一本義・伝心

一本義・伝心(福井の日本酒)一本義 上撰 本醸造や伝心 凜の特徴やおすすめ5選

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ひとことで日本酒といっても、造る蔵や原材料、醸し方によって味は全く異なります。酒造や造り方の特徴を知れば、お気に入りの日本酒が見つかることでしょう。
そこで今回ご紹介したいのが、福井県にある「一本義久保本店」がつくり出すお酒です。一本義伝心という銘柄で知られるこの酒造は、どんな酒造りを行っているのでしょうか。銘柄の特徴や味わいの説明を交えながら、お伝えしていきます。
※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール

蔵の特徴

福井県勝山市の風景
日本海側に面しており、日本の中でも豪雪地帯として知られるのが福井県の奥越前勝山です。一本義久保本店」はこの地に蔵をかまえ、明治時代から現在までずっと日本酒づくりを行ってきました。奥越前勝山は、豊かな土に雪解け水が染み渡り、ゆっくりと大地でろ過された上質な伏流水が豊富に得られる場所として知られています。また気温の日較差が大きないわゆる“盆地気候”であり、良質なお米が育ちます。全国でも有数の酒造好適米「五百万石」の山地であり、日本酒づくりに欠かせない水と米に恵まれている場所なのです。
また福井県は、越前ガニなどの食文化も有名です。そのため一本義久保本店は、食事と如何に楽しめるかを考えながらお酒作りをしています。スっと流れていくようなキレ味の良い日本酒を表現するために、南部杜氏の酒造りを参考としています。

蔵の歴史

蔵の歴史
蔵の歴史がはじまったのは明治35年のことです。当主である久保家はもともと農業や林業を行っていたそうですが、隣家の酒造家の廃業をきっかけに道具と蔵を買いうけ酒造りをスタートさせました。
間もなくして「最高の真理、優れた悟りの知恵を極めた境地」という意味を持つ、「一本義」という銘柄をはじめます。このお酒は福井の食文化にぴったりとマッチしたもので、昭和の食卓の中で愛され福井の代表酒として全国にまで広まっていきました。
さらに平成に入ってからは、最良の酒造りを表現するために新たな限定流通の銘柄「伝心」をスタートさせます。この銘柄は契約酒販店のみに出荷される、いわばレア度の高いお酒です。直接出荷することにより、過度な熟成を防ぎフレッシュな状態で楽しめるように保たれています。

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
定番の地酒「一本義」シリーズと限定流通酒の「伝心」のふたつを代表銘柄とし、一本義久保本店は今もなお成長し続けています。

「一本義」について

ここからは、蔵元の代表銘柄である一本義の特徴について触れていきます。
蔵の歴史でも述べましたが、一本義は明治時代から現在まで続く歴史ある銘柄です。実は「一本義」という名前はこれよりさらに昔、江戸時代から使われていました。もともとは勝山藩を統治していた小笠原家御用達のお酒にこの名が使われており、一本義久保本店が酒銘を考える際に、一本義という名を受け継いだそうです。
以前勝山にはいくつかの酒造が存在していましたが、現在は一本義久保本店のみが残っています。つまり勝山市といえば「一本義」と言えるほど、地元を代表する銘柄です。
長い歴史の中で地元の定番酒として愛されてきた一本義は、定番の金印・醸造酒のほか大吟醸・限定品などまで幅広く種類があり、数えるとその数はなんと30種類以上にも及ぶそうです。豊富なシリーズの中から、きっとあなたに合う味わいのものが探せるでしょう。

「伝心」について

限定流通酒として造られている「伝心」は、公式サイトを見ると「酒造りは米づくりから、米作りは土壌づくりから」を合言葉とし、「五百万石」・「山田錦」・「越の雫」という3種類の酒米を育て、通年4種、限定1種、季節4種の酒を醸しています。ということが書かれています。
シリーズによってそれぞれ原料米や精米歩合が変えられており、ひとつひとつ味わいが異なります。日本酒にこだわる方にとってもおすすめお酒で、飲み比べてみるのも面白いでしょう。

