新潟県。気候とコメ作りが生み出した注目のおつまみ12選

酒びたし

日本海に面し、信濃川や阿賀野川などの水資源に恵まれた新潟県。コシヒカリを代表する日本一の稲作地域であることは有名ですが、それゆえ豊富にとれる米を生かした日本酒造りも長年はぐくまれてきました。
冬は雪が多く、夏は蒸し暑い、厳しい気候。新潟の農林水産業の歴史はその悪条件との闘いでした。その中で生産技術や品種の改良が進んだ結果、今日の新潟の豊かな稲作文化が生まれたのです。
注目するべきは米や酒だけではありません。伝統的に生産されてきた味噌や大豆。さらに日本海や河川がもたらす豊かな水産物やブランド肉、具体的には村上の鮭や朝日豚など、あらゆるジャンルのものが彩を添えています。皆様もここで取り上げるえりすぐりのおつまみを通して新潟の多様な食文化を知ってみてはいかがでしょうか。

新潟の食の文化や郷土料理について

新潟
新潟県は南北に長い県として知られており、地域ごとに魅力的な食文化や郷土料理があります。
特に生産量日本一を誇るお米は食文化の中心です。
冷害が少なく、田んぼの作付けも比較的可能な土地が多かったという地理的な条件からお米文化が大いに発展しました。
そしてこのお米に合う料理が郷土料理として発達した経緯もあります。
よく知られている郷土料理として、へぎそば(海藻を入れたそば)、のっぺ(サトイモを中心に据えた煮物)、酒びたし(干した鮭を日本酒で戻したもの)、そして近年では焼きそばをナポリタン風に仕上げたイタリアンというユニークなものも知られるようになりました。
また一部の地域では、メダカを佃煮にしたメダカの佃煮というものもあります。
このような郷土料理以外にもお米がたくさん獲れることから酒どころとしても知られている新潟県には名物の肉(村上牛など)や海鮮(日本海の海の幸)以外にも多くの魅力的おつまみがあり、それらについてもまとめました。

海鮮系

キタムラフーズの新潟珍味三昧

「新潟らしさ」が生んだ個性的な味をどうぞ


新潟が誇る調味料、「越後味噌」と「酒粕」と「かんずり」。その3種類のご当地調味料が一度に味わえるのがこの「新潟珍味三昧」です。
夏場の名物であるクジラの皮を味噌で味付けした「くじら皮の味噌漬け」、最高級のアラスカ産数の子と新潟ブランドの酒粕が織りなす「数の子山海漬け」、お酒に合ういかの塩辛をかんずりに絡めた「かんずり入りピリ辛いか塩辛」の3種がセットになっており、お土産にも最適です。

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加島屋の鮭の昆布巻

お正月の名物。でもあらゆる場面で合います


新潟ではお正月のおせちでよく食べられている鮭の昆布巻き。日本海でよくとれる鮭の中骨を「よろこんぶ」ともよばれる縁起のいい昆布で巻き、醤油・みりん・清酒・だし汁などでじっくり煮込んで仕上げた、カルシウムやミネラル、食物繊維いっぱいのヘルシーな一品です。
お正月以外でも、毎日のビールやお酒のお供にもぴったりです。

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小針水産の南蛮エビかんずり干し

唐辛子と新潟つながりならではの?珍味同士のコンビ

「かんずり」とは内陸部の妙高高原でしか生産されていない、専用の唐辛子を塩漬けして天日干しにし、それから3年近く熟成しなければならない、手間のかかる独特の発酵食品。上杉謙信も兵糧として食べていたといいます。そのかんずりをふんだんに使い、これも新潟の冬の名物である、唐辛子に似ていることで名づけられた南蛮エビに付け込んだのがこの商品です。かんずりのすっきりとした独特の辛味と南蛮エビの香ばしさ、軽やかな食感が楽しめます。

鮭の酒びたし

「鮭」に「酒」をかけちゃう!?工夫が生んだ味

新潟県の最北端、村上市では鮭の漁が盛んにおこなわれています。ここの名物は「鮭の酒びたし」です。産卵間近の脂が落ちた鮭を使い、真冬の厳しい寒さの中で半年以上かけてじっくり干して熟成していくにつれ、鮭のうまみが凝縮されていきます。
もちろんそのまま食べてもおいしいのですが、その干物に酒をかけると一層うまみが深まります。また、しょうがを付け合せるのもアリです。

お肉系

豚ばらつるし焼豚

お客様の声がはぐくんだ極上の一品

阿賀野市を拠点に、お肉の製造・加工・販売をすべて行う”肉のプロフェッショナル”佐藤食肉が手掛けるこの焼豚。この商品の大きな特徴は、「お客様の意見にこたえる形で改良を重ねていった」ことです。つるした豚肉を低温直火でじっくりと焼くことにより、表面の脂を落としつつうまみを閉じ込め、焼豚にありがちなこってり感をカットし、ジューシーかつたくさん食べても食べ飽きない味を実現させています。

