おいしい日本酒を造る地域といえば、新潟や東北を連想されるのは当然ですが、今回取り上げるお酒の酒蔵は大阪にあります。ブランド名は「秋鹿」です。酒蔵の名前は秋鹿酒造さんです。
秋鹿酒造さんは、大阪の最北部にある蔵元でして、大阪のイメージとはかけ離れた山の中にあるのが特徴です。酒蔵の写真を見れば、水がきれいなのも当たり前と感じるのではないでしょうか。
秋鹿の歴史や特徴とは
秋鹿酒造は酒処としても有名な伏見と灘の中間に位置し、1886年に創業して実に130年以上の歴史があります。
初代である奥鹿之助氏が、実りの秋を連想できるようにと名付けたのが、秋鹿という酒蔵及び日本酒のはじまりであるとされています。
大阪府の北部の山間部に位置して古代は水や食物に恵まれていたエリアで、山田錦のほか雄町など酒米にこだわっていて醸造アルコールを使わないことが特徴です。
味わいの特徴
味わいは丸みのある旨味と端麗で豊かな酸味やキレがある飲みごたえで、芳醇で軽さがあって肉料理などと合うことや初心者にも飲みやすいです。
飲み口がすっきりとしているのに、飲んだ後には口の中にお米の旨味が次わっと広がってくる仕上がりとなっています。
こだわりの酒米
秋鹿の人気を支える原動力ともいえるのが、メインの原料として使われている山田錦です。農家と酒蔵が連携して美味しい米作りに挑み続けています。秋鹿のファンが増え続ける理由は、あくまでも顧客満足度アップにこだわり続ける点が挙げられます。冬は酒造りに没頭する一方で、夏場は美味しい米作りに専念する徹底ぶりです。
「美味しい酒を提供したい」という一途な思いは、しっかりと秋鹿に表現されています。
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秋鹿の魅力はその精米度
秋鹿の魅力はやはり米を削りすぎず、酒米の旨味のポテンシャルを引き出したものが多いということでしょう。
昨今のプレミアム大吟醸のトレンドは山田錦を限界ギリギリまで削り35~40%程度まで磨いたものが多く見られます。
それに対して秋鹿は米の種類を問わず、精米度合いを60%と70%で35:65程度で構成しているのが特徴です。
これに「山廃仕込み」や「生もと」「槽搾直汲」などの古くからの技術が重なり、ふくよかな米の旨味が滲み出る酒が作られるのだと言えます。
また火入れをしていない、絞りたての生原酒のラインナップが豊富。
時代の潮流に合わせた端麗辛口な酒ではなく、濃厚旨口を貫いているのもまた魅力の一つです。
奥鹿
熟成されたものが主力を構成する『奥鹿』銘柄は秋鹿と差別化され、好評を博しています。
温度の違いを楽しむ
常温はもとより、冷蔵庫で冷やしても熱かんにしても美味しく飲むことができます。
日本酒らしく温度を変化させる事により、少し違った味わいを楽しむ事が出来ます。
常温
まずは常温ですがほんのりとした甘さはあるものの、甘みが後に残る事なくさっぱりとしつつもややまろやかな味わいを楽しむ事が可能です。甘さと辛さのバランスは程良く癖がない飲み口なので、日本酒好きであれば大抵の人が楽しめる味わいです。
冷酒
日本酒は辛口が好きな人は、冷酒として飲む事がおすすめです。冷やして飲むと甘い香りはするものの、味わいとしては非常にすっきりしており、後味として僅かに舌にピリッとした感じは残ります。ですが苦味という程に強くはないので、爽やかなやや辛口の味わいを楽しむ事が可能です。
ぬる燗
逆に日本酒は甘口派の人は、ぬる燗で飲む事をおすすめします。温める事で甘みやまろやかさが増すものの、ぬる燗程度であればくどさもなくすっきりとしたまろやかな味わいを楽しむ事が可能です。
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秋鹿に合うお料理とは?

