- 高井株式会社
- 酒蔵住所
- 群馬県藤岡市鮎川138
- 電話番号
- 0274-24-0011
- 価格帯
- 1080円~5140円
- ホームページ
- http://gunma-sake.or.jp
大盃
関東信越国税局酒類鑑評会で最優秀賞を受賞
1690年から続いている酒蔵で作られたお酒です。榛名山にある伏流水を使っています。その中でも大盃大吟醸は第74回関東信越国税局酒類鑑評会で最優秀賞を受賞したお酒なんです。
辛口のお酒はコクと甘みがあり、喉越しはすっきりとしていて飲みやすいんです。
そのほかにも純米酒や純米原酒なども取り扱っています。純米原酒や特別純米酒は、マスカットやメロンような香りを放ちながら甘みや酸味のバランスがとても良い一本です。
公式通販サイトでは720mlから販売していますので、飲み比べてみるのも良いですね。日本酒が苦手な方には、大盃では梅酒もありますのでぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
第74回関東信越国税局酒類鑑評会で最優秀賞を受賞したお酒
辛口のお酒は喉越しがすっきりで、甘みとコクが口に広がる
純米酒や純米原酒、梅酒なども取り扱っている
- 酒造
- 牧野酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 群馬県高崎市倉渕町権田2625-1
- 電話番号
- 027-378-2011
- 価格帯
- 821円~10,800円
- ホームページ
- http://www.makino-sake.co.jp
群馬泉
燗がおすすめ!山廃造りで作られたお酒
代々継がれてきた山廃造りという伝統手法で作られたお酒です。天然乳酸菌や自然の持つ力を用いて作っています。
酸と甘みが主張するお酒で、辛口です。おすすめの呑み方は、常温や燗で呑む方法です。甘みや香りが一段と増します。熱燗にしすぎると、バランスが崩れてしまう場合があるそうです。
個人差がありますので、自分のお好みの温度で何回か呑むと良いのではないでしょうか。小さいサイズから販売していますので、気軽に試し呑みもできますね。
ほかにも淡緑というお酒もあります。こちらは口当たりがとてもよく、ふんわりとした甘みが口の中に広がります。どちらも手に入りやすい価格なので一度味わってみてくださいね。
伝統手法の山廃造りで作られている
酸と甘みが口の中に広がる辛口のお酒
燗にすることで香りや甘みが増す
- 酒造
- 島岡酒造(株)
- 酒蔵住所
- 群馬県太田市由良町375-2
- 電話番号
- 0276-31-2432
- 価格帯
- 370円~3,695円
- ホームページ
- https://shimaokasyuzo.com/
- 通販
分福
昔ながらの手作りで作られた最高の大吟醸
赤城山系の天然水にこだわり、契約栽培の自然栽培米を原料に作られています。この蔵元では手作りで酒を醸すことにこだわっています。1つ1つ丁寧に作っているんですね。
中でも分福は大吟醸・純米吟醸・吟醸の3つがあります。大吟醸は蔵元の力が全て詰め込まれている最高の商品です。純米吟醸は醸されたお酒を3年ほどじっくりゆっくち冷温貯蔵することで作りあげています。
ふくよかな旨味とやわらかな香りを感じるお酒です。対して吟醸は香り高く、味が広がる辛口のお酒になっています。小さなボトルから販売していますので、飲み比べて自分の好みを探すのもいいですね。
昔ながらの手作りで作られたお酒
赤城系の天然水と契約栽培の自然栽培米に拘って作っている
大吟醸・純米吟醸・吟醸があり、小さいサイズの販売もある
- 酒造
- 分福酒造
- 酒蔵住所
- (本社)〒374-0029 群馬県館林市仲町3-15
(蔵 工場)〒374-0047 群馬県館林市野辺137
- 電話番号
- (本社)0276-72-0050
(蔵 工場) 0276-72-0017
- 価格帯
- 550円~5000円
- ホームページ
- http://www.bunbuku.net/
- 通販
左大臣
蔵元が呑みたいお酒!食中酒にぴったりなお酒
蔵元自身が呑みたいと思うお酒を目指して作られたお酒が左大臣です。尾瀬麓の伏流水と、県内でお酒に合うお米を厳選して長期低温発酵させて作っています。
そうして作られたお酒は、深みとコクがあり、食中酒に丁度良い和やかな香りと甘さを持っています。冷やでも常温でも、どんな呑み方にでも合います。
特にオススメなのがぬる燗で、気持ちのいい余韻が楽しめます。他にも三年以上熟成させたお酒は、和食だけでなく中華や豚料理などにも合うようなまろやかさを持ち合わせています。
また最近ではお米の形に添って精米する方法の扁平精米法を使ってお酒を作っています。日々新しいお酒の研究に力を入れているのも特徴ですね。
食中酒にぴったりな和やかな香りと甘さを持っている。
どんな呑み方でも美味しく飲むことができる。
三年熟成させたお酒や、扁平精米法を用いたお酒がある
- 酒造
- 大利根酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県沼田市白沢町高平1306-2
