名古屋でしか買えない限定のお酒は?お土産最適、愛知の日本酒地酒22選

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名古屋でしか買えない限定のお酒は?お土産最適、愛知の日本酒地酒

愛知県は日本列島のほぼ真ん中に位置する県で、山・海と自然が多くあります。また名古屋を中心に栄えた都市も多く、歴史の中では数々の文化が発展してきたことで知られています。

そんな愛知県といえば、味噌が有名で発酵食品がたくさん作られてきたことも有名です。発酵の技術は日本酒の醸造にも活かされており、愛知では多くの美味しいお酒が製造されています。

愛知の上質な水とハイレベルな技術を持って作られるお酒は、多くの日本酒ファンを魅了しています。ここでは愛知の濃い味グルメにも負けない地酒を紹介するので、ぜひお酒選びの参考にご覧ください。
 

愛知県の地酒の歴史!宮廷や将軍へのお酒献上も

愛知県の地酒の歴史!宮廷や将軍へのお酒献上も
愛知県といえば日本有数の大都市の名古屋市などが有名ですが、県内の酒造りは日本最古の歴史書の古事記にも記されていて長いです。

県内の特徴は酒造りに適した気候風土に恵まれ、地酒ファンをうならせる旨口の酒が揃っています。日本最古の歴史書の古事記や日本書紀はヤマトタケルが熱田の地で大盃を献上するシーンが描かれ、8世紀の初め頃に行われたようです。

愛知県は古代の朝廷があった大和や京都との交通の便が良く、交流が活発で早くから酒造技術が伝わって朝廷や伊勢神宮などに捧げられていました。戦国時代には織田信長が本拠を置く清洲城下に多くの酒屋があり、江戸時代には徳川御三家の筆頭格として発展し名古屋城下の酒造業が急速に発展しています。

県内の酒造りは知多半島や西三河地区で、現在でも多くの酒蔵が残っています。愛知といえば自動車産業などのモノづくりが有名ですが、実は全国区で名前が知られている有名な地酒も多く、お酒を探す上でも注目したいエリアになります。
 

愛知県の地酒はミネラルを含む水で作られる甘口酒

愛知県の地酒はミネラルを含む水で作られる甘口酒
愛知県の地酒の特徴は全国でも有数の発酵や醸造文化が発達した地域のため、古くから醤油や味噌、酢などが作られました。こうした発酵や醸造の技術は日本酒造りにも生かされ、かつては兵庫県の灘地方と国内での生産量を二分したと伝えられています。

愛知県は濃尾平野を流れる木曽川や長良川、揖斐川など木曽三川の伏流水はミネラルをバランス良く含み仕込み水に向き、良質な酒造適合米を育てやすい環境にあります。

そんな愛知のお酒は、愛知特有の食文化と共に成長してきました。味噌カツや味噌煮、手羽先といった濃い味グルメにも負けないくらいの「甘口酒」が多く、飲みごたえのある日本酒をお探しの方にはぴったりです。

なお愛知には40を超える酒造があり、酒造数では全国7位にランクインするほどと言われています。酒造や銘柄によっても味わいが大きく異なるので、比べてみるのも面白いことでしょう。
 

名古屋名物に合わせたい!愛知で人気の地酒10選

愛知には多くの有名なお酒があります。

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例えば丸石醸造株式会社の二兎は二律背反する特性のバランスを追求し、元禄時代に創業した老舗の蔵元で特約店限定銘柄です。
山忠本家酒造は江戸時代中期の寛政年間に創業した老舗の蔵元で、義侠は米にこだわる酒造りを行っています。老舗の酒造が多いことも、愛知県の特徴と言えるでしょう。
関谷醸造の蓬莱泉は幕末の1864年に創業した東三河の老舗の蔵元で、蔵人のチームワークを大切に和醸良酒を合言葉に酒造りを行っています。
奥は尊王蔵元の屋号で知られる山崎合資会社で1903年の創業で、西尾市の幡豆地区で酒造適合米の夢山水を22%まで磨き上げて作っています。

もちろん老舗の伝統酒だけでなく、新しい取り組みで作られるお酒も多いです。例えば醸し人九平次は、“ワイングラスで飲むと美味しい”と評価され三つ星レストランなどでも採用されています。

