「白州」はサントリーが作るシングルモルトウイスキーの銘柄です。
シングルモルトウイスキーとは単一の蒸溜所からのモルトウイスキーの事で、独自の個性があり他にない味わいを楽しめます。
近年では世界的にジャパニーズ・ウイスキーブームが広がっており、「白州」の人気も高まっています。白州とはいったいどのようなお酒なのでしょうか?ここではその魅力についてご紹介します。
目次
プレミアがついて定価では手に入らないって本当?
実はここ数年のブームにより、白州の市場価値が急激に高まっています。
その人気から原材料が不足し、銘柄のひとつである「白州12年」が販売中止となりました。
インターネット通販で取引されているものを見ると、どの銘柄も定価の何倍もの値段がついているほどです。特に熟成期間の長いものは高級品として扱われており、気軽に購入できないほどの価格となっています。
日本のウイスキーはここ10年ほどで人気が非常に高まっています。日本産のウイスキーは「ジャパニーズウイスキー」と呼ばれ、世界5大ウイスキーの一つとして認識されています。実際に世界的なコンクールで日本のウイスキーが表彰されることも多く、お酒のプロからみても価値の高いものだと評価されていることがわかります...
「白州」はみずみずしい香りと軽快な飲み口で大きな人気を集めるサントリーのウイスキーです。ここ10年ほどのジャパニーズウイスキーの人気上昇にともない、白州は価値がとても高まっています。特に熟成期間の長い年代ものは、定価の何倍もの値段で取引されることが多いです。 今回は白州の買取にフォーカスを当て...
「白州」ってどんなウイスキー?
白州は森の若葉のようなみずみずしい香りと軽快な味わいのウイスキーです。
一口飲めばミントを思わせるすっきりした香りとほのかな酸味が口の中に広がります。口当たりは軽やかで、後味にささやかなスモーキーさとほのかな甘みが残ります。
スッキリとした飲み口なので、ウイスキー初心者でも親しみやすいです。ストレートやロックはもちろん、水割りやハイボールなど多様な飲み方で楽しんでいただけます。
白州は自然豊かなサントリーの「白州蒸溜所」にて製造されており、「森香るウイスキー」とも称されています。
白州蒸溜所の歴史と特徴
「白州」が作られている白州蒸溜所は1973年に山梨県北杜市に建設されました。
もともとサントリーには「山崎蒸溜所」がありましたが、当時二代目マスターブレンダーとして活躍していた佐治敬三が、新しい個性を求めて2つ目の蒸溜所の建設を決断したことからはじまります。
ウイスキーを醸すにはなによりも上質な水が欠かせません。そこで日本有数の名水地である白州が蒸溜所の場所として選ばれました。白州の水は南アルプスの花崗岩を通り流れてくる軟水で、ミネラルを適度に含んでいてキレがあります。
また、白州蒸溜所は蒸溜や貯蔵の課程でさまざまな蒸溜釜や樽が使われており、多数の原酒が作り分けされていることも特徴として挙げられます。
こうして生まれた原酒をサントリー屈指のブレンダーが組み合わせることで、白州の美味しさを完成させています。
ちなみに白州蒸溜所は見学が可能です。もしさらに詳しく知りたいという方は、公式ページから見学の予約をしてみると良いでしょう。詳しい解説や展示、さらにはテイスティングなども楽しむことができます。
サントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市)|ウイスキー蒸溜所見学
サントリー白州蒸溜所工場見学最高!!
ブレンドする前の原酒飲む機会なんて普段ないからいい経験でした!! pic.twitter.com/RIXojxSWk9— のんせぇ (@aiopoke) May 20, 2019
「山崎」・「響」との違いは?
同じサントリーの代表格ウイスキーには「山崎」や「響」があります。実は同じ会社によるウイスキーでもそれぞれ個性があり、味が異なります。
山崎
まず同じシングルモルトウイスキーである「山崎」ですが、こちらは山崎蒸溜所にて製造されています。すっきりとした辛口が特徴の白州に比べ、山崎は甘みがありまろやかです。液体の色を比較すると山崎の方が濃く、味もより華やかな印象です。
日本を代表するウイスキーである「山崎ウイスキー」ですが、シリーズによっては市場に出回っているものが少なくかなりレアなものもあります。 今回は、そんな山崎ウイスキーについて、なぜ日本だけでなく海外でも人気なのか、何が他のウイスキーとは違うのか、おいしく飲む方法や山崎ウイスキーに合うおつまみの紹介まで...
響
つづいて「響」ですが、こちらはシングルモルトではなく複数のモルトウイスキーとグレーンウィスキーを混ぜた、ブレンデットウイスキーと呼ばれるものです。複数の原酒をブレンドして作られているため味がきれいに整えられており、シングルモルトに比べて個性が抑えられています。特に響は飲みやすさだけでなく、高級感を意識して作られています。
ハイボールブームからはじまり、近年ウイスキーの人気が高まっています。特に最近では、世界のなかでも日本のウイスキーが注目を集めています。 日本のウイスキーは「ジャパニーズ・ウイスキー」の愛称で親しまれ、世界5大ウイスキーの1つとして選出されるほどの人気があります。 ※この記事を書いたお酒ライタ...
「白州」の人気と受賞歴
ここ最近、世界中で日本のウイスキーに注目が集まっています。日本のウイスキーは「ジャパニーズウイスキー」と呼ばれ、世界5大ウイスキーのひとつとしても選ばれています。
ジャパニーズウイスキーは、スモーキーなスコッチウイスキーの流れを受け継ぎながら、日本特有の四季の恵みのなかで繊細に作られていることで知られています。
ジャパニーズウイスキーと聞くと、有名なウイスキーなら名前を聞いたことがあるが高くて気軽に楽しめなさそう、海外のウイスキーとの違いがさっぱりでどう選べば良いか分からない、お酒が強くないため楽しめなさそうといったイメージがまだまだ強いと思います。私もお酒をあまり飲む方ではなく、以前はなかなかウイスキー自...
近年では銘柄のひとつである「白州25年」がISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)の最高賞であるトロフィーを受賞したほか、「WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)」や「SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)」といった各地のコンテストでも表彰されています。
「白州」のラインナップ紹介
ここからは人気の白州について、その種類とそれぞれの特徴を説明していきます。
白州 THE HAKUSHU

