新政 ナンバーシックスXタイプ

新政(秋田の日本酒)「ナンバーシックス・亜麻猫」等の特徴や美味しい飲み方を分析

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日本酒人気が高まってきました。少し前であれば、日本酒は「親父臭い」などとして若い世代からの人気はイマイチでしたが、ここに来て幅広い世代からの支持を集めるようになりました。新政についても、そんな日本酒の代表格といっても良い存在であり、着実に人気と知名度をアップさせています。

新政の歴史

秋田
そんな新政の歴史を振り返ってみる場合、1853年にまで遡る必要があります。当時は江戸時代末期であり、さまざまな面で不安定な状況に包まれていました。「新政」のネーミングについては、明治政府が掲げた新政厚徳(しんせいこうとく)の一部から引用したものであり、当時製造に関わっていた人たちの並々ならぬ覚悟と決意が感じられます。直訳すると「新しい政(まつりごと)」となり、その作り手の思いは時代を超えて後世に脈々と受け継がれてきました。
現在の新政の製造を行っているのは、8代目の社長を中心にしたメンバーです。ここまでの人気を集めている理由として、古くから伝わる歴史を大事にしながらも、時代の変化に合わせた柔軟な発想を取り入れる大胆さを持ち合わせているからです。
歴史や伝統を重んじる一方で、トレンドや流行りを受け入れる寛容さが新政の揺るぎない人気の原動力です。肝心の味の方も、キリリとしている辛さの中にも、まろやかさや飲みやすさを感じるとして、通好みの味わいと評判です。癖がないため、和食との相性もばっちりとして、食中酒としても好まれています。

新政の「6号酵母」

「新政」は、秋田県の酒造メーカーから展開されている日本酒の銘柄です。新政には多くの銘柄が展開されていますが、新政酒造は寛永5年に創業された蔵元ですべての日本酒で6号酵母を使用するというこだわりを持って酒造りを行っています。
6号酵母の特徴は、寒冷地でも発酵する力が高いことです。6号酵母を使用すると、秋田のように降雪量が多い土地でも、上質の日本酒ができることが知られています。
この酵母は酒造りに使われる酵母の中でも最も古いものとされていて誕生させたのが新政酒造でした。
寒冷な地域でもしっかり発酵してくれる酵母で、寒い地域で酒造りをするのに最適なものとされています。

生酛(きもと)造り酒米・水にこだわり

さらに新政酒造では生酛(きもと)造りにもこだわっています。大量生産できない方法なので、近年は他の方法を用いている蔵元も多い中、手間をかけて美味しいお酒を生み出すことに力を注いでいる酒蔵です。
新政では秋田県産の米を使用しています。この点も新政のこだわりと言えるでしょう。
多くの酒蔵では酒造適合米として人気の高いものを採用していますが、あえて秋田のお米にこだわることで新政にしかない味が生まれています。
新政に使われている米は、あきた酒こまちや美山錦といった秋田県産のものに限定されています。酒米に加えて、仕込み水も秋田県産を原料にしています。ワインで言われるテロワールが感じられる日本酒が新政です。
新政は純米つくりで、醸造アルコールなどは添加されません。現在は廃れてしまった木桶仕込みが今も用いられ、クラシックな技術が現代の技術と絶妙な融合を遂げています。

日本酒のサイズと斬新なパッケージにも注目

日本酒の瓶のサイズは1升瓶が一般的とされていますが、新政では1回で飲みきれるまたは早めに飲みきれるサイズにして販売されています。これにより風味が落ちず最後まで楽しめます。
新政は酸化を嫌うので、銘柄の多くで四合瓶が採用されています。通常、日本酒の瓶は一号瓶が標準的です。四合瓶は720㎖ですので、短期間で飲みきれるサイズです。
日本酒はデリケートなものなので、早く飲みきれるようにしていることで最後まで美味しく飲めるのも新政の良い点でしょう。
四合瓶を彩るのが斬新なパッケージです。
新政のパッケージは、ワインやシャンパンを連想させるもので、他の日本酒と一線を画しています。エッジのきいた遊び心満点のパッケージは、インスタ映えに注目する購買層を呼び込みました。新政は入手困難な人気銘柄です。
斬新なパッケージデザインは一度見ると忘れないと評価されています。おしゃれなパッケージによって購入者も増えました。

新政の美味しい飲み方とは?