愛知県の地酒は地域の特色を活かした銘柄が多くて酒米や水などにこだわり、長い歴史があるため製法や飲み方などを研究すると美味しく味わえることが魅力です。
 

【醸し人九平次】ワイングラスで飲みたいエレガントなお酒

酒造名 萬乗醸造
住所 愛知県名古屋市緑区大高町西門田41
電話番号 052-621-2185
価格帯 1,944円~9,169円
ホームページ http://kuheiji.co.jp
お酒の特徴 ワイングラスでフレンチとともに味わいたい酒
フルーティーで華やかな香りとエレガントな酸の調和
フランス三つ星レストランでも提供される酒

萬乗醸造は愛知県名古屋市緑区にある酒造メーカーで、代々当主が「九平次」を名乗り、現在若き蔵元で15代目になります。

日本酒の新しい可能性を信じ、気品、優しさ、懐かしさを感じるエレガントな日本酒を作ることを目標としています。

「田を知らずしてSAKEを語って良いのか」というこだわりから、酒米は兵庫県西脇市黒田庄町に自社田を持ち自社米を自家栽培しています。また、仕込み水は300年かけて湧いてくる水をわざわざ長野県まで汲みに行くこだわりようです。

代表作の醸し人九平次は国内外で絶賛されていて、フランスにあるミシュラン三つ星レストランでも提供されているほどです

 

【国盛】バリエーション豊富で好みを見つけやすい

酒造名 中埜酒造
住所 愛知県半田市東本町2-24
電話番号 0569-23-1231
価格帯 1,076円~10,603円
ホームページ https://www.nakanoshuzou.jp/
お酒の特徴 大吟醸の金賞を受賞するなど実績がある
アルコール度数が低めで飲みやすい
地元の梅や山田錦など素材にこだわっている

愛知県知多半島にある半田市に蔵元があり、大吟醸の金賞を受賞した実績があり地域を代表する地酒です。
知多半島は梅が採れるため國盛でも梅酒のようなアレンジをするなどこだわりがあり、濃厚な味わいになるため人気があります。

國盛ファームは知多半島にあり梅の栽培を行い、水も地元のものを使うことや米は山田錦を使用して種類によって精米歩合を変えています。

國盛は様々な種類があることやアルコール度数が低いため飲みやすく、利用者に高く評価されていることや様々な賞を取っています。酒は飲みやすいことが特徴で、梅酒や果実酒などにアレンジし好みに合わせて選べることが特徴です。
 

【蓬莱泉】1864年創業の伝統ある蔵元が手掛ける

酒造名 関谷醸造 株式会社
住所 愛知県北設楽郡設楽町田口字町浦22
電話番号 0536-62-0505
価格帯 1,300円~10,584円
ホームページ https://www.houraisen.co.jp/ja/
お酒の特徴 甘めの香り、滑らかなのど越しのラインナップ
歴史ある蔵元ながら、柔軟な日本酒造りを進める先進的な蔵元
酒造り体験やオーダーメイド酒造りが体験できる施設も

愛知県にとどまらず、全国的にも有名なお酒。

本醸造、純米酒から純米大吟醸まで多種類あるため、それぞれ飲み比べたくなる日本酒です。ラインナップの中では、甘めの香り、滑らかなのど越しのものが多いように感じます。

関谷醸造は1864年創業の歴史ある蔵元です。チームワークで自家製米など各作業を丁寧に行う一方で、合理化や機械化を進めることで、高い品質を保ち、酒造りを後世に伝える、という柔軟な姿勢も持ち合わせる蔵元でもあります。

社員の酒造技術の継承・研修の場でもあり一般の方の酒造り体験やオーダーメイドの酒造りが体験できる場でもある豊田市の「ほうらいせん吟醸工房」一度訪れてみたい場所です。

 

【金鯱】何杯でも飲みたくなるほのかな甘口は食中酒にも

酒造名 盛田金しゃち酒造株式会社
住所 愛知県半田市亀崎町九丁目112
電話番号 0569-28-0250
価格帯 720ml 1,300円
ホームページ https://www.kinshachi.co.jp/
お酒の特徴 やや甘口で女性にも好まれそうです。
口当たりは柔らかな上品な味がしました。
燗酒より冷酒の方が美味しくいただけます。

趣味の会の気の合う友人4人が時々飲み会をします。先日は全国チェーン店の居酒屋で飲みました。7月に入ったばかりで暑い日が続いているので結構混んでいました。

定番通りビールで乾杯です、私を含め日本酒の好きな3人はメニューとにらめっこです。もう一人は芋焼酎のお湯割りを頼みます、私は「芋焼酎」は匂いがきつく余り好みません。

