片野桜

片野桜(大阪の日本酒)大吟醸花ひとひら・織姫の里・酒屋魂の特徴や美味しい飲み方を分析

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「片野桜」は大阪府交野市にある山野酒造が醸造している酒です。地元の人でも知る人はさほど多くはなく、いわば酒好きのみに知られた通好みの酒だといえるでしょう。
交野市は大阪京都奈良の境にあって、山野酒造は生駒山系の伏流水と地元関西の上質の酒米によって、江戸時代の末期より酒を醸しています。
また、山野酒造は山廃仕込みにもこだわりを持っています。それも、多くの酒蔵がやっているような、乳酸を追加して酸度を上げる方法ではなく、蒸米、麹、水をとことんすりつぶすという昔ながらのやりかたを引き継いでいるのです。

片野桜の歴史や特徴について

星のブランコ
片野桜は、江戸末期に創業された大阪の山野酒造株式会社が製造している日本酒です。
山野酒造株式会社は、年間製造量が約500石という小規模な酒造ながらも、全国新酒鑑評会で多くの受賞歴があります。
その特徴は「原酒」に、他の酒蔵にはないほどの強いこだわりを持っていることです。製造量の約80%が特定名称酒で、その中の40%を「原酒」で蔵出ししているほどです。
全国新酒鑑評会では23年、平成25年、平成26年、平成28年度に金賞も受賞しており注目されています。
片野桜が代表的なお酒になりますがあまり知られている銘柄ではありません。日本酒好きなら一度は飲んでおきたいこだわりのある大阪の地酒です。

温度の違いで楽しむ

片野桜は山野酒造株式会社の代表銘柄の1つとして、多くの人に支持され続けているのです。そんな片野桜ですが、日本酒らしく温度によって一味も二味も違った味わいを楽しめるお酒となっています。

冷で楽しむ

冷やで飲むと少しツンとした辛みを持ちながら、後味のさっぱりしたシャープな味わいを楽しむ事が可能です。

常温で楽しむ

常温ではほんのりとした甘みと、まろやかな味わいを味わう事が出来ます。甘みと辛みのバランスが絶妙であるため、癖のない飲み口を味わう事が可能です。

熱燗で楽しむ

日本酒は甘めが好きという人は、熱燗で飲む事をおすすめします。片野桜は温める事で、ふっくらとした米の甘みが増してまろやかな味わいを存分に楽しむ事が出来るのです。

以上の事から辛口好きは冷やで飲み、甘口が好きな人は燗に付ける事で好みの味わいを楽しむ事が出来ます。片野桜は、冷やと熱燗で違った味わいとなるので合うつまみも多少違って来るのです。
冷やの場合は舌にややピリッとした辛みが残るので、イカ刺しの様なほんのり甘さのある食べ物との相性が抜群だったりします。
逆に熱燗の場合はまろやかさが後味として残るため、刺身でも白身魚の様なさっぱりとした食べ物との相性が良い感じです。
ただし常温の場合は辛みと甘みのバランスが絶妙であるため、さっぱり系でもこってり系でもどちらの食べ物とも合わせる事が出来ます。

片野桜の美味しい飲み方とは?

片野桜の美味しい飲み方とは?
片野桜にはいくつかラインアップがあります。美味しい飲み方も合わせてご紹介します。

片野桜 山廃純米無濾過生原酒 山田錦

「片野桜」の名を冠する酒には、製法等の違いによりいくつかの商品がラインナップされていますが、中でも「山廃純米無濾過生原酒」は、そうした山廃仕込みと原酒ならではの味わいを、心ゆくまで堪能できる一献です。
生の原酒の力強くまったりとした旨味と、山廃仕込み特有の奥行きのある深みが特徴です。冷やせば淡麗な喉越しが楽しめ、にすれば香りが増してほっこりとした旨味が味わえます。
片野桜の中で代表的な1本となっています。辛口でまろやかな酸味があるお酒です。
山田錦を使用していて山田錦のお米の旨味も感じることができます。余韻はあまり残らずすっきり飲むことができます。
一口、二口と味わって飲むと味の深みが感じられてより美味しくなっていきます。
氷を入れてオン・ザ・ロックで飲むと美味しくいただけます。

