播州一献

播州一献(愛知の日本酒)山廃純米 愛山・七宝 純米 超辛口の特徴や美味しい飲み方を分析

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播州の美味しい日本酒との誉れ高い「播州一献」を醸しているのは、兵庫県宍粟市山崎町に蔵を構える山陽盃酒造歴史は古く、江戸時代に遡ります。時代は幕末期への過渡期、大塩平八郎の乱のあった天保8年に山崎の地で創業しました。

日本酒、気になる事調べものライターdencross
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山崎の地は、揖保川の舟運と陰陽をつなぐ街道の結節点として栄えた城下町。周辺は米作りも盛んで、豊かな伏流水にも恵まれた地でもありました。山崎は、姫路の北に位置し、地形的には山崎盆地のなかにあるため、冬は底冷えする気候も酒造りに適しています。

※この記事を書いた日本酒ライターdencrossのプロフィール

名前の由来

さて、山陽盃酒造の醸造する「播州一献」ですが、名前にはどんな意味があるのでしょう。
HPの案内には「播州地域の良質の米・水・環境を使い地酒本来の持つ良さを大切に醸したお酒をどうぞ」との記載が見えます。

酒造りの米と水

酒造りの米と水
播州地方は、日本酒に用いられる酒米の頂点ともいえる「山田錦」の一大生産地。量だけではなく、質も間違いなく日本一でしょう。他にも、「夢錦」や「兵庫北錦」といった酒米も生産しており、ここから全国の名だたる酒蔵へ酒米は旅立っていきます。

日本酒造りは水ともいわれています。盆地状の地形と揖保川の豊かな伏流水が大地を潤しています。山陽盃酒造も創業来ずっと、こんこんと湧き出る天然の水を仕込み水と使用してきました。
良質の酒米、清冽で豊かな水、酒造りに適した気候に人の手が加わり良質の日本酒は生まれます。山陽盃酒造の「手間・ひまを惜しまず」にの信条の下、先人の積み上げてきた経験と技術を用いて、情熱を注いですべて手造りの酒造りを行っています。
丁寧な手仕事が「播州一献」を作り出しています。

長期貯蔵酒を製造

山陽盃酒造には特筆すべき面白い酒造りも行っています。丁寧に手造りされた「播州一献」をそのまま瓶詰にして出荷するのではなく、長期にわたり寝かせた長期貯蔵酒を製造しています。
関西唯一の鉱山貯蔵庫「明壽蔵」は、かつて日本一のスズ鉱山として知られた明延鉱山の坑道奥深くに設けられた天然のセラー。そこで時の流れに委ねられます。およそ人の手ではなしえない時の匠の仕事によって、長期熟成酒はより丸く、より味わい深く深化していきます。

「播州一献」は、「手間・ひまを惜しまず」という信条を受け継ぎ、次代へと継承する一方で、地産地消という新しい目線で、地域にも貢献する酒造りも行っています。伝統の技、経験、良い米、良い水、そして時と調和した深い味わいと旨みのある酒造りを目指し、日本酒を醸し続けています。

酒米の名産地、播州のお酒「播州一献」

「播州一献」は、播州山崎にある蔵元。播州地方は、「山田錦」をはじめとする国内屈指の良質な酒米の産地です。また、酒蔵のある山崎は盆地のため、豊かで良質の伏流水と、冬には底冷えする酒造りに適した場所にあります。 そこで仕込まれる「播州一献」についてご紹介します。

播州一献 山廃純米 愛山

「播州一献 山廃純米 愛山」は、「播州一献」の山廃純米のラインナップの一本。兵庫県産の「愛山」を65%まで精米し、山廃仕込みで醸造しました。精米歩合をみて分かるとおり、こちらは吟醸酒ではなく普通酒の純米酒です。
穏やかな立ち香を感じつつ口に含めばしっかりと引き締まった米の旨味がはっきりと主張します。酒米「愛山」を使用したことで濃醇さが増した感もありますが、この辺りは酒米の個性と個々の好みなので何とも言えません。しっかりとした米の旨味はくどくなく、サーッと引いていきます。引き締まった旨味の陰にほのかな良質の酸味がしっかり下支えしているのが心地よいキレへ繋がっているのでしょう。食中のお酒にすると料理を引き立ててくれること間違いなしの味わいです。