顔馴染みの店長が珍しい地酒が入り評判が良いですよ、と勧めてくれたのが愛知県の地酒「金鯱」純米吟醸酒です。
店長は冷酒がお勧めと言うので信じて頂きました。口に含むと柔らかい上品な味が広がります。

少し甘口でいくらでも飲める感じがします。刺身や焼き魚に合い、美味しかったので少し飲み過ぎました。
 

【金虎】インパクト大のラベルデザインでアート作品のよう

酒造名 金虎酒造株式会社
住所 愛知県名古屋市北区山田三丁目11番16号
電話番号 052-981-3960
価格帯 1.8L:1,720円~3,000円
ホームページ https://kintora.jp
お酒の特徴 甘口ながらも、後味サッパリしています。
フレーバー紅茶のようなフルーティーさも兼ね備えています。
ラベルデザインは、アート作品のような見た目です。

こちらの酒造は、名古屋市北区に構えています。おすすめなのが、本醸造 金虎になります。

ほのかに香るフルーティーな味わいが特徴で、後味がサラリとしているため、最後まで飲み飽きることがありません。例えるなら、フレーバー付きの紅茶のような味わいで、甘さはあるものの、ジュースのように残る甘さではなく、お口直しに最適な爽やかさです。

また、こちらの日本酒は、ラベルデザインがナゴヤクラウド ラベルデザインコンテストにおいて優秀賞を獲得しており、カラフルな色を用いた虎のデザインは、芸術性の高さをいっそう物語っています。
 

【東龍】手作りや山廃仕込みにこだわる伝統ブランド

酒造名 東春酒造株式会社
住所 名古屋市守山区瀬古東3丁目1605
電話番号 052-793-3743
価格帯 1,100円~6,868円
ホームページ http://www.azumaryu.co.jp/
お酒の特徴 江戸末期から150年続く昔ながらの蔵元
自家製米した米を使い山廃仕込みで作る
米は兵庫県産山田錦や富山県産五百万石を使用

東春酒造は江戸時代末期の1865年に善光寺街道に江戸時代の面影を残す蔵元として創業し、自然のままに酒母を育てる山廃仕込みは伝統的な手作りで濃醇な風味を生み出すことが特徴です。

酒の名前の由来は創業者の名前から東、屋号から龍と付けて地元に密着しています。自家製米した酒造に適している米を使い、山廃仕込みで作るなどこだわりがあります。

米は兵庫県産山田錦や富山県産五百万石などを使い、機械化が進む現在においても手作りにするなどこだわりを持っていることが特徴です。江戸時代から続く酒を味わえるため人気が高く、他の種類とは違った風味を堪能できます。
 

【長珍】コシのある味わいで酸味と旨みが両立

酒造名 長珍酒造
住所 愛知県津島市本町3丁目62番地
電話番号 0567-26-3319
価格帯 1,544円~ 7,560円
ホームページ https://www.facebook.com/長珍酒造株式会社-208618105818617/
お酒の特徴 木曽三川の伏流水を仕込み水としている
外は硬く内は柔らかい蒸し米を使用
ほのかな酸味と味わいのある旨みを両立

この酒蔵は元々「提灯」という屋号でしたが、末長く珍重されるお酒を作りたいという思いから「長珍」と改名されました。

仕込みに使われる水は、愛知県の大河である木曽三川の伏流水を使用しています。ミネラルが豊富で硬水のため、コシの強さが特徴となっています。

原料処理を大切にしており、蒸し米の表面を乾燥させながら蒸し上げています。出来上がったお酒は、ほのかな酸味と味わいのある旨みが両立しており、繊細で滑らかな味わいです。

中でも「しんぶんし」シリーズは、光から日本酒を守るために瓶を新聞紙で包装されていて人気があります

 

【義侠】お米の旨みを感じられるダイナミックで骨太な味

酒造名 山忠本家酒造
住所 愛知県愛西市日置町1813
電話番号 0567-28-2247
価格帯 720ml 1,404円~12,960円
ホームページ https://gikyo.net
お酒の特徴 米などの素材にこだわっているため本格的
蔵内で3年熟成するためまろやかな味わいになる
純米仕込みにこだわって酒を作ることが特徴

最高ランクの特A地区に指定される兵庫県加東市東条町産の山田錦や富山県南砺産の五百万石など良質の酒米のみ使い、純米仕込みにこだわって酒造りを行っていることが特徴です。

