目次
新潟の地酒の特徴
日本酒と言えば新潟というほどに新潟の日本酒は有名で知名度があり、またさまざまな種類を取り揃えての豊富な品揃えです。新潟県のお酒は「端麗辛口」ということが特徴として挙げられます。爽やかで飲みやすくサラッと喉を潤すお酒で、飲む人を飽きさせません。
各地域でお酒が造られていることにもかかわらず、全国新種鑑評会において金賞受賞のお酒が非常に多く、酒好きではない人でも誰もが一度は耳にしたことのある銘柄が並びます。もちろん「新潟端麗」とは言ってもご紹介するお酒の様にタイプは実に様々でフルーティーなものからコクのあるお酒まで好みにも料理にも合わせながらお酒を楽しむ事ができ私たちの食卓をより楽しませてくれているのです。
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新潟の地酒の歴史
また、お酒を造る人を「蔵人」または「酒男」と呼び、その親方に当たる人を「社氏」と読んでいますが、新潟には社氏を筆頭とした蔵人が多く、酒造は90を超えるほどなのです。地域をあげての酒造りと言っても過言ではないほど、新潟のお酒は多くの人に愛されているのです。
戦後間もない時代は庶民の生活が貧しく甘いものが高級とされ、それに従いお酒も甘みのあるお酒が好まれていました。しかし、1975年、酒造好適米のひとつである「五百万石」が誕生したことで、新潟のお酒に対しての評価が大きく変わったのです。これが「新潟端麗」の由来であり、庶民の暮らしの豊かさと共にあっさりとしたお酒が好まれるようになってきたのです。
新潟の地酒の水
新潟のお酒造りには大変なこだわりがありますが、その重要な一つに綺麗な水があげられます。
お酒造りに無くてはならない水。新潟のお酒は越後の高山から流れでた湧水を使用しています。この湧水は軟水であり、大変まろやかなこの水こそが新潟のお酒のベースになっていると考えられます。この湧水により雑味の無いすっきりとした透き通るような美しいお酒が出来上がり、深い味わいの中にある端麗さに一役買っているのです。
新潟の地酒と米・気候の関係
さらに、こちらも良く知られている通り、新潟県のお米はおいしいということ。お米にも深く関りがあり新潟のお酒はこの水やお米から作られているのです。済んだ水によって作られた玄米を白米にし、更に精米にするという手間をかけ、お米の芯部分であるデンプンを利用するのです。ただ生産量を増やすだけではなく、この手間と質にこだわるからこそのお酒が出来上がるのです。更にゆっくりと発行させることにより深い味わいをか持ち出しているのです。
またおいしい酒造りには環境も深く関りがあり、新潟の寒い気候が大切なポイントになっています。
雪国ならではの綺麗な空気と、寒さの中にも極端な温度差がないことも重要なポイントで、新潟の地域自体が酒造りに適した風土なのです。
八海山
淡麗で飲みやすい味が特徴の八海山
新潟の八海山の麓にある酒蔵で作られるお酒で、八海山から湧き出る軟水を使っていてスッキリとしていて飲みやすさが特徴です。硬水で作った日本酒特有の濃厚さはありませんが、あっさりしていて飲みやすく、後から控えめの甘みを感じることができて、まさに淡麗という言葉がぴったりの日本酒です。様々な料理にも合うお酒で、あっさりしているので料理の味を引き立てます。
普通酒から大吟醸まで種類も価格も幅広く販売されていて、気分に合わせて選ぶことができます。また、全国各地に出回っているのでどこにいても八海山のお酒を味わうことができます。
八海山の麓で軟水で作られた日本酒
あっさりしていて様々な料理に合う
淡麗という言葉がよく合う日本酒
- 酒造
- 八海醸造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県南魚沼市長森1051番地
- 電話番号
- 025-775-3866
- 価格帯
- 1000円~
- ホームページ
- http://www.hakkaisan.co.jp
- 通販
日本酒処といえば、多くの方が新潟県を思い浮かべるかと思います。実際に、新潟県は日本地の生産地として、数多くの有名ブランドのお酒を造ってきた歴史があります。 dencross 新潟県は、おいしい日本酒に欠かせない米と、水、機構の要素を見事にクリアしているエリアなのかもしれません...
