お米の上品な甘味と香りが楽しめる日本酒は、全国の食卓で古くから愛され続けています。最近では海外でも「SAKE」の愛称で親しまれていて、その人気はとどまるところを知りません。デイリーからお祝いの席まで幅広いシーンで飲まれている日本酒には、銘柄や醸し方によってさまざまな種類のものがあります。

目次
日本酒はいつから飲まれているの?
日本酒の起源には諸説あり、はっきりとした時期はわかっていません。逆に言えば、いつ始まったかわからないほど古い時代から飲まれていたということになります。例えば奈良時代に書かれた日本最古の歴史書「古事記」の中にも、お酒のようなものに関する記述が確認されています。
当時のお酒は現在流通している清酒のようなものではありませんでした。また一般家庭向けのものではなく、貴族が飲むためのものや、神に供えるものとして造られていました。やがて歴史の中で火入れや濾過の技術が発展していき、流通量も増え日本酒の文化が一般にも発展していきました。
今では全国でお酒が造られるようになり、その種類も非常に豊富なものとなっています。リーズナブルな普通酒や本醸造酒から高級な吟醸酒など、製法や原料によってランクが大きく分かれています。
特定名称酒とは?高級な日本酒とはどんなもの?
日本酒には「普通酒」と「特定名称酒」と呼ばれるものがあります。一言で日本酒と言っても、原材料や精米歩合、醸造方法には大きな違いがあります。数ある日本酒の中でも、一定の基準を満たしたものを特定名称酒と呼び、それ以外が普通酒と呼ばれています。
特定名称酒は大まかに分けると「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」の3つに分けられます。これは原料の内容や、米をどれだけ磨いたかという“精米歩合”によって異なります。数ある分類の中でも最高級と言われているのが純米大吟醸酒で、これは醸造アルコールを使わず、さらに精米歩合50%以下までよくお米を磨くことで造られています。
丁寧に醸された純米大吟醸の日本酒は、たいへん香り高くフルーティーで飲みやすいのが大きな特徴です。その分、販売価格も高く数ある日本酒の中でもトップランクのものとして扱われています。
高額な日本酒といえば?
1.北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールド
北雪 大吟醸 YK35雫酒
チタンゴールド
216,000円 (1800ml)北雪酒造(新潟)
チタンゴールドの容器自体が194,250円もするらしい!?(笑) pic.twitter.com/rmoLo5wp1p— 古代進⚓WARP(◀︎鋸南町)‼️ (@newkodai_warp) October 29, 2015
世界で初めて純正チタン製で作られた容器のお酒です。中に入っているのは雫酒という日本酒で、製造しているのは新潟県佐渡島の北雪酒造です。
中に入っているお酒の味はもちろん、チタン製のボトルそのものにも価値があり、非常に高額で取引されることの多い1本となっています。チタンは光を遮断し、さらに温度変化に強く耐久性もあるという日本酒の容器としてたいへん優れた素材です。
2.菊姫 菊理媛
もっとも出来栄えの良い吟醸酒を厳選し、さらにそこから10年余りのあいだ熟成させた日本酒で、濃厚な香りや奥行きのある味わいが特徴です。限定生産のため、入手難易度も高くなっています。
3.十四代 龍泉
最高級の酒米を限界まで磨き上げることで、雑味のないフルーティーさと上品さが際立っています。特注のボトルデザインも高評価で、定価の何倍もの価格で取引されることの多いお酒です。
高価買取が期待できる銘柄と買取のポイント
日本酒にはさまざまなランクのものがあるため、買取査定に出した際の値段も日本酒の種類によって大きく異なります。基本的に日常の食卓でよく飲まれていて手に入りやすい銘柄・ランクのものは高額買取の対象となりませんが、高級日本酒と言われるものを査定に出せば万単位の価格がつくこともあります。
高価買取してもらいやすい日本酒は主に以下のような点です。
- 純米大吟醸などランクの高いもの
- 生産数が少ない、もしくは限定発売などで入手が困難なもの
- 人気銘柄で市場での需要が高いもの
以下に代表的なお酒の実際の買取実績をまとめましたので参考にご覧ください。もちろんこちらに掲載されていないものでも査定対象となる場合があるので、詳しく知りたい方は公式サイトから確認してみてください。
ジョイラボ買取実績価格
- 十四代 龍泉 720ml・・・¥306,000
- 十四代 七垂二十貫 1800ml・・・¥57,200
- 十四代 七垂二十貫 720ml・・・¥38,000
- 十四代 本丸 1800ml・・・¥25,000
ファイブニーズ平均買取価格
- 十四代・・・¥22,000
- 黒龍・・・¥6,000
- 飛露喜・・・¥5,500
- 而今・・・¥5,000
- 磯自慢・・・¥4,500
- 田酒・・・¥3,750
- 獺祭・・・¥2,900
- 洗心・・・¥2,600
- 蓬莱泉・・・¥2,500
- 越乃寒梅・・・¥2,000
- 作・・・¥2,000
- 鍋島・・・¥1,750
- 久保田・・・¥1,500
- 明鏡止水・・・¥1,500
- 〆張鶴・・・¥1,500
- 菊姫・・・¥1,000
- 八海山・・・¥1,000
※2021年1月24日時
おすすめお酒買取店
1位:福ちゃん
日本酒を売りたいけれど、どの買取専門店を利用したらいいかわからない・・・という方も多いかと思います。日本酒を売る場合は、きちんと価値を判定してくれる大手の専門店を選ぶのがおすすめです。
「福ちゃん」なら無料査定やサービス体制が整っているため、初めての方でも気軽に利用しやすいです。ワインやウイスキーに限らずどんなお酒でも交渉可能なので、日本酒を売りたい方にぴったりです。