飲みごたえは米の良さや造りの良さがストレートに反映され、濃醇でダイナミックで骨太な味わいがします。
蔵内で3年熟成するなどじっくりと時間をかけ、できあがった酒は淡い黄金色で立ち香は穏やかです。

酒の特徴はしっかりした酸味とまろやかでコクがある深みのある味わいに仕上がり、飲み方は常温かぬる燗など好みに合わせて選べて余韻が心地よいためスッキリとした感じになります。

 

【二兎】二兎追うものしか二兎を得ずをコンセプトに掲げる

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酒造名 丸石酒造
住所 愛知県岡崎市中町6-2-5
電話番号 0564-23-3333
価格帯 720ml約1,700円~5,000円
ホームページ http://www.sonnoh.co.jp/
お酒の特徴 二律背反する要素を掛け合わせたバランスの良い味わい
さまざまな酒米のボトルがあり飲み比べも楽しめる
特約店流通の希少なお酒でお土産にも人気

1690年に創業して歴史のある技術を活かして造られています。なお銘柄自体は新しく、2015年12月に誕生しています。

酒米には上質な雄町・山田錦が使われます。様々な種類がありどれもが個性があります。いずれのボトルも「新鮮さ」「後味の良さ」「食との融合」を意識して作られていて、素晴らしい後味がお酒をまとめ上げています。

おすすめの飲み方は常温~冷やで香りを感じながら飲まれることをおすすめします。バランスよく仕上がっているのでどんな料理屋おつまみにもあわせられるお酒です。

そんな二兎は特約店流通酒で希少価値も高いです。

 

【奥】全国新酒鑑賞会の金賞酒で高いアルコールが特徴

酒造名 山崎合資会社
住所 愛知県西尾市西幡豆町柿田57
電話番号 0563-62-2005
価格帯 1,011円~10,600円
ホームページ http://www.sonnoh.co.jp/
お酒の特徴 香り高く、そして旨みの濃い日本酒
麹造りと蔵独自のきめ細かなもろみ管理が銘酒を作ります
蔵元の想いが凝縮した自信作は、全国新酒鑑賞会でも連続金賞受賞

明治36年創業の蔵元から、平成14年に誕生した銘柄。

香り高く、そして旨みの濃い日本酒です。奥三河で契約栽培した高品質の酒米、夢山水100%使用、人の手による麹造りと蔵独自のきめ細かなもろみ管理を行う事で『奥』シリーズは誕生したそうです。香りと濃い旨みの両立を実現したい、という蔵元の想いが凝縮した自信作です。

全国新酒鑑賞会での金賞連続受賞、名古屋国税局酒類鑑評会、愛知県清酒きき酒研究会での高評価など、その確かな品質は折り紙付きです。

アルコール度数18度以上ということで少しずつ楽しむお酒。コストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。
 

日本酒だけじゃない!知多ウイスキーも有名な愛知県

日本酒だけじゃない!知多ウイスキーも有名な愛知県
愛知県で作られる美味しいお酒は、日本酒だけに限りません。水の美味しい愛知では、ウイスキーや地ビールなど多彩な種類のアルコールが作られています。

中でもサントリーの知多蒸溜所は世界的に有名です。サントリーの第三蒸溜所である知多蒸溜所では、山崎や白州のようなモルトウイスキーではなく“グレーンウイスキー”にこだわりを持ってウイスキー製造を行っています。

知多のグレーン原酒はサントリーのさまざまなブレンデッドウイスキーに使われるほか、サントリー知多というグレーンウイスキーとしてもリリースされています。

このほかのお酒としては、愛知県や名古屋の特徴を活かして作られる個性派なアルコールが存在しているのも特徴です。名古屋の赤味噌を使ったビールや、知多半島の名産である梅を使って作られるお酒などもあります。
 

【サントリー知多】優しい甘みをもつシングルグレーンウイスキー

生産者 サントリー 知多蒸溜所
住所 愛知県知多市北浜町16
電話番号 0562-32-6351
価格帯 700ml 6,600円
ホームページ https://www.suntory.co.jp/whisky/chita/
お酒の特徴 穏やかで優しい味わいを持つグレーンウイスキー
グレーン原酒の細かな作り分けを行う
知多で作る「風香るハイボール」も高い評価を得ている