播州一献 七宝 純米 超辛口 生酒

クリアーなボトルが珍しい、搾ったお酒をフレッシュなまま瓶詰した生酒です。
「播州一献」のなかでも、「七宝」と名付けられたシリーズの一本。「七宝」は、仕込みに地元の「兵庫北錦」を仕込んだシリーズになっています。
さて、「播州一献 七宝 純米 超辛口 生酒」は、その名の通り超辛口。生酒の持つ穏やかでフレッシュな香りが鼻をくすぐります。口に含むと超辛口?と思わせれる白ブドウのような爽やかな甘さがやってきます。やや遅れてジワーッと米の旨味がやってきます。ところが、そのままスッキリと喉の奥へさらさらと流れていき、あと味はなんともキレのあるやや酸味のある味わいがスーッと消えていきます。
当然、新酒の生酒ですから、ガス感が微かに残っていて、これがほのかな酸味相まってキレへ繋がっているのかもしれません。超辛口の名前ながら、辛口一辺倒ではなく、複雑な味わいの調和を奏でる辛口といえましょう。

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播州一献 大吟醸 明壽蔵 長期熟成酒

最後に紹介するのは日本酒には珍しい長期熟成のお酒。「播州一献 大吟醸 明壽蔵 長期熟成酒 」。「播州一献」の蔵元は、明延鉱山の坑道の奥深くに「明壽蔵」と名付けられた貯蔵庫を設けています。
本品は、40%まで磨き上げた「山田錦」で仕込まれた純米大吟醸酒を、鉱山の奥深く、3年間もの月日をじっくりと寝かして造られました。ひっそりと3年間の眠りついていたお酒は、静かに熟成を重ね成長します。

低温で長期にわたり醸造されたお酒は、発酵がゆっくりと、そしてたしかに進み、他に類をみない「播州一献」となっています。その味わいは、深いコクのある米の旨味がドッシリとしたお酒です。日本酒好きの皆さんには是非とも一度は味わっていただきたいお酒です。
「播州一献」は、全般的にリーズナブルながら純米にこだわったお酒がラインナップされています。季節限定や品種限定もあり、バリエーション味わいが愉しめます。興味がある方は、一度チェックしてください。

播州一献と料理などについて考えてみる

播州一献には、飲み手の好みに合わせって選べるスペックを販売していますが、ここでは、特徴的なスペックをもつお酒をピックアップし、合う料理・おいしい飲み方から考えてみたいと思います。

播州一献 大吟醸

最初は、播州一献大吟醸です。このお酒は、播州産山田錦を丁寧に精白しつくられた日本酒です。単純に精米度数を高めるという発想ではなく、お米本来の持つほのかな香りを感じながらも、きれのある飲み口には脱帽です。
このお酒の魅力は、日本食以外にも、いろいろな料理との組み合わせを楽しめることにもあります。とくに、ステーキなどのお肉本来の味を楽しむ料理との相性が特に良いと感じます。にんにくを利かせたソースがたっぷりのお肉料理であっても、播州一献がお肉の味わいを引き立ててくれるののが不思議です。
40歳を越えた頃から、肉料理が重たすぎると感じている方にもぜひ試してほしいです。このお酒は、冷やして飲んでもらうことで、本来のスペックが発揮されるのではないでしょうか。

播州一献 純米酒

次は、播州一献純米酒です。このお酒は、コスパの面から考えても非常にバランスの取れた一品です。飲み口としては、やや辛口のお酒に分類されますが、お米の雑味がなく、辛口の日本酒が苦手な方であっても、すっと呑むことのできるお酒でもあります。
こちらのお酒は、白身魚のお刺身をまずは合わせていただきたいです。淡白な白身であっても、魚の旨みを引き立ててくれるので、高級な刺身ではなくても、十分に満足できるのではないかと思います。
また、白身魚のフライであっても同様です。このお酒は常温で飲むのが一番です。上でもおたたえ下通り、バランスのよいお酒ですので、最初は常温で試してみて、香りに物足りなさを感じるときには少しだけ温めるのがおススメの飲み方です。お猪口で飲むのもよいのですが、香りを楽しむためにもワイングラスを使用するのも面白いです。

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