屋守

屋守(東京の日本酒)純米中取り・荒責・おりがらみ・雄町の特徴や美味しい飲み方を分析

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屋守」というお酒をご存知ですか?

日本酒、気になる事調べものライターdencross
dencross
「屋守」と書いて「やもり」とは読みません。「おくのかみ」と読みます。日本語はなかなか難しいですね。「おくのかみ」の名は、酒蔵を守り続けていく気持ちと、酒販店や料飲店の繁栄を守様な作品を醸し続けるという思いから付けおり、日本酒のラベルにはなんとヤモリのイラストが描かれています。

使用する酒米は八反錦で、仕込み水は富士山からの伏流水を地下150mから井戸で汲み上げています。
純米無調整生詰は使用米は八反錦で、麹が50%で掛が55%で米の旨味を味わえて米の旨味を味わえるように仕上がっています。
※この記事を書いた日本酒ライターdencrossのプロフィール

酒造の歴史

「屋守」を醸すのは東京都東村山市にある豊島屋酒造。1596年に東京の中心にある神田橋付近で初代の豊島屋十右衛門氏が酒屋兼飲み屋を始め、多くの武士や商人、職人などが集まる場所であったため繁栄しました。
昭和初期に東村山で醸造を開始。東京都内にある数少ない酒蔵として知られています。代表銘柄「屋守」のほか、「金婚」というお酒も醸造しています。
四代目を務める田中孝治氏は、根っからの努力家です。
先代から脈々と受け継がれてきた味わいを、ただ単に踏襲することなく、その時代に合わせてアレンジを加えます。伝統を守りながらも、進化することへの挑戦も忘れることはありません。
屋守の製造を手掛ける豊島屋酒造は1596年から、酒造りを行ってきました。江戸の神田橋付近で飲み屋としてスタートし、それ以来、400年をこえる歴史を刻んでいます。
昭和時代初期になると、拠点を東村山市に移し、富士山からの伏流水を地下150メートルから汲み上げて造るというこだわりようです。

屋守」が誕生したのは平成11年と比較的若く、生みの親である蔵元4代目・田中孝治氏が「東京の旨い酒を全国に発信したい」という思いから立ち上げた銘柄です。
屋守のこだわりとして手作業重視の小仕込を行い、香りよく優しい味わいをコンセプトに全量無調整(無濾過・無加水)全量ビン貯蔵を行っているのが特徴です。
また、水とともに酒造りでカギを握る米についても国産米を使用。その美味しさは数々の賞を受賞するなど、お墨付きを得ています。あまりの人気ぶりに、「ヤモラー」と称するファンも増加中です。

お酒の種類

お酒の種類
『屋守』といえば老舗の酒蔵でもある豊島酒造の『金婚』と並ぶ看板銘柄でもあります。
屋守の特徴はラインナップの全てが無調整だということに尽きるでしょう。
また知名度があるにも関わらずリーズナブルなのも魅力です。どの銘柄を選んでも1800mlで3,000円前後なのは至って良心的だと言えます。

屋守 純米中取り 無調整生

売れ筋No.1は『屋守 純米中取り 無調整生』で爽やかさを持つのが特徴。
純米中取り無調整生は使用米は八反錦の麹が50%で掛が55%で、爽やかでフレッシュな香りが味わえます。
比較的薫りの華やかさを持ちながらも、飲んだ時にふくよかで優しい印象を与える一本です。

屋守 純米無調整生「荒責」

「屋守 純米無調整生「荒責」」は、日本酒を絞る段階の最初の部分である「荒走り」と最後の「責め」の部分をそのまま瓶詰にしたお酒。
巷には、「荒走り」のみや「責め」のみのお酒はよく見かけますが、2つを混合したお酒はみかけたことがありません。
「中取り」と呼ばれ新酒を搾る時に、タンクから流れる旨みの多い中間部分だけを瓶詰しており、抜群のうまみがあり、吟醸香の香りと爽やかな甘さとのど越しにキレがある日本酒です。
無濾過原酒のため、澱の沈殿が少々あるかもしれません。グラスに注ぐと華やかな吟香が立ち上がり、米の甘味旨味をキリッとした酸味が引き締めてくれる味わい。後味のすっきり感がたまらない一品です。
味わいは、果実感あふれる米の旨味がぎっしりと詰まった濃いめながら、グイグイと飲んでしまえるキレの良さを兼ね備えたお酒です。

全体的に柔和な印象を残すのが、屋守の特徴なのですが、そこに無調整生ならではの発酵ガスによる微発泡が加わり、心地よい刺激感をファーストアタックで感じることが可能です。
言い換えれば無調整生の魅力は共通に、どの仕上がりを選ぶかが楽しい銘柄でしょう。

屋守 純米吟醸 無調整生 雄町

酒米で選ぶのならば『屋守 純米吟醸 無調整生 雄町』などはオススメです。
また日本酒入門者やあまり日本酒に詳しくない方でしたら、単純にインスピレーションで好みのラベルで選んでしまうのもありでしょう。

個人的にはどんな要望をも拾えてしまう“懐の広い日本酒”であると思います。

屋守 純米吟醸 無調整生 雄町

フルーティーな香りと一言にはいいますが、香り、そしてその抜け方が全く異なります。
甘味、旨味、酸の入り方の違い、ワインで言うところのボディの違いもわかるでしょう。
「あぁ!酒米が変わるとこんなに酒って味が変わるんだな!」と八反錦で造られた『屋守 純米吟醸 無調整生』と対にして呑んでみるとよくわかるはずです。

屋守 純米吟醸無調整生詰

純米吟醸無調整生詰は使用米は八反錦が50%で、火入れをして米の旨味を味わえて食中酒としても最適です。

以上のように、屋守は注目度ナンバーワンで昭和初期に現在の東村山に豊島屋酒造を設け、金婚正宗を醸造し明治神宮や神田明神の御神酒としています。

屋守に合うお料理やラインアップとは?

