岡山県の酒器8選。備前焼などお酒にあうグラス・骨董品の紹介

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徳利・ぐい呑み

岡山県の酒器というと多くの方がイメージするのは、備前焼で作った一連の酒器ではないでしょうか。
確かに岡山の酒器は備前焼によって古来から多くのものが作られてきました。

おつまみライターランニングフリージー
ランニングフリージー
今回紹介する岡山の酒器は、備前焼だけではありません。実は備前焼以外の陶器やガラス器、そして木で作った酒器など、岡山には多くの酒器が存在するのです。もちろん備前焼といっても、さらに細かく分類され多くの種類が見られます。

そんな話題を解説しながら岡山の酒器について紹介していきましょう。
※この記事を書いたライターランニングフリージーのプロフィール

備前焼のぐい呑み


岡山の酒器の定番!備前焼のぐい呑み
岡山といえば、備前焼です。その備前焼で作ったぐい呑みになります。
改めて備前焼について説明していきましょう。備前焼は、岡山県東部にあり、兵庫県と県境を接する備前市を中心に製造されている焼き物です。
この備前焼の歴史は長く古墳時代に同地で須恵器(土器の一種)が作られていた形跡があることからも分かります。長い年月を経て様々な人々に愛され利用されてきた備前焼ですが、その特徴は釉薬を一切使わないことです。多くの陶器は釉薬という薬品を塗布して陶器独特の光沢を持たせます。しかし、備前焼は土の質感をそのままに茶褐色の地肌を生かした陶器として力強さを感じさせる雰囲気を醸し出しています。
土へのこだわりも他の地域以上にあり、独自の配合、数年以上(時に10年以上)もの熟成を行い製品に用いているのも特徴です。このぐい呑みは、そんな長い歴史、土へのこだわり、そして力強さといった備前焼らしさを感じさせる酒器です。岡山の酒器の典型とも言えるぐい呑みで一杯楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

桃尻酒器


岡山といえば桃!桃尻酒器
こちらの酒器は、ガラス製品、しかも殿部(お尻)を思わせるような土台、そしてピンク色の優しい質感のぐい呑みです。陶器、硬派、力強い質感の備前焼とは一線を画す製品といえるでしょう。
この酒器は岡山の有名な伝説、桃太郎の桃をモチーフにした酒器で、同地のガラス作家の手掛ける酒器です。ピンク色のすりガラスは持ちやすさを考慮し、飲み口は柔らかですべらかな加工がされています。これによってお酒が手元で多少おぼつかなくとも安定して持つことができるだけでなく、口に運べば心地よい感触が味わえます。
また、テーブルに置くと乳児のお尻のように、ほのかに揺れるという設計にもなっているのもユニークです。このように桃尻酒器は、機能面とチャーミングさを一体化させたような酒器といえるでしょう。

 

平井睦美氏のグラス

女流作家のガラス酒器・平井睦美氏のグラス
岡山はガラス製品の製造も盛んです。ただし、工業的な大量生産ではなく、ガラス作家による手作業による温かみのあるガラス製品です。
そんなガラス製品を手掛ける作家は数多く岡山に在住し、この平井睦美氏もその一人です。大学でガラスについて学んだあと、シアトルへ渡米しガラスを本格的に学びました。さらに帰国後ガラス工房に勤務して、ガラスの技術を徹底的に磨きました。そして岡山でガラス工房を立ち上げ、現在も美術品や今回紹介するような実用品を数多く手掛けています。このグラスは、どんなアルコール飲料とも相性がよく、ワインやウィスキーなどの洋酒、焼酎、日本酒もこのグラスに収めて楽しめます。
シアトルのあるアメリカ西海岸の風を感じながら日本のお酒を楽しんでみるのも良いですし、同じ西海岸のカリフォルニアワインを注いでもきっと素晴らしい時間を提供してくれるでしょう。
平井睦美氏ホームページ
 

白備前の徳利

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備前焼にも白がある・白備前の徳利
備前焼といえば茶褐色というイメージが強いと思われます。しかし、備前焼には土の種類を工夫することで様々な色を出すこともできるのです。その代表格の一つが白備前です。
その白さから備前焼とは思えない印象を持つ方もいるのではないでしょうか。たしかに実際備前焼としてはタブーとも言える釉薬を使用して白色を出していた経緯があります。しかし、職人のこだわりから鉄分の少ない土を用いることで釉薬なしに焼き上げることができるということを突き止め、以後備前焼の一ジャンルとしての地位を確立しました。しかし備前焼のイメージとはかけ離れた白備前は、いつしか技術が廃れ徐々にその数を減らしていったのです。そんな中、現在も連綿と技術を継承し様々な白備前を生み出している陶工が存在しています。
その数少ない陶工が生み出した徳利がこの白備前の徳利です。白い徳利は珍しくありませんが、白い備前焼の徳利は希少です。この白備前は、きっと酒宴の話題にもなるでしょう。

