鳴門鯛

鳴門鯛(徳島の日本酒)慶・生原酒・飛切・ナルトタイの特徴や美味しい飲み方を分析

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徳島県鳴門市にある本家松浦酒造は、幕末の文久元年に創業の酒蔵。代表銘柄「鳴門鯛」を醸造しています。こちらの酒蔵はリキュール酒の製造と、あまり日本酒の蔵元が手掛けないお酒も製造しています。

日本酒、気になる事調べものライターdencross
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リキュール酒は地元徳島県名産のスダチを原料としたお酒や、梅酒などを製造しています。
鳴門鯛はこれまで国内外の数多くの品評会で金賞を受賞する等、幅広い人に高い評価を受けています。

※この記事を書いた日本酒ライターdencrossのプロフィール

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鳴門海峡で捕れる「鯛」にちなんで命名された徳島の清酒

鳴門海峡
数ある魚の中で、ときに「魚の王様」とも称されるのが真鯛です。その中でも、大きな渦ができるほど潮流の早い鳴門海峡で捕れる真鯛の食感と風味は、格別といわれています。激しい潮流の中を泳ぎ続けているため身がぎゅっと引き締まっているからです。
さて、「鳴門鯛」と命名された清酒が徳島県にあります。本家松浦酒造場が醸造・販売している清酒で、その歴史は明治19年(1886年)にさかのぼります。本家松浦酒造場の創業は文化元年(1804年)と、すでに200年以上の歴史がありますが、明治期に五代目松浦九平氏が同酒造場の清酒を「鳴門鯛」と命名したのです。

鳴門鯛の美味しい飲み方とは?

看板銘柄、清酒「鳴門鯛」ですが、バリエーションのあるラインナップを取り揃えています。美味しい飲み方と合わせてご紹介します。

鳴門鯛 純米大吟醸

純米大吟醸は、山田錦を40%にまで精白しているお酒です。果物を思わせるような甘い上品な香りとお米の旨味や広がります。酸味も少しありますがまろやかなお酒です。Kura Master2019の純米大吟醸部門において金賞を受賞しています。
鼻からすっと抜けていく軽やかな酸味と純米ならではの芳醇な旨味、喉にしみるような深いコクが持ち味になっています。

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鳴門鯛 大吟醸

リンゴのようなフルーティーな香りが楽しめるお酒で穏やかで優しい旨味が口の中に広がります。冷やして飲むと美味しい日本酒です。ワイングラスで美味しい日本酒アワード2017~2019年3年連続で金賞を受賞しています。
大吟醸は酒造好適米である山田錦を48%にまで磨き込んでおり、柑橘系のようなフルーティな香りと優しい味わいが特徴。本家松浦酒造場のウェブサイトでは「春風のように爽やか」と紹介されています。

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鳴門鯛 大吟醸 慶

華やかな香りと滑らかな舌触りが楽しめるお酒です。辛口ですがまろやかさもありさわやかな余韻が残ります。冷やして飲んでください。

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ナルトタイ Onto the table(オントゥ・ザ・テーブル)純米大吟醸

徳島県産のお米を使用して造られています。シャープな味わいのお酒ですが香りはバナナのような甘い香りで旨味もしっかりとあります。少し冷やすか常温で楽しみましょう。

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鳴門鯛 純米吟醸

徳島県産のお米を使用しています。華やかな香りは白ワインのようです。日本酒をあまり飲まない人や女性にもおすすめのお酒です。

鳴門鯛 純米吟醸原酒


フルーティーな口当たりのお酒でコクがあります。フレンチに合わせても美味しい日本酒と言われています。

鳴門鯛 吟醸しぼりたて生原酒(生缶)

しぼりたてをアルミ缶に入れたこちらのお酒はいつでも搾りたての美味しさを楽しめるようになっています。冷やして飲みましょう。酸味がしっかりあり飲みごたえがあります。
甘い香りも楽しめます。