上善如水
フルーティーで軽やかに飲めます
あっさりしてて喉越しすっきり。
さらさらといけますので女性にも人気があります。
この銘柄の魅力は、初めてお酒を飲む人にはおすすめです。
上善如水は雪解けの水のようなピュアなイメージとクセがなくどんな料理にも合うので非常にあっさりとした飲み口で、すっきりとした後味が残るおいしいお酒でした。
時期的には室温でもイケますが冬よりも夏に合うお酒だと感じました。
そのように飲みやすい日本酒ですので口当たりの良さに引き込まれてしま程、癖がなく、呑み続けても飽きがこないです。
水のように個性のない味ということではなく、自然界のさまざまな個性を凝縮し澄み切った日本酒の最高の味として表現がよくできています。
味わいすっきり口当たり喉越し良い
初めてお酒を飲む人や女性におすすめ
純米吟醸 しぼりたて精米歩合60%
- 酒造
- 白瀧酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地
- 電話番号
- 025-784-3443
- 価格帯
- 1800ml 2,600円 720ml 1,305円
- 通販
「上善如水」は米どころとして有名な新潟県で造られている純米酒です。白地にスタイリッシュなロゴが特徴的なボトルのお酒で、スーパーや酒屋でも取り扱われていることの多い銘柄なので、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 ここまで流通している理由は、幅広い世代に人気があるからです。上善如水はどん...
〆張鶴
優雅な香りと風味が特徴的な地酒
日本酒の〆張鶴は、やや辛口ですが、綿雪のような繊細な味わいと飲み口さわやかで、深い香りとまろやかを感じる事が出来ます。人気の高い新潟酒の中でもひときわ目立つ存在として認知されています。〆張鶴作りに欠かせない水は、三面川の伏流水を使用しているので、きめ細かな甘みを持つ軟水が特徴的です。〆張鶴は後味がキレがあり、何杯飲んでも飽きがこない味わいが魅力的です。冷やひと肌燗と好きな飲み方で楽しめる銘柄です。純米吟醸酒などグレードがあるので、価格もそれぞれですが、こだわりの爽やかなキレを感じる事が出来る銘柄です。
辛口のキレを感じられる繊細な味わい
何杯飲んでも飽きがこない日本酒
三面川のきめ細かい甘みを持つ軟水を使用
- 酒造
- 宮尾酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県村上市上片町5-15
- 電話番号
- 0254-52-5181
- 価格帯
- 4000円以内
- 通販
「〆張鶴(しめはりつる)」は、新潟県の宮尾酒造が製造する日本酒です。宮尾酒造は、1819年に創業され、その創業時から作られているのが〆張鶴です。 〆張鶴の原料となる酒米は、主に「五百万石」が使われています。仕込み水として使われているのは三面川の伏流水です。 米どころで知られる新潟県。米から作ら...
加茂錦(かもにしき)
加茂錦酒造の若い杜氏が手掛ける新潟県の銘酒、「加茂錦」
新潟県の銘酒、「加茂錦(かもにしき) 」の荷札酒シリーズは、加茂錦酒造の若い杜氏の田中氏が手掛ける大変人気のあるお酒です。
加茂錦にもいろいろ種類があり、「加茂錦 荷札酒 黄水仙純米大吟醸 生」の特徴はアルコール度数が15度で爽やかな香りが漂い、美味しく頂けるお酒です。
掛米には秋田さけこまち米を使用しています。
他にも「加茂錦 荷札酒 雄町(おまち)純米大吟醸 生」はリンゴ味やいちご味があり、シャープなキレがありますが、ふくよかさとボリューム感があり、穏やかな味わいと酸味のバランスがよくとれています。
こちらは掛米に雄町、そして麹米に山田錦を使用しています。
加茂錦 荷札酒 黄水仙純米大吟醸 生は爽やかな香りが特徴です
加茂錦 荷札酒 雄町(おまち)純米大吟醸 生の掛米は雄町です
加茂錦の荷札は加茂錦酒造の若い杜氏が手掛けています。
- 酒造
- 加茂錦酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県加茂市仲町3-3
- 電話番号
- 0256-52-0035
- 価格帯
- 1,030円~16,848円
- ホームページ
- https://kamonishiki.com/
- 通販
「加茂錦」を醸造するのは、北越の小京都の呼び名のある新潟県加茂市に酒蔵を構える加茂錦酒造。 dencross 明治26年(1893年)創業以来、120年を超える歴史を刻み続ける老舗酒蔵です。 酒蔵の位置する新潟県加茂市は、広い新潟県の中でも中越地方、新潟市に隣接する...