知多は単一の蒸溜所のグレーン原酒のみを使って作られるウイスキー「シングルグレーンウイスキー」です。グレーンウイスキーは個性の強いモルトウイスキーに対し、サイレントスピリッツと呼ばれることもあり穏やかな味わいです。

優しい甘みと心地よい飲み口が知多の人気の秘訣で、ストレートから水割り、ハイボールと広く楽しむことができます。居酒屋やバーで取り扱うところも多く、食事とともに楽しめるのも魅力に挙げられるでしょう。

 

愛知の地酒はどう選ぶ?飲み方やパッケージに注目

愛知県のお酒には、伝統的なものから新進気鋭のブランドまで多くの銘柄があります。選び方に迷ったときは、以下の点にもぜひ注目してみましょう。
 

1.飲み方に合わせた味わいのものを選ぶ

飲み方に合わせた味わいのものを選ぶ
酒の味わいは品種改良をするなど良くなり、旨口のため料理と一緒に味わうと良いものです。どんな料理に合わせたいかを考えて、好みのブランドを探してみましょう。

例えば濃厚な味わいに合わせるときには、ガツンと旨口のお酒を選ぶとバランスがとりやすいです。プチプチとした感触を楽しめるにごり酒や、素材由来の旨みを感じられる生酒タイプもおすすめです。

一方でさっぱりと飲みたいという方には、エレガントな飲み口のお酒をおすすめします。インパクトのありすぎるお酒だと飲み疲れてしまうという方は、スパークリング日本酒や低アルコール日本酒をチョイスするのもありです。
 

2.ギフトにするなら印象的なパッケージの商品も

ギフトにするなら印象的なパッケージの商品も
愛知のお酒の中には、味わいはもちろんパッケージにまでこだわって作られたものが多くあります。特別な日に選ぶお酒やギフトにできるお酒を探しているなら、見た目にもぜひ注目してみましょう。

大きな虎の描かれたラベルや新聞紙で包まれた日本酒ボトル、そして大胆に徳川家康の名が描かれた銘柄などもあります

愛知は家康公生誕の地である岡崎もあり、家康公にちなんだビールなども生産されています。

目を引くパッケージのお酒があれば、飲み会やパーティーなどでも話題となり持ち上がること間違いなしです。

 

愛知の地酒は料理とも相性抜群!合わせたいおつまみは?

愛知の地酒は料理とも相性抜群!合わせたいおつまみは?
愛知県のグルメは味噌かつや味噌煮込みうどんなど味噌を使うものや魚料理などが多く、酒と一緒においしく味わえます。酒の産地は西三河などが多く、スッキリとした味わいのため人気が高いです。

濃厚旨口のお酒は、まずは冷や(常温)でそのままのおいしさを味わってみましょう。味噌おでんやどて煮などのご当地グルメに合わせるのもおすすめです。

暑い夏の日に楽しみたい場合や、フルーティーな吟醸酒を味わう際はもう少し冷やして冷酒として飲むのも良いでしょう。甘口の多い愛知のお酒ですが、冷やすことでスマートな印象になり、引き締まった味を感じやすくなります

またエビフライや手羽先といったグルメに合わせる場合には、スパークリング日本酒やハイボールなどをキリリと合わせるのも良いでしょう。気分を変えてリッチに楽しみたい日には、ワイングラスや大吟醸グラスなどグラス選びにもぜひこだわってみましょう。

 

その他確認しておきたい愛知のお酒

徳川家康

徳川家康

武将の気分で上質な甘さを堪能できる日本酒

こちらの酒造は、岡崎市に構えています。
おすすめなのが、徳川家康 大吟醸になります。
兵庫県産の最高級米である山田錦を贅沢に使用した日本酒で、上質な甘さが特徴です。
口当たりもまろやかで、上品な甘さは、熟したメロンやリンゴ等の芳醇な香りを伴っており、鼻から抜けるフルーティーさが幸せの気分を運んでくれます。
また、自分用に購入しても良いのですが、尾張藩主の徳川家康の表記が際立っているパッケージラベルが高級感と重厚さを醸し出しているため、大切な方への贈り物としても最適です。
紋様も刻印されており、江戸時代の武士になった気分を味わえるのではないでしょうか。