鳴門鯛 吟醸 飛切

冷やからぬる燗で飲むと美味しいお酒です。すっきりした余韻が残ります。

ナルトタイ 純米 水ト米

日本酒ビギナーや女性におすすめとされている鳴門鯛シリーズですっきりした味とさわやかな香りが楽しめます。ワイングラスで飲むと美味しい日本酒アワードで2016年金賞を受賞しているほか様々な賞を受賞しています。冷やして飲むと美味しいです。
洋食に合わせても美味しく頂けます。

鳴門鯛 純米 超辛口

「鳴門鯛 純米 超辛口」ですが、山田錦を仕込んで醸造した全量山田錦純米酒です。超辛口と名前にあるようにスパッとキレ味するどいお酒。口に含むとふくらみのあるコメの旨味が感じられる辛さという、抜群の調和のとれた辛口はあまり見掛ける事のない味わいです。喉越しスッキリと、あとは口の中に微かな余韻をひくことなくさっぱりとした飲み口になっています。脂っこいものとも相性はいいお酒です。

鳴門鯛 純米大吟醸 うすにごり 無濾過生原酒

「鳴門鯛 純米大吟醸 うすにごり 無濾過生原酒」、こちらも山田錦100%使用のお酒。ただの山田錦ではありません、徳島県のブランド酒米「あわいちば山田錦」を使用しています。その「あわいちば山田錦」を50%まで磨きこみ、低温でゆっくり発酵させた大吟醸酒に仕上げました。
グラスにそそぐと鮮やかで華やかなフルーテさを纏った豊かな香気が立ち上がります。口当たり軽くスッキリながら口にはコメの旨味が広がってゆき、あとはスーッと喉の奥へと消えていく感じはまさにうすにごりでありながら、将に大吟醸酒の醍醐味です。
こちらは無濾過生原酒ですから、フレッシュ感は満載。うすにごり魅力もしっかり生きています。

「鳴門鯛」にはまだまだ魅力的なお酒がラインナップされています。いろいろ試して、あなたに合った「鳴門鯛」をお選びください。

鳴門鯛におすすめのお料理とは?

鳴門鯛におすすめのお料理とは?
鳴門鯛は食中酒としておすすめのお酒なので様々なお料理に合わせやすいです。
この酒に合わせる料理はというと、やはり魚の鳴門鯛を味わうべきでしょう。コリコリした引き締まった身、ほどよい脂の乗りは鳴門鯛ならではのもの。刺し身はもちろんのこと、湯引きやあぶりにしてもたいへん美味しくいただけ、吟醸酒にはよく合います。シメにはぜひ鯛めしといきたいところです。

特に和食がおすすめですが、フレンチにも合うものもあります。
焼き魚、お刺身、てんぷら、お鍋、おでんなどに合わせていただいてみてください。

温度の違いで楽しむ

常温

常温で飲んでみると甘さと辛さのバランスが良く癖を感じないためか、ぐいぐいと飲める飲み易さを感じる事が可能です。
ただし甘さよりも、辛口なお酒が好きな人は冷やで飲む事をおすすめします。
鳴門鯛を飲む際のつまみですが、常温の際は甘みと切れのある味わいのバランスが良い感じだったりします。ですがどちらかと言うとまろやかさがやや優勢なので、熱燗と同様に焼き鳥の場合は塩で、刺身の場合はマグロの赤身や鯛といったさっぱりと食べられるつまみとの相性が良いです。

冷や

冷やで飲めば引き締まった切れのある味わいと共に、後味にほんのりとした苦味を感じられるのです。
ただし爽やかな辛口の苦味であるため後を引く程ではなく、さっぱり飲みたい人には美味しく飲む事が出来ます。
冷やの場合はさっぱりとした飲み口であるだけに、焼き鳥の場合はタレで食べた方が相性が良かったりします。刺身もマグロのトロやサーモンといった、こってり感のある物との相性が抜群です。

お酒は甘めが良いという人には、熱燗で飲むのがおすすめです。
につける事で、米の持つ甘さが前面に出て来てかなりまろやかな味わいを楽しむ事が出来ます。ただし甘過ぎるという事はないので、バランスの良い甘みを味わう事が可能です。

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