「花邑」という日本酒をご存知ですか。「花邑」を語るうえで、秋田県湯沢市の老舗酒蔵「両関酒造」についてお話しなければなりません。

※この記事を書いた日本酒ライターdencrossのプロフィール
花邑の歴史や特徴とは?
美味しいお米を沢山栽培している秋田県では、酒造りも盛んに行われています。
有名な酒蔵も多く、秋田限定の地酒も多いですね。
1874年に創業した両関酒造は、個人商店からスタートした酒蔵で戦前からとても美味しい日本酒をつくる酒蔵として知られていました。
「十四代」を誕生させた「高木酒造」との関係
「両関酒造」が新たに立ち上げたブランドが「花邑」です。ただ起ち上げただけではありません。
「花邑」は、両関酒造が手掛けた日本酒ですが、この日本酒の誕生には、山形の高木酒造の力が大きく関係しています。
酒造業界では極めて異例とされる異なる酒蔵による技術指導と監修のうえ醸造されたお酒なのです。
そして、技術指導と慣習を行ったのが、現在の日本酒シーンをリードしてきた、山形県の高木酒造社長の高木顕統さんの協力があったためでした。
「花邑」は、まさに幻の酒の流れを汲んだ貴重な日本酒なのです。
高木酒造といえば、入手が難しい日本酒として有名な幻の酒「十四代」の醸造元です。「花邑」は「十四代」のノウハウに両関酒造の伝統を融合させた新たな試みのお酒なのです。
「十四代」は日本酒の中でもプレミア品として知られている銘柄です。飲んだことが無くても名前を聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。あまりの人気ぶりに品薄状態が続き、「今、最も入手が困難な日本酒」とも言われるほどのお酒です。 ※この記事を書いたお酒ライターAnchanのプロフィール...
製造方法もこだわりがあり、低温長期醸造法と呼ばれる製法で完成させています。
この方法は時間をかけてゆっくりと発酵させていく方法できめ細かな味わいの日本酒ができると言われています。
寒い地域の気候を活かした製造方法となっています。
花邑の美味しい飲み方とは?
日本酒を飲むと後味に酸味または苦味が残ることもありますが、「花邑」は後味がサラリとしてまろやかなので、日本酒が苦手だという人にも飲みやすいのではないでしょうか。
そして、口の中に含んでよく味わうと、その上品な味わいの中にほのかに米の味を感じることでしょう。
日本酒というのは、材料にこだわっても、技術にこだわっても、そのどちらかだけでは美味しい日本酒は完成しないのです。
まずは、日本酒としての美味しさを十分に堪能し、それから様々な飲み方をしてみるというのも良いのではないでしょうか。
冷酒として飲むのも美味しいですが、熱燗で飲むというのも、また違った味わいを楽しむことができます。
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花邑 純米吟醸 美郷錦 生酒
毎年この時期の生酒⁉️昨年は純米酒で販売していた花邑美郷錦 生が今年はグレードアップして純米吟醸で初登場🎄
大切な酒友と今年を振り返って
呑みます🥂 pic.twitter.com/YvmluidI8y— たけい (@sohkun0671) December 19, 2020
酒蔵適合米の美郷錦を使用して造られた生酒です。生酒のフレッシュな味わいを楽しめます。ジューシーな香りが楽しめる日本酒で冷やして飲むとより甘みが増します。後味はすっきりしていて飲みやすいです。
純米酒 花邑 陸羽田
酒蔵適合米の陸羽田を使用した日本酒です。栽培量が少ない貴重なお米を使用しているのでなかなか手に入りにくいお酒です。甘い香りと濃厚でフレッシュな甘み、酸味が調和した味わい。食中酒として楽しむのに向いたお酒に仕上がっています。ワイングラスで美味しく飲めます。
花邑 純米吟醸 雄町
搾りたてのお酒を手作業で瓶詰して、壜火入れによって仕上げられた一品。適度に冷やして冷酒でいただくのがスタンダートなスタイル。グラスに注ぐと、上質というか華やかでクリアな香気がスーッと立ち上がってきます。
一口含むと、ふわっと広がる雑味のない透明感のある甘味とふくよかな旨味。さらりとした舌触りのあと、スッと喉の奥へ消えていきます。
後口には微かに甘みを残しながら、余韻はクラシックの演奏のようにフェードアウトしていきます。あっさりとした、出汁のきいたお料理にあいそうなお酒になっています。
両関 純米大吟醸「花邑」愛山
酒蔵適合米の愛山を使用して造られたお酒で芳醇な香りと甘みを楽しめる日本酒です。
火入れは1回行われています。少し冷やして飲むのがおすすめです。
花邑 純米吟醸 酒未来
酒蔵適合米酒未来を使用して造られた日本酒です。濃醇な旨味が広がる日本酒です。冷やして飲むのがおすすめです。
純米酒 花邑 雄町
酒蔵適合米雄町を使用して造られている日本酒でワイングラスに注いで味わうのがおすすめと言われている商品です。桃のようなジューシーな香りが楽しめて、飲んだ後は軽やかな味わいです。スッキリ飲める日本酒でお料理にも良く合います。甘さと旨味と酸味のバランスが取れていて深い味わいです。
「花邑」は他にもいくつかの商品がありますが、いずれも日本酒の魅力が詰まっているお酒で、日本酒の持つポテンシャルの奥深さを感じさせてくれます。
しかしながら、「花邑」を入手するのは簡単ではありません。少数醸造で販売期間が短いためです。価格も手ごろで、もし、目にすることがあったら、即買いしても損する事はありません。
花邑におすすめのお料理とは?
「花邑」は、ゆっくりと楽しむことが出来る日本酒です。スッキリとキレ味が良くて口の中にはほんのりと甘さが残るのが特徴的です。
そして、飲む瞬間に香る上品で華やかな香りは日本酒を愛する人の心をくすぐります。料理と合わせて飲む日本酒としては最適です。癖のない味で、あっさりした和食との相性はとても良いです。
薄味のお料理やあっさりしたお料理にも合わせることはできますが、味が濃いものはより美味しくいただくことができるでしょう。
冷ややっこや枝豆など定番のおつまみにも良く合いますよ。色々な組み合わせで楽しんでみてください。
花邑はなかなか手に入らない貴重な日本酒なので一度は飲んでみたいですね。
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「花邑」のまとめ
「花邑」は秋田県で有名な日本酒です。
何故有名かというと、幻のお酒と呼ばれている上に純米酒であるからです。そのため、入手困難な日本酒として名前が広がりました。
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