 

倉敷ガラスのぐいのみ


始まりはクリスマス・倉敷ガラスのぐいのみ
岡山の東部は備前焼が盛んにつくられています。一方西部、倉敷にはガラス製品があります。この倉敷ガラスは、その中でも草分け的な存在です。
もともとこの倉敷ガラスは、昭和三十年代に輸出目的で製造されていたクリスマスツリーのガラス玉を製造していた小谷眞三氏が、民藝運動の有志と出会い、ガラスコップを作り始めたことがきっかけです。もともとガラスの扱いに慣れていた小谷氏は、次々と素晴らしいガラス製品を製造し、一躍倉敷浄玻璃のブランド化を果たします。
日常生活に馴染むほど良い厚さと重さを感じさせる倉敷ガラスはぐい呑みにも最適な機能性を与えています。ぐい呑みとクリスマス、やや縁遠い関係ではありますが、きっとこのエピソードを知れば、倉敷ガラスのぐい呑みでクリスマスを過ごすのも悪くないと思えるはずです。

 

青備前焼酎呑


備前焼の色への挑戦!青備前焼酎呑
備前焼は茶色の風合いが特徴です。そんな備前焼には、先ほど紹介した白備前以外にも様々な色のものが存在します。その一つが青備前です。
こちらは土を変えて備前焼を作り上げているという点は白備前と共通しています。しかし、さらに塩を添加することによって土に含まれている鉄分と反応して、鉄のような青い色合いを生み出すことに成功しています。窯に塩を入れて焼成するという過程を経た青備前、長い歴史を持つだけに様々な試みがなされているという証拠ではないでしょうか。そんな長年の工夫を感じながらなみなみと注いだ焼酎を頂くのも悪くありません。

 

酒津焼のぐい呑

兜山窯
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備前焼だけではない岡山の焼き物・酒津焼のぐい呑み
酒津焼(さかづやき)は岡山県西部の倉敷市にある酒津地区で焼かれている陶器です。明治初期に倉敷の豪商が地元の陶土の良質さを発見し、製造を始めました。特徴は分厚く堅牢であり、シンプルで味わい深い風合いが挙げられます。実用的な陶器として長く地元で利用されてきた歴史を持ちます。
この特徴を存分に生かしたものが、このぐい呑みです。晩酌用に使っても、不意に落としたとしてもなかなか割れにくく、長期の連用にも十分耐えられるのが魅力と言えるでしょう。
 

岡山県産 天然ひのきカップ


中国山地の良質なひのきを使った・岡山県産 天然ひのきカップ
岡山県は林業も盛んです。ヒノキ生産量(丸太)は日本一を誇り、ひのき王国おかやまという名称でPRを行っています。このように豊かな森林を擁するというのも岡山の側面と言えるでしょう。
そんな岡山ではひのきを使った製品も数多く製造されています。その1つがこの天然ひのきカップです。フリーカップのような形状で様々な飲料を注いで利用でき、当然アルコール飲料に用いて酒器にすることもできます。
アルコールを注いだひのきのほのかな香りは、枡で呑む日本酒をイメージする方も多いはずです。ひのきの質感を感じながら頂くお酒も粋な飲み方ではないでしょうか。

 

まとめ

岡山と言うとどうしても備前焼のイメージが先行しています。しかし今回紹介した通り、ガラス器や木器といった製品も酒器として十分な存在感があります。また、酒津焼のように備前焼によらない陶器や同じ備前焼であっても青備前や白備前といった、茶色のイメージが強い備前焼の印象を払拭するようなジャンルも存在しています。
このように岡山県も想像以上に充実した酒器の種類を擁しています。また、単に備前焼を代表するような伝統製品だけでなく国内外から技術を導入した新興のガラス器の酒器も注目すべきものと言えるでしょう。陶器に限らず様々な素材が、そして伝統にとらわれず革新的な技術が酒器にも反映され、岡山の酒器をより魅力的なものとしています。

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