新政はいくつかの種類があります。そのため銘柄で味に違いが出てきますが口当たりの特徴として酸味がある中にお米の旨味を感じることができる日本酒になっています。さらに口に入れると少しシュワっとした炭酸のような感じがあるのも特徴となっています。
白ワインのようだともいわれますが、フルーティーさは少ないので白ワインよりもさらに上品な味わい、優しい味わいになっています。

新政 ナンバーシックスXタイプ

新政の中でもとても人気があるシリーズがナンバーシックスシリーズとされていて、その中の最上級がXタイプです。
濃厚さと酸味のバランスが取れているものでふくよかな味わいです。

新政 純米 瑠璃(ラピスラズリ)

ウイスキーのような味わいを楽しめるとされている日本酒でお米の旨味が感じられます。他には無い日本酒として知られています。

新政 天鵞絨(ヴィリジアン)

軽やかな酸味が感じられる日本酒です。木のような香りを楽しめます。華やかな香りが上品な日本酒です。

新政に合うお料理とは?

新政は、口に含むと炭酸のような泡感をわずかに感じます。酸味が爽やかに感じられ、米の旨みがじんわりと広がるのが新政の特徴です。白ワインに似ていると言われることもありますが、ワインのようなフルーティさはなく、よりフレッシュ感がまさる淡白さが魅力です。
すっきりした味わいの新政はどのようなお料理にも合わせやすいです。味の濃いお料理でもすっきりしたワインのような味がお料理を引き立ててくれます。和食でも洋食でも合わせやすい日本酒でしょう。
白身魚のお刺身や煮つけなどに合わせてみてください。濃いめに味のついた炊き込みご飯もよく合います。
日本酒慣れしていない人も飲みやすいお酒になっていますので、ぜひ新政とお気に入りのおつまみやお料理を合わせて楽しんでみてくださいね。

上善如水を実感出来る1本(30代後半女性Tさん)
美味しいお酒ほど水のようである、もしくは水のようにグイグイ飲めてしまうという意味などで、“上善如水”という言葉が使われるそうですが、秋田の『新政』のシリーズは正に水のように飲めてしまうおすすめのお酒です。
私は普段は日本酒を飲む習慣がなくどちらかというとちょっと苦手意識があったのですが、新政はそんな私に日本酒の魅力を開いてくれました。
新政酒造は秋田県の日本酒のスタイルを代表する醸造家で、嘉永5年(1852年)創業の老舗です。
ちょうど江戸時代末期ペリーが黒船で浦賀に来航して、長い泰平の世の眠りを起こした頃から現代に至るまで伝統を繋ぎながら、醸造の技術革新に打ち込み秋田の日本酒をリードしてきました。
秋田はあきたこまちを代表とした米どころです。その米は秋田の美しい水によって育ち、厳選された米と美しい水によって新政が出来上がるのです。
私は新政を飲んだ時、それを味という表現に当てはめる事が難しく、ただとても澄んでいて純粋な産まれたばかりのような新鮮さに衝撃を受けました。
確かにお酒なのですが、お酒の枠を超えたとても美味しい液体、美味しい水が新政なのです。新政はなかなか近くの量販店で見つけることが難しく、ネットの通信販売サイトで手に入れるのが確実です。
しかし、価格が比較的リーズナブルなのでお店で見かけたらラッキーです。私のおすすめの新政はNO.6のX(エクセレント)です。740mlで1本2,000円もかかりません。
日本酒が苦手な人、女性と一緒に美味しいお酒を楽しむ時に新政を飲んでみてはいかがでしょうか?秋田の自然の恵みと“上善如水”を体感出来ると思います。

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