久保田
これぞ新潟のお酒「淡麗辛口」の日本酒
全国でも広く知られている久保田は、新潟を代表とする日本酒です。すっきりとした味わいと飲みやすさで飽きずらく、創業から長い間、愛されています。軟水で作ったお酒で濃厚さよりもキレのあるすっきりとした味で、新潟の日本酒といえば淡麗辛口というイメージですが、そのイメージを広めたのは久保田ともいえるかもしれません。新潟のお酒を象徴する味でクセがなくて誰でも飲みやすいことからお中元やお歳暮などの贈答品としても適しています。久保田は万人受けするので選んで間違いのない日本酒です。新潟のお酒を知る上で飲むべきお酒です。
新潟の味を代表する淡麗辛口が特徴
万人受けするので贈答品にも適している
新潟の日本酒を知るためには飲むべき
- 酒造
- 朝日酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県長岡市朝日880-1
- 電話番号
- 0258-92-3181
- 価格帯
- 1,000円~20,000円
- ホームページ
- http://www.asahi-shuzo.co.jp
- 通販
新潟県にある朝日酒造株式会社は、地元農家の人々と連携し酒造りに最適なお米を収穫し、仕込み水は朝日地内を流れている軟水を用いるなど原料にこだわった酒造りを行っている酒蔵です。 代表的な銘柄に久保田があります。日本酒好きな方では久保田の名前を知っている方も多いのではないでしょうか。飲み口は淡麗辛口が多...
越乃景虎
新潟有数の豪雪地帯で作られる日本酒
越乃景虎は新潟県の中央で山々に囲まれた盆地にある諸橋酒造で製造されています。酒名の「景虎」はかつてその地を納めていた戦国武将の上杉謙信の改名前の名前から取っています。
味は新潟特有の淡麗辛口の分類には入りますが、辛口に感じないほど、まろやかさが口の中に残ります。口当たりは水のようにスッと入ってきますが、後味で甘さが残るお酒ですので、日本酒に慣れていない人でも美味しく飲むことができます。
料理にも合わせやすく、寿司や刺身などのあっさりしたものから、揚げ物など味がしっかりついたものまで合わせて飲みやすいのが特徴です。
有数の豪雪地帯で作られているお酒
辛口に感じないほど後味で甘さが残る
料理はあっさりしたものから味の濃いものまで合う
- 酒造
- 諸橋酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県長岡市北荷頃408
- 電話番号
- 0258-52-1151
- 価格帯
- 1,000円~20,000円
- 通販
北雪
世界へ発信する新潟・佐渡の地酒
全国的に有名な日本酒、北雪は新潟・佐渡の海辺の港町にある北雪酒造で作られています。口に入れたときの米の味と後から出てくる甘さが絶妙で口当たりの良さが特徴です。決して濃厚な日本酒ではありませんが、すっきとしながらも甘さがしっかりあります。伝統の酒造り以外にも遠視分離で圧力をかけず日本酒を作る新しいタイプの酒造にも挑戦しています。
全国各地で販売している人気の日本酒ですが、海外へ向けても発信されています。日本の北雪を世界へ広めるために海外展開をしているのです。まさに日本を代表する日本酒ですので味を知っておいて損はありません。
新潟・佐渡で受け継がれてきた味
新潟・佐渡から海外へ発信している日本酒
遠心分離で圧力をかけずに作る日本酒がある
- 酒造
- 北雪酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県佐渡市徳和2377番地2
- 電話番号
- 0259-87-3105
- 価格帯
- 1,200円~15,000円
- ホームページ
- http://sake-hokusetsu.com
- 通販
高千代(たかちよ)
新潟県の地酒「高千代(たかちよ)」について
新潟県の地酒「高千代(たかちよ)」は、新潟県南魚沼市にある明治元年創業の髙千代酒造株式会社で造られています。
お米と水にこだわり、仕込み水には巻機山の伏流水を使用し、巻機山の伏流水を用いて育ったお米を取り入れています。