屋守は冷やで飲むと後味がすっきりであるだけに、ややこってりさのあるおつまみと相性が優れています。
刺身ならサーモンやマグロのトロ、ブリといった、脂のノリが良い物との相性が良かったです。反対にぬる燗にした場合は甘みが増すだけに、刺身の場合は鰹や鯛といったあっさり系をつまみにすると美味しく飲めました。常温の場合は甘みと辛みのバランスが良いため、こってり系もあっさり系のどちらとも相性が悪くなく、美味しく飲む事が可能です。

温度の違いで楽しむ

冷や

冷やで飲むとフルーティーな香りと共に仄かな甘みを感じさせますが、キレがあってすっきりと飲む事が出来ます。辛口の日本酒が好きな人であれば、冷やで飲む事で屋守の美味さを存分に味わう事が可能です。

常温

もっとも常温で飲んでも、絶妙なバランスで甘みと辛さが両立していてこれまた美味しく飲む事が出来ます。キレが弱まる分だけ、まろやかさが感じられるものの、後味は爽やかで飲み易いです。

外国人の友人へのプレゼントをして喜ばれました。(40代前半女性Nさん)

この夏、外国人の友人へのプレゼントをし喜ばれました。プレゼントしたのは、「屋守」の純米中取りの直汲み生です。

屋守 純米中取り

青いボトルに青い光文字のラベル、しかも、東京生まれ。各種ある日本酒のボトルの中でも目を引く美しさでした。飲んだことのないお酒をプレゼントするなんて、少し無謀だなと思いましたが、東京生まれの日本酒でスタイリッシュなデザイン、素敵、飲んでみたいと思わす何かがこのお酒にはありました。
プレゼントする時、良く冷やして飲むと美味しいらしいよとネットで得た情報を添えました。すると、その週末、素敵なお食事付きで自分がプレゼントしたこのお酒をいただく機会にあずかりました。軽い飲み口で、ベジタリアンの彼女の作る食事によく合っていました。日本酒の重さが苦手な方でも飲みやすいと思います。手の込んだ複雑な料理よりも、素材を生かしたシンプルなお料理、軽やかでたんぱくなお料理に合うお酒でした。
2口目、3口目と進んでいる内に少し独特な味わいに感動(40代前半男性Kさんの感想)
以前から屋守という名前は何度か見聞きした事があり、気になっていたのですがなかなか飲む機会に恵まれませんでした。所が先日、友人の家に遊びに行った際に、たまたま屋守があるのを発見したのです。なので友人に頼んで、まだ未開封状態だった屋守を飲ませて貰いました。
開封した瞬間に、甘さを含んだ様なフルーティーな香りがして来て、爽やかな気分にしてくれたのです。
予想よりも爽やかさの強い香りだったので、私自身は優しくほのかな味わいを予想していたのです。所が実際に飲んで見ると、爽やかな香りがふわっと口の中から鼻に広がり最初は甘味が来るものの、その直後に少しぴりっとした辛味と苦味が来ました。
1口目は予想に反した少し癖のある味わいを感じ、少し期待外れかと思ったのです。ですが2口目、3口目と進んでいる内に少し独特な味わいに慣れて来てしっかりと旨味を感じる様になりました。最初はこってり感のある鮭ハラス焼きをおつまみにして飲みましたが、屋守のフルーティーな香りと少し辛味のある後味との相性が抜群でした。
次に焼いたさつまあげをつまみにして飲みましたが、こちらとの相性も良く、私的には爽やかな風味があるお酒であるので少しこってり感のあるつまみと合うという印象を受けたのです。1口目こそは幾分癖を感じた私ですが、その後は爽やかな飲み口でグビグビ飲み続ける事が出来ました。しかも日本酒らしく、しっかり酔えるお酒でもあるので非常に満足度の高いお酒です。

まとめ

酒蔵は東京都東村山市にある豊島屋酒造で作っています。地方の酒蔵と違い住宅地にある酒蔵で、創業は昭和11年、代表銘柄は「金婚・政宗」などがあります。
武蔵野台地の縁辺部には良質の地下水があちこちで湧出していることが知られています。その地下水を地下150Mからくみ上げて酒造りの仕込み水として利用しています。良い水と佳き米、そして蔵人の技量と思いが合わさって日本酒は造られます。数多くの受賞歴のある素晴らしいお酒が、東京都内で醸されている事はあまり知られていないのではないでしょうか。
「おくのかみ」と読むのが正しいのですが、思わず「やもり」と読む人も多いかもしれません。蔵元も「家(蔵)を守る」という意味合いを込めて、名前をつけたのです。
屋守は、そんな造り手の希望を見事に叶えた名作といえるのではないでしょうか。人気を確固たるものにしているのは、屋守の持つフルーティーな味わいといえるでしょう。

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