お酒(日本酒 ビール ワイン ウイスキー 焼酎)の保存温度と保管方法

賞味期限や正しいお酒の保存方法

購入したお酒やいただいたお酒は、すぐに飲まないことがあるかもしれません。アルコール飲料であるお酒には賞味期限が書かれていないことも多く、長期保存が可能だと言われています。しかしお酒は正しく保存しておかないと、未開封であっても劣化が進んでしまうことがあるため注意が必要です。

お酒ライターAnchan
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このような事態を避けるためには、お酒の正しい保存方法を理解しておくことが大切です。きちんとした保存方法を守ることで、自宅でいつでも美味しいお酒が飲めるようになるでしょう。
今回はお酒の正しい保存方法を、種類別に紹介していきます。
※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール

お酒の賞味期限はどのくらい?

お酒の中には賞味期限が記載されていないものがあります。なぜならお酒は食品や清涼飲料水などと違いアルコール度が高いため、殺菌作用があり劣化しにくいと言われているためです。実際に食品表示法でも、日本酒やウイスキーなどは消費期限や賞味期限の表示を省略できると定められています。
しかし賞味期限がないからといって、いつまでも同じ味で楽しめるというわけではありません。ものによっては未開封の状態でも瓶の中で状態が変化していくため、美味しく飲める目安が決まっているものもあります。
銘柄や製法によっても美味しく飲める期間は異なりますが、一般的には以下の通りになっています。
お酒の賞味期限の目安

  • 日本酒・・・製造日より1年程度(生酒などは8ヶ月程度)
  • ビール・・・製造日より9ヶ月
  • ワイン・・・白ワインなら1~2年以内、赤ワインなら2~3年以内。ただしヴィンテージワインなどを正しく保存すれば、10年と保たれるようなものもあります
  • ウイスキー・・・特になし
  • 焼酎・・・特になし
  • リキュール・・・特になし

基本的には日本酒やビール、ワインなど「醸造酒」であるものは、美味しく飲める期限が早いことが多いです。その一方でウイスキーや焼酎といった「蒸留酒」は、醸造酒に比べ劣化しにくく、正しい環境に置いておけば長期保存が可能です。
 

お酒の味は保存方法で大きく変わる

お酒の味は保存方法で大きく変わります。なぜならたとえ未開封であったとしても、日光や室温の影響を受け中身が変化していくためです。そのほか瓶や缶など入れ物が痛んでしまうことで、未開封のつもりでも気づいたら空気に触れてしまっていた、ということもあります。
特に気をつけておきたいポイントは、「直射日光を避ける」ことや「高温多湿を避ける」ことです。そのほか匂いの強いものや塩分・油分の高いもののそばに置かないことも大切です。

ここからは、お酒の種類ごとのより詳しい保存方法を解説していきます。
 

日本酒の保存方法(直射日光はNG)

日本酒
日本酒は温度と光に弱いです。そのため直射日光は特にNGです。そのほか日光でなくとも、蛍光灯の光などにも注意しておく必要があります。できるだけ冷暗所で乾燥したところに保存しておくのがベストです。光が気になる場合は、新聞紙に包んで置くのも一つの手です。
なお日本酒には大吟醸酒や醸造酒など製法によっても保存方法が異なります。基本的に何も書かれていないものは20度前後の涼しい室内で保管していれば大丈夫ですが、「生酒」や「無濾過」、「大吟醸酒」と書かれているものは冷蔵保存が推奨されています。なおこのような場合はラベルに保存方法が記載されているので、まずはラベルを読み指示に従いましょう。

 

開栓後の日本酒は?

開栓後の日本酒はできるだけ早く飲むのが好ましいです。生酒なら2~3日以内、生酒以外のタイプは1週間程度で飲んでしまいましょう。一気に飲めなくなるほど腐ってしまうということはありませんが、日ごとに酸味が増してくるので注意です。開封後は冷蔵庫で保管しましょう。

 

ビールの保存方法(冷凍庫で冷やすはNG)

ビールの保存方法
ビールの保存方法は製造方法により異なります。日本酒と同様基本的には冷暗所と定められていますが、「非加熱処理」と書かれているものなどは冷蔵保存が推奨されています。瓶や缶に書かれているので、まずはラベルを読みましょう。
ビールはしっかりと冷やしたほうが美味しく飲めるアルコールです。そのため冷蔵保存していなかったものも、飲む前には冷蔵庫に入れて冷やしてから飲むほうが良いでしょう。ただし急激に冷やしたいからといって冷凍庫に入れるのは避けましょう。なぜならビールのような炭酸ガスを含むものを冷凍庫で冷やし凍らせてしまうと、体積が膨張し破裂してしまう危険性があるためです。
 

ワインの保存方法(理想はワインセラーで保存)