なかよしミートのなんこつくんせい

癖になる香りと触感

新潟は隠れた豚肉王国であるのをご存じでしょうか。実は新潟は豚肉の消費量は全国2位なのです。
長岡市のハム・ソーセージメーカー「なかよしミート」が提供する「なんこつくんせい」。品質や原料、飼育方法にこだわった、厳選された新潟産の豚肉の軟骨を山桜のチップで蒸した伝統的な製法で作られるこの一品はコリコリした独特の食感。山桜の香りも相まってヤミツキになるの間違いありません。

越後の肉みそ ふりかけ

地元が生んだ、地元の材料を生かした新しいスタイルのふりかけ

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長岡のベンチャー企業、FARM8は、地元長岡で飼育されている新潟牛を生かした「越後の肉塊(にくかい)」シリーズを展開しています。これまでにも肉感が強すぎないビーフジャーキーなどが話題になったこのシリーズですが、新たに仲間入りしたのがこのふりかけです。
地元の醸造家から仕入れた新潟味噌と程よいうまみが魅力の新潟牛を使用したこのふりかけは、ご飯に乗せると贅沢な味わいが口の中いっぱいに広がり、お酒が進むことでしょう。

その他

クリームチーズの酒粕漬け

クリームチーズを酒粕で楽しむ一品!クリームチーズの粕漬

チーズのみそ漬けは、各地で見られるおつまみです。
お米がとれ、日本酒が多く作られてる新潟県は違います。
クリームチーズを漬け込むのは何と酒粕、上質な日本酒を醸す際に出た品質の高い酒粕を使い、クリームチーズを漬け込んで仕上げた食品を誕生させました。
クリームチーズと酒粕が絶妙でお酒の進む一品に仕上がっています。
日本酒以外にもワインやウィスキーと言った洋酒やビールにも意外とマッチするおつまみです。

栃尾揚げ

新潟へ来たら一度は食べたい郷土料理!栃尾揚げ

栃尾揚げは、一言で言うと巨大な厚揚げです。
新潟ではそれを焼いてショウガ醤油やネギ、鰹節で頂くというスタイル、中は厚揚げのような雰囲気で柔らかくさっぱりとしているのにしっかりとした豆の力を感じさせます。
とくに口いっぱいにほおばって食べるのがオススメの食べ方です。
ほおばった後は、お酒を流し込みましょう。
きっと笑みがこぼれます。

浪花屋 柿の種

元祖の味を改めて楽しむ!浪花屋の柿の種

柿の種を新潟のお土産、そんなスーパーやコンビニでいくらでも売ってるからどうなの、という意見も少なくありません。
しかし、この柿の種は全国津々浦々にあるすべての柿の種の原点なのです。
この浪花屋のトラブル(せんべいの型が壊れてしまい、それを使ってせんべいを作ったら柿の種が誕生した)がなければこの世に柿の種は存在しませんでした。
そういった酒の肴になるような話とともに本格的な和菓子店が作った本格的な柿の種を頂くというのもいいのではないでしょうか。
醤油の味がしっかり聞いており、お酒にも十分耐えられるおつまみです。

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笹団子

お土産にできる持ち運びやすさ!笹団子

新潟名物の銘菓は数多くあります。
その中でもオススメしたいお土産が、この笹団子です。
笹の香りとヨモギの団子、そして上質なあんこ、この3つが合わさった笹団子は、すこしずつ囓りながら洋酒と楽しむのも良し、一口でほおばってビールや日本酒を楽しむのも良しといえるお酒と相性抜群の新潟スイーツといえるのではないでしょうか。

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かんずり

珍味!唐辛子の発酵食品!その名はかんずり

かんずり、聞きなれない言葉に一瞬戸惑うかもしれません。
このかんずりは新潟の珍味としてひそかに知られたもので、新潟県産のトウガラシをブレンドし、塩漬け、そして米麹やゆずと漬け込んで数年にわたって発酵をさせ、さらに雪国新潟の厳しい冬の中、寒ざらしをおこないペースト状にして瓶詰めしたものです。
塩で酒を飲むという無類の酒好きの方でなくとも、この発酵調味料だけでお酒が飲めてしまう不思議な珍味、それが「かんずり」です。

まとめ

新潟県と言うと日本海に面していることから、ついおつまみも日本海の海の幸を選んだり、あるいはお土産として干物や海鮮系の加工食品を選んでしまいがちです。
また、村上牛を使った各種おつまみも魅力的でそういったものを選ぶ方も少なくありません。
しかし、新潟県は米どころ、そして背後に越後山脈を擁する自然豊かなエリアでもあり、厳しい冬があるエリアです。
そんな新潟県の特性を生かした肉や海鮮でない魅力的なおつまみも数多くあります。
今回紹介したのはその一例であり、魅力的なおつまみは数え切れません。
そんな食文化の豊富で多様性のある新潟県へ、おつまみ探しの旅に行ってみるもの良いのではないでしょうか。
肉なし、海鮮なしという厳しい条件で行ったとしても魅力あふれる数々のおつまみや同じく魅力的な日本酒に多く出会えます。

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