「結」は、茨城県結城市の「結城酒造」で作られている日本酒です。結城酒造は1854年から1860年の安政年間に創業されたと考えられており、今もその当時の酒蔵を利用して酒造りが行われています。
結は茨城県結城市が世界に誇る日本酒のトップブランドといっても良いのではないでしょうか。日本酒が到来して以来、国境をこえて愛され続けてきました。
「結」の第一の特徴はそのラベルで、女性受けがよさそうな桃色をしています。
これは、結城市の特産品である「結城袖」という織物をモチーフにしています。
その色使いからも想像できるように、杜氏も女性であり、家族で日本酒を作っています。更に結は、全国新酒鑑評会で金賞を複数回受賞する等、結城酒造を代表する銘柄の1つです。
「結」の歴史や特徴について
安土桃山時代に創業した結城酒造は400年以上も酒造りをしている老舗酒蔵になります。代表的な銘柄に結がありますが、結の歴史は意外と浅く誕生は2009年です。
結を誕生されたのは女性杜氏で、女性からも支持されているお酒になっています。
結はラベルデザインにもこだわりがあり、美味しいお酒で人と人をつなぐ、人とお酒をつなぐ、人と結城の町をつなぐというようなメッセージが込められています。
素敵なラベルもお酒の味とともに注目されています。
結はとても柔らかな口当たりでふくらみのある味わいです。
結をはじめ結城酒造で造られているお酒は江戸時代末期に建てられた酒蔵を使用して造られています。歴史のある酒蔵なので国の有形文化財に登録されています。
「結」が多くの人に支持される理由
「結」が多くの人に支持される理由は、その飽きの来ない美味しさもさることながら、見た目の良さもにも起因しています。とりわけ、若い世代の女性に愛飲者がたくさんいるのも特徴的なことです。
ちょっぴり辛くて、酸味が強いのも、多くの日本酒好きを虜にしてやまないポイントです。最近の傾向として、ライトな味わいのものが好まれていますが、「結」はどっしりとした印象を受けることも、他のブランドにはない点かもしれません。少しクセが強い感は否めませんが、かえってそれが好印象につながります。
結の美味しい飲み方とは?
結にはいくつかラインアップがあります。種類と美味しい飲み方をご紹介します。
結 純米吟醸酒 びぜんおまち
炭火焼鳥 とさか
・結 純米吟醸 びぜんおまち
亀口直汲み無濾過生原酒
・牛ハツあぶり焼
・きんめだいかぶと煮
・かしろ
・しろ pic.twitter.com/g6ToVAR4EP— toma (@0329Tohma) February 27, 2018
清々しい香りとうまみが口の中に広がります。ロックや冷やして飲むと美味しくいただけます。常温でも飲めるお酒です。やや甘口な味わいは女性も飲みやすいです。
結 山田錦・亀口直汲み
ロックまたは冷やして飲むと美味しいです。山田錦を使用しているので香りがとても良く、味わいはフレッシュです。やや甘口タイプのお酒です。
「結」純米吟醸 山田錦 亀口直汲み 無濾過生原酒(茨城・結城酒造)→酸味からの濃厚な甘味、のあとツンとくる辛さと苦味。少し重みのあるミドルボディ。飲み進めると辛い感じ増す。2日目酸味立つ。
[合わせたもの] スズキ刺身◯、ボイルつぶ貝◯、カリカリベーコン◯、炙り明太子△、豚肉と大根の煮物△ pic.twitter.com/1GcOY46v5A— 日本酒の在る風景 (@zaimoku_norio) August 19, 2019
結 きたしずく・亀口直汲み
酸味と甘みのバランスが取れているお酒で飲んだ後は口の中でふっと消えていくような味わいになっています。飲み飽きない味です。冷やしてもロックでも美味しいです。
結 夏吟風・亀口直汲み
夏用のお酒で軽やかな口当たりになっています。しっかり冷やして楽しみましょう。
結 純米吟醸酒 まっしぐら
ハムステーキ、サザエのつぼ焼きと、白菜の浅漬けで日本酒晩酌🍶
( ゚Д゚)ウマー
結ゆい 純米吟醸 まっしぐら 無濾過生原酒🍶
こりゃ旨いね~🎵
#日本酒 #結ゆい #純米吟醸 #まっしぐら #無濾過生原酒 #鎌倉ハム #ハムステーキ #サザエのつぼ焼き #白菜の浅漬け pic.twitter.com/iWC8H2JZRX— くりのとげ (@kurinotoge99) July 20, 2022
ソフトな口当たりで芳醇な香りが広がります。飲んだ後は口の中にまろやかさが残るかと思いきや、すっと切れていくので何杯でも飲めてしまいます。