ちなみに、秋鹿酒造は全量純米酒生産蔵であり、秋鹿そのものもラインナップは多々ありますが、全て純米酒です。アル添完全廃止しているところも、評価が高いポイントとなります。
そのため、秋鹿は、知る人ぞ知る「食事と共に楽しめる日本酒」で、ふくよかな米の旨味が感じられるのに、それでいて料理の邪魔にならない後味スッキリさが絶妙なのです。
したがって、どんなつまみにも合わせられますが、強いてあげるとするならば、「しめ鯖」「さんま」等の青魚や「いくらおろし」「高野豆腐」「かぼちゃの煮物」「松茸土瓶蒸し」といった秋の素材との相性は格別です。
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50代前半女性Nさんの感想
大阪のお土産でいいお酒を発見
友人と大阪に旅行に行った際に、お土産としてこのお酒を買って来ました。
大阪のお酒ということで、都会のお酒だからもしかして美味しくないのではと思っていましたが、夫にお土産として渡すとすぐに夕飯の時に飲んでいましたが濃厚な味わいで美味しいとご満悦でした。
おつまみは、夕食でちょうどお刺身を買っていたので、そのお刺身をおつまみに飲んでいました。
美味しいというので、どんな環境で出来たお酒なのか調べてみると純米酒で蔵元自らがお米作りまでしていることを知りました。
しかも大阪というと、都市部のイメージがありますがこのお酒が作られているのは田んぼと山が広がる自然豊かな土地で、最初に購入した時のイメージと調べてみるとまるで違うので先入観でお酒の価値を決めたらダメだと思いました。
しかもこのお酒を造っている蔵元は、歴史が古く多くの人から支持されていることも知りました。
大阪のお土産としてお酒好きの夫に、何か買って帰ろうと思いたまたま見つけたお酒でしたが、後口がほど良い感じでいいと夫はすっかり気に入ってしまいました。
お土産で買った時に価格が、意外と安い価格だったのでこのお酒を選びましたが夫はとても気に入っており、それからお取り寄せで何度かこのお酒を購入して飲んでいました。
たまたま、お土産で買って来たお酒でしたがとてもいいお酒を見つけることが出来て良かったです。
まとめ
秋鹿酒造は、大阪府豊能郡能勢町という自然豊かな場所にある地元に密着した蔵元です。
「秋鹿」という酒名は初代・奥鹿之助が実りの『秋』と、名前から一字を取って名付けられました。
環境

京都の亀山にほど近い大阪北摂の山中で日本酒を作って120年の歴史をもつ蔵元が「秋鹿酒造」です。
数ある日本酒の中でも、非常に隠れた名酒と言う形で、秋鹿酒造は1886年大阪北部にあたる能勢にて創業されました。
大阪府の北部の能勢町に蔵元がある秋鹿酒造は、関西でも人気の酒蔵としても有名です。
酒米
昨今では特定の銘柄のみ特別契約米で作る蔵元もありますが、秋鹿酒造は昔ながらの「一貫作り」が特徴、ボルドーワインで言うところのシャトー形態を取っています。
作る米は酒米好適米の「山田錦」を栽培しつつそれを酒米として用いているのが特徴です。秋鹿は良質な酒米を自前で確保して用いる事により、高い評価を受け続けています。
しかも、米づくりを無農薬で行っているというからまたまた驚かされてしまいます。それだけ土壌が肥沃なことに加えて、丹精込めて酒造りをなさっている熱意が感じられます。
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味わい
日本酒人気が巻き起こる中、次から次へと新作が登場していますが、他に類を見ない美味しさといえるのではないでしょうか。秋鹿の人気がここまで沸騰しているのは、性別や年齢を問わずの人気を集めているからです。飲みやすさもあり、女性からの支持も徐々にアップしてきています。
スッキリとした飲み口やまろやかな味わいはどんな料理との相性も抜群です。肉料理や魚料理、サラダなど一緒に食べる料理の引き立て役にもなってくれます。そういう意味でも食卓に欠かせないお酒です。
秋鹿を飲むことで実感できるのは酸の効いたおいしさと後味に酔いしれることができることです。米の甘みと酸の酸っぱさが非常に良く絶妙な調和が秋鹿ファンを増やしています。
濃い味わいを堪能できることで酸のベースから様々なお酒の楽しみ方を実現することもできます。















