出羽桜

出羽桜(山形の日本酒)「桜花吟醸酒・雪漫々」等の特徴や美味しい飲み方を分析

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出羽桜の歴史や特徴

「出羽桜」は、吟醸酒の代名詞とも言える日本酒です。出羽桜の味の特徴は、「熟れた果物のような華やかな香り」と例えられます。このフルーティな香りは、日本酒の雑味の原因とされるタンパク質やデンプン、脂質を徹底的に磨いて作られた結果です。
世界最大規模のワイン・コンペティションであるIWCで2回にわたって「チャンピオン・サケ」を受賞しています。平成20年と平成28年です。平成28年には山形の日本酒は「GI山形」の指定を受けています。
山形県天童市で造られている出羽桜は明治24年創業の「仲野酒造」が造っている日本酒です。当初は他の銘柄のお酒を主に製造していて「出羽桜」は高級酒として造られていました。しかし各地に販売を拡大させるために味わい深い「出羽桜」を広めていく事にし現在に至っています。
「出羽桜」は吟醸酒としてとても有名な日本酒になります。
高級感のある香りは洋梨のようだと言われていて、香りを楽しみながら飲むことができます。
口に含むと香りが広がり、なめらかな口当たりと辛口の味がとても美味しい日本酒です。
価格がリーズナブルなこともあり、手軽に楽しめる日本酒として日本酒好きの間では毎日楽しまれている人もいます。
海外でも広く知られている銘柄で世界でも販売されています。

出羽桜のこだわりの製造方法

酒米

出羽桜では、米を精米して残った米の割合である精米歩合が、一番高いもので35%、平均して50%まで酒米を丁寧に磨き上げます。使用する酒米は、「出羽燦々」「出羽の里」「雪女神」といった山形のお米です。兵庫県産の「山田錦」も使われます。「山田錦」は山形県での栽培が難しく、他県産の米に頼らざるを得ないためです。

酒造りに使われる水

酒造りに使われる水は、山形県の豊富な地下水を汲み上げたものです。また、麹菌や酵母にも山形県が独自に開発したものがあります。よく知られているのは「オリーゼ山形」や「山形酵母」です。「オリーゼ山形」は糖分を生成するα-グルコシダーゼの活性が高いのが特徴です。「山形酵母」は酸の生成が少なく、醸造した酒をマイルドにするのが特徴です。
日本酒をおいしい状態で保存するには、完成後の出荷管理が不可欠ですが、出羽桜酒造では脱酸素装置で酒の中の酸素を除去してから、マイナス5度のタンクで保存しています。これは出羽桜酒造が全国で初めて導入した技術で、酒の香り成分を酸化させないために行います。

いくつか種類がありますので有名なものをご紹介しますね。

出羽桜 桜花吟醸酒

海外でも高い評価を受けている出羽桜 桜花吟醸酒は、出羽燦々という地元で栽培された酒蔵適合米を使用しています。

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出羽桜 大吟醸 雪漫々

キレのある辛口のお酒です。冷やして飲むととても美味しくいただけます。

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出羽桜 出羽燦々誕生記念

青リンゴのような香りが楽しめるという出羽桜です。常温でも美味しく飲むことができ、やや辛口よりなので辛口が苦手な人も飲みやすくなっています。山形オリジナルの原料だけで造られていて山形を代表する1本です。

出羽桜 出羽燦々誕生記念 無濾過生原酒

火入れをせず完成させた1本は濃厚な旨味と爽やかな酸味が楽しめます。しっかり冷やして濃厚な味を楽しんでみてください。

出羽桜 出羽の里

インターナショナル・ワイン・チャレンジの酒部門でチャンピオンになった1本です。
濃すぎずしかしきちんと味わいがあるお酒として有名です。中口で辛さが抑えられていて飲みやすい日本酒です。

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出羽桜のおいしい飲み方は?

「出羽桜」はどのように飲むと美味しく飲めるのでしょうか。
「出羽桜」は飲み方により異なる味を楽しめるので熱燗でも冷やでも美味しい日本酒です。
夏は冷やで飲んで、冬は熱燗でというように楽しんでみても良いですし、その日の気分で飲んでも良いです。
冷やにすれば辛口の味をより楽しめますし、熱燗にすれば香りをより楽しめます。

出羽桜に合う料理とは?