ワインセラー
ワインは日本酒と同様に醸造酒であり、未開封であっても瓶内で熟成が進んでいくとされています。そのため直射日光や高温など、刺激を与えるのは避けましょう。
保管は日本酒よりも低めの12〜16度前後の場所が理想です。またこの場合、温度変化が大きくならないように気をつけておきましょう。
理想はワインセラーでの保存です。デイリー用のワインを数ヶ月以内に飲むのであれば無理にワインセラーを購入する必要はありませんが、もしワインが好きで高級なものをたくさん保管しておきたいという場合は家庭用のワインセラーもあるので購入すると良いでしょう。

どうしてもワインセラーを用意できない場合は、新聞紙に包んで霧吹きをかけておき、発泡スチロールの中に密閉して入れておくという方法もあります。
非発泡のワインは寝かせて保存、シャンパンなどの発泡性ワインは立てて保存しましょう。コルク栓のものは乾燥してしまうと収縮しワインの劣化になることがあるので、なるべく湿度の高い場所を選ぶとベターです。
 

開栓後のワインは?


開戦後のワインは、しっかりと栓をしておけば2~5日程度保管できますコルクでそのまま栓をしなおしてもいいですが、ワイン専用のストッパーもあるのでワインを飲む頻度が多いという方は用意しておくと良いでしょう。未開封の際に寝かして保存していたワインも、開封後はたてて保存しましょう。

 

ウイスキーの保存方法(正しく保存すれば長期保存可能)

ウイスキーの保存方法
醸造酒であるウイスキーは、正しく扱えば何年も長期保存することが可能です。ワインや日本酒とは違い瓶内熟成もせず、自宅での保管もしやすいです。ただし直射日光や極端な高温などは劣化の原因になるので避けましょう。
もし箱に入っているタイプのウイスキーであれば、箱から出さずにそのまま箱に入れておくのがおすすめです。
 

開栓後のウイスキーは?

ウイスキーは開栓すると酸化が進んでいきます。できるだけ空気や光に触れないように保管しましょう。週に3日など頻繁に飲む場合には神経質になる必要はありませんが、週1日以下など滅多に飲まず、量が減る速度が遅いという方にはプライベートプリザーブの利用がおすすめです。

プライベートプリザーブはもともとワイン用に用意された道具で、瓶内に吹き付けることで液体が空気に接触しにくくなるという道具です。

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焼酎の保存方法(直射日光や高温に弱い)

焼酎
焼酎はウイスキーのように蒸留酒の一種です。そのため賞味期限もなく、日本酒やワインに比べ保管がしやすいです。しかしこちらも上記のお酒と同様に、直射日光や高温には弱いので注意しておきましょう。心配な場合は新聞紙に包んでおくと安心です。
なお焼酎に含まれている旨味成分は、極端に冷やしすぎても油浮きの原因となるためNGとされています。
 

開栓後の焼酎は?

こちらもウイスキーと同様、開栓後は劣化が進んでいきます。そのため保管の際はなるべく空気に触れないようにしっかりと閉めて保管しましょう。もし長期保存した焼酎に極端な匂いの変化などがあるなど心配な場合は、飲むのを避けましょう。
 

リキュールの保存方法(フルーツ系は長期保存に注意)

リキュール
リキュールは種類によってアルコール度数や糖分の含有量が異なるので、保存方法や賞味期限の細かいポイントは変わってきます。基本的には上記のお酒同様に高温や直射日光を避ければ大丈夫ですが、フルーツ系のリキュールやクリーム系のリキュールはあまりに長期保存をすると傷んでいることがあるため注意しましょう。もし開封してみて違和感を感じることがあれば飲むのを避けましょう。

開栓後のリキュールは?

リキュールは何かで割って飲むことも多いので、一気に飲みきらず保存しておく機会も多いでしょう。ただし開栓後は酸化が進みやすくなっているので、注意しましょう。特にアルコールが低いものは劣化しやすいので、リキュールのラベルを確認しアルコール度をチェックしておきましょう。
注ぎ口についてしまったリキュールをしっかりと拭いてから栓をする。すずしい場所で保存するなどに注意しておけば、賞味期限を少し伸ばすことができます。基本的には早めに飲みきることを心がけながら、冷蔵庫に保存しておくと良いでしょう。
 

開封後のお酒はなるべく早く飲み切ろう

お酒ライターAnchan
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お酒の保存方法は種類によって異なりますが、共通して言えるのは開栓後には酸化が進み劣化してしまうという点です。賞味期限の書かれていないアルコールであったとしても、一度開けてしまったものはなるべく早く飲み切りましょう。
もし一人暮らしの方やあまりお酒に強くない方などハイペースで飲めない方は、自分で飲み切れる量のみを購入することも大切です。例えば日本酒なら1800ml瓶ではなく720ml瓶や300ml瓶など、無理なく飲める範囲のものを買い早く飲んでしまったほうが美味しく感じられるでしょう。
 

まとめ

お酒には賞味期限が書かれていないものもあります。アルコール度の高いお酒は、正しく扱うことで自宅にて長く保存できるものも多いです。直射日光や高温多湿を避け、適切な温度のもと保存できるように心がけましょう。

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