フルーティーな香りは上質さがあります。
贈答用としても、申し分ありません。
江戸時代にタイムスリップした気分になれます。

酒造
丸石醸造株式会社
酒蔵住所
愛知県岡崎市中町6-2-5
電話番号
0564-23-3333
ホームページ
http://www.014.co.jp/
通販
 

白老

白老

170年の歴史があり昔ながらの製法を守る地酒

知多半島で170年の歴史があり地元の伏流水を使い、最高級の酒用のお米の兵庫県産山田錦や五百万石など素材にこだわっています。
酒の製法の特徴は昔から良いと言われたことや道具を守り伝えながら、基本に忠実に仕上げて現在に至り全量のお酒をこの方法で造っていることです。
白老は地元の知多の酒にふさわしくなるように手順を決め、しっかりと米の旨さを出して濃醇でありながら一切雑味を出さないようにしています。
お酒を作る時は水をどのように決めるかが重要なため、知多半島の中部の丘陵部に湧き出る水を昔から使い麹と合いやすく選んでいることが特徴です。

170年の歴史があり昔ながらの製法を守り抜く
知多半島で採れる本格的な水を使う
兵庫県産山田錦や五百万石など酒米にこだわっている

酒造
澤田酒造
酒蔵住所
愛知県常滑市古場町4-10
電話番号
0569-35-4003
価格帯
1,739円~10,000円
ホームページ
http://hakurou.com/
通販
 

勲碧

勲碧

地元産の原料と昔ながらの製法にこだわった、透明感ある地酒

愛知県尾張地方に位置する、江南市の地酒。その味わいは、透明感があり喉越し抜群。日本酒好きは「やばい酒」と評し、日本酒が苦手な人は「これなら飲める!」と言う日本酒です。
喉をすっと通っていく爽やかな感触、辛くないのに「飲んだ!」という満足感が得られる不思議なお酒です。
使う水は地下100mを流れる木曽川の伏流水。使う米は地元愛知県産(吟醸酒等は除く)。地元産にこだわった原料を使い、少量ずつ、昔ながらの製法で作られています。
蔵で行われる試飲会では、いろいろな種類が試せるのも楽しみの一つです。価格帯も幅広く、日常用から贈答用まで揃うのも嬉しい点。五条川の桜の酵母で醸した「五条川桜」は試す価値大です。

水は木曽川伏流水、米は愛知県産といった地元へのこだわり
瓶貯蔵で冷蔵するから火入れ回数が少なく、フレッシュな味わい
「五条川桜」は天然桜酵母で醸した珍しい酒

酒造
勲碧酒造株式会社
酒蔵住所
愛知県江南市小折本町柳橋88番地
電話番号
0587-56-2138
価格帯
360円~10,000円
ホームページ
http://www.kunpeki.co.jp/
通販
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ほしいずみ

ほしいずみ

ピリリとした本来の辛さを楽しめる日本酒

こちらの酒造は、知多郡阿久比町に構えています。
おすすめなのが、純米ほしいずみ 無濾過生原酒になります。
蛍の里と呼ばれる阿久比町ですが、夏の夜には、蛍が舞い降りてくるほどの豊富で清らかな地下水に恵まれていることから、清らかな水を確保でき、そんな環境下での伏流水を使用した、新鮮な日本酒です。
そして、こちらの日本酒の特徴として、程良いキレが感じられる点にあります。甘さは控えめに、飲んだ瞬間から、口いっぱいにピリリとした辛さを楽しめることが特徴です。
やはり日本酒にはピリッとした辛さがないと物足りないと思う方には、申し分のない一品です。

澄んだ伏流水を使用しています。
喉越しが良く、飲み進めることができます。
キレの良さが引き立っています。

酒造
丸一酒造株式会社
酒蔵住所
愛知県知多郡阿久比町大字植大字西廻間11番地
電話番号
0569-48-0003
価格帯
1.8L:1,888円~6,000円(税込)
ホームページ
http://www.sake01.co.jp/
通販
 

米宗

米宗

さわやかさ、奥行き、まろやかな旨み、表情豊かな日本酒

さわやかさ、奥行き、まろやかな旨み、表情豊かな日本酒です。家飲みで毎日飲める飽きのこないお酒、と青木酒造の杜氏さんがおっしゃることに深く頷かされます。
蔵元は1805年(文化2年・江戸後期)創業、青木酒造による日本酒、米宗です。
1959年愛知県西部を襲った伊勢湾台風で酒蔵を失い、その復興をきっかけに蔵元の新たな酒作り『味のある旨い酒造り』が始まったと言われています。
愛知県でも山廃仕込みの日本酒に早くから着目して取り組まれた蔵元です。
木曽川の伏流水を用いた純米酒は、酵母無添加の完全発酵を経ることから、酸味と濃醇な味わいが両立された絶品です。

