光栄菊

光栄菊酒造(佐賀の日本酒)アナスタシアグリーンやサンバーストの特徴や美味しい飲み方

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九州のお酒というと、焼酎を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし九州には焼酎以外にも美味しいお酒がたくさんあります。

お酒ライターAnchan
お酒ライターAnchan
佐賀県の日本酒「光栄菊」はそのうちの一つです。長年休眠していた酒造を復活させ新たに造り出したというこの日本酒は、2019年の発売から瞬く間に日本酒界で大きな人気を集めました。
今回はそんな光栄菊」という銘柄について詳しく解説していきます。
※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール

歴史を復活させて造った佐賀県のニューブランド日本酒

光栄菊は日本酒の銘柄です。製造しているのは佐賀県にある「光栄菊酒造」です。
もともと光栄菊酒造は「合瀬酒造」という名称で明治4年創業の老舗の酒造でしたが、平成18年に一度その歴史に幕を閉じてしまいました。しかしその13年後、再び新たに「光栄菊酒造」として復活を遂げています。
光栄菊酒造を再度立ち上げたのは、なんとTVの映像制作会社に勤めていたという、お酒造りとは全く異なる経歴をもつ日下氏でした。そして日下氏は足りないお酒の知識を補うため、有名杜氏である山本克明氏を招き入れ、新たなお酒造りをスタートさせました。
新しい蔵としての挑戦をし、丁寧に日本酒と向き合うことで生まれたのが「光栄菊」という銘柄です。地域の活性化に貢献するという気持ちをもって造られたお酒であり、佐賀産の酒米を使用するなど、佐賀の地酒ならではの美味しさを楽しむことができます。

 

上質な味でギフトやお祝いの席にもぴったり

光栄菊は日本酒の中でも比較的高級ランクの位置付けです。価格帯も高いですが、そのぶん味も上質で満足度の高いお酒です。日常シーンはもちろん、お祝い事やパーティーなどのシーンでも愛されています。
フレッシュで旨味のある光栄菊は、自宅用だけでなくギフト需要も高いです。特別なシーンのお酒に選ばれたり、誕生日や記念日のプレゼント、還暦祝いとして送られることも多いです。飲みやすく万人受けしやすいお酒なので、アルコールがが好きな方へのプレゼントを選ぶ際には光栄菊を候補にしてみてはいかがでしょうか。
 

豊富なラインナップが嬉しい

日本酒
光栄菊は比較的新しいブランドですが、商品のラインナップが非常に豊富です。上質な純米吟醸タイプや無濾過生原酒も多く、シリーズによって使用されている酒米が違うなどバリエーションが豊かでそれぞれの違いを楽しめます。限定発売のものも多く、その時期にだけ楽しめるという特別感も味わえます。シリーズがたくさんあるぶん、飲み比べを楽しんでみるのもおすすめです。
ただし限定であるぶん、生産量や販売数が少なく入手が困難なシリーズも多いので気をつけましょう。人気のシリーズは完売が相次いで入手ができなかったり、購入できたとしてもおひとりさま1本までと購入制限をかけているお店もあるほどです。もし希少な光栄菊のボトルを手に入れたら、非常にラッキーと言えるでしょう。
 

アルコール度が低く初心者にもおすすめ

日本酒
日本酒のアルコール度は、一般的に流通しているものでおよそ15度前後となっています。中には加水をしていない原酒タイプもあり、その場合にはアルコール度が17度くらいのものもあります。日本酒のアルコールはビールやカクテル、チューハイに比べて高いので、普段飲み慣れていない方には強すぎることもあるでしょう。
一方で光栄菊には、アルコール度が控えめなシリーズが多いです。たとえば「光栄菊 サンバースト 無濾過生原酒」はアルコール度13%、「光栄菊 黄昏 オレンジ」はアルコール度12%となっています。通常の日本酒よりも低アルコールで軽やかな口当たりが特徴です。さらに酸味や旨味のバランスも良いため、初心者の方でも飲みやすいです。普段は日本酒を飲まないという方も、ぜひチャレンジして欲しい銘柄です。

 