「一本義久保本店」のおすすめシリーズとその味わい

おすすめシリーズとその味わい
一本義久保本店の造るお酒には、たくさんのシリーズがあります。ここからは、その中でも特におすすめしたい5つのボトルについて、味わいや特徴を詳しくお伝えしていきます。

一本義 上撰 本醸造

一本義のなかでも通年販売の定番酒として親しまれるシリーズです。赤いラベルが特徴で、通称「赤の一本義」とも呼ばれています。辛口の本醸造酒で、スッキリと伸びるような味わいとキレの良さがポイントの1本です。どの温度帯でも楽しむことができますが、特にぬる燗などやや温めて飲むことで香りと味の豊かさが増すでしょう。
  • 原料米:五百万石、酒造用水稲うるち米
  • 精米歩合:68%
  • アルコール度数:16%
  • 希望小売価格:1800ml 2,200円(税込)

一本義 袋吊り純米大吟醸

袋吊りという贅沢な手法を使って搾られた、純米大吟醸のシリーズです。圧力をかけずに搾られることによって、透き通るような透明感のお酒になっています。優雅で華やかな香りを感じられ、口当たりは水のようにすっきり、後味は一本義らしくキレの良いものとなっています。さまざまな観評会で受賞しているなど、評判もいいお酒です。ちょっと特別な日に、冷やして飲むのがおすすめです。
  • 原料米:越の雫
  • 精米歩合:45%
  • アルコール度数:17%
  • 希望小売価格:720ml 3,300円(税込)

一本義 大吟醸 第一義諦

一本義 大吟醸 第一義諦 720ml
100年以上の歴史を持つ日本酒のコンテスト「全国新酒鑑評会 」にて金賞を受賞したシリーズです。酒米の王様として名高い山田錦をしっかりと磨いて使用しています。華やかでフルーティーな吟醸香と、すっきりした飲み心地がポイントの贅沢なボトルです。繊細な味わいは、やや冷やして飲むとその香味を存分に楽しめるでしょう。ワイングラスなどに入れて、特別な日に飲むのもおすすめです。

  • 原料米:山田錦
  • 精米歩合:30%
  • アルコール度数:17%
  • 希望小売価格:720ml 5,500円(税込)

発泡日本酒 宴日和

いつもと違う気分を味わいたい時におすすめなのが、こちらのシリーズです。瓶内二次発酵によるきめ細かい泡が特徴の、発砲タイプの日本酒です。清涼感溢れる喉越しとやさしい甘さがポイントで、アルコール度数が抑え目なので強い日本酒が苦手な方にも親しみやすいものとなっています。

  • 原料米:五百万石
  • 精米歩合:70%
  • アルコール度数:5~6%
  • 希望小売価格:270ml 715円(税込)

伝心 純米大吟醸 凜

伝心シリーズはいくつか種類がありますが、こちらは通年で楽しめるボトルのなかで最上級のものです。冬の凛とした空気の中、仕込まれた純米大吟醸酒は、白桃やライチのようなみずみずしくて麗しい香りが特徴です。深みのある味を感じたあとは、酸味とキレでまとまっています。香りを損なわないよう、やや冷やして飲むと良いでしょう。

  • 原料米:越の雫
  • 精米歩合:45%
  • アルコール度数:17%
  • 希望小売価格:1800ml 5,500円(税込)

合わせたい料理

甘鯛の半身焼き
食文化も栄える福井で生まれたお酒は、食中酒として楽しめるのもポイントです。ぜひさまざまな料理と組み合わせてみてください。
特におすすめしたいのは海鮮との組み合わせです。夏にはさっぱりとお刺身で、冬は焼き魚や煮魚と一緒に楽しむなど季節によって変化させてもいいでしょう。そのほか厚揚げや煮物、おでんなどの和食とも相性ばっちりです。

勝山の代表酒「一本義」や「伝心」を楽しもう

一本義久保本店のつくるお酒は、福井県を代表する地酒で全国から愛されるほど評価の高いものです。やや辛口のキレの良い味わいは、食中酒としてもおすすめです。
さまざまなシリーズがありますので、日常から特別なシーンまで合わせて選ぶことができます。ぜひ飲んでみてくださいね。

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