高知県にある酔鯨酒造株式会社で造られている日本酒が酔鯨です。

商品ごとに使用する酒米が異なることからそれぞれのお酒で旨味が違っています。
※この記事を書いた日本酒ライターdencrossのプロフィール
酔鯨の特徴について
「酔鯨」の仕込み水は高知市の北部、土佐山地区の湧水。清流の多い高知県においても随一の清流といわれる仁淀川の伏流水を仕込み水に使用しています。酒造りに不向きな鉄分などは含まれておらず、自然のろ過を経ていることから新鮮で、風味にキレがあるお酒に仕上がります。
酔鯨は世界でも知られている日本酒で、日本酒の魅力を世界に伝えています。
南国土佐は冬でも温暖。酒造りは非常に難しい部分があります。しかし、先人の培った伝統の技術と努力、そして酒造りかける情熱が、温暖な高知での美味しい日本酒醸造を可能にしています。
酔鯨の歴史について
幕末の外様大名で土佐藩15代藩主である山内豊信(容堂)は、藩政の改革に積極的で幕府の政治にも参画し、福井藩主:松平春嶽、宇和島藩主:伊達宗城、薩摩藩主:島津斉彬とともに幕末の四賢侯と称されました。
そんな山内豊信はまた、酒と女性と詩歌をこよなく愛する男でもありました。中でも酒好きは有名で、自ら「鯨海酔侯」との雅号を名乗るほど。大量に酒を飲むことを、鯨の大きさに例えて「鯨飲」と言いますが、豊信もまさにそうだったというわけです。
土佐を代表する名酒「酔鯨」は、その「鯨海酔侯」にちなんで命名されました。
酔鯨の美味しい飲み方とは?
酔鯨にはいくつか種類があります。美味しい飲み方もご紹介します。
酔鯨 吟麗 純米吟醸
フレッシュな柑橘系の香が楽しめる日本酒です。まったりした旨味の中にキレもあり単なる辛口とは違って様々な味わいを楽しめます。後に少し苦みが残る日本酒ですがそれがお料理の味をより美味しく感じさせてくれます。酔鯨の中でも飲まれている人が多いお酒です。
酔鯨 純米吟醸 高育54号
酔鯨 純米吟醸 高育54号」は、地元高知の酒米「吟の夢」を使用したお酒。お米は吟の夢を使用していてお米の旨味をしっかり感じられる日本酒です。
料理を引き立てるため、余計な主張はしない淡麗ながら、しっかりとした旨味が爽やかな飲み口。喉越しも軽く、どこか柑橘を思わせる微かな酸味が口の中さっぱりとさせてくれます。爽やかな香りと酸味の中に旨味がしっかりあり、爽快な飲み心地になっています。
酔鯨 純米吟醸 高育54号
期間限定で販売される生酒です。旨味が口の中に広がりとてもふくよかな味わいです。後味はキレがあり引き締まった味です。お米は吟の夢を使用しています。
酔鯨 純米吟醸 吟麗しぼりたて
「酔鯨 純米吟醸 吟麗しぼりたて」は冬季限定の生酒。季節限定で販売される日本酒でしぼりたてのフレッシュさがあります。
「酔鯨」の軽やかな飲み口はそのままに、食事と合す食中酒としても料理を引き立て、邪魔することのない風味でありながら、新酒の生。力強さはしっかり感ずることのできる仕上がりになっています。
酔鯨 純米吟醸 吟麗未濾過すっぴん
季節限定の日本酒で無濾過ならではの味わいを楽しめます。
酔鯨 純米吟醸 吟麗秋あがり
季節限定で販売されていて熟成させて完成した味はコクがあります。深みのある味わいは秋の味覚との相性も抜群です。
酔鯨 純米酒 れのわ
アルコール度数を下げて完成した日本酒でやさしい飲み心地となっています。アルコール度数が高い日本酒が苦手な人もこちらは飲みやすくなっています。ソフトな味わいです。
酔鯨 純米酒 香魚
鮎に合わせて飲むと美味しいと言われているお酒です。貝料理にも合います。優しい味わいの日本酒です。
酔鯨 純米酒 吟の夢60% 鏡の名水仕込み
酸味と旨味のバランスが取れている日本酒です。高知産のお米と水にこだわっているお酒です。
酔鯨には他にもラインアップがありますのでお気に入りの1本を見つけてくださいね。
冷やして飲むと美味しくいただけます。
料理を引き立てる、土佐高知のお酒「酔鯨」

皿鉢料理をご存知ですか?高知県の名物料理です。土佐の豊かな山海の素材をふんだんに用いた料理を、一つの大きな皿に盛りつける宴会料理です。高知では皿鉢料理にお酒は欠かせません。料理とともに酒を楽しみ語らう宴会文化が高知の日本酒の造りにも通じています。
高知ではお酒をを食事と一緒に楽しむことが多いため、料理の味や風味を損なわずに、そっと引き立てる、そんなお酒が求められます。高知の日本酒は、食中酒として最大限力を発揮するお酒を追求してきたといってもあながち過言ではないでしょう。
高知市に酒蔵を構える酔鯨酒造が作る、日本酒「酔鯨」も、食事に合う酒として磨かれてきました。
酔鯨に合うお料理とは?
酔鯨は地元のお料理に合うように造られているお酒なので土佐の郷土料理に良く合います。例えばかつおのたたきは定番でしょう。
土佐で有名な味覚といえば、郷土料理である皿鉢料理です。数々の海の幸、山の幸をふんだんに盛り付け、宴席などで多くの人が集いつつ賑やかに味わうのが皿鉢料理の特長です。
「酔鯨」はこの皿鉢料理をはじめ、土佐の滋味ともよく合い、清酒と料理それぞれの風味を引き立て合いつつ味わえるのが何よりも魅力です。郷土色が強いとはいえ、「酔鯨」は特にクセがある風味ではありません。酒豪であった山内豊信ほどに呑めるかどうかはさておくにして、日本酒好きであるならば、一度はじっくり味わってみたい清酒です。
お酒を飲むときに欠かせないのがおつまみです。美味しいおつまみと合わせれば、いつものお酒がより美味しく感じられるようになるでしょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール お酒におつまみを合わせるコツ おつまみとお酒には相性があります。もちろん自分が好きな食べ物を選ぶ...
















