創業は、約100年ほど前で1921年となります。2013年には災害により廃業寸前まで追い込まれましたが、「東洋美人」を愛する人々の支援により、再び「東洋美人」の醸造が再開されました。
その後「東洋美人 原点」を皮切りに、数々の東洋美人シリーズを販売。

※この記事を書いた日本酒ライターdencrossのプロフィール
プーチン氏が飲んだのは「東洋美人 壱番纏 純米大吟醸」
山口の日本酒といえば「獺祭」(だっさい)が有名ですが、他にも銘酒はたくさんあります。
東洋美人もその一つですが、安倍首相とプーチン大統領が山口県長門市の温泉旅館に宿泊した際、プーチン大統領が東洋美人を飲み絶賛したことで一気に人気が爆発しました。
プーチン来日後は品切状態になったこともあります。ちなみにプーチン氏が飲んだのは「東洋美人 壱番纏 純米大吟醸」だそうです。
東洋美人の実績
また、FIFAワールドカップアフリカ大会オフィシャル日本酒に選ばれたり、JAL国際線のビジネスクラスに搭載された実績があります。
杜氏は澄川宜史ですが、醸造家としての技術も最高レベルで、日本酒審査会「SAKE COMPETITION 2013」純米吟醸部門で第1位を獲得しています。
東洋美人の美味しい飲み方とは?
さて「東洋美人」、どんなお酒なのでしょうか。一口に「東洋美人」といっても、季節限定や数量限定を含めて、そのラインナップは多くのバリエーションがあります。
東洋美人は冷やして飲むと美味しいお酒です。ワイングラスで飲めば洋食にも合います。
東洋美人にはいくつかのラインアップがありますので早速ご紹介します。
東洋美人 大辛口 純米吟醸
まずご紹介したいのは、「東洋美人 大辛口 純米吟醸」は山田錦を55%まで磨き上げて仕込んだ吟醸酒の一本。名の通り、辛口のキレはスパッと来るのではなく、最初に米のふくらみのある旨味と甘さがやってきたあと、喉越しとともにキレが出て、後口がスッキリとするタイプです。大辛口の名は、旨さのあ後の切れ味なのこと。肴は特に選ばない、辛口党のための日本酒です。
東洋美人 ippo 原点からの一歩 愛山
掛米に酒米「愛山」を使用した一本。麹米には40%まで磨きこんだ山田錦と、2つの酒米のコラボレーションが生み出した絶妙さがうれしいお酒です。
グラスに注ぐと華やかなフレッシュでフルーティーな香りが立ち上がります。口に含むとフルーティーな香りそのままのジューシーな米の旨味と甘さが溢れるように押し寄せてきます。喉越しは滑らかで、鮮やかな余韻を引きながら消えていきます。どこか透き通った鮮やかな甘味を感じさせるお酒です。
東洋美人 特吟 愛山 純米大吟醸
愛山という酒造適合米を使用して造られたお酒です。愛山のお米のジューシーさがしっかり出ているお酒で味わい深いです。透明感のあるのど越しで上品な味わいです。
東洋美人 壱番纏 純米大吟醸
山田錦を使用して造られているお酒です。旨味、キレ、酸味のバランスが取れていて透明感のある味わいです。優しく残る余韻が味わい深いです。
東洋美人 限定大吟醸 地帆紅(ジパング)生
搾りたての美味しさを楽しめます。優しい味わいでフルーティーな香りが楽しめます。
口の中に旨味が広がりますがすっと消えていくので軽い飲み口です。ゴクゴク飲めてしまうお酒でしょう。飲み飽きない味です。
東洋美人 一歩 直汲み生
新酒のガス感を楽しめます。口当たりがしっかりしていて旨味が口の中で広がります。
辛味も適度にありすっきりした味わいです。爽快なお酒です。
東洋美人 一歩 直汲み生、開栓。
これは飲みやすくてスイスイと入っちゃうヤツですね。
田舎の宵祭り、楽しい時間を過ごしています。 pic.twitter.com/74X8OUFkP3— 呑んべいパパ (@Happy38582872) August 14, 2019
東洋美人 限定大吟醸 地帆紅(ジパング)
お米の旨味をしっかりと感じられるお酒です。透明感のある飲み口は飲み飽きず美味しく飲み続けられます。
東洋美人 ippo 原点からの一歩 雄町
酒造適合米の雄町を使用しています。すっきり清々しい味わいのお酒になっています。
さわやかな味わいです。
東洋美人 純米吟醸50
フルーティーな香りがあり柔らかな味わいになっています。辛味と酸味のバランスが良いお酒で常温でも美味しくいただくことができます。フレッシュで透明感のある味はお燗でも美味しく飲めるとされていて様々な温度帯で楽しめます。
東洋美人に合うお料理とは?
東洋美人には様々なお料理を合わせることができます。
和食、洋食どちらでも美味しくいただけます。魚、肉、豆腐、チーズなどと合わせてみてください。
おすすめは少し味の強い料理との組み合わせがよいでしょう。
たとえば、塩気の強い焼き魚やサラミなどの加工食品にもぴったりだと思います。
飲食店でも提供されているお酒なので外食した際に東洋美人があったらぜひ選んでみてくださいね。
お酒を飲むときに欠かせないのがおつまみです。美味しいおつまみと合わせれば、いつものお酒がより美味しく感じられるようになるでしょう。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール お酒におつまみを合わせるコツ おつまみとお酒には相性があります。もちろん自分が好きな食べ物を選ぶ...
東洋美人の酒米
お米は地元で栽培された山田錦がメインとなりますが、毎年5種類ほどの別の酒米を使うことで、お酒の種類を増やしています。
東洋美人のファンの中には、毎年できる新しいお酒を楽しみにしている方が多いとも聴いたことがあります。
この酒蔵の杜氏さんは、米造りにも取り組んでおり、並々ならずお酒づくりへの熱い気持ちを感じ取ることができます。
お米のうまみを最大限に引き立てているのにもかかわらず、上品さも感じられなんともいえない風味を堪能することができます。
日本酒はお米を原料にして作られています。日本人の主食であるお米から作られているのでとても身近に感じられるお酒ですよね。 日本酒はお米が原料になっていますが、どんなお米でも日本酒を作れるわけではありません。日本酒を作るのに向いているお米とそうでないお米があります。またどのようなお米を使って日本酒を作...
まとめ
山口県で1921年に創業した株式会社澄川酒造場はお米の問屋さんからスタートした酒蔵です。2013年には集中豪雨に見舞われ、壊滅的な打撃を受けましたが、同業者やボランティアの支援もあり復活しました。
女性でも美味しく日本酒を楽しめるようにと完成したのが東洋美人です。
「稲をくぐり抜けた水でありたい」という願いが込められており、米の旨みと甘みを最大限に引き出つつスッキリした味わいが特徴です。
澄川酒造場は、「東洋美人」のみ醸造する小規模な蔵元で、天才杜氏と名高い澄川宜史氏が「東洋美人は”稲をくぐり抜けた水”でありたいと常々思っています。」を目指し、醸造の指揮を執ります。
東洋美人では主に酒造適合米の山田錦を使っています。自然な甘みがありのど越しがとても良いお酒となっています。東洋美人は日露会談の会食の際に提供されたことがあり、海外からも注目されているお酒です。
さらにJAL国際便のビジネスクラスでも提供されています。


