お酒の造り方にはこたわりが多く見られます。高千代酒造では、自身の酒蔵で独自の酒米を作り管理しています。それが「一本〆」と呼ばれる酒造好適米なのですが、これは母株の「五百万石」、そして父株の「豊盃」を人口配合したものです。非常に良質なお米とされ、新酒鑑評会で金賞を受賞したこともあります。契約農家が栽培しているので、安心安全のお米となっています。
こうしたこだわりから、その品質に疑いの余地はありません。地元のお米を大切に使い、地元からも評価されていることが何よりの証拠です。ぜひとも飲んでもらいたい日本酒です。
ちなみに髙千代酒造が販売している「高千代 うまい助 純米生原酒」は湯沢でしか手に入れることの出来ない大変レアなお酒です。
味の特徴は原酒の深みが感じられ、とても爽やかでフレッシュな味わいです。飲み方のオススメは冷酒です。しかもコスパがいいので希少なお酒を低価格で手に入れることが可能です。
お米と水にこだわり仕込み水には巻機山の伏流水を使用しています。
お米は巻機山の伏流水を用いて育ったお米を取り入れています。
高千代 うまい助 純米生原酒は湯沢でしか手に入りません。
- 酒造
- 髙千代酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県南魚沼市長崎328番地1
- 電話番号
- 025-782-0507
- 価格帯
- 1,026円~15,737円
- ホームページ
- http://www.takachiyo.co.jp/
- 通販
一般的に新潟で作られている日本酒は、淡麗辛口のイメージが強いと思われます。しかし、「高千代」という日本酒は、そういった傾向から一線を画して濃厚で旨味の強いという特徴を持っています。 dencross ただ単に旨味が強いだけということではなく、新潟清酒の特徴であるキリっとした飲...
山間
「新潟第一酒造」の銘柄は『山間』の他に『越の白鳥』、『鬼山間』、『越の露』があります。
『山間』は新潟県上越市浦川原区の山間いにある蔵元「新潟第一酒造」が醸す日本酒です。
- 酒造
- 新潟第一酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県上越市浦川原区横川660
- 電話番号
- 025-599-2236
- 通販
『山間』の蔵元「新潟第一酒造」の歴史や特徴 『山間(やんま)』は新潟県上越市浦川原区の山間いにある蔵元「新潟第一酒造」が醸す日本酒です。 1922(大正11)年に新潟県の旧浦川原村で「亀屋酒造」が創業、1963(昭和38)年に当時の中小企業近代化促進法のもとで、近隣の3つの蔵「越の露醸造」、「大...
村祐
上品な甘みが特徴のフルーティーな日本酒
古くから伝わる新潟の日本酒とは一線をかく「村祐」は新潟の新たな地酒として人気を集めています。若き蔵元の杜氏が理想の日本酒を追い求めて仕込んだお酒は、何と言っても上品な甘さが特徴です。高級砂糖のような甘さと香味でフルーティーな日本酒に仕上がっています。新潟の日本酒といえばあっさりとしたタイプが多く、村祐はこれまでの新潟にはなかった日本酒ですが、上品な甘さがくせになると人気が出ています。ワインにも近いような村祐はフルーティーな日本酒を求めている人におすすめです。上品な甘さがくせになること間違いなしです。
新潟で生まれた新しいタイプの地酒
上品な甘さが高級砂糖のようでフルーティー
若き蔵元の杜氏が理想を追い求めた日本酒
- 酒造
- 村祐酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県新潟市秋葉区舟戸1丁目1-1
- 電話番号
- 0250-38-2028
- 価格帯
- 1,600円~20,000円
- 通販
日本酒生産量が日本一多いのは、灘五郷を擁する兵庫県ですが、その後ろを猛追している府県があります。一つは、伏見を擁する京都府。もうひとつは、新潟県です。何といっても、米の生産量と酒蔵の数では日本一を誇る県。日本酒の生産量も多くなるのも頷けます。 dencross 新潟県の日本酒...
