長野県の酒器8選。松代焼などお酒にあうグラス・骨董品の紹介

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徳利とぐい呑

3,000メートル級の山々と清流に囲まれた、自然が豊かな地方が長野です。海はありませんが、豊かな自然や環境によって数多くの野菜や果物、そして信州牛といったブランドも有名です。そして信州といえばそばも有名で、そば屋といえば「そば前」と言われる、そばが出てくるまでの間に日本酒を片手につまみを楽しむのも定番です。

おつまみライターランニングフリージー
ランニングフリージー
そんな「そば前」をはじめ、信州のワインなどを楽しむのを演出するのが酒器です。今回は長野の酒器というテーマで長野の地方で作られる様々な酒器を紹介します。

※この記事を書いたライターランニングフリージーのプロフィール

松代焼の六文銭酒器


六文銭と松代焼の組み合わせ
松代焼は長野の北部にある長野市で焼かれている焼き物です。
この地域は、かつて戦国武将として有名だった真田氏が治めていた歴史を持ち、松代焼はこの真田氏の松代藩が保護を行って栄えました。
藍色の深い色合いが特徴で、京都の職人を招いて京都の技術を導入しただけでなく、信楽や常滑など日本の主要な窯業の地方からも技術を導入しました。技術導入を盛んに行ったものの、明治期には大量生産に優れた瀬戸焼や伊万里焼に押されて消滅。一時期は失われた技法となっていましたが、昭和中期になり再現に成功したという歴史を持ちます。
この酒器は、そんな松代焼に松代藩を治めた真田家の家紋である六文銭をあしらった徳利とぐい呑みです。青地の焼き物にどこか信州の素朴さを感じられ、素地が肉厚なことから晩酌などを頻繁に使う用途にも適しています。

 

酒器人肌


信州の金属加工技術が光る酒器
長野は山間部にあるものの、様々な金属加工技術を持った企業や精密機器の企業が数多くあります。そんな技術力のある企業が日本の産業の一翼を担っている地方です。
この技術を生かしたのがこの酒器人肌です。アルミを叩いて加工する鍛造と呼ばれる技術を生かして非常に精密に鍛造加工を施しているのが特徴です。アルミを鍛造で、しかも精巧に加工して酒器にしているのは、世界でただ一つと言われています。
希少性だけではなく、飲み口の感触は、ヒンヤリとしていて快適、さらに手のした人の温もりを少しずつお酒に伝え、まろやかな風味を与えてくれます。内底に浮かぶ信州の葉の、葉脈まで再現した精巧な作りを楽しみながらお酒を楽しんでみるのも良いかもしれません。

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木曽ひのきの枡



高級木材を使用した枡
長野の南部、木曽地域は自然の豊かな地域です。ここでは古くから多くの人々が林業に携わり300年以上もの間、多くの美しいひのきを生産しています。関東地方より南が生育適地となります。また、尾根上などの水はけの良い乾燥した土壌を好む傾向が強いため、木曽はひのき生産の好適地といえ、全国的にもブランド木材として多くの建物に利用されてきました。
そんな品質の高いひのきを枡にしたのがこの酒器です。職人が組み立てを行い、長野産の原料を利用したひのきの香りが素晴らしい酒器に仕上げられています。信州の森林の風を感じながら日本酒を頂いてみるのもおすすめです。

 

ナカムラジン氏の徳利

芸術家のデザインした徳利
芸術家は単に陶芸やガラス器といった酒器そのものを作るだけでなく、デザインに参加するケースもあります。それがこの酒器です。
手掛けているのはナカムラジンという芸術家の方です。ナカムラジン氏は長野県生まれ信州大学教育学部美術科工芸研究室卒業された芸術家です。長野や東京を拠点に活躍し、主にデザインを手掛けてイタリア、モナコ、台湾などの展覧会にも出品しています。
この酒器は形もユニークな徳利ですが、描かれたデザインは芸術そのもの、伝統的なデザインをちりばめつつも革新的な模様が描かれています。
Jin Nakamura log
 

洗馬焼(せばやき)のぐい呑み

暮らしの中から生まれた焼き物の酒器
長野の中部、塩尻の本洗馬で焼かれている焼き物が洗馬焼です。江戸時代から山深い地方で自給自足を目的として様々な焼き物が焼かれ、それが洗馬焼の由来と言われています。
明治期になると、全国の窯元が衰退する中、逆に作陶される数が大幅に増えていき、近郊の地方にも出荷されるようになりました。愛知の瀬戸焼によって一時期生産が落ち込むものの昭和に入り復活した歴史を持ちます。特徴は丈夫さと深い青色の地肌で、実用本位の焼き物です。
 

信州松代柴石ぐい呑み

松代柴石で作られたぐい呑み
松代には戦国時代から建材として用いられてきた柴石と言われる安山岩が産出されます。この柴石は最寄りの松代城の石垣の他、同じく長野市の善光寺の参道にも石畳として使われています。薄いブルーとピンクの2色の石は、石紋と言われる模様も美しく石材としても魅力的な素材です。
そんな松代柴石をぐい呑みにすれば、その魅力を手軽に感じられます。底面に美しい柴石を使い、上部はガラスというユニークな構造の酒器になっています。その透明感と柴石の美しさは冷涼な長野の気候をイメージでき、冷酒にぴったりな酒器です。
 

高遠焼のぐい呑み

桜の名所で焼かれるぐい呑み
高遠焼は、長野の南部、高遠町で焼かれている焼き物で、江戸時代に高遠城で用いる土管を作るために始まった歴史があります。岐阜の美濃焼の職人を招いて技術を導入し、桜で有名な高遠城の水回りを支えたそうです。
多くの焼き物同様に昭和初期には、衰退したものの昭和後期になって復活に成功、現在も多くの焼き物が焼かれています。特徴は赤土を基本に白と緑といった2種類の釉薬を重ね塗りする点です。この二重掛けによって独特の風合いを出しています。
マーブル模様のような印象もある高遠焼を眺めながら、桜が盛んに咲く高遠城をイメージするのも良いかもしれません。
 

尾林焼のぐい呑み


南信州の焼き物のぐい呑み
長野の南部、飯田市では尾林焼という焼き物が焼かれています。江戸時代に飯田藩主の命により、瀬戸焼の職人が移住して生まれた焼き物で御用窯として数多くの陶器が焼かれてきました。
明治期になっても産業用の陶器制作に成功し数多くの焼き物が作られ実用品として使われてきました。しかし、主に産業用として利用されてきた養蚕業が衰退すると同時に衰退して行きます。現在は工芸品としての価値を見出しています。
このぐい呑みは、そんな歴史を持つ尾林焼のぐい呑みです。産業用としての耐久性を求められてきた過去から肉厚で力強い雰囲気を持っており、どこか茶器のような風合いもあります。地元の土で成形した轆轤目(ろくろめ)や施釉時の指跡を感じながらゆっくりとお酒を飲むのもおすすめです。

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まとめ

長野は自然豊かな地域として自然の素材を生かした酒器が多いというイメージです。しかし、地元の金属加工技術や精密な加工技術による現代的な酒器もみられます。
今回紹介したのは、長野の酒器の一部で探せばより多くの酒器を見つけられるでしょう。長野県の魅力的な酒器を使いお酒を楽しむことで信州の自然を感じながらリラックスしたひと時を体験できるでしょう。

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