2位:バイセル
日本酒を売る場合、なるべく早く売る方が良いとされています。同じ銘柄であっても、製造年月日から1年以上過ぎてしまうと急に査定額が下がってしまう可能性が高いです。しかし近くに買取専門店の店舗がない場合や忙しい方などは、なかなか売りにいく時間が見つけられず無駄にしてしまうというケースも少なくありません。
そこで「日本酒を売りたいけれど忙しくてなかなか機会がない」という方には、バイセルの利用がおすすめです。バイセルは店頭買取以外にも、宅配買取や出張買取に対応しています。出張の手数料や宅配の送料も全て費用0で依頼できるため、気軽に利用しやすいのがポイントです。

3位:ファイブニーズ
生産数の少ない地酒など、レアな日本酒を売りたい方にはファイブニーズの利用がおすすめです。ファイブニーズはお酒に特化したタイプの専門店で、有名なお酒以外もきちんと査定してくれるのが魅力です。
なおファイブニーズは、法人の方からの利用も受け付けています。大量買取にも対応してくれるので、「お店を閉店させたのでお酒をまとめて売りたい」といったニーズにも答えてくれます。
ファイブニーズの公式サイトをチェックする
4位:ジョイラボ
日本酒を売りたいけれどお酒にあまり詳しくない、という方はジョイラボの簡易査定がおすすめです。簡易査定とは店頭や宅配で実際に査定してもらう前に、オンラインやLINE、専用アプリなどを使用して所持しているお酒のおおよその価値を調べる方法です。
簡易査定なら短時間でスムーズにできるため、銘柄に詳しくない方でもお酒の価値をすぐに知ることができます。
5位:買取プレミアム
保存状態が悪かったお酒やラベルの剥がれてしまったお酒、箱をなくしてしまったお酒など、他店で断られた場合には買取プレミアムの利用がおすすめです。買取プレミアムは上記のようなあまり状態が良くないお酒でも、きちんと相談に乗ってくれます。
また買取プレミアムは、不正防止のための電話確認などアフターフォロー体制も充実しています。そのため安心してお酒を売りたい方におすすめです。
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6位:買取リカーズ
日本酒だけでなく他のお酒や、お酒以外のアイテムも合わせて査定に出したい方には「買取リカーズ」の利用がおすすめです。買取リカーズは「どんなものでも買い取る」を会社のビジョンとしていて、買取の対象品目が幅広いことがポイントです。
もちろん1点からでも無料査定できるので、安心して依頼してみてください。

日本酒だけじゃない!他のお酒も査定に出してみよう

まとめ
「十四代」や「菊理媛」など、日本酒の中にはプレミア付きのものも多く存在します。特に希少価値の高い日本酒は、買取専門店の査定に出せば高い値段がつくことがあります。
もちろん高級酒以外の日常酒も、状態が良ければ買い取ってもらえることがあります。飲まないお酒は無駄にしてしまう前に、ぜひ買取に申し込んでみましょう。