麒麟山
淡麗辛口が魅力の地元産にこだわったお酒
麒麟山の魅力は、なんといっても飲み飽きしない味わいです。淡麗辛口でどんな料理とも相性がよく、いつまでも飲み続けられるお酒です。
蔵のある新潟県阿賀町で造られた酒米のみを使用するという徹底ぶりで、高品質な味わいを長年キープし続けています。さらに軟水である阿賀野川系伏流水を仕込み水としており、口当たりが非常に軽やかです。
冷やから熱燗まで、どんな温度でも楽しめる点も魅力です。その日の気分や気候、そして合わせる食事によって楽しみ方を変えることができます。
なお麒麟山は通年商品以外にも、季節限定商品を多数用意しています。四季ごとに変化するその味わいは、飲み比べを楽しむこともできます。ラベルデザインもおしゃれなものが多いので、お土産や贈り物にもおすすめできる銘柄です。
伝統辛口で飲み飽きしない味わい
通年商品から季節限定商品までラインナップが広い
冷~常温~熱燗と、好きな温度で楽しむことができる
- 酒造
- 麒麟山酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県東蒲原郡阿賀町津川3636
- 電話番号
- 0254-92-5075
- 価格帯
- 1,188円~8,800円
- ホームページ
- https://kirinzan.co.jp
- 通販
米どころとして有名な新潟には、美味しい日本酒がたくさんあります。新潟には淡麗辛口のお酒が多く、「麒麟山」もその一つです。新潟の奥阿賀の美味しいお米と名峰・麒麟山の麓を流れる川の水を使用して造られるそのお酒は、さらりと口を通り飲み飽きしない、まさに新潟を代表する地酒だと言えます。 ※この記事を書...
菊水
キレの良い辛口を堪能できる知名度の高い銘柄
引き締まった味わいが特徴的な菊水は、冴えた辛口で大人の印象を与えてくれます。辛口の中にもしっかりとした旨味を感じられます。どんな料理にも良く合うお酒ですが、特に素朴な味の家庭料理との相性が抜群です。季節に合わせて飲み方を変えるとより美味しく感じられます。冬は燗で人肌に温めてから飲むと、菊水の醍醐味を感じる事が出来ます。シーンに応じて80mlから300ml、720ml、1800mlまで取り揃えているので、購入しやすさも特徴的です。お酒好きなら有名な銘柄である菊水はキレの良さと辛口の旨みを感じられるのでおすすめです。
どんな料理にも合う抜群の安定感
冴えた辛口で大人の印象を感じられる
シーンによって選べるサイズで購入しやすい
- 酒造
- 菊水酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県新発田市島潟750
- 電話番号
- 0254-24-5111
- 価格帯
- 2000円以内
- 通販
スーパーやコンビニ、酒屋などで見かけることも多い、定番酒として親しまれる「菊水」にはどんな魅力があるのでしょうか。ここまで親しまれるお酒となったのは、愛される理由があるからです。ここでは、味わいから販売方法まで工夫された菊水の魅力についてお伝えしていきます。 ※この記事を書いたお酒ライターAnch...
真野鶴・万穂(まほ)
多くの賞を受賞している真野鶴・万穂(まほ)について
新潟県の大吟醸、真野鶴・万穂(まほ)は日本国内で行われている全国新酒鑑評会にて賞を何回も頂いており、今年も2017全国新酒鑑評会平成28酒造年度の部において金賞を受賞しています。
またワイン品評会の「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015日本酒部門」でも輝かしい「ゴールドメダル」受賞という快挙を成し遂げています。
アメリカのワインジャーナリストが大絶賛するほど、世界的に認められたお酒です。
フルーツが熟した香りが感じられ、洋ナシのフルーティーさが味わえます。
飲み方は冷やして飲むのがオススメですが、15度位の温度でワイングラスで飲むと違った味わいが楽しめます。
真野鶴・万穂(まほ)は全国新酒鑑評会にて何回も受賞しています
フルーツが熟した香りと、洋ナシのフルーティーさが味わえます。
15度位の温度でワイングラスで飲むと違った味わいが楽しめます
- 酒造
- 尾畑酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県佐渡市真野新町449
- 電話番号
- 0259-55-3171
- 価格帯
- 1,026円~30,850円
- ホームページ
- https://www.obata-shuzo.com/