複数の樽原酒とスモーキーな香りのモルト原酒を組み合わせて作られた、ノンエイジといわれる基本の白州です。
明るい黄金色のウイスキーで、みずみずしい香りと軽快な味わいが楽しめます。
価格も抑えめで手に入りやすいため、白州を味わってみたいという方に最初におすすめしたいシリーズです。
白州 10年

酒齢10年以上のモルト原酒を吟味しつつ、ほのかな甘みとスモーキーさを感じるクリーンな味わいのあるウイスキーです。2013年に出荷が終了されています。
白州 12年

酒齢12年以上の原酒のみを使用したウイスキーです。他のお酒を熟成したホワイトオーク・リフィル樽原酒を中心に使用しています。ジャパニーズウイスキーが世界的に評価されるきっかけとなったシリーズのひとつであり、白州の代表的なモデルとも言われていました。
原酒不足により2018年に出荷停止されており、希少価値が高まっています。
軽快な口当たりで、甘いバニラ香とナッツの香ばしさが感じられるキレの良いウイスキーです。
白州 18年

酒齢18年以上の長期熟成モルトを使用しており、深い味と香りが楽しめるシリーズです。
濃い黄金色をしており、メロンやマンゴー、ミルクキャラメルといった甘い香りの中に、ほのかなスモーキーさを醸し出しています。コクのある甘さのなかに甘酸っぱさを感じられるテイストです。
品評会にて数々の受賞歴をもっています。
白州 25年

酒齢25年を超える貴重なホワイトオーク樽原酒、シェリー樽原酒、ヘビーピート原酒を厳選しブレンドしたウイスキーです。芳醇な味わいとスモーキーかつフルーティーな甘さをもち、深い余韻を楽しめます。
白州シリーズの中で最高級モデルとされており、定価125,000円に対し50万円ほどの値段で取り引きされるなど、プレミアがついています。
白州 シェリーカスク