- 電話番号
- 0278-53-2334
- 価格帯
- 500円~3600円
- ホームページ
- http://www.sadaijin.co.jp/
- 通販
桂川
甘口が大好きな方必見!お米の旨味と甘味を最大限引き出したお酒
明治10年から今まで長い歴史を持つ蔵元です。この蔵元では「もち米四段仕込み」でお酒を作っています。通常お酒を作る時は三段仕込みなのですが、ここにもう1手間を加えることで甘味が出ます。
お米が持つ旨味と甘味を残す作り方に拘り、代々受け継がれてきた製法により作られたのが桂川です。その製法で作られたお酒の味は、お米の持つ力を最大限引き出しています。
甘口のお酒を主に酒造しているので、甘口が好きな方にはとてもオススメしたいお酒です。値段も手頃な価格から入手することができますので、ぜひ一度お米の持つ甘味をご賞味ください。
明治10年からの長い歴史を持つ。
もち米四段仕込みで醸造している。
お米のもつ旨味と甘味を最大限引き出したお酒。
- 酒造
- 柳澤酒造(株)
- 酒蔵住所
- 群馬県前橋市粕川町深津104-2
- 電話番号
- 027(285)2005
- 価格帯
- 1,000円~8,000円
- 通販
秘幻
モンドセレクション金賞受賞。野菜に合うお酒
厳選された兵庫県産の山田錦と浅間山麓の雪山から湧き出ている天然水を使って醸造しているお酒です。
2013年~2016年のモンドセレクション金賞を受賞しています。この酒蔵では、それぞれの製品に合わせた貯蔵方法や貯蔵温度で品質管理をしています。
より良いお酒を提供するために管理にとても力を入れているんです。香りを適度に抑えたお酒は、料理との相性も抜群です。
それぞれお酒によって合う料理がありますが、特に野菜に合うお酒をコンセプトに作られています。他にも浅間山と名がつく日本酒やリキュールも販売していますので、丁寧に作られたお酒を堪能してみてください。
2013年~2016年のモンドセレクション金賞を受賞したお酒
製品に合わせた貯蔵方法や貯蔵管理をしている
野菜に合うお酒をコンセプトに作っている
- 酒造
- 浅間酒造株式会社
- 酒蔵住所
- (本社 本社工場)〒377-1304 群馬県吾妻郡長野原町長野原30-8
(観光センター 第二工場)〒377-1304 群馬県吾妻郡長野原町長野原1392-10
- 電話番号
- (観光センター 第二工場)0279-82-2045
- 価格帯
- 1810円~10000円
- ホームページ
- https://asama-sakagura.co.jp
- 通販
譽國光
純米酒のコクとすっきりさが共存!全国的にも珍しいお酒
自然の力を利用して作る製法を取り入れてお酒を作っている蔵元です。さらにこの蔵元は関東で唯一名誉賞を受賞しました。
昔の輸送手段が整っていない時代でも品質が劣化しない強さと旨さを兼ね備えていたお酒だったからなんですね。中でもおすすめしたいのが譽國光です。
純米酒・純米吟醸・純米大吟醸と3種類ありますが、特別純米酒はモンドセレクション金賞を5回も受賞したお酒なんです。コクとすっきりさが共存する、全国でも珍しい純米酒です。
控えめなお酒なので、食中酒として活躍します。まろやかさが好きな方には純米吟醸酒がおすすめです。こちらはすっきりさとさわやかさを併せ持った甘口のお酒で、食中酒としてもピッタリですよ。
自然の力を利用して作る製法を取り入れている
純米酒はコクとすっきりさが共存する、全国でも珍しいお酒
控えめなお酒なので食中酒にピッタリ
- 酒造
- 土田酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県利根郡川場村川場湯原2691
- 電話番号
- 0278-52-3511(酒造事務所)
0278-52-3670(観光事務所)
0120-447-413(通販専用)
- 価格帯
- 1300円~5400円
- ホームページ
- https://www.homare.biz
- 通販
船尾瀧
料理に合うお酒!料理と組み合わせて楽しもう
船尾瀧では様々な商品を扱っています。たくさん種類があるため迷ってしまいそうですね。そんな時は定番の商品を試してみてはいかがでしょうか。
船尾瀧の定番は本醸造辛口です。口当たりはすっきりとしていて、キレのある後味が特徴です。
料理に合わせやすく、冷やしても燗でも楽しめる万能なお酒です。次に最高級のお酒を紹介します。それは大吟醸です。
大吟醸では香りと淡麗さを味わうことができます。価格も一番上ですが、価格に見合ったお酒の味わいが広がることでしょう。
他にも白身魚にあうものや晩酌にピッタリなものなど、自分に合うお酒を見つけてみてください。
本醸造は口当たりがすっきりとしていてキレがある後味
大吟醸は香りと淡麗さを味わえ、白身魚に合う
様々な種類のお酒があり、自分の好みや料理に合わせられる
- 酒造
- 柴崎酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 群馬県北群馬郡吉岡町下野田649-1
- 電話番号
- 0279-55-1141