結にはこれ以外にもいくつかラインナップがあります。中にはなかなか入手できないものもあるようです。結はラベルもおしゃれなので残しておきたくなりますね。
温度による楽しみ方
様々な温度にする事で違った味わいを楽しめるお酒となっています。
まず常温ですがオレンジの様な柑橘系の香りと共に、ほんのりとした甘さを楽しむ事が可能です。
しかも舌にピリッとした僅かな苦味も残るので、甘さと辛さのバランスの良い味わいを楽しむ事が出来ます。
次に冷やですがフルーティーな香りが強まると共に、甘さは控えめで少し明瞭に後味として苦味が残るという味わいです。
やや辛口ながらも、癖という程に苦味の主張は強くないので、日本酒をさっぱりと飲みたい人には冷やで飲む事をおすすめします。
逆に日本酒は辛めよりも甘めのまろやかな物が好みという人は、熱燗で飲むべきです。温める事により、甘みとまろやかさはかなり増します。
暖冬だと今年は言われていますが、やっぱり寒い! そんな時にソッと身体を暖めてくれるのはやはり日本酒の熱燗だと言っていいでしょう。 ひとくちに熱燗と言っても温度によってその呼び方も変わりますが、日本酒の味、薫り、口当たりも変化します。 今回は家でできる美味しい熱燗の入れ方やその種類、温度に合う日...
茨城県の土壌が育んだ傑作
「結」という名前に興味関心を持つ人も多いかもしれません。これについては、人と地域を「結ぶ」という意味合いを込めてつけられたとされます。
結が産声をあげたのは、鎌倉時代にまで遡るとされており、その歴史の長さも「結」を語る上では欠かすことのできないポイントといえるかもしれません。
昔から城下町として繁栄を見せてきたことも、ここまで長きにわたって繁栄することができた秘密ともいえるでしょう。
日本酒の味わいを決める上で必要不可欠となるのが、新鮮な水であることはいうまでもありません。「結」の場合は鬼怒川系の伏流水を使用していることから、美味しさという点では申し分ないともいうことができます。
酒米のこだわり
「愛する雄町米で日本酒を作りたい」という当時の思いから生まれた、渾身の作品です。
「結の香り」と呼ばれるほど独自性の高い芳醇さを持った香りと、米の持つ旨味がしっかり感じられる味わいとなっています。
躍動感のある香りの中にも、丁寧に造られたことが窺える繊細な味わいが感じられるこの日本酒は、蔵の代表作ともいえます。
日本酒はお米を原料にして作られています。日本人の主食であるお米から作られているのでとても身近に感じられるお酒ですよね。 日本酒はお米が原料になっていますが、どんなお米でも日本酒を作れるわけではありません。日本酒を作るのに向いているお米とそうでないお米があります。またどのようなお米を使って日本酒を作...
それが、青森県産の米である「まっしぐら」を用いた普通酒です。
実は、結を最初に作った時に用いられたのが、この「まっしぐら」です。
「まっしぐら」は食用米なので酒米よりもふくよかな味わいが出ますが、雑味も増えがちです。
しかし、それを55%の所まで削ることで、香りと味を損なわせずにスッキリした後味を表現できています。
また、「まっしぐら」を使った銘柄は二つあり、もう一つは純米吟醸です。
本醸造は、普通酒ということでラベルは肌色という地味な色が使われていますが、純米吟醸のラベルは鮮やかな青色が使われています。
こちらは、爽快さを持った味わいとなっています。
結と良く合うお料理とは?
結をよりおいしく頂くためには合わせるお料理も重要ですね。
結にはどのようなお料理が合うのでしょうか。結は和食にとても良く合います。
煮物やお浸し、酢の物、お刺身など和食に合わせて飲んでみてください。
お酒を飲むときに欠かせないのがおつまみです。美味しいおつまみと合わせれば、いつものお酒がより美味しく感じられるようになるでしょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール お酒におつまみを合わせるコツ おつまみとお酒には相性があります。もちろん自分が好きな食べ物を選ぶ...
肉料理、チーズとも合うのでお好みのお料理に合わせてみてください。
また常温や熱燗ではどちらかと言うとまろやかな味わいを楽しむ事が可能です。
逆に冷やの場合は、後味がかなりさっぱりして苦味もあるのでこってり感のある食べ物との相性が良いです。具体的には甘辛く煮付けた煮物や、焼き鳥であればタレで食べる事をおすすめします。