光栄菊のラインナップ紹介

光栄菊 サンバースト 無濾過生原酒

ゴールドの文字のラベルが特徴的な「光栄菊 サンバースト」は、華やかで爽やかな柑橘系の香りが特徴のシリーズです。甘味の中にやさしいアプリコットやリンゴのような酸味が広がっていて、ゆっくりとした余韻を楽しめます。
きめ細やかで上品な味わいで、非常にフレッシュです。良く冷やして飲むとより一層美味しく感じられる、夏の暑い日などにおすすめのお酒です。
 

光栄菊 黄昏 オレンジ 無濾過生原酒

オレンジの名の通り、オレンジピールやピンクグレープフルーツのような柑橘のフレーバーを感じられるお酒です。純米吟醸らしい高い香りと、無濾過生原酒ならではのフレッシュさが魅力です。ジューシーさもあり、低アルコールなのに飲みごたえ抜群というイチオシの1本です。
 

光栄菊 アナスタシアグリーン 無濾過生原酒

「アナスタシア・グリーン」は、花火のように華やかな菊の品種の名前です。その名を冠した光栄菊アナスタシアグリーンは、まるでバニラクリームのような高い香りと、旨口ながらもキレが良いのが特徴です。
佐賀県の酒米「さがの華」を使って造られており、佐賀の地酒を楽しみたいという方にもおすすめです。
 

光栄菊 Hello! KOUEIGIKU 愛山 無濾過生原酒

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人気の酒米である「愛山」を使って造られたシリーズです。愛山で造るお酒は濃厚になるのが特徴で、こちらのシリーズも光栄菊の爽やかさを保ちつつも、ジューシーで濃い目の味をしていて飲みごたえがあります。
購入後すぐに飲んでも良いですが、未開封のまま寝かせておいたり開栓後1週間ほどかけてじっくり飲んでみても、また違った味わいとなるのでおすすめです。
 

光栄菊 月光 無濾過生原酒

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八反錦と呼ばれる酒米を使い、天然乳酸菌で仕込んだ生もと系の日本酒です。乳酸菌由来の穏やかな酸味が特徴で、光栄菊シリーズ初の純米大吟醸のお酒です。
このシリーズは口径の広いグラスだとより酸味を強く感じられ、反対に口径の狭いグラスなら酸味は控えめでスッキリとした旨味を感じます。気分や好みによって選ぶグラスを変えながら楽しんでみても良いでしょう。
 

光栄菊のおすすめの飲み方

冷酒
光栄菊はフレッシュさや酸味・旨味を感じられる日本酒です。無濾過や生原酒タイプも多いので、しっかりと冷やして飲むのが一番おすすめです。お猪口やグラスで飲むのも良いですが、ワイングラスで雰囲気を楽しみながら飲んでも良いでしょう。

なお光栄菊は味の変化の早いお酒です。開栓すると日ごとに味が変化するのを楽しめます。開封後はできるだけ1週間以内に飲みきるのが理想ではありますが、2日目・3日目と酸味の感じ方が変わってくるので、毎日お酒を飲むという方はあえて数日に分けて飲むのもおすすめです。ぜひ試してみてください。
 

光栄菊に合わせたいおつまみ

冷奴と日本酒
光栄菊は酸味がありフレッシュさを感じるお酒です。そのため合わせるおつまみや料理も、爽やかなものが適しています。例えばカルパッチョやマリネ、お豆腐などと合わせてみると良いでしょう。
そのほか光栄菊の旨味をしっかりと感じるためには、食前酒として飲んだり、あえて食後のデザートのような感覚で飲んでみるのも良いでしょう。飲み始める時の乾杯酒にして楽しむのもおすすめです。

 

まとめ

光栄菊は佐賀県の人気地酒の銘柄です。一度休業となった酒造を復活させて造ったお酒で、2019年の発売から瞬く間に注目を集めています。
低アルコールやまろやかな酸味で非常に飲みやすく、日本酒ファンはもちろん普段は日本酒をあまり飲まないという方にもファンの多いお酒です。
あまりの人気ぶりに、購入数が限られていることも多く、見つけらたラッキーと言える銘柄でもあります。もし見かけた方はぜひチャレンジしてみてください。

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