- 通販
鶴齢(かくれい)
「鶴齢」は新潟県魚沼の食事に合うお酒
新潟県にある青木酒造が蔵元の「鶴齢」は、地元である魚沼の食事にあったお酒造りを目指しています。
魚沼の地元の人が食べる料理は冬のあいだ中、長期保存の出来る漬け物や干物、また醤油や塩を主体にした味付け料理が主体となっているので、料理もお酒も一緒に美味しく頂くことが出来ます。
「鶴齢」の味の特徴は、端麗でキレが良く、お米が自ら持つ旨みもしっかりと引き出されていて、飲み飽きることがありません。
また「鶴齢」の名前の由来についてですが、青木酒造のご先祖様に当たる随筆家で商人でもある鈴木牧之氏が名付けたとのことです。
「鶴齢」は、魚沼の食事にあったお酒になります。
「鶴齢」の味の特徴は、端麗でキレが良いです。
お米が自ら持つ旨みがしっかりと引き出されています。
- 酒造
- 青木酒造株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県南魚沼市塩沢1214
- 電話番号
- 025‐782‐0023
- 価格帯
- 1,058円~12,312円
- ホームページ
- http://www.kakurei.co.jp/
- 通販
越州
日本酒初心者の方にもおすすめな越州
私の周りの日本酒が苦手な方にも好評を頂いている禄乃越州についてご紹介します。口当たりが非常にまろやかでフルーティーな甘みがあるため、とても飲みやすい日本酒として人気があります。
癖がないため、お魚料理やお肉料理、日本食はもちろん洋食等様々な料理に合うお酒です。お米の優しい甘みが口に含むといっぱいに広がり、新潟らしい日本酒でもあります。
日本酒にまだ慣れていない初心者の方でも美味しさが分かりやすくおすすめです。口当たりが良く美味しいのでグビグビと飲めてしまいますが、飲み過ぎには気をつけましょう。
地元では次にプレミアムがつくのではないかと予想されている注目のお酒でもあります。
甘くてフルーティーで女子会向け
口当たりがまろやかなのでワイン好きにも好評
魚料理だけではなくどんな料理にも合う
- 酒造
- 朝日山酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県長岡市朝日880-1
- 電話番号
- 0258-92-3181
- 価格帯
- 720mlで3640円
- 通販
朝日山(千寿)
地元でみんなが愛用している日本酒
新潟の長岡市といえば、久保田がプレミアムがついて世間的には有名ですが地元の人が飲んでいるお酒はこの朝日山が多いです。
お祭りの時やお正月でも振る舞われる馴染みのある日本酒です。癖がなくさっぱりとしたキレのある味わいが特徴です。
冷酒でも美味しいですが、熱燗にすると甘みが出てまた、違った味わいを楽しむことが出来ます。朝日山にもランクがあり、千寿が一般的に普段から飲まれている家庭が多いですが、購入しやすい価格なのに味はしっかりしていて、安定した日本酒の旨さがあります。米の香りをしっかりと味わうことが出来、新潟県を代表するお酒として相応しい商品です。
キレ味がよくさっぱりとした味わい
熱燗にすると甘みが出て楽しめます
購入しやすい価格なのに安定した美味しさがある
- 酒造
- 朝日山酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県長岡市朝日880-1
- 電話番号
- 0258-92-3181
- 価格帯
- 720mlで831円
- 通販
菅名岳
菅名岳の伏流水であるどっぱら清水で作ったお酒です。
もともと、五泉市はその名前のように五つの泉が湧き出ている所と言われてきました。
その五泉市にそびえる菅名岳の中腹から湧き出る伏流水であるどっぱら清水で作られたお酒です。
どっぱら清水は、暑い夏でも、渇水期の冬でも枯れることなく湧き出ているお水です。
その湧水を、酒造りに一番適していると言われている寒の入りから9日目に菅名岳の中腹まで登り、ポリタンクに詰めて担いで降りてくるという、「寒九の水くみ」によりお酒造りに欠かせぬ水を確保しています。
この清らかな天然水で仕込まれ、丁寧に造られたお酒が菅名岳になります。
端麗辛口で飲み口がすっきりしています。
雑味が無く、どんなお料理にもぴったりです。
熱燗でも美味しいと思いますが、やはりお勧めは冷やです。
- 酒造
- 近藤酒造
- 酒蔵住所
- 五泉市吉沢2-3-50
- 電話番号
- 0250-43-3187
- 価格帯
- 2,000円代
- ホームページ
- http://www.suganadake.com/