家で毎日飲んでも飲み飽きない山廃仕込み
伊勢湾台風で酒蔵を失い、ゼロからの再スタート
山廃仕込みの日本酒に早くから着目した蔵元

酒造
青木酒造株式会社
酒蔵住所
愛知県愛西市本部田町本西60番地
電話番号
0567-31-0778
価格帯
1,431円~2,981円
ホームページ
https://yamahai.co.jp/
通販
 

木曽三川

木曽三川

和食のパートナーに相応しい日本酒

こちらの酒造は、稲沢市に構えています。
おすすめなのが、木曽三川純米吟醸 虹のしらべになります。
愛知県産の夢山水と呼ばれる希少価値の高い原料米を使用しており、長時間低温で熟成された手間暇の掛けられた日本酒です。
味わいは、辛さとキレが程良く抑えられ、フルーティーな甘さが感じられます。
もちろん1日のシメとして、寝る前等に飲むのにも適していますが、焼き魚やおひたし、煮付けを始めとした和食との相性も格別です。
和食の味付けは塩分が多いため、塩辛く感じる品が多いですが、程良い甘みを持つ木曽三川純米吟醸 虹のしらべが口中を一休めしてくれること間違いなしです。

愛知県産のブランド米を原料にしています。
口当たり穏やかな甘みが感じられます。
塩気の強い和食との相性も抜群です。

酒造
内藤醸造株式会社
酒蔵住所
愛知県稲沢市祖父江町甲新田高須賀52-1
電話番号
0587-97-1171
価格帯
1.8L:629円~5,000円(税抜)
ホームページ
https://www.naitojouzou.com/

 

孝の司

孝の司

オシャレな香りと上質さが伝わってくる日本酒

こちらの酒造は、岡崎市に構えています。
おすすめなのが、純米吟醸 ささゆりの里になります。
新潟県産の五百万石を原料米として、甘さと辛さのバランスに優れた味わいが特徴の日本酒です。
また、上質な香りがするのですが、果実由来のフルーティーな香りというよりは、お花の柔らかな香りといった表現の方が近くなります。
舌触りなめらかで、後味はサラッとしているため、女性受けすること間違いなしです。
パッケージデザインにも、ささゆりの花が描かれており、気品のある見た目といえるため、贈り物としても相手方には喜ばれるのではないでしょうか。

上品なお花の香りが漂ってきそうな繊細な味わいです。
後味サラッとしているため、サッパリと頂けます。
パッケージデザインも花模様でオシャレです。

酒造
合資会社柴田酒造場
酒蔵住所
愛知県岡崎市保久町神水39番地
電話番号
0564-84-2007
価格帯
1.8L:1,755円~7,560円(税込)
ホームページ
http://www.kounotsukasa.co.jp/
通販
 

菊石

菊石

食事の時間を贅沢な気分にさせてくれる日本酒

こちらの酒造は、豊田市に構えています。
おすすめなのが、清酒菊石 五百万石 純米吟醸になります。
富山県産の五百万石を原料とし、辛さと甘さが程良く調和された味わいが特徴の日本酒です。
飲み始めから飲み終わるまでの口当たりがサッパリとしているため、味付けの濃い和食や生クリーム等を多く使った洋食との相性も格別です。
和食で言うと、味噌味の田楽豆腐、洋食で言うと、マッシュポテトを添えたムニエル等に合うかもしれません。
適飲温度としては、10℃前後に冷やした状態で飲むのがおすすめで、食卓をより一層華やかにしてくれます。

甘さと辛さのバランスに優れた日本酒
濃い味付けの料理との相性が格別です。
冷やした状態が味わい深さを感じられます。

酒造
浦野合資会社
酒蔵住所
愛知県豊田市四郷町下古屋48
電話番号
0565-45-0020
価格帯
1.8L:2,358円~3,412円(税込)
ホームページ
http://www.kikuishi.com/
通販
¥3,311 (2024/10/09 23:20:44時点 楽天市場調べ-詳細)
 