純米大吟醸 かたの桜 花ひとひら

さわやかな香りが楽しめる日本酒でみずみずしさがあります。フレッシュな味わいです。
やや甘口タイプです。冷やして飲む、で飲む、常温で飲む、オン・ザ・ロックで飲むなど色々な飲み方で楽しめます。
片野桜 花ひとひら 純米大吟醸 1.8L

片野桜 特別純米酒 織姫の里

交野のお米ヒノヒカリを使ったお酒です。酸味がありヒノヒカリの旨味も感じることができます。しっかりとした味のお酒です。

片野桜 純米酒

コクとキレがあり喉越しよく飲める辛口です。お米の旨みが豊かに伝わってくる純米酒になります。

片野桜 特別純米 酒屋魂

蔵・米・水ともに大阪産の日本酒になります。キレがある味わいのお酒でまろやかな旨味が口の中に広がります。

にごり酒 片野桜

しぼりたてのお酒です。さっぱりしているけれど甘さのあるお酒で独特の香りも楽しめます。季節限定のお酒となっています。
にごり酒 片野桜(Yahoo!ショッピング)

片野桜 山廃純米無濾過生原酒 雄町

こちらは雄町を使っていますので山田錦を使ったものとはお酒の味も変わってきます。
山田錦に比べると少しだけ甘みが出ていて旨味のあるお酒です。ジューシーな味わいです。
冷やして飲んでも美味しいですしで飲んでも美味しいです。温度による味の変化を楽しんでみましょう。

しぼりたて蔵出し 片野桜

フルーティーな香りが楽しめるお酒です。甘口の味わいです。季節限定で販売されています。

片野桜はあまり知られていない日本酒ですが、飲むとまた飲みたくなるそんなお酒です。
この他にもラインアップがあり季節限定で販売されているものもありますので気になったお酒をぜひ飲み比べしてみてくださいね。

片野桜に合うお料理とは?

さて、どんな料理に合うかというと、酒そのものの味が濃いめなので、あっさりした味付けの料理だと酒に負けてしまいます。照り焼き、味噌煮込みなど、やや味の濃い料理に合わせるのがよいでしょう。
甘めのお酒が多い片野桜は、甘辛く煮込んだ豚の角煮によく合います。甘口のお酒なので塩味の効いたお料理にも合わせやすいです。生ハムやチーズも良いでしょう。

他にも酸味のあるお料理が良く合います。酢の物やマリネなどさっぱりしていてよりお酒を楽しめます。お好みに合わせて選んでみてください。
大阪出張はやめられない(50代前半男性Kさんの感想)
毎日、毎日忙しいですが、大阪出張は断りません。
新幹線で東京から新大阪へ移動して、日中はかなりまじめにを仕事して、早めに切り上げて大阪のスタッフと飲みに行くことを楽しみにしています。
今日は、「かたの桜 の雄町」をいただくことができました。大阪の山野酒造さんの日本酒です。
雄町はほぼ岡山県産なので、関西のお酒に相性が良いように感じます。
わたしはあまりお酒に強い方ではないので、重厚すぎる感じは得意ではないですが、このお酒はすっきりとして飲みやすかったです。
日本酒に切り替えてからの一杯目で、私にはちょうど良いです。いい感じのお酒にはやはり和食ということで刺身ですね。つぶ貝との組み合わせが良かったです。
普段あまり日本酒を飲まないスタッフにも好評でした。若者には日本酒の良さを味わってほしいですし、白ワインよりも日本酒好きが増えていくといいと思います。
ご飯のお米の違いを感じることができるなら、日本酒のお米の違いもわかるようになると思いますのでさらに日本酒を楽しむ方が増えるといいなぁ、と思いつつ、スタッフ相手におじんさんんの説教じみた話になってしまったなぁ、と翌日反省することも多いです。
日本酒にはコンビーフ、チーズやポテトチップスにも合います。刺身や寿司ではなくても普段家にあるおつまみでも十分に楽しめます。日本各地にその土地にあったお酒があり「大阪出張はやめられない」と感じた一日でした。

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