- 通販
謙信
新潟のかくれた名酒、謙信について
謙信の酒造元であります、池田屋酒造は創業1812年(分化9年)という古い歴史があります。
謙信のネーミングの由来は、上杉謙信が武田信玄に塩を送ったとされる運送ルートが、蔵のある千石街道であったことから、命名されたそうです。
謙信は、汲みたて感があり、とてもフレッシュな感じがあります。
りんごのような香りのフレッシュさです。
フレッシュさのあとには、コメの甘さ、旨みがやってきます。
しっかりとした、重みのある味ではありますが、丸みのある酒質と、後味のキレがある飲みやすいお酒です。
生原酒が好きな方にはお勧めです。
上杉謙信の名をかたる、歴史のあるお酒
甘すぎなく、フレッシュさのあるお酒
飲み始めは柔らかく甘みを感じるが、後味はキレがある
- 酒造
- 池田屋酒造
- 酒蔵住所
- 新潟県長岡市北山市4-37-3
- 電話番号
- 0258-28-1488
- 価格帯
- 1800mlで2000円程度
- 通販
越後鶴亀(えちごつるかめ)
新潟県のお酒、越後鶴亀の特徴について
越後鶴亀 超特醸 純米大吟醸は、株式会社越後鶴亀の蔵人たちが手間暇かけて造り出したお酒です。
味の特徴はメリハリが感じられ、香りのフレッシュさや味わい深い旨みが実感出来、飲み込んだ時の酸の消えゆく様子をお楽しみ頂けます。
原料米には掛米、麹米とも山田錦を使用していて、アルコール度数は16度以上17度未満になります。
また越後鶴亀 純米大吟醸は掛米にはこしいぶき、そして麹米には五百万石を使用しています。
香りはとてもフルーティーで、とても澄み切った仕上りになっています。
飲み方は常温よりやや冷たく冷やして飲むと、美味しく召し上がれます。
越後鶴亀 超特醸 純米大吟醸は味にメリハリが感じられます。
越後鶴亀 超特醸 純米大吟醸は掛米、麹米共山田錦を使用。
越後鶴亀 純米大吟醸の掛米はこしいぶき、麹米は五百万石です。
- 酒造
- 株式会社越後鶴亀
- 酒蔵住所
- 新潟県新潟市西蒲区竹野町2580
- 電話番号
- 0256-72-2039
- 価格帯
- 1,007円~21,600円
- 通販
山城屋(やましろや)
「山城屋 純米大吟醸 無濾過 生詰酒」について紹介します。
「山城屋 純米大吟醸 無濾過 生詰酒」は新潟県のお酒ですが、新潟県の外に出荷する山城屋最高峰のブランドとして造られました。
ラベルや箱がゴールドで高級感があり、洋風でオシャレなワインのようなイメージがあります。
原料米には地元栃尾産の越淡麗を使用し、新潟酵母を取り入れて造られています。
喉越しはとてもキレイで吟醸香の華やかさがかもしだされ、甘みと旨みの絶妙なバランスに「山城屋」らしさを感じます。
アルコール度数は16度で、飲み方はキリッと冷やして飲むのがオススメです。
他には雄町や酒造好適米の五百万石、こしいぶきなどを使用して造ったお酒もございます。
山城屋 純米大吟醸 無濾過 生詰酒は山城屋最高峰のブランド
ラベルや箱がゴールドで高級感があり、一見ワインを思わせます。
「山城屋 純米大吟醸 無濾過 生詰酒」はキレイな喉越しです。
- 酒造
- 越銘醸株式会社
- 酒蔵住所
- 新潟県長岡市栃尾大町2-8
- 電話番号
- 0258-52-3667
- 価格帯
- 1,296円~6,800円
- ホームページ
- http://koshimeijo.jp/
- 通販
まとめ
新潟県のお酒の歴史は古く当時から酒造りにこだわりを持って臨んでいる人がいるのだということに改めて気が付かされます。済んだ水と贅沢な手法によって造られたお酒だと知ることで、お酒に対する見方も変わります。
新潟は流石、お酒の有名な地域とあってお酒の試飲はもちろんの事、酒造の見学会など実施している蔵も多く、お酒好きな人たちにとっては大変楽しめる地域です。新潟県酒造組合では、国外の人たちにもお酒の美味しさを伝えるイベントも開催されました。お酒は苦手という人でもご紹介したように様々な味わいのお酒が多い中きっとお気に入りの一品に出会えるでしょう。
お酒の種類にも「地酒」「本醸造」「吟醸」「大吟醸」または「にごり酒」などの種類があり、一言でお酒とくくるには足りないほどです。また、それによってのお酒の飲み方も様々で、冷酒、熱燗、人肌程度の燗にしてもおいしく、料理に合わせながら、自分の好みの飲み方と種類を探すこともできお酒の奥深さを感じます。
量や料金、銘柄だけにこだわるのではなく、その奥にある水や風土さらには蔵人の想いを感じながらお酒を口にすれば今までとはまた違った味わいが楽しめるかもしれません。