ねのひ

ねのひ

伊勢湾を望む場所で作られた地酒

ねのひは伊勢湾を望む常滑市にあり、厳しい冬の時期に蔵人たちが厳選した米や水を使って仕込みます。
水は木曽御嶽山の湧水を使い、米は酒作りに適している兵庫県産山田錦や地元産の若水や夢吟香などにこだわっていることが特徴です。
御嶽山の水はローリーで運んで冬の時期に備え、発酵をしやすい軟水であるため本格的な味を堪能できます。
酒は地元出身の杜氏が昔ながらの製法で行い、江戸時代から酒作りが盛んな知多半島に拠点を設けました。
酒は精米の歩合や麹造りをしておいしくなるため、熟成させてから出荷するなど丁寧に作っていることが特徴です。

発酵をしやすい軟水の木曽御嶽山の水を使用
伊勢湾を望む場所にあり冬場に作る
地元出身の杜氏が江戸時代から続く製法を守る

酒造
盛田株式会社
酒蔵住所
常滑市小鈴谷字亀井戸21-1
電話番号
0569-37-0511
価格帯
720ml 1,300円~
ホームページ
http://moritakk.com/
通販
 

尊皇

尊皇

尊皇蔵元は平成の年に新たに「尊皇 純米酒」を発売

尊皇蔵元は愛知県西尾市の幡豆地区にあって、アクセスは近鉄蒲郡線の西幡豆駅の駅まえ100mくらいのところになります。
三河湾国定公園に指定されている地域内に有って、眼前に広がる大海原には島々が点在し、変化に富んだその美しさは「東海の瀬戸内海」ともいわれています。
尊皇蔵元は創業以来、この地を舞台に営々と酒造り一筋に歩んできた蔵元で、幡豆の豊かな自然が育んだ水と独自の酒造りに励んでいます。
清酒はその土地の自然や風土からの贈り物でもあり、当社は自然と語り合いながら日本酒愛飲家の方々と対話を重ねて、さらに豊かな味わいをお届けしていきたいと考えています。

尊皇蔵元は愛知県西尾市の幡豆地区にある蔵元
幡豆の豊かな自然が育んだ水と独自の酒造りで
平成28年に新たに「尊皇 純米酒」を発売

酒造
尊皇蔵元
酒蔵住所
愛知県西尾市西幡豆町柿田57
電話番号
0563-62-2005
価格帯
純米吟醸原酒(1.8L詰:3,348円)
ホームページ
http://www.sonnoh.co.jp/
通販
 

生道井

生道井

大和武尊ゆかりの井戸の名前にちなむ地酒

知多半島にある東浦町にある原田酒造が作り、生道井の名前は大和武尊ゆかりの井戸のちなむなどこだわっています。
この蔵から望む小さな湾は衣浦で衣が裏とも呼ばれて衣が浦若水の商品名が生まれました。
杜氏は新潟県上越市吉川出身の田村耕一で、越後杜氏の伝統技術を用いて原田酒造の創業よりの味わいをしっかり守り、昔ながらの杉の甑で蒸し米をふかして適切な温度管理で醪を成熟していることが特徴です。
槽搾りは特殊な搾り方で酒袋を積み上げていく昔ながらの方法で、終始一貫した心のこもった手造りをかたくなに受け継いでいるため親しまれています。

大和武尊ゆかりの井戸の名前にちなんでいる
越後杜氏の伝統的な技術を用いて作っている
昔ながらの製法で心のこもった手作りの味が特徴

酒造
原田酒造合資会社
酒蔵住所
知多郡東浦町大字生路字坂下29
電話番号
0562-83-5171
価格帯
4,104円~
ホームページ
http://www.ikujii.co.jp/

 

まとめ

愛知県は名古屋市を中心とする地域ですが、酒造りの文化は日本書紀や古事記の時代からあります。酒は戦国時代は武将の本拠の城の周辺に酒蔵を設置して造られ、自然豊かな地域にあるため様々な銘柄があります。

愛知県は木曽三川から流れる伏流水など酒造りに適している地域で、西三河や知多半島などを中心に多くの蔵元を構えています。

酒の味わいはアルコール度数や辛さ以外に様々な種類があり、スパークリングにすると初心者でも飲みやすいです。酒造りは時代とともに製法の改良や販売努力などがあり、地域に根付いた銘柄も多くなりました。

人気の酒はお土産などでも注目され、かつては大和や伊勢などに向かう交通の要衝のためおいしく飲まれていました。愛知県の地酒はかつては兵庫県の灘地方と二分するほど人気で、一世を風靡したことが特徴です

酒造りは古くから酒造技術が伝わったため老舗の蔵元も多く、地元の酒米を使うなど味にこだわっています。

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