白州シェリーカスクシリーズは、スパニッシュオークを使用したシェリー樽原酒のみを使ったシングルモルトウイスキーです。
限定で4000本前後のみの製造で、白州ブランドの中でもっとも手に入りにくいと言われています。
ワインを思わせる果実香が特徴で、やや酸味があるなかに柔らかい甘さも感じることができます。
白州のおいしい飲み方3選
スッキリとしたキレのある味わいの白州は、さまざまな飲み方で楽しんでいただけます。ここでは特におすすめの3つの飲み方についてご紹介していきます。
1.ストレート
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ウイスキー本来の味を感じられる飲み方で、自然由来のフルーティーな香りと味を楽しむことができます。ポイントは必ずチェイサーを用意し、交互に飲むことです。こうすることで口の中がリフレッシュされ味をずっと感じられるほか、高いアルコール度数でも酔いがまわりにくくなります。
ナッツ類やチーズ類をおつまみにすると良いでしょう。
2.ハイボール

白州:炭酸水=1:3ほどの割合で混ぜ、さらに氷をいれて冷やして飲むのがおすすめです。冷たさと炭酸の爽快感で、暑い夏にもピッタリです。
唐揚げやオイルサーディンなどの油分のあるおつまみと相性が良く、パスタなどの料理と一緒にも楽しめます。
3.白州モヒート
納会の後、白州森香るBARに寄り道。白州モヒート♪おいしかった(’∀’*)+.*.゚・:*☆ pic.twitter.com/S92zh5g7
— ツカコロ (@tukacoro) December 28, 2012
ウイスキーの飲み方を変えてみたいという方には、カクテルがおすすめです。例えば通常ラム酒を使って作るモヒートを、白州を使用してつくることでいつもと違う味わいを感じられるでしょう。
白州にトニックウォーターとミント、ソーダを混ぜれば完成します。
白州のキレとミントが合わさって爽快な味わいです。チョコレートなどの甘いものをおつまみにするとより爽やかさが際立ちます。
お酒を飲むときに欠かせないのがおつまみです。美味しいおつまみと合わせれば、いつものお酒がより美味しく感じられるようになるでしょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール お酒におつまみを合わせるコツ おつまみとお酒には相性があります。もちろん自分が好きな食べ物を選ぶ...
ウイスキー好きのがきちゃんが実際に飲んでみた

白州NAのレビューをします。
見た目は明るい琥珀色
香りは少しツンとくるアルコール感がありますが“森香る”というだけあって爽やかな緑が感じられます。ピート香も感じられますが、スコッチウイスキーのアイラ系ほどのピーティーさはなく爽やかさが勝っていて上品な印象です。
まずはストレートから

はじめにアルコールの刺激が舌にきますが、後を追って爽やかなミントのような香りと甘さがきます。アルコール感はありますが喉にガッツリくる程ではありません。舌に残るピリピリ感が気になるところ。
ロックで

アルコールの刺激感は少し薄まりますが、まだ若い感じが抜けない印象。ストレートより爽やかさは増し、青りんご系のフルーツの香りが開いてきます。
ハイボールで

ハイボールにすると爽やかさが全面に現れ、すっきりとした切れのある口当たりに変わります。がきちゃん的にこれは食中酒にピッタリだなと感じます。キャンプやBBQでこれが飲めたら最高ですね。
がきちゃん個人的感想
ストレート、ロック共にアルコールの刺激があります。自らすすんでストレートは選ばないかなと思います。ですが、炭酸で割ると爽やかで切れのあるハイボールで美味しいです。
個人的に白州のハイボールは大好きです。最近はなかなか手に入らないので日頃からこれをハイボールで頂くのは気が引けてしまいますね。
それにしても飲み方によって味が変化する、これはウイスキーの面白いところだなと改めて感じさせられました。
トータル評価
定価なら買ってみてみも良いと思います。定価でなければスコッチなど海外のウイスキーを探す事をお勧めします。
しかしジャパニーズウイスキーには、海外ウイスキーにない香りや味があるのも事実です。どうしても飲んでみたいけどフルボトルを買う勇気は出ないなと思う方は、ファミリーマートなどのコンビニでミニボトルが置いている場合もあるので、ミニボトルで購入してみても良いと思います。
ウイスキーのミニボトルを見かけたことがあるでしょうか?ミニボトルとはその名の通り小さいボトルに詰められたウイスキーのことです。今ジャパニーズウイスキーを中心に、この“ミニボトル”のウイスキーに注目が集まっています。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール ミニボトルとは...
まとめ
これからウイスキーに挑戦する初心者の方から、多くのウイスキーを飲んできた上級者まで幅広い方におすすめできるのが「白州」です。日常から特別な日まで、さまざまなシーンに飲めるウイスキーです。ぜひ見かけたら飲んでみてください。
