出羽桜はやや辛口の日本酒になりますので、日本食に良く合いますがおつまみを選ぶなら塩味のあるものがおすすめです。
より日本酒のうま味を引き出してくれます。塩辛やたこわさ、するめなどが良いでしょう。お料理はお刺身豚の角煮などがおすすめです。
冬に美味しいお鍋やおでんも日本酒と良く合います。
辛口の日本酒はお食事中でも飲みやすいと言われていますので、美味しい食事と一緒に味わってみてください。
出羽桜の公式サイトでは、お酒に合うお料理レシピの紹介ページが設けられています。そちらにも出羽桜に合うおつまみやお料理が紹介されていますので参考にしてみてくださいね。

「出羽桜」に関するうんちくや感想

鶏肉に合うお酒(20代後半男性Bさん)
日本酒「出羽桜」は酒のエキスパートの間では鶏肉によく合う酒として広く知られており、特に甘酢煮や梅煮などにした鶏肉によく合います。
一般論としてこの酒はまろやかかつ軽快な飲みごたえであり、大酒飲みにはまさしくうってつけでしょう。特にベストセラーは「誠醸」であり、やはり軽快な飲みごたえ、「出羽桜」の中でも輪をかけて様々な和食に幅広く合うという相性の広さが何にも代えがたい売りです。
「出羽桜」全体として、常温で飲むと一番おいしいですすが、「誠醸」は冷やし以外ならどんな飲み方でも大抵は美味しいという評判になっています。
私個人は酸味のある酒が好きなので、もう少しだけでも酸味があって悪くはないと思います。ただ、甘みは本当に丁度良い感じだと考えています。
これは私の意見に過ぎませんが、癖のない味わいなのでマグロと一緒に食べるのもまたいいでしょう。
「出羽桜」全体として一升が2000円もせずに購入できるため、普段の食事で飲んでも別段問題ない値段と言えます。このお酒は山形県限定品なので、山形旅行へ行った際のお土産としても決して悪くありません。勿論山形の郷土の人々にとっても馴染みのお酒として定着しています。
もしもさらさらとした飲みごたえを楽しみたいと言うなら「雪漫々」も1つの選択肢に挙がります。如何にもという程の万人受けするフルーティーな味わいなので、結婚式の引き出物などのような贈り物には無難というかピッタリです。
おしゃれなラベル「出羽桜」に挑戦(20代前半女性Sさん)
本日も行きつけのお店で日本酒を頼んでみました。
こちらのお店は、いつも大体決まった酒蔵さんから仕入れていて、その酒蔵さんの作っている種類が多数置いてあるのですが、どうやら今日は違う所の日本酒があるという・・・
それが、「出羽桜」でした。
そして、ラベルがおしゃれ。思わずポートレートで撮ってしまいました。
紫ベースに和柄のラインが引いてあり、中央に「出羽桜」とシルバーででっかく書いてある・・・見かけたらつい飲みたくなってしまうでしょう。
今回紹介するのは、「純米吟醸」の出羽桜。
さらに「江戸ラベル」という付加価値付きです。
山形の蔵元である出羽桜酒造で作られているものですが、どうやら販売者が東京のようで、「東京向け」として開発されたよう。
なのでベースが「江戸紫」色、柄が「江戸文様・吉原つなぎ」なんですね。
そんなラベル紹介はおいておいて、、冷やしてお飲みくださいという楽しみ方にのっとってしっかり冷えたお猪口でいただきました。
う~~んフルーティーでキリッとして美味しいですね。
真夏に飲んだので、ひんやりさっぱりがとても気持ち良かったです。
夏はビール!じゃなくて夏は出羽桜!といっても過言ではない勢いでした。
おつまみには、カマンベールのアヒージョを作っていただきました。カマンベールの濃厚さと、出羽桜のさっぱりさが対照的でそれがまた合う・・・。
フルーティーな日本酒って香り高くておしゃれな味がするので、おつまみと合わせるのが難しいのでは?と思っていたのですが、洋風なおつまみと一緒に飲むことで、なんだかワインのような飲み方ができると思いました。

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