- 価格帯
- 340円~6840円
- ホームページ
- http://www.funaotaki.com/
- 通販
利根錦
全てに拘って作られたお酒。その土地ならではの旨味
お酒への拘りを強く感じる蔵元です。米には山田錦や美山錦、群馬県産の舞風を使用しています。水は日本酒の仕込みに最適な名水を使用することで口当たりが良く、飲み口がやわらかくなります。
この蔵元では手作りでお酒を作っています。手間隙をかけて作っているお酒だからこそ、旨いお酒ができます。
利根錦は、そんな素晴らしい環境で生まれたお酒です。穏やかな味で飲みやすいと評判です。本醸造になると上品な甘さと香りが見事に重なり合いまろやかな味になります。
純米酒を飲んだら、さっぱりとしながらも旨味を感じられることでしょう。
米・水・環境・伝統に拘って作られたお酒
穏やかな味で飲みやすく、熱燗でも美味しい
本醸造では上品さ、純米酒ではサッパリさと旨味を味わえる
- 酒造
- 株式会社永井本家
- 酒蔵住所
- 群馬県沼田市下発知町703
- 電話番号
- 0278239118
- 価格帯
- 750円~3460円
- ホームページ
- http://www.nagaihonke.co.jp/
- 通販
浅間山
草津温泉でも振る舞われている銘酒「浅間山」
浅間酒造は群馬県の国道145号線の長野原地区にあって、主酒名である「浅間山」は其の名に因んだ代表的な銘柄です。
草津温泉に近いことからココの各旅館などでも出されている評判のいい日本酒です。
又、其の名の通り此の長野原地域からは南方に実際の今も煙を吹浅間山も、見通しの良いところでは遠望できます。
浅間酒造は国道沿いで観光センターも兼ねていて実際にレストランで試飲も出来ます。
特に、日本酒はいわば「浅間杜氏」による専門の酒造りを行っていて、此のあたりの地形は冬は寒さが厳しく、一月は例年10℃以下まで冷え込みます。
その厳しい環境下で技術者達は酒造りに日々精進しています。
食事の邪魔をせずずっと飲み続けられるまろやかなお酒
浅間酒造は国道の観光センターで試飲できる
- 酒造
- 浅間酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 群馬県吾妻郡長野原町大字長野原1392
- 電話番号
- 0279-82-2045
- 価格帯
- 1,179円~3,888円
- 通販
トリプルはてな
初代からの家法の酒造りを継承している酒蔵
醸造しているのは、群馬県の県都前橋で蔵を構える「株式会社町田酒造店」。明治16年(1883年)、現在も酒蔵がある前橋市駒形町で創業しました。爾来、「きめ細やかな清らかな酒」をモットーに、家法である「厳撰一筋」を守り、日本酒造りに励んでいます。
全国新酒鑑評会では7回の金賞を受賞し実績もある酒造です。
町田酒造では水にこだわっていて利摂川の豊富な伏流水を敷地内の井戸からくみ上げ初代から今でもその軟水を使用することで柔らかくまろやかな口当たりのよい日本酒の原点となっています。
町田酒造の???(トリプルはてな)は限定入荷で数量限定のためとても珍しい日本酒です。ラベルのデザインが特徴的でリーズナブルな価格なので手に取りやすいと思います。米の甘みが強く口当たりがまろやかでコストパフォーマンスがよいことから好んで飲む方が増えています。
初代からの家法を現在も継承した酒造りを行っている。
全国新酒鑑評会で7回の金賞を受賞する実績のある酒蔵
???(トリプルはてな)のファンが年々増えているコスパの良さ
- 酒造
- 町田酒造
- 酒蔵住所
- 群馬県前橋市駒形町65
- 電話番号
- 027-266-0052
- 価格帯
- 1080円~5400円
- ホームページ
- http://www.seiryo-sake.co.jp
詳細情報
「町田酒造(株式会社町田酒造店)」は群馬県前橋市にある日本酒の酒蔵です。創業は1883年(明治16年)で、130年以上の歴史がある酒蔵です。 dencross 初代町田卯三郎の時代から「厳選一筋」を家法とした酒造りを行っており、「きめ細かく丸みのある風味」の酒質を守り続けてい...
まとめ
本格的な地酒づくりが始まったのが江戸時代以降と関西に比べてやや浅いとも言える群馬の地酒の歴史ですが、その当時から連綿と酒造りが続けられている老舗の蔵元なども多く酒造者として見た場合は関西に引けを取らない伝統を持っています。そんな群馬の地酒ですが、上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の軟水を使用した優しい味わいが特徴で、飲みやすい地酒が多くあります。また群馬の食品との相性も良く、こんにゃく料理をはじめとしてネギや焼きまんじゅうと言ったものといただいても美味しく飲めるのも魅力です。
平成になり、若水と言う群馬特産の酒造好適米の誕生によって地元のお米で地酒が作れる環境になったという点も特筆すべきポイントと言えるのではないでしょうか。また多くの有名な銘柄があり、大小合わせると20以上の蔵元からそれぞれ個性的で魅力的な地酒を製造しているのも群馬県の地酒の特徴と言えます。